エミリー・アモンド

登録日:2012/02/10(金) 19:40:36
更新日:2024/02/15 Thu 00:27:17
所要時間:約 6 分で読めます





やめさせたいんです。こんな戦いなんか




エミリー・アモンド(Emily Amonde)とは『機動戦士ガンダムAGE』に出てくる第一部のヒロインである。(多分)

髪の色:金

声:遠藤綾
性別:女性
年齢:14才(第一部)→39才(第二部)→50才(第三部)


☆概要

フリット・アスノ幼馴染で第一部のヒロイン。
アリンストン基地整備部所属の技術士官のバルガス・ダイソンは彼女の祖父。

コロニー「ノーラ」でのUEの襲撃時に、バルガスやディケと共にディーヴァに避難してノーラを脱出した。

フリットに恋しており、戦いに出る彼をいつも心配していて、
ガンダム開発に情熱を注ぐフリットを理解しつつも、彼に戦いに参加して欲しくないという本心との間で揺れ動く。
ドラマCDでもその部分が結構掘り下げられており、ノーラからの顔馴染みのラーガン・ドレイスウルフ・エニアクルにもフリットが好きな事がバレバレであった。
フリットが、軍人として戦場に立つ決意をした時には、戦いから遠ざけるべくグルーデックやウルフ等に働きかけたりした。

フリットがウルフからガンダムを賭けて模擬戦を挑まれた際には、
フリットが負けたらガンダムに乗らなくていいという想いから真っ先に受けた(結果的には、フリットはウルフに認められるだけだったが)。

また、コロニー「ノーラ」での本来のディーヴァ艦長を襲って艦長になり替わるグルーデックの謀反も目撃しており、
不信感を抱き真意を問いただすが、彼の主張に反論することはできず、悩むことになる。

けれど、彼女に転期が訪れることになる。
マッドーナ工房に行った際にララパーリーから諭されて、フリットを認めて彼を支える決意をする。

アンバット要塞攻略戦では裏方として負傷したラーガンの応急処置などをしていた。
これに至る前に、グルーデックが真意をクルーに話した際、フォンロイドの非を証言し擁護する立場に回っている。

そして、要塞攻略戦をフリットと生き抜く。


フリット編では1話も欠かさず登場し、女性キャラの中では作中屈指の出番を誇る。
エミリーの内面の成長を濃く描かれており、グルーデックと並び準主役的役割を担った。
ヒロインとしての扱いとしては確かにユリンの劇的さに隠れがちとは言えるかもしれないが(ガンダム国勢調査もネタにされた)。

フリットはエミリーとプラネタナイトを観に行ったり、転けそうな時に手を差し伸べたり、
砂煙から守ったり、爆発の影響で命の危機に晒された時に間一髪で助けたり、
機嫌を損ねて外に出たエミリーを探しに行くなどフリットにとってもエミリーが大切な幼馴染であることがわかるシーンが多くある。
単純比較はできないほど方向性の異なるヒロイン像とも言えるかも?



【外伝作品】

ゲーム版では青年フリット編にも登場。
ここではフリットとの仲が本格的に進行しているのが描かれている。
医療チームの研修のためトルージンベースに滞在しており、そこでフリットと再会する。
フリットとは久しぶりの再会もあって少々ぎこちない中であったが打ち解けていきフリットもエミリーを意識するようになり仲が結ばれていく。
他に登場人物が出ない為、チャットもほぼ二人の独擅場である。

第二部のドラマCDにおいては、フリットがアセムに対してエミリーに求婚した経緯を話している。
何でも、「フリットは自分の能力と行動力に付いてこられる奴は以外は無視して、ただ我武者羅に突き進んできた。
が、ふと気付くと、部下も皆フリットに付いて行けず自分は孤独になりかけていた。
そんな中で、エミリーだけが彼を常に見守ってくれていたことに改めて気が付き、気付けば求婚していた」
とのこと。

ちなみにドラマCDによればアセムの出産は相当な難産だったらしい。


【第二部】
39歳になり、フリットと結婚しており、第二部の主人公である息子アセムと娘ユノアの二人の子供に恵まれる。

声優は変わらないがロリ声から絹江またはシェリル声になった。
外見は普通にそのまま大人になった感じ。バルガスの血は発現しなかったようだ。

多忙な夫に代わり家庭を切り盛りする良妻賢母で、子供たちが頑固で減らず口な父親に似ず素直な良い子に育っているのも彼女の教育が良いからだろう。
しかしフリットの延長で覚悟してるのか戦いに赴くアセムについてそんなに悩んでない様子(流石に抵抗はあるらしく、フリットがアセムにAGEデバイスを渡した際には俯いてしまっていた)。


出番は多くないが、人妻&母親属性がついたため一部の熟女スキーからは注目を集めている。
ただ今後ミーちゃんが出てくるため熟女ポジとしては危うい。



【第三部】
孫であるキオ・アスノの誕生をユノア、父となったアセムと共に見届ける。この時は50歳であり皺が出来るなど、流石に歳をとった印象を受ける。

フリットからアセムの生存報告を受けた。

…が、アニメ本編には一切登場しなかった。エピローグの肖像画とED映像のみの出番である。
どうしてこうなった。


【小説版】 
フリットに恋をする様になった経緯や世話焼き幼なじみとしての側面が強調されており、

本編よりも戦うフリットに対して協力的ではあるが、そうして「フリットの助けになりたい」と願う反面、
「フリットを命の危険に曝したくない」という気持ちとの板挟みになり終始悩み続けることになる。

ミンスリーではフリットとユリンが抱き合う姿を目撃し、
さらにAGEビルダーのオペレーターを務めてガンダムの戦闘の一部始終を見ていたため、
フリットとユリンの悲劇の顛末を全て把握することに。

エミリーにとって非常に辛い現実と向き合わなくてはならなくなった。
だがそれはエミリーを一人の女性として大きく成長させ、そんな彼女の真っ直ぐな気持ちは、
ユリンをはじめとした多くの人の死に押しつぶされそうになったフリットを救うことになる。


アセム編ではフリットと過ごせる時間は大幅に減ってしまったが、にもかかわらず心が通じ合い、何もかもわかりあっておりアセムをいつも驚嘆させていた。

上記の経験を活かし努力を重ねたためか、
コンピュータ統合生産(CIM=Computer Integrated Manufacturing)とコンピュータ支援設計(CAD=Computer Aided Design)の第一人者として名が知られている。
父や曾祖父同様に、アセムのコンプレックスの原因の一つである。



スーパーロボット大戦BX
原作再現がキオ編から始まるので登場しない。




……と、思われたが第41話クリア後のシナリオデモにてまさかのサプライズ出演(ただし通信という形での登場で、顔グラは無し)。

過去の因縁と妄執を乗り越え、ヴェイガンとの決戦を終えたフリットに労いの言葉をかけた。


追記・修正はフリットに恋心を持ってからお願いします。

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最終更新:2024年02月15日 00:27