登録日:2024/10/24 Thu 14:36:27
更新日:2024/12/20 Fri 21:54:02
所要時間:約 12 分で読めます
翠の波動よ、我を導け──
連接する世界 紡がれる物語
小さな選択で運命は一変する
世界は訪れるたびに形を変える
導くのは神か、あるいは──
【概要】
『
サガ エメラルド ビヨンド』(
SaGa Emerald Beyond)とは、
サガシリーズの一作。2024年4月25日発売。
家庭用ハード向けのサガシリーズとしては前作にあたる『
サガ スカーレット グレイス』から実に8年ぶりとなる完全新作。シリーズ20作目にあたる。
システム面は『スカーレット』の正統進化系だが、世界観は『
サガフロンティア』に近くなった。
イベントはムービーや3Dキャラによる芝居は一切なく、立ち絵と会話のみで進行していく紙芝居形式で続投。
バトルも詳しくは後述するが、タイムライン制を引き続き採用しつつ、新しい要素を取り入れ、より進化したものとなっている。
現代の豪華なRPGに比べてかなり簡素なため、この点で大きく人を選ぶ(Steamレビューの集計では見事に「賛否両論」だった)。ある意味いつものサガである。
最大の特徴として、イベント中に発生する選択肢はもとより、一度に複数発生するイベントの中から一つを選んで進めることで展開が様々に変化していく。
また、周回プレイ時も前の周回で選択した主人公による影響を受けて仲間になるキャラが変わったり、違うボスと戦えたり、イベントそのものが変わったりという変化に富む作風になっている。
このため、「選択や周回によって常に大きく変化し自分だけの体験を楽しめる。」という売り文句が使われている。
発売前には機種ごとに主人公が異なる体験版が配信された。体験版のセーブデータはそのまま製品版に引き継ぐことが可能になっている。
【世界観】
今作は17の異世界「ワールド」が存在する「連接世界」と呼ばれる世界観になっている。
ワールドごとに住んでいる種族、文化なども大きく異なっており、発展途上の世界もあれば栄華を極めた世界、文明が滅んだ世界なども存在する。
各ワールドは「連接領域」と呼ばれる異次元空間で繋がっている。
主人公たちは運命の道標「エメラルドヴィジョン」を見ることが出来、次に進む世界やイベントを選択していく。
【登場人物】
主人公
CV:三宅貴大
種族:人間
「選ばれた? 違うな。自分で選んだんや。」
和風の文化が広がる京都のようなワールド「ミヤコ市」の名門・御堂家の傍系の青年。
御堂家は特殊な力を使い、国に仇なす邪を打ち払ってきたが、世界の変容によって力を失ってしまい、その間に邪は力を増してしまった。
そのため、新たな力を得るため連接世界を巡る「カテドラル計画」に参加し、精霊を集めていくことになる。
PS5/PS4版の体験版で序盤をプレイ可能。
今作の新種族のひとつ「クグツ」が主戦力となるシナリオ。敵から技をラーニングしてクグツを強化していく。
また、綱紀編限定要素として特定の敵を倒すと「ソウル」と呼ばれるロールの一種を入手でき、自由にセットしてカスタマイズが可能。
なお、クグツの一人ボウだけアメイヤ編でも加入するため、綱紀編でボウにセットしていたソウルを引き継ぐことが出来る。
比較的オーソドックスな主人公なので初心者向け。
発売時の公式メッセージでも最初にプレイする主人公に推奨されており、主人公選択時のメッセージも「主人公いうたら自分やろ」と嘯く。
CV:飯沼南実
種族:人間
「プールクーラの魔女アメイヤ・アシュリンよ」
魔法世界プールクーラ出身の魔法使い。卒業試験でミヤコ市を訪れ、小学生の少女「泉ゆめは」として生活を始める。
