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上坂すみれ

登録日:2012/02/05 Sun 16:29:15
更新日:2026/07/12 Sun 14:59:25
所要時間:約 10 分で読めます


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親愛なる同志諸君


Здравствуйте!



上坂(うえさか) すみれ(キリル文字表記:Уэсака Сумирэ)とは、日本の女性声優、タレントである。


プロフィール

生年月日:1991年12月19日(ソ連崩壊の6日前
出身地:神奈川県
血液型:O型
所属事務所:スペースクラフト・エンタテインメント(デビュー~2020年8月)→ フリー(2020年9月~2021年2月)→ボイスキット(2021年3月〜現在)
好きなもの:オムライスなど


来歴

2012年に『パパのいうことを聞きなさい!』のメインヒロイン役で声優デビューした期待の狂気……もとい、声優である。愛称は「すみぺ」

8歳の頃にスペースクラフト・エンタテインメントにスカウトされ、日本人初の「ヴィダルサスーン」のCM出演者となり、その後は子役として『受験の神様』などのテレビドラマに出演していた。
その後は「魂を吹き込む仕事をしたい」と声優を志すようになり、同事務所のジュニアタレント部からアニメセクションへ移る。
容姿は美少女といって差し支えないほど整っているだけでなく、長い歴史を誇る私立大学である上智大学(外国語学部ロシア語学科卒)に通うなどの才女でもある。
2016年の第10回声優アワードでは新人女優賞を受賞した。

2020年8月31日をもって活動開始当初から所属していたスペースクラフトを退所し、フリーランスに転向。
2021年3月からはボイスキットに所属となった。


人物

しかしそこで終わらないのが上坂である。
上坂について語ると彼女が経歴、趣味などと明らかに特異であるのが分かるはず。

彼女は大が付くほどの「ソ連・ロシア好き」であり、趣味もそっち方向に偏っている。
冒頭のロシア語挨拶文は彼女のラジオではお馴染みのもの。“Здравствуйте”はズトラーストヴゥイチェ(ラは巻き舌)と発音し、「こんにちは」という意味である。
なお、イメージカラーは赤色。そのまんま。

彼女のラジオを初めて聞いた人は「あれ、俺今日本にいるよね?」と疑問を覚えてしまう。


彼女のそのロシア好きは相当のものであり、ロシアが全く関係ないラジオでもお構い無しに、見事にロシアのことばっかり喋っている。
スタッフに止められてもひたすら喋る。ゲストにもよくロシアの話題を振るなど、教化にも熱心。
ロシアの歴代指導者などを語り出したら、恐らく誰も止められない。
ラジオの経験の浅さ故にトークで噛む事も少なくはないが、ロシアの話題になると途端に饒舌になる。

Twitter(現・X)でもキリル文字がよく並んでいる。CDにも奇怪なキリル文字が並んだ作品があり、初見ではなんだこれと思う人がいるかもしれない……
無論、大学における専攻もロシア語。公募推薦で入学したらしく、何故か一般組でないという珍しい人である(一応、推薦で入学した声優は他にもおり、故・松来未祐氏が該当する)。

また、ロシアの知識が仕事に結びつく事も少なくない。
例えば『ガールズ&パンツァー』では「ソ連軍戦車を操る少女」というまさに彼女の為に作られたような役を務めた。
劇中ではロシアの国民的歌謡「カチューシャ」を歌い上げた上、アドリブで「コサックの子守歌」を歌い、他の出演者へのロシア語指導まで行っている。
嘘か真か、最初に歌った時には発音がガチ過ぎてロシア人が歌っているようにしか聞こえず、上から「もう少し日本人っぽく歌って」と指示されたという噂も。
ガールズ&パンツァー 劇場版』では中の人がガチでロシア人の新キャラとまるでネイティブ同士のように流暢なロシア語で会話する一幕も。
ただし、発音などについては上記の新キャラ役及びロシア語監修を務めたジェーニャ氏に指導してもらったとのこと。

アイドルマスター シンデレラガールズ』では、ロシア人の父と日本人の母のハーフであるアイドル候補生アナスタシア(アーニャ)役に抜擢され、彼女の少しぎこちない日本語や、時折混じるロシア語を見事に演じた。
放映されたアニメ版での、神崎蘭子の名前を呼ぶ際のアーニャの「ルァンコ」という見事な巻き舌が混ざった発音は話題となった。

Xbox360PlayStation3で発売された対戦格闘『ファントムブレイカーエクストラ』ではロシア人の新主人公・ソフィアを演じたのだが、その際にわざわざ英語教室でロシア語の研修を受けてからアフレコに臨んだというのは非常に有名な話である。
ただし彼女の技の1つ「ヴァルナー・グローマー」を放つ際のセリフが、どう足掻いても「わんわんクローバー」としか聞こえないのは、よくネタにされるのだが……

