女神のカフェテラス

登録日:2023/11/05 Sun 17:00:00
更新日:2025/03/11 Tue 09:30:02
所要時間:約 20 分で読めます




―どこかの海辺にある、古びた喫茶店。
そこには女神様がいるらしいー

女神のカフェテラス』は、瀬尾公治による漫画作品である。
週刊少年マガジン』(講談社)にて、2021年12号から連載中。
単行本は既刊18巻(2025年1月17日現在)



【概要】


原作者の瀬尾にとっては、通算6作目となる『週刊少年マガジン』連載作品である。
前作『ヒットマン』最終話と同時に連載を開始した。
過去、『涼夏』、『君のいる町』、『風夏』のように1対1の恋愛模様や修羅場や三角関係の中で苦悩する主人公の心境など、重たい恋愛模様を描く傾向にあった瀬尾の作品の中で、本作はハーレムラブコメという、ある種の新境地に挑んだ作品ともいえるだろう。
またラブコメの裏に家族愛もテーマとして掲げられてる模様で、主人公とメインヒロイン共々形は違えど家族愛がメインとなる話もよくある。

主人公が祖母の遺した喫茶店を舞台に、そこで居候する5人のヒロインとの恋愛模様が描かれている。

一方で同時期に連載されていた『五等分の花嫁』(講談社)との類似性が指摘されている。
例えばメインヒロインの人数が5人であること、メインヒロインが1つ屋根の下で同居していること、未来の場面に切り替わる場面など。いくつか指摘されている事項もあるが、独自のキャラ設定も当然あることから、逆に比較してみてみるのも面白いだろう。
舞台のモデルは神奈川県の三浦海岸付近。

2023年4月~2023年6月の期間で毎日放送・TBS系列でアニメ1期が放送された。
2024年7月から2期が放送された。

【あらすじ】


ケンカ別れした祖母が遺した喫茶店『Familia』*1
「赤字だらけの店、さっさと畳んで駐車場に建て替えよう」と主人公、粕壁隼が3年ぶりに帰省すると、そこには「おばあちゃんの家族」を語る見知らぬカワイイ女の子が!!!

いきなり下着?全裸!?ちょっとまて 誰が空き巣だ!
ここはオレの家だ!絶対に追い出してやる!

最悪の出会いから、恋と家族の物語が始まるっ!
5人全員「正ヒロイン」の、夢の共同生活!
ヒロイン多すぎシーサイドラブコメ!!
(MBS アニメHPあらすじより引用)

【キャラクター】


(主人公)


  • 粕壁隼
CV:水中雅章 田中あいみ(幼少期)
本作の主人公。誕生日は2001年7月30日 血液型O型
東京大学に現役合格した男子大学生。
高学歴ということで秀才。経営に対する知識も備わっており、機転も効く。また、それを活かして株取引を行い『Familiar』の経営の足しにすることもある(ただ大損することもあるようだ)。
基本的には誠実な青年であり、近所付き合いも良好で周りからは『遊びたい盛りの若さなのによくやっている』と高評価である。
反面、内弁慶気質で身内に対してはプライドが高く、嫌みを含む言動をとることからヒロイン達の反発も生みやすい。
また基本的には常識人なので騒動を起こすヒロインたちへのツッコミ役でもある。

誠実で思慮深い故に恋愛の進行は遅く、店員たちの告白の答えを引き延ばす結果となっている事を自身でも悩んでいる。
嘘が嫌いであり基本的に嘘を吐くことも吐かれる事も嫌う。不破重久には割と平然と嘘偽りで騙してるけど

趣味は釣り。
割と中二病でこの点は秋水以外からは不評。
また昔は格ゲーをそこそこやっていたようでストⅣの世代、ただ秋水にはボコボコに負けている。

幼いころ、交通事故で両親を亡くし、祖母に引き取られてこれまで育てられてきた。中学卒業時に祖母と喧嘩別れをして上京した。その後、祖母の訃報を知り、帰郷することになった。
祖母への反発心もあったことから、当初『Familia』を畳み、月極駐車場にしようとして契約も進めていた。
しかし、その際知り合った5人のヒロインたちと祖母のやり取りや、生前の祖母の想いを考え、『Familia』を畳まず、5人と共に再出発することを決めた。(大学は休学することを決め、『Familia』再建1周年を機に退学していた)

実際には重度のお婆ちゃんっ子で夏には「家売っぱらって大学行ってりゃ今頃は楽しいキャンパスライフ送ってたはずなのに」と言った際には桜花に「出来もしない事を言ってんじゃないわよお婆ちゃん子」とツッコまれている。
好きな食べ物が ばぁさん の作ったピラフでもそれがうかがえる。
また4歳にして「あいつは婆ちゃんをいじめるから嫌いだ」と不破重久に水ぶっ掛けて追い払うほど。そのついでに7歳の白菊に惚れられた
それだけに喧嘩別れの末に祖母の死に目を看取れなかった事をずっと後悔している。