ところが、突然現れた謎の男の襲撃で魔力の大半を奪われ、魔力奪還の旅に出ることになる。
Switch版の体験版で序盤をプレイ可能。
特徴としては、あちこちに散らばった魔力がネコの姿をとっており、ネコ集めをしていくのが第一目標。
ネコを集めるたびにアメイヤの知力が上昇し、専用装備の「ネコシリーズ」や術を習得していく。
しかし、一周目ではラスボスと戦うことすらできず、他の主人公を含めての周回プレイが必須となる特殊なシナリオでもある。
ネコ集めやシナリオクリア状況によってエンディングが分岐するやりこみ系シナリオとなっている。
ただ、初周はあっさりクリアでき、術のチュートリアル的な面もあるので初心者向けとも言える。
CV:
諏訪彩花
種族:メカ
「私はD05-72314。通称Diva-No5歌姫です」
首都アヴァロンで作られた完全無欠の歌姫メカ。歌とダンスで人々を楽しませるエンターテイナー。
しかし、ある日ラジオ番組で禁じられた歌を歌ってしまったため、メモリを封鎖したせいで歌唱機能を失い、ゴミ捨て場で拾った壊れたメカのボディに換装する。
途方に暮れていたところをコンスタンティン率いるアルビオン王国異世界探索隊に拾われ、「心」を探す旅に出る。
Steam版の体験版で序盤をプレイ可能。YouTubeで彼女のMVが公開されているので、ぜひ視聴してあげよう。
主人公選択画面では美女キャラだが本編開始してまもなく妙ちくりんなメカボディにされてしまう悲劇の主人公(これはこれで表情豊かで可愛いとの評判も)。
最初は初期装備の武器2つ分以外の装備欄が封印されており、メカなのでバトルで成長できないなど制限が多い(装備欄はメインシナリオ進行で順次開放される)。
その分、初期メンバーが強かったり、強力な装備品が早期に手に入るチャンスがある。
『サガフロ』のT260Gのようにメインシナリオのワールドをクリアしていくと新しいメカボディを獲得でき、任意に換装できるようになるのが強み。
CV:
小野友樹
種族:吸血鬼
「私は吸血鬼。不死の存在だ。死せる英雄になるのは不可能だ。」
闇の世界「ヨミ」に君臨していた闇の王。しかし、謎の男に殺害され、死者の国「ブライトホーム」で復活する。
ブライトホームで出会った戦士団と共に再び闇の王となるべく旅を始める。
仲間にしたヒト種族の血を吸うことで眷属化し、シウグナスのLPが上昇していく特殊システムを採用しているのが特徴。
後述の種族一覧にあるように、眷属化したキャラを「騎士」にすることも可能。
LPを消費する強力なブラッド技やブラッドロールといった専用要素が多く登場する。
シウグナスのキャラクター性や個性的な仲間もあって人気のあるシナリオ。
CV:村中知
種族:人間
CV:陶山恵実里
種族:人間
「ブレア巡査」
「フランクリン巡査」
「「出動します」」
主人公では唯一の2人組。キャピトルシティ警察の新人巡査コンビ。
大統領暗殺未遂事件の重要参考人を追跡中、異世界に迷い込んだことから事件解決のために奔走していくことになる。
サガシリーズ恒例の自由度の高いフリーシナリオ重視のシナリオ。全主人公を仲間にできる唯一のシナリオでもある。
初期メンバーがモンスター種の「ネコ」が3匹という尖った編成のため、ある程度ゲームに慣れた人向けと言える。
仲間
CV:田島章寛(ムサシ)、清水理沙(コマチ)、(スクネ)、上田燿司(ボウ)
種族:クグツ
綱紀編初期メンバー。御堂家が使役するクグツ達。
それぞれ担当する武器種が異なり、ムサシは両手剣、コマチは術(小剣)、スクネは体術、ボウは片手銃が初期装備。
後述の通り、ボウのみアメイヤ編でも加入する。
CV:田所陽向
種族:モンスター(ネコ)
アメイヤ編初期メンバー。アメイヤの使い魔の黒猫。
