CR牙狼

登録日:2009/12/26(土) 07:16:34
更新日:2024/02/28 Wed 16:54:53
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サンセイR&Dが出したパチンコ機種

スペック
通常時大当たり確率
1/397.18
賞球数
3&10&14
大当たり出玉
15ラウンド9カウント約1600玉
魔戒チャンス突入率
50%
魔戒チャンス継続率
82%

通常時大当たりの内訳
15R時短なし:50%
15R時短あり:50%

魔戒チャンス大当たり内訳
15R大当たり魔戒チャンス継続82%
15R大当たり魔戒チャンス終了18%


上記のスペックの通り、初当たりの2分の1で以降は15R「のみ」が82%で継続する(ただし残りの2分の1では単発確定)というハイリスクハイリターンの爆裂機である。

その継続率の高さ、初当たりの50%で連チャンモードというわかりやすさ、2通によるイラつきや2確による継続率の水増しが無い、そしてなんと言っても連チャン中の当たり間の短さ=出玉増加の速さ(当たりっぱなしの状態ならば時速2万5000発、つまり等価で10万円相当)などにより非常に人気のある機種で、新台入れ替えの激しい昨今で検定が切れてなお元気に稼働している店は少なくない。
客からも、そしてある意味店からも絶大な人気を獲得することとなった本作品は以降も数々の新台が作られた。また、これをきっかけに牙狼を視聴する人も非常に増え、続編や新シリーズも制作されるほどの人気コンテンツとなった。
さらに、サンセイという会社を一躍有名にした…そんな初代の台でもある。

実は等価ボーダー16.0〜16.5と非常に良スペックだったりするのだがそれが故に店が利益を出そうとすると通常営業のベースも非常に低い物になる。
それに加えて上記スペックによる波の荒さで、ハマった時の現金・持ち玉の吸い込みはとんでもないことになる。
人気のある機種だが、余りにも余りなスペックなため業界が自主規制。現在はこのようなデジパチとハネ物の混合機における継続率は2/3以下と定められてしまっており、今後このようなハイスペック機が出ることはまずない。続編も通常のデジパチタイプになった。

と思ったら2012年4月、ある程度出玉機能を抑えることにより継続率等に関しては同様のスペックが出せるように。
「牙狼」シリーズは同年同月にSTタイプの第四弾が出たばかりだが、今後初代を復活させた機種が出るかどうか、注目である。

そして…時は流れて2016年、この初代をリマスターした「CR牙狼復刻版」が登場。
ライトミドルと甘デジの2種類が出た本作は、ライトミドルでは出玉を抑えた状態で初代のスペック,演出を完全再現。お助けキャラ登場やホラーバトルに勝利する等でないと最大出玉は得られなくなったが確率は50%なのでそこまで気にならない…と思う。
一方の甘デジはさすがに出玉を抑えても初代のようなスペックにはできなかったようで連チャン率は下がってしまっている。しかし甘デジという点からこれまでのものよりはるかに当たりやすく、また数多いプレミアも見やすくなっていることから、初代じゃそうそう見ることが出来なかったアニメリーチ当たり等のプレミアを見る為に打ちやすいという利点もまああったりする。
また、この台の最大の特徴はハイワロのフォンからのレギュレイスや魔戒樹リーチかと思いきや激熱リーチに変更される「牙狼チェンジ」。FINALまでに登場した過去シリーズの最強リーチ(雨宮SPリーチ)へ発展して一転大チャンスとなる。エンブレムが完成せずにフォンだったりレギュレイスリーチだったとしても諦めずに見守ろう。まあ逆に言えば牙狼チェンジしなかったらほぼハイワロのハズレということになってしまった為、初代のような尻浮き当たりはなかなか見れなくなったのだが。
こうして久方ぶりに初代スペックを楽しめる台が登場したものの、あの時のような台…牙狼はもう打てないのかと、全国の黄金騎士達はかつての頃を懐かしむのであった…。

と思ったら2021年、P機の最高継続率の制限撤廃により、ほぼ初代を継承した「GARO 月虹ノ旅人」(当初はMAXや初代を意識したMA-XXという名前だったが、流石にやりすぎと思ったのか公式にはあまり使われていない)が登場。
初代さながらのハイリスク・ハイリターン機(初当たりの2分の1で以降は10R「のみ」が81%で継続する)で、出玉はほぼ同じ、継続率は1%劣るのみ。デジパチとハネ物の混合機(1種2種混合機)で、初代さながらのラウンドバトルも楽しめる。
遊タイムも搭載されており、これによりハイエナを嫌う層から若干避けられている傾向もあるが、天井を目指して腰を据えて打つ人もおり、この機能については賛否両論。ただ、現行スペックでは間違いなくトップクラスの性能を誇っているので、今後もホールの主役となることは間違いないだろう。


