登録日：2023/03/29 Wed 17:50:53
更新日：2023/09/13 Wed 08:03:10
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バーミン星人とは、特撮作品『
ウルトラマンレオ』第31話「日本名作民話シリーズ 地球を守る白い花」に登場した
宇宙人である。
【データ】
別名：昆虫星人
身長：1.5～60m
体重：90kg～28000t
出身地：バーミン星
演（人間態）：仲谷昇
【概要】
宇宙で最も植物の種類が多い星「バーミン星」出身の宇宙人。
地球では老人の姿をしているが、本来の姿は腕が4本ある昆虫怪獣のような姿をしている。
バーミン星から持ってきた強烈な睡眠効果を持つ花「悪魔の花」の匂いで子供達を目覚める事の無い眠りに誘い込む。
本人は「汚れた東京を花で彩って疲れた子供達に眠りを与えているだけ」と善人ぶっているが、真の目的は子供達を眠らせた後、大人を皆殺しにしての地球侵略を企む狡猾な悪人。
武器は触角から放つ緑色の破壊光線と、手の先端からガス状にして放つ植物の種。
この種を相手に浴びせて触角から放つ成長光線を浴びせる事で急成長させ、相手の視界を奪ったり動きを封じたりできる。
また、その爪や顎は岩をも砕く威力があるとの事。
【関連キャラクター】
演：杉田かおる
梅田カオルが見つけた白い花に住む精霊で、演じたのは後の大女優の杉田かおる女史。
東京の空気によって弱っていた所をカオルに拾われ、彼女の世話により回復する。
もっとも、この花が原因でカオルは兄・トオルと喧嘩してしまうのだが…
【活躍】
バーミン星人は老人の姿になり、民話の花咲か爺さんのように自在に花を咲かせる不思議なお爺さんとして子供達を集め、悪魔の花により次々眠り病に陥らせる。
その魔の手はカオルと仲直りしたくて彼女に植木鉢を買いに行ったトオルにまで及び、
MACも子供達に外出しないように呼び掛けた。
その為、子供達を探して街を彷徨っていた所、植木鉢に飾ろうと白い花を持ったカオルと遭遇。
彼女に悪魔の花を渡そうとするが、白い花の精の助言を受けたカオルはそれを拒否。
するとバーミン星人は
老人の姿のまま恐ろしい形相でカオルに迫り、白い花を踏み潰す。
正直バーミン星人本来の姿より人間態の方が怖い
そこへおおとりゲンが駆け付け眠り病の事を問い詰められるも開き直って「
自分はただ汚れた東京を花で飾って子供達に安らかな眠りを与えただけ」といい人ぶるも、ゲンからお前の目的は地球侵略だと反論され、カオルからも「
花を愛しているのに何で花を踏み潰したの？」と言われ追い詰められる。
そしてバーミン星人は正体を現し巨大化して街の破壊を開始し、ゲンも
ウルトラマンレオに変身。
レオに種を浴びせて急成長させて動きを封じるも、そこから脱出したレオにウルトラマントを被せられて両手を封じられる。
その後はレオに圧倒され、タイマーショットを受けて粉砕された。
その後、レオの手に乗った白い花の精が如雨露を使って咲かせた白い花の香りでトオルや他の子供達は目覚めるのだった。
【他作品での活躍】
第49話にて客として登場。
メトロン星人のせいで暴れた人たちを花で眠らせた。
【余談】
- バーミンとは英語で「害虫」という意味で、見た目もやらかしたことも正に害虫そのものであるバーミン星人にピッタリのネーミングである。
- デザインは大澤哲三氏が担当し、決定稿の時点で虫らしさ前回のデティールで纏められており、着ぐるみも殆どそのイメージを踏襲して造形されている。
- 白い花の精を演じた杉田女史は第40話以降に美山あゆみ役でレギュラー出演しており、黒幕を倒す重要な役割を担うことになる。
- 人間態を演じた中谷氏は老人役を演じるにあたり、この撮影のために白髪メイクをしている。
追記・修正は花を咲かせてからお願いします。
- 人間態を演じた仲谷昇さん、他の特撮ヒーロー作品だとゴーグルファイブの本郷博士やジャスピオンの仙人エジンも演じられてたんだね -- 名無しさん (2023-03-31 20:00:57)
- 侵略者というか宇宙の変質者？の様なやつ。「花と子供を愛している」というのはあながちウソでも無かったのかも知れないが、カオルの指摘は鋭かった。 -- 名無しさん (2023-05-05 20:13:58)
最終更新：2023年09月13日 08:03