魔法少女モノに付き物の小動物キャラだが、やたらと声が渋い。
遅れて着任した加藤とは犬猿の仲。
CV:益山武明
種族:人間
アメイヤ編初期メンバー。アメイヤの従士で、彼女の護衛と卒業試験の監視役を担当する。
本来の姿は「従士1541-3837」という白い鎧の騎士だが、人間界では長髪のスーツ姿でサラリーマンを装っている。
丁寧な口調で一見頼れる執事風なのだが、遅れて合流した上に自己紹介をアメイヤにガン無視されるなど扱いが雑。
護衛担当のため初期装備がヘイト大幅アップのスピアアトラクター、初期習得技がこれまたヘイト集中効果のあるアピールスラッシュのため、
何も考えずに戦っていると攻撃が集中してすぐ地面に這い蹲ってしまい、そのまま戦闘終了してしまうこともしばしば。
さらに能力アップ時のポーズがやたらダサイなど、どこかポンコツなキャラ付けのせいか本作屈指のネタ人気キャラとなっている。
CV:西田望見
種族:女神
アメイヤ編初期メンバー。前作に登場した十二星神の一柱で魔術を司る女神。
謎の男の襲撃からアメイヤを助けた後、自身のコピー体を同行させる。
コピーの方は本人に比べるとノリの軽い性格で、無神経な言動で遊ぶことが大好きという無邪気な子供っぽいキャラ付けになっている。
専用種族の女神に設定されているが、性能的には我流技を閃かない人間。
アメイヤを助けたのには何か理由があるようだが…?
CV:岩中睦樹
種族:人間
ディーヴァ編初期メンバー。元はディーヴァ ナンバー5のマネージャーを務めていたが、彼女のメモリが封鎖された際に誰だったかも忘れられてしまう。
それを利用し、何らかの目的で「アルビオン王国異世界探検隊」を結成し、ディーヴァと共に連接世界を旅し始める。
はたしてその目的とは…?
戦闘面では全く役に立たないが、サポートロールの行動速度アップ効果が有用なので固定サポートになりやすい。
CV:島田愛野
種族:人間
ディーヴァ編初期メンバー。近未来的な全身鎧に身を包んだ女性戦士。
初期習得技の疾風剣が有用な他、魔具使いと呼ばれる職業のためモンスター技も扱えるのが特徴。
順当に育てればディーヴァ編のエースになれる有能キャラ。
CV:寺依沙織
種族:人間
ディーヴァ編初期メンバー。ウェンズデイとは対極の中世風の女性剣士。
両手剣と短剣を装備した正統派剣士。河津神いわく、実在の人物がモデルらしい。
CV:細野雅世
種族:短命種
ディーヴァ編初期メンバー。植物人間のような姿の短命種の女性。
初期メンバーでは唯一の短命種なので、短命種のチュートリアルキャラなのかもしれない。
CV:下山吉光
種族:モンスター(狼)
ディーヴァ編初期メンバー。狼男型のモンスター。
最初から吸収している強襲牙がそれなりに優秀。
初期メンバーは主人公ごとの固有キャラが多い中、珍しく他の主人公でも加入できる。
CV:藤原夏海
種族:人間
シウグナス編初期メンバー。シウグナスが出会ったブライトホームの戦士団の一人。
ブライトホームのディン王によって役職で呼ばれるため、彼らは本来の名で呼ばれることはない(ちなみにシウグナスの役職は「伯爵」)。
将軍は戦士団のリーダーで、二角帽を被ったナポレオンのような衣装の偉そうな少年だが、戦争の天才。
サポート専用キャラなので、戦闘メンバーに入れられない珍しいキャラ。サポートロールはかなり有用。
CV:江頭宏哉
種族:人間
シウグナス編初期メンバー。シウグナスが出会ったブライトホームの戦士団の一人。
哲人いわく、戦士団の真のリーダー。義理人情に厚く、また二君に使えない忠義の漢。
CV:小林親弘
種族:人間
シウグナス編初期メンバー。シウグナスが出会ったブライトホームの戦士団の一人。
モノクルをかけた戦士団の頭脳。生前は哲学者だったわけではないが、分析癖を持つ。