5人のヒロインたちに対して濃淡はあれど、それぞれの気持ちに勘付くこともある反面、運が悪かったりして誤解であると判断したりからかわられていると思ったりすることもあり、なかなか嚙み合わない状態である。
とはいえ、ラブコメ主人公らしくヒロインたちに寄り添うシーンは漢を見せている。
この結果、ヒロインたちの好感度は上がっていることに変わりないのだが・・・。


(『Familia』店員の5人のヒロイン)


*2

  • 小野白菊
CV:和氣あず未
誕生日は1999年11月11日 血液型A型。身長163cm、3サイズ B:89 W:59 H:90
ヒロインの一人でメンバーの中では年長組の大学生。
おかっぱ頭が特徴的で、控えめな性格で大人しい。
隼が帰ってくる前はロン毛だった。
ちなみに見た目は文学少女風だが理系女子だったりする。
優しさは人一倍で、隼がヒロイン達と対立していた序盤の中で後述の理由からいち早く打ち解けることが出来た存在である。
料理が得意で『Familia』の料理の大半は彼女が担っている。
最初に『Familia』へやってきた理由は幸子から料理を習うためだった。
万能に料理は出来るが、特に得意な分野は父や幸子から習ったスペイン料理。

控えめな性格だが、酒が入ると性格が豹変。酔うと淫乱かつ匂いフェチの変態になってしまう
隼に抱き着きあちこちの匂いを嗅ごうとしたり、自身が脱ぎだしたりするなど始末に負えなくなり、こうなると他のヒロイン達も止められなくなるので難儀している模様。
なお大学の飲み会などは飲酒は流星と隼に止められている為、他人に酔っぱらってるところを見られた事はない。
酒だけでなくウエットティッシュのアルコールでも酔ってしまうことがある。取り扱い注意。コロナあったら手の消毒でも酔ってたろうな・・・
回が進むと酔ってなくても隼の恵方巻♂と餅巾着♂の臭いを嗅ぎたがる変態な面も見せ始めている。
酒乱癖を暴露された後には酒を飲んでも記憶を失わないように訓練したようなのだが、 淫乱な行動は止まらないのに記憶は残ってしまい、後に素面の白菊に戻った時に死ぬほど後悔する という負のスパイラルを起こしている。隼「でも酒を飲まないっていう選択肢は無いのな・・・」

実は隼と幼少期に会っている。その際重久からの嫌がらせで泣き出しそうになった時、隼に助けてもらったことがある。
いつか隼が『Familia』に帰ってきたときは自分が隼を支えると宣言している。
そうした経緯を踏まえると、隼との再会はある種,運命のようなところがある。愛が重いと言えるような気もするが・・・。
幼い頃に助けてくれた時から隼に恋心を抱いており、今の大学生になってからもそれは変わらないのでメインヒロインの中で隼に恋心を抱くのは最速・・・というか初期状態で既に好感度MAXの状態だったりする。
一方で隼も初恋の相手は白菊であり、それを思い出したのは『Familia』に帰ってきてから。
そのせいか内弁慶気味な隼から他のメインヒロイン達への当たりに比べると白菊への対応は柔らかい。なお酔ってる時は除く
そもそも『Familia』の料理はほぼ全て彼女が担当してるから逆らえないという面もあるが *3

好感度は最初から高かったが、想いを告げたのは3番目という事で、隼を巡る恋のレースでは紅葉・流星に比べ遅れていると思っており焦っていたりする。
割と他の目を盗んで出し抜こうとしたり、こっそり正妻アピールしたりする辺りちゃっかりさんな面も見せる。

大学3年という事もあり父の賢雄からは進路を心配されている。
どうやら本人は隼と結婚して『Familia』を共に盛り立てようとしているらしい。それを言うと流星と紅葉に両肩捕まれて制止されるまでがデフォ

2021年17号で実施された第1回人気投票では1位を獲得。


  • 月島流星
CV:山根綺
本作のヒロインの1人。誕生日は1999年8月7日 血液型A型 身長152cm、3サイズ B:78 W:56 H:79
白菊と同じ大学に通っている大学生。
白菊より3か月早く生まれているので隼+メインヒロインの中では最年長に当たる。
小悪魔気質の大学生でメンバーからは頼れるお姉さん的存在である。
幼い頃から苦労をしてきているので一行の中では 比較的 常識人に当たる。
酒を嗜んでおりワインなどを飲んでいる、自身曰くいくら飲んでも酔わない母親譲りの 鋼鉄の肝臓
隼と初めて会った時、追い出されることがないように白菊を使いハニートラップを仕掛けるなど、策略家な面もある。