ロシアに縁のあるキャラの役以外にも、新聞や雑誌のインタビューを受ける事もある。
初めての単独番組である『A&G NEXT GENERATION Lady Go!!』は、毎回ソ連が生み出した電子楽器の開祖テルミンの演奏から始まり、
時間配分を毎回無茶苦茶にしてしまうロシア、ソ連トークの合間に休憩と称して懐メロ(テクノ中心)、筋肉少女帯、戸川純が流されるなど、「A&G(アニメ&ゲームの略)」の名を冠した別の何かよくわからない番組構成となっている。
同番組のテーマは新人声優のフレッシュな魅力を発信する「真っ白な番組」なのだが、どう見ても真っ赤。
なんなら、冒頭の番組紹介も一人だけ「真っ赤なラジオ番組」だった。
しかしリスナーからは好評なのでそのままのすみぺでいてください。

2012年4月からは当時大学生だったこともあって、学業優先のためか『Lady Go!!』は金曜から月曜担当に異動している。
そのせいで実況民は週始めから体力と精神力を削られる羽目になっている。

なぜここまでロシアに傾倒するのかというと、「高校1年生の時に偶然聞いたソ連国歌がかっこよかったのが切っ掛け」とのこと。偶然ソ連国歌を聞くような状況があるのだろうか?
なお、ソ連国歌は暗唱できる模様。


また、中学生の頃からロリィタファッションに興味を持っており、ロリィタファッションを着ている写真も多い。
彼女曰く「ロリータと戦車には親和性がある」「ロリータは装甲」とのこと。皆が思い描くロリータの幻想とは全く違っていた。なんだそれは……わけがわからないよ*1

学生時代のエピソードは皆がドッジボールをやっている時に一人で絵を描いたり、バス停のに話しかけたり、学食の雰囲気が苦手だったり、誕生日やクリスマスに買ってもらったポケモンのカセットと通信ケーブルを使って、一人でポケモンを交換し続けるなどを感じる話題が目立つ。す闇深。
特に苔に纏わるエピソードを暴露した『キュートランスフォーマー』シリーズでは、登場する度に学生時代のエピソード暴露を強要されたばかりか、「苔のお姉さん」呼ばわりされる、演じたアーシーの玩具に苔の生えたバス停のペーパークラフトが付属するなど凄まじい弄られ方をされている。

それ以外では、絵を書く趣味があり、これが意外にも上手い。
ただし、画風はガロ系。強いて例えるなら「ポップな花輪和一」あるいは「ライトな山田花子」。
萌えの欠片もない画風が大半なので、見るなら覚悟して見た方がいいだろう。
上手いというのはある意味上手いなのかもしれない……画伯の才能があるかも。
とはいえ2026年の艦これ新春ライブでは画風を抑えたイラストを出してきている。

ちなみに一人語りの発言こそ不穏当だが、他人に対する口調は敬語が主となっており、低姿勢。
先輩声優やファンなどから褒められたりすると「私などそんな…」と謙遜するのが基本。
ラジオなどでリスナーから褒められる事に非常に弱く、自身が褒められている内容のメールなどを読む時はだんだん声が小さく、早口になり、最終的に恥ずかしさで癇癪を起こす。
その姿は非常に可愛らしく、恥ずかしがる姿を可愛らしいと褒められるとまた恥ずかしがる。まさに永久機関
特に「可愛い」と言われると悶え始めるので、本人は代わりに「毛深い」と言う事を推奨していたりする。

衝撃の塊であるような彼女は、「鷲崎健の2H」でリスナーから「常識を持った狂気」と紹介されてしまった。
ぴったりの表現である。

彼女の愛称の一つである「すみぺ」は、「すみれ」と「Wikipedia」を組み合わせたもので、電撃文庫のWebラジオのコーナーが由来である。
偶然だろうが、アニメ版『シンデレラガールズ』では、同じく名前に「ぺ(あやっぺ)」を付けたあだ名で呼ばれている洲崎綾演じる新田美波とアーニャがコンビを組んでいた。
オーディションに受かったことを機にモバマスを始めたが、さっそく資本主義に染まりつつある模様。

きのこたけのこ戦争では断然きのこ派であり、たけのこ派の同業者とはXで火花(?)を散らすこともある。
そして遂には『阿澄佳奈のキミまち!』内の箱番組「上坂すみれの新きのこ党宣言!」のパーソナリティまでやることに。
最近『靴ずれ戦線 -魔女ワーシェンカの戦場-』の帯に推薦文を寄稿し、速水螺旋人のファンだった事が明らかになったが、予想された事なので誰も驚かなかった。


好きなキャラは、『装甲騎兵ボトムズ』のキリコ・キュービィーと『ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流』のルドル・フォン・シュトロハイムなど。
キリコが好きというだけで、以前ロムをもらった『第2次スーパーロボット大戦Z』をプレイしており、ゲーム内でのその強さに興奮していた。
『ボトムズ』に関してはキリコのみならず作品自体大好きで、TV版のみならずOVA作品なども観ており、休日には資料集を眺めているとか。
そのハマりっぷりは、杉田智和氏のラジオで杉田、マフィア梶田とボトムズ談義を展開するほど。