CV:星野貴紀
種族:人間
シウグナス編初期メンバー。シウグナスが出会ったブライトホームの戦士団の一人。
ストイックな性格で自分にも他人にも厳しい。暇な時は常に己を鍛えているらしい。厳しすぎるため他から敬遠されている。
過去作の格闘家クラスのキャラで、体術を得意としており龍陣の陣形を所持している。
CV:下山吉光
種族:人間
シウグナス編初期メンバー。シウグナスが出会ったブライトホームの戦士団の一人。
仮面を付けた謎多き男。役職通り生前は人を斬っていたらしい。寡黙だがシウグナスの正体を一目で見抜く眼力の持ち主。
CV:武田幸史
種族:人間
シウグナス編初期メンバー。シウグナスが出会ったブライトホームの戦士団の一人。
戦士という役職に似つかわしくないピンクの坊主頭と鼻ピアス、サングラスをかけたノリのいいパリピ。
陽気なラップで会話するシウグナス編のムードメーカー。しかし、その裏側には何か暗いものを感じさせる。
CV:下山吉光
種族:モンスター(ネコ)
ボーニーとフォルミナが出会ったネコ型モンスター。
ミャオが白猫、パーが黒猫、ヒスは茶猫。3匹それぞれで性格が異なる。
CV:冨沢竜也
種族:人間
クロウレルムの案内役で、名前の通り案山子のような姿をした謎の存在。種族は一応人間。
クロウレルム各地に放棄された壊れた大型機械を操作する種族(?)の一人。
常に同じ表情が描かれた袋を顔に付けており、語尾を伸ばす気の抜けた口調で会話するため脱力すること間違いなし。
他にも異なる表情が描かれた仲間たちが多数存在する。
CV:川島得愛
種族:人間
かつてグレロンに存在した帝国の最後の皇帝。常に仮面で顔を隠している。
初期装備が「デイブレード」所持陣形が「インペリアルクロス」と、『
ロマサガ2』の最終皇帝のオマージュキャラ。
ちなみにディーヴァの出身地であるアヴァロンとは特に関係はない。
シウグナス編でのみ一定条件を満たすと加入する。
CV:下和田ヒロキ
種族:メカ
ロマサガシリーズおなじみの吟遊詩人モチーフのキャラ…なのだが種族はなんとメカ。
見た目はディーヴァ ナンバー5の初期ボディであるレトロポッドで、アヴァロン出身。
サー・ガラハドらの英雄譚を歌ってくれる。
ボーニー&フォルミナ編でディーヴァ加入条件を満たさなかった場合の代替キャラとして加入する。
その他
『
Sa・Ga2 秘宝伝説』からゲスト出演。
連接領域で出会う謎の生き物という設定で、達成するとアイテムをもらえる「せんせいの試練」や仲間を育成する「せんせいの修行」が使用可能になる。
【ゲームシステム】
行先案内システム。イベントの発生地点に四角い枠が表示され、それぞれの場所に向かって緑色の線が伸びる形で案内してくれる。
イベント地点にある枠の色によって発生するイベントが決まっており、緑色はシナリオ関連、青色はサブイベント、赤色は通常戦闘となっている。
エメラルドヴィジョンは一度に複数発生するため、発生させるイベントを選んでいくことになる。
今作では種族の概念が復活。種族によって異なる特徴と成長要素を伴うお馴染みのシステムになっている。
人間・吸血鬼・騎士・廃人・短命種の総称で、それぞれにまた異なった特徴を持つが「ひらめき」で技を習得できる点が共通している。
スタンダードな種族で戦闘をこなすことでステータスが成長していく。
ほぼ全ての武器・技を使用でき、「我流技」という人間専用技も習得可能。
御堂家の力で操作する自動人形。敵の使用する技をラーニングすることが可能。
ただし、技を閃くことはできず、武器も1種類しか装備できない。
シウグナス専用種族。基本は人間と同じだが、我流技は習得できない。
