アナザーゴッドハーデス

登録日:2023/02/14 (火) 00:24:27
更新日:2023/11/07 Tue 16:27:35
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『アナザーゴッドハーデス -奪われたZEUS Ver.-』とは、2014年にユニバーサルエンターテインメント系列のミズホから発売された5号機のパチスロである。
本項目では、続編である5.9号機『アナザーゴッドハーデス -冥王召喚-』および6.5号機『アナザーゴッドハーデス -解き放たれし槍撃 Ver.-』、その他スピンオフ作品についても解説する。





概要

ミリオンゴッド』シリーズの6作目にして、初のゼウス以外を題材とした外伝的位置付けで開発された。
通称は『アナゴ』、『ハーデス』など。
5号機移行後のGODシリーズは、過去2作共にART機として発売されたが、本機はAT機*1となり、純増約2.9枚/Gと5号機でも屈指の出玉速度を誇る。

チャンスゾーン『HELL ZONE』

通常時・AT中問わず、鎖が出現する演出のあと、図柄が紫になった「324」が揃うと突入(鎖なしの場合はリーチ目)。
最低5G、最大で15Gまで継続し、AT抽選を行う。

上乗せ特化ゾーン『JUDGMENT』

本機の目玉の1つであり、AT当選後は必ずこれを経由する。
ゲームの準備状態を経て、上段黄7が2回成立すると発動し、3種類の特化ゾーンから1つが選択される。
準備状態中は、レア役成立により昇格抽選を行っている。

『RUSH OF KERBEROS』

ケルベロスが登場する。通称犬または駄犬。
通常時のJUDGMENT当選の9割がこれで、最低5G+‪αの1G連で上乗せを行う。6G目以降は継続率抽選に漏れるorレア役が成立しなくなるまで上乗せを続けるが、仕事してくれない時もしばしば。
ただ、超犬と呼ばれる高確率版の場合は話が別で、なかなか終わらないどころか、1回のジャッジメントで4桁乗せることもある。

『ZONE OF PERSEPHONE』

ハーデスの嫁であり、ゼウスの娘でもあるペルセポネが登場。通称は「女」「ペル」「セポネ」など。
最低10G+‪α継続し、その間9分の1で成立する逆押し(or逆ハサミ)紫7を揃えると50G以上の上乗せが確定する。
さらに紫7成立時の5分の1の確率でコンボフリーズへ移行し、継続率抽選に漏れるまで、紫7が揃う度に50G以上追加される。コンボフリーズが不発に終わっても50Gは保証されるので安心しよう。

『PREMIUM OF HADES』

冥界の王、ハーデスが降臨する。通称は「おっさん」「冥王」「お父さん」など。
ペルセポネ同様、最低10G+‪α継続するが、最上級のジャッジメントということもあり、9分の1で成立する中押し冥王を揃えると1回で100Gもの上乗せが確定する。
もちろんコンボフリーズも完備で、これが何度も揃った日にはもうウハウハである。
この他、初期ゲーム数として100Gを持っているが、この100Gだけで終わった場合は「ただのおっさん」と酷評されることも。しかし、上振れた時の爆発力は凄まじい。

AT『GOD GAME』

JUDGMENT終了後に突入するATで、純増約2.9枚/G。
従来のGODシリーズとは異なりゲーム数特化タイプとなっているため、セット数を上乗せするのは基本GOD揃いのみとなっている。


全回転フリーズ


1 2 3
デン……

グァアアア…

   4
  2  
3   
ジジジジ……ジジ……

えっΣ(゚д゚;)

(♪大いなる破壊)
ピキッ……ピキッ……ピキン……パリン!