△予告演出
とにもかくにも疑似連待ち。
リーチ時以外で中図柄に7図柄が停止で疑似連続予告となる。
疑似2まではハイワロ、疑似3で大チャンス、疑似4なら問答無用の全回転である。


△リーチ集
【アニメリーチ】
魔導筆リーチ
いわゆるロングリーチ。
ラインが3まで増えると若干アツい
極稀にダイジェスト全回転へ発展する

邪美リーチ
長い、サムい、のダブルパンチ。
邪美が所持しているのがハートだったり、リーチ開始時にウインクや笑顔でチャンス、ちなみにリーチ終盤で出すのがダイヤならプレミア
途中で外れた後に『いや、まだだね!』で牙狼SPリーチへ発展

カオルリーチ
鳩の数や絵の具の色、描いた絵の種類で発展期待度が変わり、金色の絵の具ならプレミア
外れた後に上のキャンパス(?)が捲れて下の絵が登場すれば牙狼SPリーチへ発展

バルチャスリーチ
赤酒の量やバルチャスの裏に描かれた絵の色で発展期待度が変化。もしカットインの鋼牙と阿門がジャンケンしてたら鉄板
赤酒のグラスが倒れれば牙狼SPリーチへ

鋼牙リーチ
ゴンザの髪型、カオルの有無、鋼牙のオーラ色で発展期待度が変化。
金色のオーラなら鉄板


ちなみに、アニメ系リーチは滅多に当たることは無いが、当たれば、


魔戒チャンス確定である


【牙狼SPリーチ】
牙狼SPリーチはタイトル時の雷の色で期待度が変化。
(大当たり確定)>

鷹鱗リーチ
名キャッチャー・レギュレイスを貫いたら大当り。
期待度は牙狼SPリーチの中で一番低く、レギュたんが出た時点でほとんどの人が諦めモードになる
超々たまーにエラーをしてくれたりもするんだけどねぇ
当たったらガロがのようなポーズで祝福?してくれます

魔戒樹リーチ
バックベアード様に酷似した魔戒樹を撃破したら大当り。通称桃白白(タオパイパイ)リーチ
期待度はさほど高くないが鷹鱗よりは幾分マシ
外れると随分と御堅いハードコンタクトなのか、バイ~ン☆と弾かれて情けない声を上げて落下するガロを拝む羽目に…
原作では熱いシーンなんだがなぁ

千体撃破リーチ
大量のホラー全てを撃破したら大当り。
最後の一匹のバンザイにキレた人は数知れず。
さりげなく魔戒チャンス移行率が一番高いリーチでもある
\(^O^)/

魔界竜(獄竜)リーチ
金魚を撃破したら大当り。
その期待度は上三つとは段違いで、発展しただけで期待出来る。
必ずエンブレム役物が完成して発展する為、フォンで発展したならば鉄板。
稲妻エフェクト赤で外れたら泣いていい


ハンプティリーチ
甘牙狼で追加された新リーチ。魔界竜の次に期待度が高い
原作ではこのシーンで初めて主題歌が挿入歌として流れた。熱い

外れるとハンプティの顔がアップで表示され、非常に怖い


大号竜リーチ
復刻版で追加された牙狼チェンジにより発展する、「CR牙狼~RED REQUIEM~」からの最強リーチ。大号竜からの一撃を弾くことが出来れば大当たり。
以下他の2リーチ含め、牙狼チェンジすれば同時にエンブレム役物演出も発生するので一気に信頼度が上がる。


邪眼竜リーチ
復刻版で追加されたry「CR牙狼 魔戒閃騎鋼」からの最強リーチ。邪眼竜を斬ることが出来れば大当たり。
牙狼チェンジすれば、どのリーチも魔界竜リーチ並かそれ以上の信頼度を誇る。


心滅ゼロリーチ
復刻版ry「CR牙狼FINAL」からの最強リーチ。心滅獣身し暴走するゼロを止めることが出来れば大当たり。
牙狼チェンジからのリーチで一番信頼度が高いので発展したならば外したくないところ…。