ミリタリーオタクであり、初対面の中村悠一氏とサバゲーの話で盛り上がったという。
当然戦車も好きで、キャラクターよりも戦車の描写に熱が入っている『ガールズ&パンツァー』の現場は楽しくて仕方なかったという。
ちなみに特に好きな戦車はBTシリーズであり、劇場版の戦車トークCDでは「BTの回し者」と自称するほどの愛を見せつけ、「(同じく戦車好きのMC中村桜氏と共に)ちょっと(戦車が好きすぎる)病気にかかられている}」とPに苦笑された。

一時期共産趣味熱を表に出しすぎていたところ、ソ連時代前後をリアルタイムで経験したジェーニャ氏に釘を刺され、それ以来共産趣味ネタは自重気味。


テレビアニメ『ポプテピピック』では、優遇されているのか客寄せパンダにされているのかという微妙な扱いを受けている。
先行上映会ではピピ美役の声優として登場したのだが、このクソアニメは毎回声優が変わる、AパートとBパートの声優も変わるという前代未聞の体制が取られている。
しかも彼女の出演エピソードは3話Aパートのみにもかかわらず、先行上映会では実際にその場へ登場し、あたかもレギュラー出演者であるかのように紹介された。
そのため、イベント終了後に「私達をピエロにするな」とスタッフに本気で怒ったそう。

しかし歌手としての役割になると扱いはそこそこといった感じで、第1話ではフェイクアニメ『星色ガールドロップ』の夕陽ころな役としてOPの歌唱を担当、さらに第2話~第10話までのレギュラーOPも担当している。
加えて本放送終了後新たに放送されたスペシャル版でも、単独OPと星色OP(どちらも新曲)の歌唱を担当した。
でもさすに2期までは仕事が回らなかった。まぁスペシャルにしても2期にしても蒼井翔太が強すぎるからね。

『マフィア梶田と中村悠一のわしゃがなTV』にてゲスト出演した際にとんでもない私物を持ち込んだため、その回はお蔵入りになりかけ、数か月後に公開された際には問題の紹介場面は全カットされた上にその後出しっ放しになっていた私物はモザイクがかかっていた。
おかげで中村氏と梶田氏には「あの女はうちのチャンネルを終わらせようとしている」と慄かれ、「狂人の振りをした狂人」と評されてしまった。
中村氏のところに「ヒントだけでも教えてくれ」という問い合わせが来たらしいが、「言えるんだったら最初からモザイクかけない」と当然のツッコミを受けた
ただ、「出オチ」という本人の説明とモザイクが掛かっていても判別可能な大きさ、さらには本人の趣味からして「プーチンフィギュアではないか」と言われている。

ウルトラマントリガー』ではメイン悪役トリオの一角にして上坂史上最もやべー女(2021年放送当時)である妖麗戦士カルミラの声を担当。
さらに中盤のエピソードではカルミラが人間に扮した姿という役で顔出しでも出演し、キレッキレの殺陣を披露した後、カルミラ……つまり(闇の)ウルトラマンへの変身シーンも披露した。
元が子役出身であった為、顔出しの芝居も特に違和感はなかった……が、カルミラのスーツアクターの安川桃香氏とは10cm以上の身長差がある猛、上坂はやや高めのヒールを履いて演技していたらしい*2


◆主な出演作品

■アニメ



■ゲーム



■特撮



■吹き替え



■ナレーション

  • ミュージックステーション
  • ゲオ「ゲオのクリスマスセール&初売りセール」(2022年)声優の竹内順子と共にTVCMのナレーション
  • アフリカンカンフーナチス


■ラジオ・動画番組

  • 上坂すみれの(ハート)をつければかわいかろう(文化放送)
  • 破壊の水曜日声優と夜遊び 水(ABEMA)
  • 上坂すみれのお前が寝るまで(YouTube)


■テレビ番組

  • 上坂すみれのヤバい○○


■CD

  • 1st 七つの海よりキミの海
  • 2nd げんし、女子は、太陽だった
  • 3rd パララックス・ビュー
  • 4th 来たれ!暁の同志
  • 5th 閻魔大王に聞いてごらん
  • 6th Inner Urge
など


■アルバム

  • 革命的ブロードウェイ主義者同盟
  • 20世紀の逆襲
など




追記・修正ありがとう。同士諸君
До свидания(さようなら)!

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最終更新:2026年07月12日 14:59

*1 ロリィタファッションはスカート部分の下にパニエを履くのが普通であり、服の重さやパニエ自体の質によってはパニエを重ね履きする事もよくある。だから「装甲」と表現するのもあながち間違いではないと言えよう。

*2 上述の変身シーンは「人間態が闇に包まれる→闇が晴れて変身完了」という、いわば「等身大変身」であったため。

*3 元々ダイワスカーレット役の予定だったがそちらは木村千咲氏に変更されている。ちなみに史実のアグネスタキオンはダイワスカーレットの父にあたる。