愛嬌があり人当たりよく振る舞うのを得意としており、人間関係を円滑に回すことが出来る。
これが出来るのは幼少期から天才子役として名を馳せており、幼い頃から大人たちの中にいたからともいえる。
しかし、新陳代謝が激しい業界故に自身の人気が低迷してしまった。その際、将来の方針をめぐり両親が対立、離婚という憂き目を見てしまう。
父親が家から去ってしまったことをトラウマに感じており、「居場所を作ること」、「誰かに必要と思ってもらいたい」という思いを人一倍持っている節がある。
『Familia』のバイトでオーバーワークともとれるくらいに働く場面が見られるが上述の理由が関係している。

元天才子役という事で臨時のアルバイトでドラマの端役*4に出演して以降、最近は演劇部に所属している。
天才というだけはあり演技力はあるのだが、感情が盛り上がってくると演技過剰になってしまう点を隼と流凛からダメ出しされている。二人曰く、昭和かよ
当人はこの先再び芸能方面に進むかどうかは不明*5との事だが、役者熱は蘇ってきたようだ。
一方で歌唱やダンスは苦手で披露した時は 子役時代の負の遺産 と言われてしまった。

両親が離婚したという家庭事情もあり、年上のお姉さんらしく振舞おうとしている反面、寂しさが勝ってしまい、隼に甘えたがる一面もある。
隼から頭を撫でられることがあり、表向きは嫌がっているが、本当はうれしいという感情も持っている様子。
白菊・紅葉とは恋のライバルとして競い合っているも模様。特に大胆なアプローチをする紅葉に対しては警戒している。
かくいう流星も大学生という事もあり、隼へのアプローチは時には飲酒中の白菊並みに大胆な事も。

母は末期癌、父は離婚済みで20歳まで流星と会う事を禁じられていたという事もあり家族的なテーマはかなり重い。
ただし流凛の癌の治療は奇跡的に良い方向に向かっているし、和行も流凛の世話をしている状態で流星には離婚以来の家族を感じさせている。
なんだかんだで両親の事は今でも好きであり、二人が再婚した時は泣いて喜んでいる。
父方の祖母が昭和の大女優と謳われた姉川由美子であり、祖母の事務所に移って役者をやらないかと誘われたがこれを拒否。
売れなかった役者の月島流凛の娘として役者の道を目指す事を決意した。


  • 鶴河秋水
CV:鈴代紗弓
本作のヒロインの1人。誕生日は2003年1月20日。血液型O型 身長167cm、3サイズ B:88 W:59 H:92 福島県出身。
登場時は高校3年生だが、後に空手の推薦枠で零と一緒に白菊たちと同じ大学へ入学する。

ポニーテールが特徴の空手少女。
マイペースで空気が読めない言動をとることがある。
流星曰く「いつもアホの子」であり、明るさと元気さが取り柄な子である。
隼の事を「はやっち」と呼び懐いている。
空手部所属で主にダンベルでトレーニングしていることが多いが、思わずダンベルを落として隼のPCやスマホを破壊してしまったことがある。そしてお仕置きされる
またいたずら好きでよく桜花におならのいたずらを仕掛けている。

正義の味方に憧れてて、空手をやっており腕っぷしが異様に強い。
得意の飛び蹴りなどで不破の孫のDQNたちや空手の元五輪優勝候補すら蹴り飛ばして撃退させたこともある。
また隼と初対面だった時も泥棒と思い、挑みかかったほど。
これは漫画やアニメ・ゲームが好きという本人の性格に起因している。
特にストリートファイターシリーズが好きで、「昇竜拳」、「竜巻旋風脚」などを披露することもある。
事もあろうに 空手の試合で波動拳打って零に敗北した *6という人後に落ちないアホなエピソードがある。
普段はカラッとしてマイペースな性格ではあるが意外と負けず嫌いな面もあり、姉貴分の恵理に空手で負けてた時にはずっと食い下がっていたらしい。
また空手以外の運動も万能で体を動かす事なら何でもそつなくこなす。

隼の中二病に付き合える唯一の人物でもある。

そんなマイペースな性格も相まってか、他のヒロインと比較すると隼への恋心を自覚しているとは言い難い。友達感覚で付き合っているとみて良い。
ただ、いたずらして隼に怒られた際、「おっぱい揉んどく?」と自身のスタイルの良さを利用して許しを請おうとした結果、本当に揉まれてしまい放心状態になってしまったことはある。自業自得である
いわゆる性的な事に臆面なく向かえるお子ちゃまなところがあり、寝ている隼起こすためにトランクスからはみ出していた恵方巻♂をアイアンクローしながら引っ張るという はみチンアイアンクロー という暴挙を行っている。
また朝に元気になっていた恵方巻♂を見て「虫に刺されてパンパンになっている!」と勘違いをし、寝ている隼の恵方巻♂に 虫刺されの薬を塗る という暴挙を行っている。拓美「こわっ!!なにそれ地獄じゃん!!」
秋水の恋愛系エピソードは悩んでる時に夜に隼の布団に二度ほど潜り込んで相談している事か。