ダイジェスト全回転リーチ
魔導筆リーチから発展。
牙狼の様々な名場面が流れる全回転リーチ。当然、魔戒チャンス移行確定である

心滅全回転リーチ
擬似連4回などで発展。
疑似連3回の次回予告で突然流れるパターンも。
そのインパクトはダイジェスト全回転より有るかも…。カッコヨス。
もちろん魔戒チャンス移行確定です


△キババトル
なんとか苦労して当たりを引くと大体このキババトルへと移行する。(3,7で当たった場合は魔戒チャンス直行でラウンドの演出も違う)
魔戒チャンスへ突入出来るか否かの大事な勝負である。
カオルをさらった龍﨑…いや暗黒騎士キバと対峙するガロ。キバの放つ技を受けて倒れなかったら魔戒チャンスに突入。倒れてしまったら通常当たりで終わりまた最初からやり直しである。
倒れてしまってもザルバの声で復活するかもしれないので最終ラウンドまで諦めないように。鋼牙ー!
キバの攻撃は3種類あり、弱い攻撃ほど耐える可能性が高い。でも負ける時は弱攻撃でも倒れるので喜ぶのは早い。クソース!

業火炎破
弱攻撃。炎を纏い斬撃を放つ。どことなく烈火炎装っぽい。
通称「履いた靴」
理由は、攻撃の際「灰と化すがいい‼」と言っているのだが、台詞が曇ってるせいで「履いた靴が良い‼」と聞こえてしまう空耳ネタから。この記事や他のシリーズの記事にも載ってる履いた靴~のタグの由来はこれ。以降の作品でも敵の弱攻撃を履いた靴と呼ぶ人もいるんだとか。
弱攻撃なので魔戒チャンスに突入する割合は高いが、何度も言うが倒れる時は普通に倒れる。ある意味これも初代の荒さと言うべきか…それなら後述の攻撃のほうがまだ諦めもつくというのに。

邪霊幻身
中攻撃。分身しズラ~ッと一列に並んだキバが一斉に斬撃を放ってくる。
魔戒チャンス突入は中攻撃らしく半々といったところか。強攻撃よりよっぽど期待できる。
余談だが後の台であるキバが主役のCR暗黒騎士呀鎧伝では、バトルモードで敵のホラーの攻撃を回避する際この技を使用する。…なんか使い方間違ってるような気が…。

大魔獣陣
強攻撃。夥しい数のホラーと融合し巨大になり、強烈な一撃を放つ。
通称「組体操」「イデオン」
前者は技を発動してホラー達が山を作るように群がってくる様から、後者は「出でよー!」と叫んでいるのだがこれまた台詞が曇って「イデオ~ン!」と聞こえる空耳ネタから。またかよ
この攻撃の際の魔戒チャンス突入率は約30%と非常に低い。
さらに魔戒チャンスに突入してもその先でキバが登場してエンディング条件を満たしていない場合にこの攻撃が来ると、まさに確変終了のお知らせ…。
しかし弱攻撃の逆で、耐える時は耐える。組体操だったからと言っても完全に諦めずに見守るんだ!

キバの攻撃を耐えることで、さらわれたカオルを取り戻す為にキバが向かった森へと走る鋼牙。その先に待つものとは…!?

魔戒チャンス 突入!

△魔戒チャンス
詳しい球の消化の仕様は省略するが、基本的に右打ちをしていればすぐに当たりが来る。打っていてピュイピュイ!という音が何回か聞こえれば当たりはすぐそこ。
継続率は82%!出玉は全て15R!この台の真骨頂というべきモードである。
当たり中は、まず最初のラウンドで3つ出てくるゲートから一つを選んで突入する。
ゲートは一部を除いて白夜編までの作品本編に登場したホラーが出てくる魔獣
ホラー以外にガロの味方キャラが参戦する通称お助け登場かキバが出てくる魔戒
出てくるのはお助けキャラかキバかの二択の魔陣の3種類。
とりあえずどれを選ぶか悩みどころだが、初心者はとりあえず全部の要素がある魔戒を選ぶといいだろう。
ちなみに、ゲートの種類が全て一緒ならば魔戒チャンス継続確定である。

