登録日:2025/06/10 Tue 06:10:00
更新日:2025/06/11 Wed 00:17:54
所要時間:約 5 分で読めるぜぇ!キャッキャッキャッ!
負けを知らねえ、容赦もねえ!
ブライダン特攻隊長! 不敗のォ〜……ファイヤキャンドル!
俺の炎で浄化してやる……
演:三本木大輔
キャラクターデザイン:篠原保
◎概要◎
「不敗のファイヤキャンドル」の
二つ名を持つ
ブライダンの特攻隊長。
見た目は赤茶色やオレンジ、白で彩られた燕尾服のような衣装を纏い、所々に赤いメッシュを入れた髪を
オールバックにした長身で筋肉質の男。
また、目元周辺のメイクや金色の瞳のせいで分かりづらいが、顔立ちをよく見るとなかなかに
整っている方。
アーイー軍団を率いての前線指揮を担当している。
◎人物像◎
誰が悪魔だ!?
俺はこのくだらねえ世界をオールライトにする為にやって来た……
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その、何だっけ……?
あっ、救世主! 救世主ナンバーワンだァ!!
一人称は
「俺」で、笑い声は
「キャッキャッキャッ!」とかなり独特である。
荒々しく直情的な性格だが頭はあまり良くなく、
大事なシーンで言葉が浮かばずにフリーズする事もある。
第15話に至っては「運命の乗り手」や
ノーワン怪人がナンバーワンにこだわる理由を
ど忘れしており、ブーケとMr.シャイニングナイフ&Mrs.スイートケークに呆れられている。
チームワークが希薄なブライダン幹部の中では珍しく仲間想いで人望に厚く、直属の金アーイーを名指しで呼んでいる。
その一面からアーイー達からも慕われている。
特にカシオス・ベアーとは
プライベートでプリクラを撮り、その時の写真をお互い大事に取っておくほどの仲だったらしく、第2話で殉職した際にはひどく嘆き悲しみ、ゴジュウジャー達への復讐を誓う姿を見せていた。
特に初戦で自分に黒星を付け
、1話早々に「一敗のファイヤキャンドル」にした
遠野吠を目の仇にしており、彼と決着をつける事を望んでいる。
その後も敗北を重ねた結果、今ではガリュードに名付けられた「連敗のファイヤキャンドルさん」の方が有名になりつつある
ブーケに対しては「ブーケ嬢」と呼んでおり、キングキャンデラーの修理を急かす場面も見られるが、彼女がキレると迫力にたじろぎ立場が逆転する。
礼儀にも疎いのか、仮にも主であるはずのテガジューンに対して「オイ女王!」とタメ口を使う(本人から咎められてはいないが)、ガリュードに対してテンプレ的な「なんだオマエ」な態度を取るなど、身内に優しい割に荒っぽい一面も。
良くも悪くも直球的な性格はゴジュウジャー側に対しても同様で、過去作幹部に相当するような描写も多い。
第8話ではクオンに唆されて自分を見失った状態の吠に対し、「違う!! こんなもんは、俺の待ち望んでいた戦いじゃねえ!!」「今のお前からは何の炎も感じねえ…。空っぽの人形なんざ、倒す価値ねえんだよ!」と伝えるなど、「悪には悪なりに美学や倫理観がある」系統。
第9話では来訪した人間界のコンカフェ「ブラックホール」で無銭飲食をした際は、ロンリーウルフこと吠への対抗意識があったとはいえ(実際にこの回のナンバーワンバトルはノーワン怪人とは無関係の吠とファイヤキャンドルによる執事ナンバーワンを賭けた一騎打ちとされている)真面目に働いて返し、
食い逃げした青年を警察に引き渡すなど、敵幹部でありながら意外と常識的な部分がうかがえる。
◎戦闘能力◎
よくも俺のかわいい部下達を!
人間ぜーんぶ…俺のファイヤーで丸焼きだァッ!!
戦闘時には右耳のピアスを変形させた燭台型の棍棒を武器にする。
また名前に違わず
炎を操る事も可能で、攻撃に利用できる火力からマシュマロを軽く炙る程度まで自由自在。
一方で、炎使いの天敵である湿気及び梅雨の時期を嫌っている。
その戦闘能力はデンジス・パークと組んでいたとはいえゴジュウウルフ以外の4人を一蹴する程に高いのだが、そんな彼に
初めて傷を負わせたのは食い逃げした青年だったりする(しかもこの時ファイヤキャンドルは武器を所持していた)。
当然というか、食い逃げ犯のあまりの強さに三本木氏本人すらツッコむレベル。
■キングキャンデラー
キャッキャッキャッ!
きれいなキャンプファイヤー囲んで一杯やろうぜ、てめぇらァ!!