一方でアホの子の裏で、両親は既に死別、更に病気の祖母である勝代がおり病気の影響で秋水の事を忘れてしまっているのがショックで地元に戻りたがらないというヒロインの中でも屈指の重い家族エピソードがある。
また勝代が経営していた色んな事情を抱える子供を預かるファミリーホームにいた恵理・巧美という血は繋がってないが兄姉同然の知己がいる。
両親死亡で肉親は勝代のみという事もあり、5人の中では最も身内想いで変化がある事を嫌う。
上記の隼の布団に潜り込んでお悩み相談はどちらも勝代と恵理と自身の身内に関する事だった。


  • 鳳凰寺紅葉
CV:瀬戸麻沙美
本作のヒロインの1人。誕生日は2000年12月1日。血液型はAB型 身長160cm、3サイズ B:79 W:57 H:80 朝は低血圧。
クールな性格でつかみどころがなく見えるが、一度打ち解けると割と感情表現は豊かだったりする。
また極度の怖がりで怪談の後やボロ旅館などでは夜一人でトイレに行けない。
『Familia』店員の中でも幸子直伝のコーヒーの淹れ方は随一の腕前であり、隼も『Familia』再開前には紅葉に教わっている。
隼がいない時は彼女がコーヒー淹れ担当となっている。
出店をやる時は必然的に出店と本店のコーヒー担当で隼と離れ離れになるのが不満。
一年かけて磨いたコーヒー淹れの技量が母との和解の決め手となった。
また名家の令嬢としての教育のお陰で、万事においてそつなく熟す器用さもある。

フリーターでガールズバンドのヴォーカル兼ギタリストをしている。
人気はあるが、バンド名を隼から提案された「もじゃもじゃ髭ガール」という何ともビジュアルと大きく乖離したものをメンバーに提案するなど、グループの先行きが心配に思えてしまうところがある。
ちなみにMCが下手で隼からは心配されていた。

上述にもあるが、実は名家の令嬢。
家が経営する貿易会社への就職と母が決めた結婚相手との結婚が既定路線にあったが、バイトを辞めたくない想いと隼の口添えと説得のあり、『Familia』に残ることが出来た。
その際隼からは自身の逃げ癖について叱られてしまった。
しかし、これがきっかけで自分と向き合ってくれた存在として隼に恋心を抱くようになった。

それ以降は隼に抱き着いたり胸を見せたりして積極的なアプローチをかけている。「月がきれい」という言葉を使い、遠回しに告白することもあった。
なお隼へのアピールが終わった後は大体『大胆過ぎたかな』と一人で赤面している。
名家という事もあり彼女の恋愛には家というものを意識するものが多い。
ある意味勢いで進もうとする紅葉に対し、鳳凰寺家と粕壁家の両家の事を考える隼の紅葉との付き合いに対する誠実さを見せるシーンとなっている。

このようにクールな性格の枠にとどまらない大胆さや人懐っこさも兼ね備えており、こうした彼女のふるまいが人気を呼び、週刊少年マガジン2021年34号で実施された第2回人気投票では、第1回覇者の白菊を押さえ1位。
第3回、第4回でも1位を獲得しており三連覇を果たした。


  • 幕澤桜花
CV:青木瑠璃子
本作のヒロインの1人。誕生日は2001年3月7日。血液型B型 身長156cm 3サイズ B:81 W:58 H:83

赤髪のお嬢様結びが特徴でお転婆な性格。
年齢の近い秋水とつるんでる事が多く、また秋水と良く性格が合うのでアホな子の一面を見せる事も多い。
流星曰く「ときおりとんでもなくアホの子」。
隼が『Familia』に帰ってきたとき1番反発していたヒロインである。(反骨精神むき出しと言っていいだろうか)
近所のチンピラからは「狂犬の桜花」なんて不名誉な呼び名をもらうこともある。

それも心配の裏返しな部分があり、隼曰く「五人の中で一番愛情深い」らしい。
それはそれとして隼と面を合わせたら角突き合わせるのはもうツンデレのツンの部分なのだろう・・・多分。
隼に告白した後なのに隼と顔を合わせるとなぜか険悪な状況になるのに対し『お祓いに行こう・・・』と一人凹んでいた。

料理全般は苦手だが、幸子が作ってくれたピラフだけはおいしく作れる模様。
なお鉄板ネタは おならネタ すべて秋水のいたずらだが
『Familia』の衣料全般の担当で、彼女の作った衣服目当てに来る客も多い。

