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ハリケーンボンビー

登録日:2024/01/23 Tue 11:49:21
更新日:2026/02/14 Sat 01:34:47
所要時間約 6 分で読め!









ドッドド! ドドード!

ドドード!ドドー!



ハリケ〜〜〜ン・ボンビ〜〜〜!



風よ 吹け!

嵐よ 巻き起これ!

波よ 逆巻け!

破壊こそ 創造の始まりなり!

〇〇社長の 物件を吹き飛ばさん!






ハリケーンボンビーとはゲーム『桃太郎電鉄』シリーズに登場する貧乏神の形態の1つ。




【概要】

初登場は『桃太郎電鉄12』の全国編マップ。
スマートで長身の青いロボットのような姿をしている。

『桃鉄』シリーズに登場するおじゃまキャラ「貧乏神」が変身した姿の一つで、
初登場して以来最後の出演作の「WORLD」までほぼ全作品に登場している。

変身条件は物件を4つ以上所有して、かつ4年目以降から。

登場シーンは画面上に4つの竜巻が現れて一体化したところで姿を現す。
専用曲は「破壊のハリケーンボンビー」。


【悪行】

取り憑かれると力を溜めて大ジャンプをし、腕を大回転させて巨大なハリケーン(竜巻)を起こす。
悪行は取り憑いたプレイヤーの物件をつぎつぎに吹き飛ばすというもの。しかしこれがまあ厄介。
理由は、一度の行動で吹き飛ばす物件の量が最低で4件、最大で15件以上もの物件を飛ばし、プレイヤーに尋常でない被害を与えるからである。
せっかく買い集めた物件を意図も容易く吹き飛ばされる光景はまさにトラウマ
しかも迷惑なことに、ハリケーンボンビーの近くにいるプレイヤーも巻き添えを喰らって物件を吹き飛ばされてしまうため、かなり危険。
そのため、ハリケーンボンビーがとり憑いているプレイヤーからは、なんとしてでも離れる必要がある。
更に借金になっても売らなくても済む農林物件まで容赦なく吹き飛ばすのが厄介さに拍車をかけており、「キングボンビー」よりも凶悪とまで言う人も。
ふき飛ばす物件の優先順位は、初期は独占している駅の物件や増資している物件はかならず後回しにされていたが、『桃太郎電鉄15』からは優先順位は下がるもののランダムでふき飛ばすようになった(「桃太郎ランド」「ネズミーワールド」は、いずれもかならず最後)。
加えてキングボンビーとは違い、変身したら即行動な点も恐ろしいところ。*1
対策する手段があるにしても一度はこれで被害を受けてしまうし、他のプレイヤーと擦り付け合いをしている中で変身されたらとんでもない痛み分けを喰らう羽目になってしまう。逆の立場なら「お前も道連れじゃあ!」な気分にはなるが。
その凶悪ぶりは公式もしっかり認知しており、『桃太郎電鉄15』では目玉である「5大ボンビー」の一体に数えられている。

他のボンビーよりも極めて強力なためか、滞在ターンは他のボンビーと比べると短めで、基本的には3ターン(稀に4ターン)である。
キングボンビー」が平均4~5ターン、他ボンビーも半年近くと比べたら短さが顕著になっている。

ちなみに、全ての物件をふき飛ばされた場合……つまり所有物件がまったくない場合は、ターン関係なしに貧乏神に戻る。
ふきとばされて所有物件がすべてなくなった時に表示される「創造の始まりだ!」のメッセージは、まさにプレイヤーに絶望を与えてくる。

ほかのプレイヤーからすると「農林物件は売ることができない」というシステムの都合上、独占したいのに農林物件一件ねじ込まれて独占が出来なかった駅を独占するチャンスとなる。


【対策】

○なすりつける

基本はやはり「貧乏神」と同じく、他のプレイヤーとすれ違って移す「なすりつけ」が基本。急行系カードなどで一刻も早くなすりつけよう。
また「テレポートカード」や「ぴったりカード」も有効。
自分の位置に全プレイヤーを集める「サミットカード」をつかえば、全員を道連れにすることも可能である。友達無くすぞ

○九死に一生カード

一部作品のみ。
一回だけ上位ボンビーの悪行を防ぐことができる強力なカード。
ハリケーンボンビーにも有効なので、これで1回しのいで対策を練ろう。

○歴史ヒーロー

『WORLD』のみ、パリを独占すると仲間になるナポレオンは「強力なボンビー(キング・ハリケーン・ロシアン・チャージ・デビル)をミニボンビーに変化させる」という能力を持つ。確定ではないが、即座にキングボンビーを無力化するという、メカボンビー廃止後では唯一無二の効果である。
ナポレオンは他にも「他プレイヤーを眠らせる」「空き物件を無料で手に入れる」という効果もあるため非常に強力。


【後のシリーズでは……】

『WORLD』を最後にハリケーンボンビーはリストラされてしまった。*2
これで、物件ふきとばしの悪夢とはオサラバ……とはならず、
『2017』では、キングボンビーがハリケーンボンビーと同じく物件ふきとばしの悪行のみを行う場合がある(このパターンのときはBGMはハリケーンボンビーの曲が流れる)。

【ポコン】

『令和』以降は、キングボンビーの息子の「キングボンビーJr.ポコン」がハリケーンボンビーの後継者として登場(テーマ曲は悪夢のキングボンビー。破壊のハリケーンボンビー作曲者の池毅氏はBGMの担当を外れている)。
このポコンの登場により、悲惨な事にハリケーンボンビーは復職困難な出禁に近い状態となってしまった。ポコンを恨みながら、やさぐれて飲んでいるかもしれない……?

キングボンビーからハリケーンの舞を伝授してもらい、強大な竜巻を起こす。
悪行の効果はハリケーンボンビーと同じだが、1~2回目の変身時は吹き飛ばす物件数はハリケーンボンビーと比べるとかなり少ない。
しかし、3回目の変身以降は本気を出したのかハリケーンボンビーとほぼ同じレベルで物件を吹き飛ばすようになる。

『桃鉄2』でははじめからフルパワーに。
さらにポコン専用の新規BGMが用意された。凶悪な悪行をしてくるわりに、ノリノリで明るい陽気な曲となっている。
「桃鉄3年決戦!」モードでも貧乏神がポコンに変身するようになったため、物件を多く持っているときは要注意。


【その他】

ハリケーンボンビーの悪行時の演出は竜巻を起こすというものだが、海底マップ、月面マップ、銀河鉄道マップではエフェクトや効果音が変化する。
なかなかのレアケースなので一見の価値あり。

『WORLD』のピサを独占すると仲間になるガリレオは、他の社長に憑いた貧乏神をハリケーンボンビーに変化させることができる。「それでも地球は回っている。ハリケーンボンビーも回っている。」
携帯版『WORLD』ではキングボンビーを差し置いて最強のボンビーとして君臨していた。

ハリあしゅ……知る人ぞ知るネタ。これも、ハリケーンボンビーもあしゅらもリストラされてしまった今では、伝説のものとなっている。



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最終更新:2026年02月14日 01:34

*1 『USA』以降はキングボンビーも変身して即悪行を行うパターンが追加されたが、それでもたまにであり、確定ではない。

*2 桃鉄を開発していたハドソンが経営悪化によりコナミに吸収合併されることになった。しかし、コナミとさくま氏の間で軋轢が生じ、さくま氏直々に桃鉄シリーズの終了が宣言されてしまう。後にそれは撤回され、『桃太郎電鉄2017』の開発に至ることとなったのだが、キャラデザインの大半が変更されることに伴い、ハリケーンボンビーは『WORLD』以降出番無しとなっている。