全高:57m
重量:3500t
装備:キャンデラックスソード
スーツアクター:草野伸介
ファイヤキャンドル専用のドレスガード。
巨大な蝋燭立てを模した外観で、ぱっと見は悪役のロボットには見えないヒロイックなデザインで、吠からは「蝋燭ロボ」と呼ばれている。
手から放つ火炎放射や大剣「キャンデラックスソード」を操りキャンプファイヤーの如く熱く戦う、オーソドックスな戦闘メカ。
第1話で人間界侵攻の先鋒として破壊の限りを尽くし、テガソードレッドと対峙するも、必殺技「テガソード・
合斗狼ブレイカー」で大破に追い込まれた。
なんと
第1話にして幹部のメカが倒されるという、
どこかで見たような展開に視聴者は唖然とした。
その後は修理に回されるも、肝心のブーケがテガソードブルーへの怒りでそれどころではない為にあまり進んでいなかったが、第8話で満を持して修理が完了。
デザインに変化はないが、修理と同時に強化されたのか初陣では見せなかった「円心剣・灯」という必殺技が使用可能となっている。
テガソードレッドと再び対峙するが、吠がクオンの言葉により精神を操作されていたこともあり今度は優位に立つ。
上述する「円心剣・灯」で止めを刺そうとしたが、まだ余力がありそうにもかかわらず反撃の意思なく黙って止めを刺されようとする吠の姿を見てファイヤキャンドルが「空っぽの人形」「倒す価値もない」と戦意を喪失し、止めを刺すことなく撤退した。
続く第9話でそのファイヤキャンドルとバトル外での交流(執事ナンバーワンバトル)を経て、再びゴジュウウルフとして戦う事を決めた吠と対峙するべく、再び出撃。
今度は派生形態・テガソードデカクロウの前に終始圧倒され、「テガソード・紅狼バニッシャー」を受けて再び大破。
しかし、闘争心を取り戻した吠の姿にライバルとして喜びを感じており、以前と違い爽やかに去っていった。
◎余談◎
- キャラモチーフは孫悟空で、オオカミ(犬)の吠とはさしずめ「犬猿の仲」。
名前の由来はキャンドルサービスなどで使われる「キャンドル(蝋燭)」。自分が溶けて周囲を明るく照らす蝋燭は「無償の愛」の象徴であり、仲間想いなファイヤキャンドルにはピッタリと言えるだろう。
公式ですらたまに間違えるが、ファイヤーじゃなければファイアでもない。
- 演じる三本木氏は思い出の戦隊として『星獣戦隊ギンガマン』を挙げており、SNSでも『ゴジュウジャー』の宣伝そっちのけでギンガマン語りに花を咲かせた他、同作でギンガピンク/サヤを演じた宮澤寿梨氏とのツーショット写真を自身の公式Xに投稿している(宮澤氏の公式インスタグラムでも確認可能)。
ちょうど東映特撮YouTube Officialにて『ギンガマン』の無料配信が開始されたタイミングであった事も合わさって話題となった。以上の事からついたあだ名は「ファイヤキャンドル警察」「ギンガマンの人」「ギンガマン宣伝隊長」などなど。なんなら放送前から一番目立っていた愛されキャラかも知れない。
第14話では直接交戦する場面こそ無かったものの、オフショットでは(ゴジュウユニコーンがエンゲージしたものだが)ギンガレッドとのツーショットを果たしている。
- キングキャンデラーの撮影用スーツは手首にバーナーを仕込んだ、本当に炎を出せる逸品。キャンデラックスソードも点火できる木製のプロップで撮影。
撮影はちゃんと消火器を用意して行われました。
誰が荒らしだ!?
俺はこのくだらねえWikiをオールライトにする為にやって来た……
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その、何だっけ……?
あっ、追記・修正! 追記・修正ナンバーワンだァ!!
- 遂にこの方の項目が建てられましたか。フリーズして単語が出ない、アーイー達の名前を覚えてる、その死を悼む、自身の美学から牙の抜けた吠に止めを刺さない、無銭飲食した店でキチンと働く、吠とお化け屋敷で一緒にビビる、グーデバーンとの戦いにてキングキャンデラーでの戦いに剣は使わず拳で挑む。 「何で悪の組織におるん?」って言いたくなる程良識のある敵幹部って印象しかありません。 -- 名無しさん (2025-06-10 07:00:10)
- 好敵手と書いてライバルと読むお手本のようなキャラ。一生ついていきます! -- 名無しさん (2025-06-10 07:50:41)
- 後半辺りで変身しないのかな・・・? -- 名無しさん (2025-06-10 07:58:43)
- 真っ当にライバルキャラやってる人。それ故にキングキャンデラーも人気があるらしく、篠原保氏もちょっと驚かれたそうな(笑)。 -- 名無しさん (2025-06-10 09:31:14)
- キングキャンデラー、現時点でもテガソードレッド、デカクロウ、グーデバーンの初陣の相手して、SMPでも商品化決定と悪役ロボとしては破格の待遇よな -- 名無しさん (2025-06-10 13:37:38)
- ドンブラのノイちゃんみたいな感じの愛され方がする人 -- 名無しさん (2025-06-10 15:39:58)
- 生き残ってほしいなぁとは思うが、どうなるかな… -- 名無しさん (2025-06-10 18:25:59)
- 何だかんだギスギスした職場で潤滑剤やってる雰囲気 -- 名無しさん (2025-06-10 19:28:10)
最終更新:2025年06月11日 00:17