ちなみに他のヒロイン達と違い下ネタが一際苦手で、隼の隼♂を見かけた時は他のヒロイン達は興味津々で観察している中、桜花は早々に気絶した。

運動音痴であり特にリズム感は最悪レベルで、ダンスの練習の時は シンプルにヘタクソ!リズム感ゼロ! と普通に罵倒されている。
ダンスの練習の時は流星と一緒に朝練を受けるレベルだった。

身内が全員、東大進学経験があり、当然ながら桜花自身も期待を寄せられていたが、彼女自身は東大に興味はなく、ファッション業界に興味を持っていた。
そのため、親の反対を押し切り服飾系の専門学校に進学した。しかしこれにより、双子の妹である橘花と確執を生んでしまうことになる。

物語途中でフランスの有名ファッションブランドでの仕事を紹介されたことから、渡仏するため一時物語からフェードアウトするが後に帰国。
実力不足のため、解雇されてしまったようだ。その後は『Familia』に復帰している。
なおデザイナー自体を諦めたわけではなく現在バイトしながら修行中。

第5回人気投票では遂に1位を獲得し、紅葉の4連覇を阻止した。(なお紅葉は2位)


(Family→千代田食堂店員)

*7
  • 高崎舞乙
CV:高橋李依
読者モデルをしている20歳のフリーター。
黒髪ロングに艶やかな美貌でモデルでも通用してるスタイルと、千代田食堂の面子の中でも 黙っていれば 一際美人。
口を開くと下ネタ三昧の性欲魔神で、隼の恵方巻♂を遊び感覚で狙ってくる。
普段はこんなだが友達想いな面もあり、莉々歌が千代田食堂を立ち上げた時には皆で残って手助けをしようと提案している。
スタイル抜群という事で桜花の服飾師としての魂に火をつけたからか仲が良い・・・下ネタ方面の耐性は真逆だが。


  • 千代田莉々歌
CV:竹達彩奈
元子役の動画配信もやっていたアイドルで、事務所をクビになってからはYouTuber兼千代田食堂の代理店長。
19歳で童顔とツインテールが特徴だが顔に似合わず巨乳。
同じ元子役として当初は流星のことをライバル視していたが、不破に指示されていた『Familia』を潰す目的を生配信中に口走ってしまう。
それが原因となって炎上し、『Family』が閉店する火種となった。
『Family』閉店の際、店を潰す費用を不破から全額負担させられかけたが、隼と莉々歌の機転により不破を騙し『千代田食堂』として復活させた。*8
元子役という事もあり演技力はかなりのもの。
また芸事には一通り精通しており、ダンスや歌唱を周囲に教えることもできる。
上記の騒動以降は同じく子役出身である流星のことを慕っている。


  • 宗谷萌美
CV:上田麗奈
千代田食堂のメンバーの中では最年長者で唯一の大学生の21歳。
緩やかなボブカットが特徴で普段はおっとりした口調で話すが、帽子・・・というか頭に何かを乗せる(被る)とキャラが変化し、よくティーナにイタズラされている。
実家は江戸時代から続く懐石料理の名店『宗谷花壇』で、萌美自身も特に和食の料理の腕はプロ級。
和帽子を被った時は特に別人のように気合が入り、千代田食堂の面々は彼女に料理の技術をしごかれている。
莉々歌「我々が奴隷労働で作ったおせち・・・どうぞお召し上がりください」隼「食い辛ぇわ」
出汁の取り方に並々ならぬ矜持を持っている模様。
同じく料理が得意な白菊とは話が合うようで、よく白菊の料理を手伝ったり相談に乗っている。


  • 吉野碧流
CV:花澤香菜
小説家志望のフリーターで19歳。
黒縁眼鏡と茶髪のサイドテールが特徴でやっぱり巨乳。
小説家志望らしく『Familia』や『千代田食堂』の連中と隼の恋模様をよく漫画やラノベのメタ視点で捉えてメンバーに解説している。
他のメンバーからはあまりまともに受け取られてはないが。
また男慣れしてないのか、自分がちょっと男に迫られただけで意識してしまう所謂「ちょろイン」だと知って落ち込んでいた。
同じ物書きとして紅葉と一緒によく『Familia』で創作活動をしている。紅葉の邪魔してるだけのようにも見えるが


  • ヴァレンティーナ吾妻
CV:芹澤優
ブラジル出身の自称旅人で実質フリーターの18歳。
千代田食堂のメンバーでは最年少者で愛称は「ティーナ」。
日系人のハーフで浅黒い肌と八重歯が特徴。
カポエラの達人であり、秋水や零と互角を張れる強さでよく粕壁家の庭で組手をしている。
またいたずら好きであり、この点でも秋水とは大変気が合っている。主な被害者は隼と萌美


