ヒナイチ(吸血鬼すぐ死ぬ)

登録日:2023/03/25 (土曜日) 19:35:00
更新日:2024/01/24 Wed 15:22:22
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「ちんちん!ちんちん!ちんちん!」


ヒナイチは吸血鬼すぐ死ぬに登場する女性キャラ。

CV:日岡なつみ

●目次

【概要】

赤毛を腰まで伸ばした少々目つきの鋭い女性。
ヘアバンドをつけていてアホ毛が一本伸びている。
19歳。

新横浜警察の吸血鬼対策課に配属されたばかりの新人だが、その実力と功績が高く評価されている期待のエリートでヒヨシ隊の副隊長を務める。
性格はエリートらしく生真面目。しかし欲望(主に食欲)に負けやすい面もあり、まだ幼さの抜けない面も見せる。
自室にはトレーニングアイテムやぬいぐるみ等が置かれている。

ちなみに愛読書は刃牙。全巻揃えている。
吸血鬼すぐ死ぬの世界に本物の烈海王が来た回があるが、残念ながら会う事は無かった。

【人物像】


◆初登場

初登場は1巻6死。
吸血鬼退治人の事務所に住み着いた吸血鬼ドラルクの危険度を調査するために事務所に来訪する。
この時はドラルクに挨拶として手の甲にキスされた事に動揺して逃げ去ってしまった。
さらに生真面目な性格が災いしてドラルクを危険な吸血鬼と過大評価してしまったことから彼女のエリート街道は下り坂になってしまう。

監視任務を志願するも、ご存じの通りドラルクは人畜無害もいいところのクソザコ吸血鬼。
それに気づいた時には既に遅く、本部長の判断で陳述が通ってしまい、無意味な監視を続ける羽目になってしまう。

出世街道から転落したが床下での監視業務を気に入っており、第152死で吸血鬼対策本部長の兄カズサが視察に来た際には、ドラルクに監視価値なしとバレないよう三文芝居に協力していた。
兄カズサにはドラルクが無害だとバレていたが、ドラウスや御真祖様が強大な吸血鬼ということもあり、そのまま監視を続けるよう指示された。

◆お菓子好き

そうするうちにロナドラとも打ち解けてゆき、ボサツに食べさせるはずだったクッキーをつまみ食いしたことからその味に惚れ込んでしまい、ドラルクがお菓子を作ると条件反射的に現れるようになった。

というか巻が進むごとに餌付けされた犬状態で、自他共に認めるクッキーモンスター。
その捕食速度は視認が不可能なレベルでサテツさえ凌駕する。どうやら、兄に食べ物を奪われてしまうことが多かったためにこのような領域に突入した模様。

第15死でクッキーを食べた際に胃袋を掴まれ、ドラルクを家政婦として雇い料理を作らせる妄想をしていた他
  • 「クッキー」という単語に反応して事務所の床から飛び出してくる
  • 40死にて罠としてロナルドへのバナナフリッターを置いたら食らいつく
  • 63死では、ドラルクに変身した御真祖様の差し出すお菓子に違和感を覚えるくらいにはドラルクの味に慣れている
  • 欲望を曝け出すタスキを付けた際は「私に一生おいしいクッキーを焼き続けろ!!!」と傍から見れば異常なまでの食欲を曝け出した。

◆口癖

吸血鬼Y談おじさんの催眠術にかけられた時、猥談語彙が無さ過ぎたせいで「ちんちん」としかしゃべれなくなってしまった。

ズレた催眠のかかり方をしてしまったので催眠の一部が解けずにずっと残り、無意識にちんちんと口走ってしまう残念なキャラに。
これはドラウスでも解けなかった程に強力で、もはや呪いの域。御真祖様なら外せるかもしれないがゴジラを自分から街に呼び込んでしまうようなものなので実行不可能。

しかし同時に常時催眠にかかっている状態に近いため、他の吸血鬼の催眠が効きづらくなるという特性も得ている。

◆弱点

過去の経験からペンギンは見るだけでも悲鳴を上げる。
ロナルドがセロリに出会うがごとくパニックに陥ってしまう。
克服しようとお菓子と絡めて訓練したこともあったが失敗に終わった。

◆ドラルクとの縁

幼少期にドラルクが変身失敗した奇天烈な外見の吸血鬼と共に、下等吸血鬼退治をした事がある。
もっともこの時はヒナイチも幼かったため記憶がおぼろげで、ドラルクも相手を少年だと勘違いしていたので、互いに面識があったとは全く気付いていない。
また、54死で常夜神社の怪異に囚われそうになった時、ドラルクと思われる影に助けられている。


【戦闘力】

かなり厳格な育てられ方をされたようで、幼い頃から鍛えられたおかげで作中の戦闘力はフクマさんなどの規格外を除けば上位にある。

しかしシンヨコは暴力が通用しない変態吸血鬼がやたらと跋扈する魔境なので実力を発揮できる機会にはなかなか恵まれず、まんまと術中にはまって無力化されてしまうこともしばしば。

それでもアラネアなどのマジな危険人物が現れた際には吸血鬼対策課の現場指揮官として出動する。
アニメではビルを生身で飛び上がっていく程の身体能力を見せていた。

【人間関係】


 先述の通り、名目上は監視対象。ドラルクからはペットのハムスターのような感覚で見られている。

 事務所の床下に住み着いたヒナイチのせいで事務所の電気代が爆上がりしていることに激怒し、何度も追い出そうとしているが仲は悪くない。基本的にはロナルドがツッコミに回る。

  • カズサ
 神奈川県警吸血鬼対策課本部長にして実兄。妹本人には明かしていないが「竜の一族」とのパイプ役として期待している模様。
 またヒナイチがペンギン嫌いになった元凶でもある。


  • ヒヨシ
 直属の上司。彼がロナルドの兄だということは知らされていない。


  • 半田桃
 部下。ロナルドに対してストーカーまがいの嫌がらせに勤しむ彼をたびたび注意しているが、当人がロナルドの事務所の床下に無許可で居座り続けているせいでスルーされがち。


 天敵。ちんの元凶。

【余談】

  • 出番
本作が進むたびに比較的常識人になっていったドラルクや、5歳児ゴリラ化したロナルドと比べると目に見えた変化が起きなかったうえ、色々な意味で濃い人間や吸血鬼が増えすぎて若干出番が減っており、第242死にて事務所の床から登場した際にはドラルクから「久々に活かされたなこの設定」と言われている。
本作は主に変態吸血鬼とバカやっていくギャグマンガなので、ヒロインらしいところはあまり見せられずメインの出番もそんなに多くはない。
しかし家族の中で彼女だけ赤毛であるなど、設定としてはなにか重大な隠し要素がある模様(詳細は後述)。
  • 出自
作者と高校時代からの後輩であるアシスタントのオリジナルキャラクター。当人の個人サイト、ブログなど随所に原型と思われるキャラクターが今現在も見ることができる(作品発表前の日付でドラルクと思われるキャラクターと一緒のイラストもある)。
名前の由来はアシスタントが戦国ジャンルにハマっており、信長の妹お市を捩って雛市、不老で天下の象徴らしい。
上記の赤毛は別に重大な隠し要素ではない。アシスタント本人が赤毛オリキャラにただ執着しているだけであり無理に目立たせようとした結果の後付け設定である。

ちなみにヒロインなのだがこれまで水着回に出演したことがない。
公式カラーイラストは存在するが、その水着デザインは公式公開前にアシスタントが描いたヒナイチの水着と同一のもの。


追記ちん!修正ちんジャオロース!

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最終更新:2024年01月24日 15:22