登録日:2024/12/28(土) 19:47:06
更新日:2025/01/05 Sun 09:32:42
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概要
搭載楽曲というのは、読んで字のごとくパチンコの筐体に搭載されている楽曲のことである。
搭載楽曲の中には、ラウンド楽曲として使用されるものが含まれている。ラウンドとは、遊技機が大当たりした後、玉が入るところが空いてから閉まるまでの時間のことであり、その時流れるのがラウンド楽曲である。
遊技機一般に言えることとして、タイアップであれば基本使用されるのは原作で使用されたものなのだが、搭載楽曲はかなりの数が使用される場合があり、数が足りないため遊技機オリジナルの楽曲が用意されることがほとんどである。
CR牙狼シリーズもその例に漏れず、メインシリーズ筐体では必ずオリジナルの楽曲が1曲以上は用意されている。
どの機種にどの楽曲が搭載されているかは、パチンコ牙狼総合サイト「パチンコ牙狼アーカイブ」にて確認できる。
JAM ProjectとBETTA FLASHの楽曲が多い。JAM Projectの楽曲の場合は、基本的にはCDに収録されるが、その他のアーティストの場合は収録されない場合が多い。ただし、一部サンセイ公式によって配信されている楽曲も存在している。
初搭載となった機種の内容をモチーフにして作られてはいるが、使い回されることも少なくない。機種によって全く別の映像をあてがわれる楽曲もある。
オリジナル楽曲一覧
CR牙狼
- Fencer of GOLD(JAM Project)
きただにひろし曰く、イントロは編曲家にお任せした結果、良い感じになったという。
ファンから「変な曲」と言われている楽曲。銀牙騎士・絶狼である
涼邑零役の藤田玲がボーカルを務めるバンドが歌唱している。
実はCR牙狼用のアレンジがされている楽曲であり、元々は全く違う歌詞でアルバム『TROIS』に収録されている。なお、CR牙狼バージョンは音源化されていない。
- 呀~Tusk of Darkness~(影山ヒロノブ)
シングル表題曲。カップリングがタイアップ元のOV映画『
呀』の主題歌「Worrier ~闇を駆ける呀~」となっている。
カップリング曲がバラードである一方で、こちらはアップテンポな曲になっている。よくよく聞くとタイアップ元でも、メロディが使用されている(キバvsガロのシーンなどで聞くことができる)。
牙狼本編に関わっていない人が作り出した楽曲が搭載された最初の機種。
高音域が美しい楽曲。タイアップ元の『
MAKAISENKI』に登場する称号ありの魔戒騎士が5人のためか、「5」が歌詞で使用されている。
BETTA FLASHらしい、荘厳で神秘的な楽曲。イントロから一番のAメロまでが、暗黒魔戒騎士篇の後のストーリーであることを示すような歌詞になっている。
7分越えの大作。冒頭から「イェー」(実際は耶)という声が流れる。儀式的な音楽を想起させる楽曲である。
曲名的に、カオルをイメージした曲だと思われる。歌詞に「XXX」というワードが出てくる。何を言っているのか不明。
CR魔戒決戦牙王
本機種にはタイアップ元がないことも関係しているのか、全てオリジナルソングである。
歌詞に8人の魔戒騎士の称号が散りばめられている曲。
熱いヒーローソング。CR牙狼シリーズの楽曲の中では、配信などに恵まれており、正規の方法でアクセスしやすくなっている。
- 魔戒決戦牙王スペシャルエンディング(BETTA FLASH)
王牙を倒した際に流れる楽曲。2分もない楽曲であっさりと終わる。
CR牙狼FINAL
タイアップ元は、『
蒼哭ノ魔竜』だが、本機種でも
暗黒騎士・キバが要であるため、歌詞の中に『蒼哭ノ魔竜』には登場しない「暗黒騎士」というワードが出てくる。
ちなみに、CR牙狼シリーズのオリジナル楽曲では珍しく、アコースティックバージョンが作られており、遠藤正明のアコースティックアレンジアルバム『Present of the Voice 2』で聞くことができる。
- WOLF~FINAL, THE LAST GOLD~(奥井雅美)
どちらかというとこちらの曲が、タイアップ元である『蒼哭ノ魔竜』に沿った内容の歌詞になっている。
「力を悪魔から奪って」という歌詞があり、
流牙っぽい歌詞の曲。
- Nipponia Nippon(BETTA FLASH)
イントロがファンファーレのような曲調。おそらく、『蒼哭ノ魔竜』の白ノ鳥をイメージした曲か。
CR牙狼金色になれ
- Name is GARO~光明の使者~(JAM Project)
タイアップ元の『