  • 雁谷崎零
初登場時は秋水とは別の高校の高校3年生で秋水の空手のライバルであり、アニメの6話にも一瞬だけ出ている。
後に白雪たちと同じ大学の学生となり秋水と同期で入学している。
鋭いツリ目とロン毛の一本結びが特徴的な美人で、作中の人物の中でも屈指のグラマラスボディであり腹筋がうっすら割れている。
武道家らしく武人的で男勝りな性格で同時にかなり生真面目だが、だいぶ天然なところがある。

練習試合では秋水に勝っている*9が、インターハイ決勝では秋水に敗れている。
インターハイ準優勝者という事でかなり強いが、秋水・ティーナと比べると一枚落ちるくらい。
とはいえ不破の孫たちや素行不良でクビになった元五輪代表をぶっ飛ばすくらいは訳なく行える。
よく3人で粕壁家で組手を行っている。
一時期桜花が『Familia』から退去していた時は『Familia』の従業員となるが、桜花が復帰したことで退職を決意したところ莉々歌から『千代田食堂』にスカウトされる。


(主要人物の家族)


  • 粕壁幸子
CV:伊倉一恵 鬼頭明里(少女期)
隼の祖母で本作のキーパーソン。物語スタート時は故人となっている。石川県出身。
息子夫婦が亡くなった後、孫の隼を引き取り育てていたが、けんか別れすることになり、最期を迎えるまで彼と再会することは叶わなかった。
隼が上京してからは5人のヒロインを雇い楽しい時間を過ごしていた。
その際、ヒロインそれぞれの悩みなどの相談に乗ったりしており、信頼関係を構築していたとされる。
なお幸子本人は知らなかったようだが、雇ったヒロイン5人全員が幸子の友人たちの孫にあたる。
ただし商才がなかったため、『Familia』は赤字経営で厳しい経営難にさらされてしまっていた模様。*10
元はミシュランガイドで三つ星を取ったスペインの店の総料理長をしていたほどの凄腕シェフ。
ちなみに若い頃は美少女であり、後の隼の娘にそっくりである。


  • 幕澤橘花
CV:上坂すみれ
桜花の双子の妹。誕生日は2001年3月7日。
通常は眼鏡をかけているが、眼鏡をはずすと桜花と瓜二つとなる。隼と同じく東京大学に通っている。
桜花が服飾の道へ進むことを両親に相談して反発された際、自身が東大に行くと進言して夢を叶えることになる。しかしこれが桜花からすれば自身の「身代わり」だと思うきっかけになり、姉妹の仲が悪くなってしまった。
後に桜花の勤めるFamiliaへ赴き、和解することになる。
なお初登場時は上記の事情もありツンケンしてるが、普段は年相応の面を見せる娘である。
ちなみにかなりのシスコン。


  • 月島流凛
CV:櫻庭有沙
流星の母親。流星と同様自身も役者だった。
娘が役者として大成することを目指し、必要以上に仕事を入れて流星を働かせていたことから父親と対立して離婚。
流星が役者としての人気に陰りが出てしまったことで、流星にも冷たくあたり酒浸りの生活をしてしまっていた。
末期癌であり、途中までは生きるのを諦めてたが、流星の役者としての結末への好奇心と和行の献身により治療を受ける気になった。
なお割とツンケンしてるが結構な親バカ。


  • 月島和行
CV:金光宣明
流星の父親。流星を必要以上に働かせる流凛と対立し、離婚することになってしまった。
娘のことを大事に思っていたが、流凛が雇った弁護士によって流星が20歳になるまで面会禁止という措置を取られていたことで会えないままでいた。
これが流星としては「捨てられた」という誤解を招くことになった。
本編に登場するなり秋水に不審者として スクリューパイルドライバー を喰らわされたこんなところでも幸薄い人。
流凛の手術成功を機に彼女と再婚した。


  • 紅葉の母(名称不明)
CV:本田貴子
紅葉の母親で貿易会社を経営している。
自身の会社に紅葉を就職させ、自身が決めた結婚相手に紅葉を結婚させようとしたが、隼の仲介による説得もあり、紅葉がバイトを続けることを認めさせた。それ以降、隼のことを認めており、ライバルが多い紅葉を激励した。
実家の会社を継ぐ前は元外交官であり、不破重久の部下だった。
実家を継ぐ前には外交官を辞める事を悩んでおり、幸子に相談に乗ってもらったいた。
また当時スペインで幸子の弟子だった賢雄とも顔見知り程度には知り合い。