LPを消費する「ブラッド技」を使用でき、仲間の血を吸う事で最大LPの増加と新たなブラッド技の習得が可能。
シウグナスに吸血された人間。LPが1減少するが、それ以外の違いはない。
ただし、シウグナス編初期メンバーは各個人の専用シナリオをクリアしないと眷属化できない。
ブラッドギアを渡すことで騎士になる。
ブラッドギアを装備した眷属専用種族。
最大LPが3増加し、ブラッド技、ブラッドロールが使用可能になるが元々の種族特性は失われる。
ブラッドギアを剥奪すると廃人と化す。
ブラッドギアを剥奪された騎士の末路。
最大LPが1で固定され、当然ブラッド技やブラッドロールも使用不可能。さらに新たな技の習得もできなくなる。
周回時のリセット以外に廃人になったキャラを元に戻す方法はないため、ブラッドギアを渡す時は注意。
今作初登場の種族。キャラごとに特性が異なり、人間同様の運用ができるものやモンスターの特徴を併せ持つキャラも存在する。
通常のロールとは別に専用の固定ロールが設定されており、バトルに勝利するたびにチャイルド→ヤング→ミドル→エルダーと成長していく。
固定ロールの成長に伴いステータスが強化され消費BPも低下するが最大LPが減少するデメリットも発生する。最高のエルダーになるとLPは1で固定。
LPが尽きて死ぬと新たな世代に生まれ変わり、習得していた技に加えて「継承技」を習得できる。
世代を重ねて長生きするほど多くの継承技を引き継ぐことが出来、死ねば死ぬほど強くなっていくという今までになかった種族となっている。
ただし、多くの技を継承するにはエルダーまで成長させる必要がある。
バトルでは成長せず、装備品でステータスを強化していくお馴染みの種族。
技は装備品にセットされたメカ専用技のみ使用可能で、ひらめきなどは使えない。
また、メカボディごとに専用技も設定されており、たとえばディーヴァの初期ボディ「レトロポッド」には「
のこぎり」がセットされている。
生体系ステータス異常に耐性があり、メカ専用の状態異常が存在する。
武器・主防具が固定され、装備できるのはアクセサリーに限られる。
技も閃きではなく、戦闘終了時に倒したモンスターを吸収することで、装備品に吸収したモンスターの技を一つ習得できる。
習得した技は通常技と同様に使える他、「解き放つ」を選ぶことで吸収した技を失うかわりに消費BP1で発動できる。
また、吸収した部位の装備のステータス補正がアップする。当然、強力な技ほど上昇量も高い。
一方、ロールをほとんど習得できない、強力な装備品が付けられないなど制約も多い。
装備品の強化に関わる新要素。
シナリオクリアや戦闘中に一定の条件を満たすと「概念」を入手できる場合がある。
概念を入手することで強化先の選択肢が解放されていき、強化の幅が広がる。
なお、入手した概念はアイテムメニューから閲覧できるが、強化に使用しても消費されない。
今作の店にあたる要素で、その名の通りアイテムを物々交換するシステム。
トレードに出したいアイテムを選択した状態でバトルを終えるとトレード希望のオファーが届き、好きなものと交換できる。
逆にどこかの誰かが出品しているアイテムに入札してトレードすることも可能。
バトルを繰り返すごとに交換できるアイテムが変わる。なお、一度トレードに出したアイテムはキャンセルできないため注意が必要。
…と、育成には必須のシステムだがUIのレスポンスの悪さ、攻略本でも詳細が語られておらず、プレイヤー同士での状況共有に頼るしかないなど正直不評要素の大部分が集中してしまっている。
【バトルシステム】
基本的なシステムは前作と同じタイムライン制だが、前作から様々な改良が施されている。
前作の連撃にかわりシリーズおなじみの連携が復活。
