佐伯鷹臣(俺様ティーチャー)

登録日:2023/11/28 (火) 05:03:00
更新日:2023/11/28 Tue 05:02:58
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佐伯 鷹臣(さえき たかおみ)俺様ティーチャーの登場人物。
主人公の(元)女番長・黒崎真冬が転入した緑ヶ丘学園で、数学教師を務めている。
実は真冬の幼馴染で、真冬以上の戦闘力を持つ、タイトルに違わぬ俺様系教師。

赴任(=真冬入学)時点で22歳で、真冬の7つ上。8月12日生まれ*1



【概要】

黒髪短髪長身でドSの不良教師。
自称通りの男前で、常に綺麗な女性を切らすこともないが、悪い顔すると「前科五犯って感じ」とまで評されるスゴみのある男。
そのせいか「イケイケお色気系にしか口説かれない」ことを若干気にしている…と見せかけて自分にオチない人が好み。

実年齢に反し、本質は子供のまま。
「俺は零か百かしかいらない」と自称する理想主義者で、同時にその理想の為ならなんでもする気概と能力を併せ持つ。
その裏返しとして、自分と違って欲望に素直には生きられない、真っ直ぐだがお人好しすぎる生き方の人間には弱い。
その性格から、将来は社長になると豪語していたが、とある出来事から教師を目指すようになる。
かつては祖父から直接「教師は向いてない」と言われるほどに難のある性格だったが、現在は出会って間もないお嬢様の悩みをすぐさま見抜き解決できるほどに成長した。

旧姓は五条。母・啓子の再婚で佐伯性となる。
実父とは産まれる前に死別しており、祖父が育ての父。


【真冬との過去】

中学時代は真冬と同じく埼玉東校に通っており、不良番長として東・西・南・北校すべてを制圧し埼玉を統一した。
4年以上が経過し世代交代した本編時系列でも、知る人ぞ知る伝説の番長として恐れられている。

日夜喧嘩に明け暮れる不良学生だったが、そんな自分に臆せず、何度冷たくあしらわれようと意に介さず追ってくる隣家のバカ幼女*2・真冬には根負けし、奇妙な幼馴染関係を築く。
やがては半ば舎弟関係となり、小3の春以降は喧嘩を仕込みはじめ、いたいけな幼女であった真冬を立派な不良に育て上げてしまった。


【戦闘力】

現在は一応まっとうな社会人になったが、不良時代に勝るとも劣らない戦闘力を維持している。
扉を蹴破る、恐ろしく早い手刀で意識を落とすなどは序の口。
不良集団6人程度なら脅威にもならず、ストレス発散のためにわざわざ仲間を呼ばせて数十人をサンドバッグ扱いするレベル。
全力で逃げる真冬・早坂を瞬間移動じみた動きで捕らえたことも。


【作中での活躍】

【学園教師として】

緑ヶ丘学園に赴任したばかりの教師。
真冬の入学と同時に赴任し、担任教師となった。そのまま2年・3年と繰り上がりで真冬の担任を務める*3

性格の悪さや戦闘力といった不良としてのスペックも真冬以上で、目的の為なら文字通り何でもやる。
とはいえ、聖職者とも呼ばれる教師として、社会人としての立場からは逃れられず、表立ってはあまり動けない。その点を突かれて窮することも。
かわりに暗躍する場合は窃盗・脅迫・生徒に絡んだヤクザを制圧1年生に変装して近隣他校にカチコミ他校の兵隊集めて自校に不法侵入とか無茶苦茶やるんですけど

学内においても、期待に答えられない生徒には平気で暴言や体罰を振るう恐怖政治を敷いている。
しかし、有能で精力的な指導者であることは生徒からも認められており、嫌われるというよりは畏れられている。
不良の跋扈によって中止となっていた文化祭・修学旅行を受験生へのアピール目当てで復活させるなどの実績も手伝って、生徒からの好感度は高い。

なお校内の死角を把握しており、見えにくいところではいろいろやっているものと思われる。


【理事長との賭け】

かつて緑ヶ丘学園は、鷹臣の祖父が所有する、そのまた祖父の代から受け継がれてきた学園であった。
しかし祖父は、土地目当ての不動産屋にしてボンクラの現学園理事長・華房俊雄に学園の経営権を騙し取られてしまう。
養父でもある祖父の宝が奪われたことに激昂した鷹臣(17)*4は、緑ヶ丘学園に不法侵入し、学園周辺一帯の所有権を証す書類を盗み出すことで拮抗を作り出す。
そうして稼いだ時間で教育学・経営学を身に着け、自身も教師となった上で、「鷹臣が学園の入学希望者を3年で倍に増やせるかどうか」を対象としたギャンブルに学園そのもの*5を賭けさせた。

現理事長はそもそも教育に興味がなく、鷹臣と違ってあまり根気もないボンクラなので、緑ヶ丘学園は数年のうちに恐ろしく荒れ果てて不良の巣窟と化してしまった。
賭けの内容については、そんな学園を本来の姿に立て直したい鷹臣の意向が反映されている。
ちなみに3年という期限を切ったのは、ショックで衰弱した祖父へと宣告された余命に確実に間に合わせるため。


【風紀部】

賭けを達成するための手段の一つとして設立され、鷹臣が顧問を務める部活。
当初の目標には「不良の殲滅」を掲げ、弱みを握っている真冬・早坂を半強制的に加入させて学内の不良を制圧させた。 *6
ほか、抗争の火種を裏で事前にもみ消すなど、学園の評判が失墜する事態を未然に防ぐ活動を行わせている。
表向きの名目は名前通り学内の風紀維持で、具体的には学内の草むしりや旧校舎の清掃といった雑用を活動実績としている。

後には、理事長との賭けを引っ掻き回そうとする生徒会長・華房雅の率いる生徒会との戦いが主な活動となっていく。
表向きの名目が近しい「用心棒部」とのバトルに始まり、様々な手で風紀部を廃部に導こうとする生徒会役員たちを、鷹臣も教員として指導していくこととなる。

【辞職】

雅の卒業後、入れ替わりに入学した雅の妹・華房藤子もまた賭けへの介入を試み、その策略により鷹臣は教職を追われてしまう。
1組新担任・風紀部顧問ともに新任の真木清一郎先生が引き継ぐことになるが、彼は埼玉西校出身の札付きの不良という過去も持っていた。
さらに真木は、かつて鷹臣らの喧嘩に巻き込まれたことで妹の死に立ち会えなかったことから、個人的にも鷹臣を激しく憎んでおり…


【本編後】

卒業した真冬らとともに会社を興し、もともとの将来の目標であった社長に就任する。


追記・修正は、埼玉を統一してからお願いします。


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最終更新:2023年11月28日 05:02

*1 17巻おまけページ

*2 初期設定では小学2年生・7歳と思われるが、80話回想で6歳の誕生日を迎えているので、幼稚園年長時代から交流があった?

*3 厳密には華房藤子の策略により、新年度当初は3年担任ではなく新1年担任に移動、後に一時退職

*4 高3春、本編開始の5年前

*5 土地の所有権と学校の経営権

*6 なおこの際、学園生徒である真冬に顔出しで喧嘩をさせるわけにはいかないという理由から、用具室の衣装で変装させ「夏男」を生み出した。