  • 小野賢雄
CV:樫井笙人
白菊の父。
自身のレストランを持っておりその店が三ツ星に選ばれた有名シェフでもある。
若い頃には幸子を師事しており、いつも挫折や失敗も庇い励まして頂いたと感謝している。
幸子が日本に帰ってきてからは何度も新作の試食を頼んでいたらしい。
当然ながら隼の幼い頃も知っており既知の間柄。
幸子の『Familia』存続の際に50万貸しているが、当人は恩返しのつもりだったと返金に来た隼の返金の申し出を固辞している。
ちなみに娘の酒乱癖の事は知っている。母も酒乱癖ありだったらしい・・・
隼は恩師の子息という事で何かと『Familia』や『Familia』の海の家を手伝おうとするが、軽食店や海の家で三ツ星シェフの腕を振るわれても返って今後が困るので、隼や白菊からは上手く煙に巻かれてる。


  • 鶴河 勝代
秋水の祖母にして恵理・拓美の養母のような存在。
認知症で秋水の事を忘れていたと思われていたが、 医者の誤診 により違う病気により記憶を失っていたらしい。*11
隼のショック療法で過去の出来事を思い出し記憶が甦った。
過去に皿やカップを何度も割っては毎度隼の祖父である大洋から「龍田二等兵!」と叱られていた。
ただ大洋の事を「隊長」と呼ぶなど慕っていた模様。


  • 安田恵理
血は繋がってないが、過去に勝代が運営するファミリーホームで養われており、その頃からの秋水の姉貴分。
秋水からは恵理姉ちゃんと懐かれている。
パッと見は品の良い大人の女性に見えるが実は元ヤンキーで空手の達人。
一通りの家事は出来るようで粕壁邸の泊まりに来た際には寝坊した白菊の代わりに朝食を作っている。
前に秋水は恵理を怒らせ 裏庭に埋められて からは頭が上がらない模様。恵理「やだー、埋めたのは首までよぉ。」隼「首までは埋めたんスね・・・」
両親不在で勝代の入院中の秋水の親代わりもしており、秋水の大学入学の際には来る予定だった。
ちなみに今でも秋水がやんちゃしたら 埋める
また不破の孫が性懲りもなく『Familia』に嫌がらせに来た際に恵理に絡み 顔がモザイク処理される *12くらいボコボコにされた。秋水「やめるんだ恵理姉ちゃん!!鬼になんかなるな!!」

なお秋水の師だけあって空手の実力も高く秋水と組手をして一本取れるほど。*13
これでも現役時代の頃よりはだいぶ衰えたらしいが…。
三浦海岸には藤岡拓美に結婚を申し込むために来たらしいが、上記の惨劇を目にした隼からは「無理だろ・・・」と呆れられていた。(無事婚約出来ました)
ここまで書いてあることが凶暴性オンリーだが、実際には秋水や勝代の事を家族同然に大事に想っている良き姉にして娘でもある。
拓美との結婚の条件に病み上がりである勝代との同居を挙げていた。

  • 藤岡拓美
隼たちが住んでいる市の市長にして秋水の兄貴分にして恵理の婚約者。
恵理からはタッくん、秋水からはタク兄と呼ばれている。
隼が自分たちと同じ境遇*14と知ると困ってた事があれば個人的に力を貸すよと言える人格者。
勝代には恩義を感じており、恵理との婚約の際には婚約の条件として福島に一人で暮らそうとしていた彼女をこちらに招き共に暮らしたいと言っている。*15
また昔、秋水から寝てる時に はみチンアイアンクロー を喰らっており、隼とこっそり被害者の会として同情し合っていた。
恵理の凶暴性を初めて見た後には『絶対怒らせないようにしよ…』と心に誓っていた。*16


(その他)


  • 不破重久
CV:飛田展男
資産家の老人。
隼の祖父である大洋と因縁があり、若い頃に幸子を拉致して強姦まがいの事をしかけたときに殴られている。
その時の恨みで、大洋が死んだ現代でも何かと幸子や隼が経営している『Familia』に対して嫌がらせしている。
代々権力者の家系であり、重久本人も元駐スペイン特命全権大使。
政界や警察にも顔が利いており、その権力を使い好き放題している。
こうした事情もあり、近隣住民から嫌われている。


  • 不破の孫
桜祭りで隼たちに絡んで秋水にぶっ飛ばされて以降、頻繁に『Familia』や海の家に嫌がらせに来る。
祖父が警察にも顔が利くからと街中で迷惑を振りまいてる問題児。
そして登場の度に秋水・ティーナ・零にぶっ飛ばされる、もはやドMを疑われるレベルの人物。
問題児ではあるがコメディリリーフの役割も兼ねる愛すべきバカ。
ちなみに取り巻きが二人いる。そして一緒にぶっ飛ばされる
名前は不明だが二人の取り巻きからは「エーちゃん」と呼ばれている。