闇を照らす者』のOP『一触即発 ~Trigger of Crisis~』は流牙のテーマ寄りの歌詞だが、この曲は『闇を照らす者』全体寄りの歌詞になっている。
また、『THEME OF 闇を照らす者』に近い曲調である。
- Amazing Grace -In BETTA FLASH-(BETTA FLASH)
名前の通り、アメージンググレースに日本語歌詞を付けた曲。
CR牙狼魔戒ノ花
- GARO is HERE!!(JAM Project)
CR牙狼シリーズの要素である「牙狼剣を押し込め!」や作中のセリフ、「
魔戒ノ花」というタイトルが含まれている楽曲。
ちなみに、GARO is HERE!!はCR牙狼金色になれのPVで使用された文言である。
前半は英語の歌詞の曲。どこかエロティックな歌い方である。
CR ANOTHER牙狼~炎の刻印~
初のアニメ作品のためか、実写特撮と毛色を変えようとしたためか、かなりの曲数が制作された機種。
- JUSTISAVIOR(レオン・ルイス CV:浪川大輔)
レオン・ルイスのキャラクターソング。歌詞の「Get on!」がガロに聞こえる。
- Bloomy stories(ララ CV:逢葉まどか)
まさかのララのキャラクターソング。深夜の美少女アニメ的な曲調で、牙狼関連楽曲らしからぬ印象を受ける。
ララがどのような運命を辿るか知っていると悲しい歌に聞こえるとの声も。
- Into the Burning!(taiga/霞)
「アツい」「アツく」というCRならではのワードが歌詞に入っている楽曲。男女ペアで歌唱している。
好評だったようで、特撮ドラマとのタイアップ機でも搭載されている。
エンディング曲のようなしっとりとした曲。
CR絶狼
- 双牙~Cleave The Darkness~(Iyo)
搭載当時は1番しかなかった楽曲。2020年にこの楽曲を製作したチームが非公式で集まり、まさかのフルバージョンが作られた。フルバージョンは、YouTubeにアップされている。
CRA牙狼魔戒ノ花 媚空 99ver.
マイナーチェンジだが、桃幻の笛の時と異なり、楽曲が追加されたほか、一曲差ではあるものの、メインシリーズよりも多く楽曲が作られるという、搭載楽曲の観点からみると変則的な機種となった。秋元才加効果?
媚空をテーマとした楽曲。歌手のデータの記載がなく、歌っている人物が誰か分からない珍しい曲。評判が良かったのか、後続の機種にも搭載され、定番曲となりつつある。
CR牙狼GOLDSTORM翔
現時点では、牙狼本編に関わっていない人が作った曲が新規追加された最後の機種。
ガロ闇のテーマソングのような楽曲。
ガロ闇やギガを意識した歌詞がある。
- marvelous world(沢樹マイカ/大西洋平)
流牙と莉杏をテーマにしたような楽曲。
P牙狼冴島鋼牙
- LIGHTNING DARK(JAM Project)
『
魔戒烈伝』とのタイアップ機だけあり、
鋼牙だけでなく雷牙や、他の世界の守りし者を意識した楽曲。
P牙狼月虹ノ旅人
- NEVER END-G-(JAM Project)
どちらかというと冴島家三世代にフォーカスを当てている曲。
どちらかというと『
月虹ノ旅人』に沿った内容の楽曲。2024年末現在、音源化されていないが、2021年の遠藤正明のライブのセトリに選ばれていて、DVDで聞くことができる。
P牙狼GOLD IMPACT
- 牙狼~SAVIOR IN THE DARK 2021~(JAM Project)
初代のOPのリメイク楽曲。2024年末現在、音源化されていないが、一時期サンセイチャンネルでPVが配信されていた。
2024年末現在、音源化されていないが、遠藤正明 2023 生誕祭にて歌唱された。
P牙狼11~冴島大河~
2024年末現在、音源化されていない。牙狼シリーズで初の冴島大河をモチーフとした楽曲。歌詞の中に、本機種の売りである四聖獣の名前を含んでいる。
余談
- CR牙狼金色になれと言えば「bright hope」を挙げるファンも多いが、「bright hope」はタイアップ元の『闇を照らす者』第5話『響 Rock』で使用された楽曲であり、CR牙狼のオリジナル曲ではない。
- タイアップ元で使用された楽曲が全て搭載されるかというとそうではなく、初代牙狼や白夜の魔獣の京本政樹が制作した楽曲や、『闇を照らす者』の第25話『道 Beginning』で使用された「Brave Heart」など使用されていない楽曲も存在している。
原作曲でもオリジナル曲でも心躍らせる守りし者が追記・修正してください
- GS辺りからJAMの関わらない楽曲が軒並みダサくなった印象が… -- 名無しさん (2024-12-29 09:30:25)
最終更新:2025年01月05日 09:32