今作では技ごとに設定された「連携範囲」をタイムライン上で繋げていくことで発動する。
味方同士が隣接していても間にいる味方が防御やリザーブ技を選択するなどで連携範囲が途切れている場合は発動できないが、リザーブ技発動やバンク技でタイムライン上を移動して連携範囲が繋がった場合は追加で連携に参加することも可能。
また、連携すると連携率が上昇していき、150%以上になった場合は確率、200%を超えれば確定でオーバードライブが発動し、再度連携を叩き込むことができる。
オーバードライブ時に選択される技はランダムだが、再度連携率が高まれば連続オーバードライブも可能。
もちろん敵側も連携やオーバードライブを使用してくる。
今作のバトルの重要な位置を占める新要素。
タイムライン上で前後2マスずつの空きがある状態で、かつ他と連携範囲が繋がっていない場合に一人連携を繰り出すというもの。
残BP+1の範囲で使用する技がランダムで選ばれる。このため、BPが増加する戦闘後半ほど強力になる。
敵側も使ってくるが、独壇場は1ターンに1回しか発動できないという制限があるため、味方で先に独壇場を発動させたり、タイムラインの位置を調整することで敵の独壇場を潰すことも可能。
バンプ技でずらした時に条件を満たしてしまう場合もあったりするので、よく考えてコマンドを選択しなければならない。
前作からシステムがガラリと変更され、フラックスなどの要素は削除。
最初から術がセットされている装備品を装備した状態で術を使い続け、五行レベルを1以上にする必要がある。
五行レベルが1以上の状態で術を使用すると、新しい術を閃くことがある。
ほとんどのキャラは五行レベルが0の状態なので、まずは術がセットされた装備品を入手しないことには始まらない。
術の発動に詠唱時間が必要といった部分は前作と同じ。
なお、今作では武器を2種類装備可能になったので、術と技を同時に使っていけるようになった。
- 仲間のことも加藤とかカカシとか印象深いやつだけでも解説が欲しい。特に大人気キャラの加藤を -- 名無しさん (2024-10-24 21:27:24)
- 戦闘システムが素晴らしいんだが、一戦一戦すごく考えることが多いので人を選ぶ。うっかり敵の独壇場で全滅とか。あと、絶賛する人でもトレードは……みたいな感じ -- 名無しさん (2024-10-24 21:38:53)
- シウグナス編の戦士はいいぞ -- 名無しさん (2024-10-24 21:42:03)
- 戦闘210点、キャラ10点、UI5点で平均75点、そんなゲーム。 -- 名無しさん (2024-10-25 16:38:15)
- biim兄貴とかはガッツリハマってたな -- 名無しさん (2024-10-26 07:19:08)
- ↑5 初期メンバーと一部キャラを追記してみた -- 名無しさん (2024-11-01 03:00:57)
- やっぱサガにはキョンさんが必要だわと再確認できたゲームだった -- 名無しさん (2024-11-01 03:24:07)
- 実験室からそのまま引っ張り出してきたようなゲームと言うか、今の流行とかそんなのほとんど全部無視してRPGってなんなんだという問いにまで突っ込んでる感がある。普通に遊ぶならもっといいゲームいくらでもあるんだけど、積極的に楽しもうと思って遊ぶとこれより面白いゲームないってぐらいに妙な面白さがある。人には全くオススメできないけどwやっぱり間違いなく天才の作品 -- 名無しさん (2024-11-06 14:59:44)
- スパークリングミストが優秀すぎてメカは大体スタメン -- 名無しさん (2024-12-20 21:54:02)
最終更新:2024年12月20日 21:54