  • 和菓子屋のおばちゃん
CV:竹内恵美子
隼たちに協力的な地元商店街のおばちゃん。
『Familia』店員の5人からも懐かれており、姉貴分的な立ち位置。
おばちゃんと呼ばれてはいるが、かなり若々しい上にスタイルもよく海では際どいハイレグ水着を着ていた。
またバキバキの腹筋持ちで秋水からよく触られている。
正式名称は不明だが魚屋のおじさんからは「アッちゃん」と呼ばれている。
ちなみに漫画版での登場は桜祭りからだが、アニメ版では『Familia』プレオープンからと少し出番が早い。


  • 魚屋のおじさん
CV:木村隼人
隼たちに協力的な地元商店街のおじさん。
ハゲかスキンヘッドかは不明だが頭ツルツルのおじさんで、よく和菓子屋のおばちゃんと共に行動している。
銭湯で隼の ブツがでかい 事を指摘しており、後の白菊たちの頭おかしい行動に繋がっている。
和菓子屋のおばちゃん同様、アニメ版では漫画版より初登場が早く、漫画は桜祭り、アニメは開店前の商店街への挨拶回りから登場している。


【テレビアニメ版】


2023年4月から2023年6月まで毎日放送TBS系列「スーパーアニメイズム」枠ほかにて放送された。
製作は「五等分の花嫁」1期を担当した手塚プロダクション。
第2期は2024年7月より放送された。製作スタッフは1期とほぼ同じで1クール放送であった。

なおテレビ放映時は毎週ラジオをやっていたが現在は2期まで月1配信となっていたが、2024年7月から週1に戻っている。
2期放映からパーソナリティーに『Familia』だけでなく、『千代田食堂』の面々も増えている。*17


スタッフ(1期)


原作:瀬尾公治
監督:桑原智
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:野口征恒
音楽:兼松衆・櫻井美希
製作:手塚プロダクション
製作:「女神のカフェテラス」製作委員会

主題歌(1期)


OP:運命共同体
音莉飴によるオープニングテーマ
ED:ドラマチック
佐藤ミキによるエンディングテーマ
挿入歌:My Standard
鳳凰時紅葉(CV:瀬戸麻沙美)による劇中歌。

スタッフ(2期)


原作:瀬尾公治
監督:桑原智
シリーズ構成:大知慶一郎
キャラクターデザイン:野口征恒
音楽:兼松衆・櫻井美希・佐久間奏・田中津久美・澤田佳歩・土田美咲
製作:手塚プロダクション
製作:「女神のカフェテラス」製作委員会

主題歌(2期)


OP:「チャージ」
小玉ひかりによるオープニングテーマ
ED:「なっちゃった!」
アーリオ・オーリオ・ェ・ペペロンチーノによるエンディングテーマ。

【余談】


本作はカプコンのゲームである「ストリートファイター」とコラボしている。
アニメ第4話で秋水が昇竜拳竜巻旋風脚、第5話でスーパー頭突き、第6話で波動拳等を披露しており、エンドクレジットにもカプコンが協力という形で記載されている。

追記・修正は小さな喫茶店で女神様と出会った際にお願いします。

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  • 24年夏アニメ
  • 稀にギスギスシーンあり
最終更新:2025年03月11日 09:30

*1 スペイン語で家族の意味

*2 EDのテロップ通りヒロインの並びは五十音順。なお、テレビCMが放送されていた際、5人のヒロインの声優は全て鬼頭明里が担当していた

*3 進路の事で隼と話し合いになったが途中粕壁邸から退去の話になったら白菊に拗ねられて隼が折れるしかなかった。なお隼の言い分は至極真っ当だったが

*4 なお死体役

*5 そもそも戻りたいと言って戻れる世界でもないと本人談

*6 言うまでも無いが波動拳は出ませんでした

*7 順番は2期アニメのキービジュアル順

*8 和食がメインの『千代田食堂』としたのは萌美が和食のスペシャリストな事と、軽食兼スペイン料理の『Familia』と客層を被らせないため

*9 波動拳の真似事の隙にカカト落としを叩き込んでいる

*10 ただし元々がシェフとしての腕を揮うほどの繁盛は隼を育てる為にはいらないとも言ってもいる

*11 ファンの考察によると手術しないと死ぬがすれば治るとの事なので良性の脳腫瘍ではないかとの事

*12 なお鼻と顎の骨が折れていた。コメディリリーフ相手でなければ傷害事件になるところだった

*13 この時は秋水は不調だったが、それを差し引いてもティーナが凄く強いと驚いていた

*14 両親と早くに死に別れている

*15 なお恵理も最初からそのつもりであり、結婚の条件として勝代との同居をあげている

*16 もっとも恵理が激怒してた理由は不破の孫たちが市長に難癖つけて絡んできたからだが

*17 2期ラジオ4話は千代田食堂の面子だけの回もある