ホラーバトル
魔獣、魔戒ゲートに突入し現れたホラーを倒すことで(攻撃を喰らって倒れてしまっても復活すると)魔戒チャンス継続。
ホラーを倒した後の陰我消滅!が非常に小気味良い。
それぞれのホラーに危険度が付いていて☆5ならかなりヤバく、逆に☆1なら強ホラーでも勝利確定。強さは弱、中、強の3種類に分かれる。
ライトミドルである「陰我消滅の日」以降は、出てきたら勝利確定の魔天使なんかも追加されている。
弱は主に作中前半で登場したホラーが相手。大体は危険度☆2だが、☆3だったらちょっと怖い。ただの素体ホラーや、以降のシリーズの台で大チャンスキャラになった森のホラー熊もこの枠。
中は作中中盤以降に登場した強敵が相手。危険度は☆4まで行き、敗北の影が結構チラつく。この枠にいるハンプティは是非とも轟天を呼んで倒したいところ。
強は作中の最強クラスの奴ら、ラスボス枠のホラーが登場。通常時に散々こちらを苦しめてきたレギュレイスや魔戒樹に本編ラストで登場した究極のホラーであるメシア、激熱リーチだった魔界竜といった面々がこの枠。危険度はほとんどの場合☆5。魔界竜はエンディングを見る為には絶対に倒さないといけないので、目指すならは魔獣ゲートに潜って探すほうがいい。幸い、魔界竜は他の強敵より勝ちやすい…が、負ける時は普通に負けるのがこの牙狼である。
ちなみに、一度倒したホラーが以降もう一度出てくると実は勝利確定である。特撮作品でよく言われる再生怪人は弱いということだろうか?
余談だが、ホラーを倒す時の必殺技では、「烈火炎装」「烈火爆龍」「光矢流星」のいずれかをランダムで使用するが、実は烈火炎装以外はパチンコオリジナル技。その為、パチンコから牙狼を見始めた人は「いつ他2つの必殺技を出すんだ?」と思っていた人もいたんだとか。
しかし、2期である「牙狼-GARO- 〜MAKAISENKI〜」のクライマックスにおいて「光矢流星」が使用され、公式へ逆輸入される形で遂に映像作品にてお披露目となり一部のファンは歓喜した。一応、雨宮監督曰くこの技は構想初期の段階から考えられていた技なんだとか。
…なお、「烈火爆龍」は現在に至るまで未だに逆輸入の兆しはない。

お助け登場
魔戒、魔陣ゲートに突入して即エンブレムが完成するとガロの味方であるお助けキャラが登場し、魔戒チャンス継続確定。登場したキャラは以降、敵ホラーの攻撃から守ってくれたり一緒に攻撃してくれたりする。
ゲートが全て魔陣ゲートなら嬉しい瞬間である。
キャラは銀牙騎士ゼロ、白夜騎士ダン、邪美、轟天の3人+1体。どのキャラも演出は非常にカッコよく美麗…邪美を除いて。
この時のキャラのグラフィックは実写ではなくCGを使ってるのだが、邪美だけはなんだか顔がかなりケバく見える。その為ホラーについてる二つ名よろしく、「美人になり損ねた女 邪美」…等と散々な言われようだった。次回作以降は改善しているのでご安心を。
ちなみに上の4キャラ以外にも、魔導輪ザルバやカオルがホラーの攻撃時に守ってくれてその当たり限定でのお助けキャラとして登場するパターンもある。メシアからの攻撃の際、カオルが登場すればかなり燃える展開。
ゼロとダンの二人は、ある条件から比較的登場しやすい傾向にあるらしい。

キババトル
魔戒、魔陣ゲートに突入した際に登場する。またしても初回の時と同じバトルが繰り広げられ、攻撃を耐えることが出来たら継続確定。危険度は問答無用で☆5。
一応、お助けキャラがまだ集まっていない状態で魔陣ゲートを選んでキババトルになっても確変終了のお知らせというわけではないので過度の絶望はまだ早い。が…魔戒ゲートを選んでキバが出てきたら非常に厳しい。とにかく履いた靴であることを祈るべし。
ゼロやダンがお助けでストックされていると耐える確率が上がるので早い段階でゼロとダンが欲しいところ。

基本的に倒すことが出来ない暗黒騎士キバだが、ゼロとダンがお助けで登場してストックしており、さらに魔界竜を倒していて、20連以上している状態でキババトルに突入し、その時の当たりが魔戒チャンス継続だったならば…!?




全国の黄金養分騎士たちの追記、修正を待ってます。

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最終更新:2024年02月28日 16:54