葉月(パワプロクンポケット)

登録日:2024/06/09 Sun 14:42:30
更新日:2024/06/10 Mon 08:59:25
所要時間:約 6 分で読めます




葉月(はづき)とは、パワプロクンポケットシリーズに登場する彼女候補である。
名前の由来は8月こと葉月。苗字は不明。

概要

桃髪で白い服を着た女の子。日の出高校の生徒ではなさそうだが…
性格については後述。

キショウブの花が好きらしい。


本編での活躍


泉に訪れる主人公。そこで花を見つけると女の子が声をかけてきた。
一通り話した後、その子は不意に消えてしまう。

その後、山田から泉には若くて可愛い幽霊が現れるという噂を聞く。以降は泉に行けるようになる。
そして山田は泉の伝説について教えてくれようとしてくる。


女神ルート


泉の伝説*1を聞くとこちらのルート。


ある日主人公が泉で素振りをしているとバットがすっぽ抜けて泉に落下してしまう。

すると、泉から女神が現れた。そしてバットを落としたことを怒ってくる。
正直に話すと、バットを返してくれる。

これに味を占めた主人公は以降も何かしら投げてみるとその度に女神が現れ、その度に物を渡してくれる。
が、正直に答えることが正しいとは限らないし、だからといって嘘をついてもいいわけではない。
運が悪いと全部マイナスアイテムに変換されることもある。要するに運ゲー


最後にマンガ本(バカボンドのパパ 第16巻 or こち亀 第823巻)を投げるとマンガ本or野球超人伝を渡してくれる。

ちなみにマンガ本を返された場合、後から来た山田が野球超人伝を貰う。しかし山田に超特殊能力は付かない。

  • エピローグ
以降は何を投げても女神が現れることはなかった…


この時は妙に軽くてガラの悪い性格をしており、おおよそ女神らしくはない。


葉月ルート


泉の伝説を聞かないとこちらのルート。


泉に訪れるとこの間の女の子、葉月がいた。
幽霊の噂について話す主人公だが、葉月は「自分がその幽霊だ」だと言う。
流石の主人公も冗談だと軽く流していた。

野球には何か思い入れがあるような素振りを見せていた。
また、ある程度好感度を挙げると昔の話をしてくれる。

葉月には昔、好きな人がいたが理由があって離れて暮らすことになった。
無事に帰ってきたら結婚しようとその人と約束をしていた。
しかしその人が帰ってくることはなかった。その人は死んでしまったからである。

その人もキショウブの花が好きで、主人公と関わるようになったのも主人公とその人を一瞬見間違えたからだそう。ただし顔は全く似ていない。


以降はデートできるようになり、電話が無いらしいので泉に行けば誘える。
本土にも連れて行けるが、妙に行動が不自然。

喫茶店では梅昆布茶、甘酒、あんみつ、ラムネ、冷やし飴を注文した。店にはどれも無かったが…
主人公の部屋に行くとゲームハードマニア*2、カセットマニア*3な主人公を見られる。が、葉月はゲームやCDというものを知らないような雰囲気がある。映画のことを活動写真と言っていたり…
ゲームは結構上手いようで主人公を何度も下していた。
また、遊園地では「平和って いいわよね~」なんて言っていた。


泉で探していると急に出てきたり、立ち去るときに毎回フェードアウトする描写*4になっていたりするがこれは一体…?

また、山田には一人でニヤニヤしていると遠くで言われている。仲間評価を下げない辺り流石と言ったところ。






そしてある日、幽霊の噂についてまた話す主人公。この泉には何度も来ているが一度も見たこともない。
すると葉月は本当のことを話し出す…


恋人が亡くなったのは太平洋戦争で戦死したからだった。
二人は無事に帰ってきたら結婚しようという約束の他に、もう一つの約束をしていた。
それは「どちらかが先に死んだら、残ったほうも死ぬ」と…

葉月は戦争が終わった後もあの人を待ち続けていた。しかし帰ってきたのはあの人の訃報だった。
そして葉月は約束通り、その身を泉に沈めた。


そう。その幽霊とは葉月のことだった。
妙に知識が古いのも、昭和時代からずっと眠っていたからだった。


泉に眠っていたとき、あの人はおらず彼女は一人だった。だがそろそろ限界なのか身体が薄くなり始める。
主人公のおかげで楽しかったと告げ、葉月は消えてしまった…

この後本土に行かないとノーマルエンドで終了する。


  • ノーマルエンド
その後、天国で葉月はあの人と出会えたのだろうか。そして、主人公と会うことはもうないのだろう…





その後、本土に行く主人公。そこには葉月に似た人がいた。
しかし別人であり彼女は「仲根五月(なかね さつき)」という人だった。

五月にとって葉月は「お母さんのお母さんの妹」…祖母の妹が葉月という遠縁の関係だった。
そして二人は不思議な縁もあってか仲良くなっていった。


いつの間にかキショウブの花の辺りに野球超人伝が落ちており、これが葉月からの最後の贈り物であると五月は言った。


  • グッドエンド
あれから色々あったのか、五月と結婚することを葉月に伝えていた。天国で見守ってくれていることを信じて…



裏サクセス

教会の孤児「ハヅキ」として登場。こちらでは正真正銘の人間。
黒い服にスターロッドみたいな杖をもっており表とのギャップがイイ感じ。
仲間キャラクターだが、教会で知り合うと途中でお別れになる。

神殿に行くべく主人公に協力を求めるが、それは罠であり神父にナニかされてしまう。*5
先に神父を倒すと別の経路で知り合うことになり、こちらでは最後まで仲間になる。

主人公に回復魔法をかけたりヤマダに魔法を教えたりしてくれる。

エピローグでは主人公はハヅキと教会で暮らしている。


余談

例によって正史ではどうなったか不明。きっと泉のそこで眠っているのだろう…

葉月の言っていたあの人だが、実は元ネタがあるという噂がある。
また、葉月は戦争を太平洋戦争と言っていたがそう言うのは海軍の人間が大多数なので、もしかしたら海軍の関係者なのかもしれない。
まあその辺りを気にしたら収拾がつかなくなるので程々にしておこう。

これ、野球ゲームですから。



追記修正はキショウブの花が好きな方にお願いします。

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最終更新:2024年06月10日 08:59

*1 内容はイソップ物語の金の斧まんまの話で、主人公を怒らせた。

*2 ファミコン、スーパーファミコン、N64、ゲームキューブ、ゲームボーイ、ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンス、バーチャルボーイ。 バーチャルボーイを持っているとは只者ではない。

*3 ビデオデッキ、CDプレイヤー、MDプレイヤー、DVDプレイヤー、レーザーディスク、カセットデッキ、MP3プレイヤー、デジカメ

*4 他のキャラクターは立ち去る際、一瞬で消える描写になっている

*5 彼女が途中で戦死した状態で行くと分かる。