7 7 7
3 3 3
5 5 5
7 7 7
3 3 3



本機最大のプレミア要素。
いつも通りレバーを叩いたら、突然全リールが停止すると同時に画面がクラッシュ。その後はゆっくりリールが回り、液晶画面もそれに連動して357の数字が、リールに連動して回る。
この演出が発生した時点で紫7or冥王orGOD確定。比率は1:1:1となっているため、どれが成立しているかはリールが止まるまで本当に分からない。
演出終了後は、紫7と冥王が上段リプレイ、GODは右下がり黄7が揃う。
ちなみに通常時の逆押しペナルティ状態で全回転フリーズのフラグが成立した場合もフリーズ演出自体は発生する。しかし、ATは無効となり、ただのリプレイor黄7に成り下がってしまうため気をつけたい

続編

『アナザーゴッドハーデス -冥王召喚-』

2018年12月に稼働開始したシリーズ2作目で、5号機から6号機への過渡期にあたる5.9号機のART機として登場した。
規制強化に伴い、有利区間*2が1回最大1500G、純増2枚という制約を受けてはいるが、概ね初代のゲーム性を継承しており、以下の追加要素もあった。


チャンスゾーン『JUDGE OF THANATOS』

継続ゲーム数が5Gと短い代わりに、GGに当選すればペルセポネ以上が確定する。
さらに、Vが揃えば後述の『ANOTHER LEGEND』が確定し、有利区間完走も見えてくる。

JUDGMENT『ANOTHER LEGEND』

ハーデスを超える最強のジャッジメントであり、10Gの継続保証+‪αという点こそペルセポネやハーデスと同じだが、毎ゲームいずれかの上乗せが発生する大盤振る舞い。
さらに、冥王紫7が同時に揃うこともあり、その場合はハーデスを抱き締めるコレー(ペルセポネ本来の姿で、ドレスが白くなっている)の姿と共に150G以上の上乗せが確定する。リア充爆発しろ
ちなみに、BGMは『ワルキューレの騎行』のアレンジ版。

ラストフリーズ

ART終了時に256分の1の確率で発生。
ART終了画面の背景がレバーオンと同時に崩れ、パッヘルベルの『カノン』とともに光の階段を登る演出の後、その時点で残っている有利区間が全てGGのゲーム数に上乗せされる*3
当然完走確定となるため、発生後は強制的に専用ステージの「THE ENDステージ」へ移行する。完走までそのままなので作業ゲー感半端ない。



しかし当時は、5号機最高峰の爆裂機として名を馳せた『凱旋』や初代『ハーデス』がまだ健在であり、さらに5.5号機として開発された前作の『アナザーゴッドポセイドン-海皇の参戦-』以上の規制を受けスペックが初代から大幅に弱体化した結果、物の見事に大爆死する結果となってしまったーーー




ユニバは言っている、
冥王はここで終わる運命ではないと……





この撃で時代を変える!

『アナザーゴッドハーデス -解き放たれし槍撃 Ver.-』

2023年2月にユニバチャンネルでPVが公開され、パチスロファンを驚愕させた新たなハーデス。
2023年4月から稼働することが告知されており、最近話題のスマスロ*4ではなく、あえて従来型の6.5号機としての登場となった。

筐体は『冥王召喚』の流用となっており、『冥王召喚』の新台を当時購入していたホールは、本機への無償アップデートが可能となっている模様。
ただし、アップデートの権利を行使するためには、事前にメーカーへ『冥王召喚』の筐体を返却している必要があるようだ。



スピンオフ

『アナターのワイフ ゆるせぽね』


『アナターのオット!? はーです』




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最終更新:2023年11月07日 16:27

*1 アシストタイムを搭載した機種。小役成立時に、その押し順を液晶画面上でナビする。

*2 AT・ARTなどの抽選を行う区間。当選後のAT・ART消化中も含む

*3 ちなみに、この時のゲーム数表示はいつもの赤色ではなく、『系譜ZEUS』同様の金色。

*4 スマートスロット。メダルを使わない新世代のスロットであり、5.9号機以来爆裂AT機開発の枷となっていた有利区間が撤廃されるなど、ユーザー・メーカー問わず利点も大きい