登録日:2025/01/30 Thu 21:23:21
更新日:2025/02/12 Wed 15:39:17
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◆概要
ドンキーコングリターンズは難易度が高く、プレイ中は何度もミスとリトライを繰り返すことが前提の死に覚えゲーとなっているが、それを差し引いても
ロケットバレルが登場するステージはどれも難易度が高く、
トラウマになったプレイヤーが続出した。
◆操作方法
操作方法は至ってシンプル、Aボタンを押すと上昇し、離すと下降する。
ロケットバレルは自動で前進し続けるため十字キーなどの操作は一切必要ない、一定地点まで到達できればロケットバレルの燃料が切れて墜ち、再びドンキーを操作して進むので、ある種の強制スクロールとも言えるものとなっている。
場面は少ないが画面上に向かって飛ぶ縦スクロールの場合は十字キーで左右移動、Aボタン長押しで上方向に前進し、離すと後退する。
両者ともに始動時はAボタンの連打で発進する仕組みとなっている。
横スクロール時に一定の高度を保ちたい時はボタンを連打すればよいのだが、これが中々に癖のある操作性であり、上下ともに慣性が強くうっかり上昇しすぎると天井と衝突したり、下降しすぎて再上昇が間に合わず墜落したりと難しい。
ロケットバレル本体だけでなく上に乗っているドンキーコング部分にももちろん当たり判定があり、トロッコと同じく被弾すればドンキーらの体力に関係なく
即ミスになる
ポンコツロケット仕様であることもロケットバレルステージの難易度を引き上げている原因となっている、上昇するタイミングや、地面に当たらないよう下降することや、一定の高度を保ちながら飛行できるかが重要である。
トロッコステージはとにかくリトライし続けてジャンプするステージギミックとタイミングを覚えれば良いのに対して、ロケットバレルはステージギミックを覚えるのに加えて、適切な位置に高さを調節できるかが問われるため難しい傾向がある。
逆にミラーモードでは画面が左右反転していることに慣れれば元から一撃死なのでライフが1になったところで難易度があまり変わらない。タイムアタックでも勝手に進んでくれるのでスーパーゴールドが取りやすい。
3DS版とHD版では難易度調節版のニューモード/モダンモードで遊ぶと、被弾してもミスになるのを2回防ぐ「クラッシュガード」がショップで購入できるようになる。
続編のトロピカルフリーズでは最初から耐久値が2に設定された。その上クラッシュガードも引き続きショップで購入できるが、こちらは1回しかダメージを防いでくれないように変更されている。
●2-3「どきどき!ロケットバレル」
初めてロケットバレルを操作することになるステージ、慣れない操作でミスを連発してもめげずに慣れていこう。
途中画面奥の海賊船から砲撃を受けるが、よく見ると乗っているのはビーチエリアのボスであるパイレーツクラブ達である。
最後の攻撃は完全な自機狙い攻撃なので上か下に引き付けて避けよう。ゴール地点にある
ボーナスステージも忘れずに。
●4-4「モグリャーのこうじげんば」
今まではトロッコに乗っていたモグラの敵モグリャーが大勢いる洞窟を進むこととなる。最初はドンキーを見ると隠れるが途中からツルハシを振り回して攻撃してくる。
モグリャーが落としてくるクリスタル同士の高さが絶妙で、狭い部分を通らされる場面が多いので、連打で高度をしっかり調節していこう。
途中から出現するバルーンで飛行しながら攻撃してくるモグリャーはバルーンの部分には接触してもミスにならず倒すことができるので、積極的に堕としてやろう。
終盤並走していたトロッコ列車が脱線してトンネルを作ってくれるそうはならんやろ、ここを抜けるともうすぐゴールバレルだが、クリスタルが落下してくるので油断しないように。
●4-5「コモリンのどうくつ」
開幕ロケットバレルの点火時の音で寝ていたコモリンの大群を起こしてしまい追われることとなってしまう。
前方から来るコモリンや上下に動くコモリンなどはリトライを繰り返すことでなんとかなるが、問題は終盤メガコモリンが超音波を飛ばして攻撃してくる局面、超音波の弾道は直線だが自機の高さに合わせてやたらと的確に攻撃してくる。
これは超正確に追尾弾を撃ってくるという訳ではなく、ドンキーに合わせてゆっくりと追尾するメガコモリンの動きと、ロケットバレルの上下に揺れる挙動がうまく噛み合ってしまい、ちょうどドンキーが移動する先に超音波を置いてくるような偏差打ちモドキの動きになりやすい、と言うこと。
ロケットバレルは自動で前進する仕様であるため「引き付けて避ける」などは出来ず上下方向に避けるしかないが、ドンキーコングの位置は画面真ん中ですぐ後ろから超音波を射出して来るため、回避に使える距離が少なく、出たのを確認したら真っ先に動かないと瞬く間に被弾してしまう。
おまけに超音波の当たり判定がやたらと広く、なるべく余裕を持って回避したいがここで慣性の強いロケットバレルの独特な操作と合わさって、上昇しすぎて大きく避けすぎて下降が間に合わず被弾したり、下降しすぎて地面と衝突してしまう。
「G」パネルの位置も中々にイジワルで、やや低めの位置に置かれているこれを取ろうとするとルートが限られてしまい難易度が跳ね上がる。
メガコモリンからの超音波が止んだと思ったら、貯め動作からの特大超音波攻撃をかましてくるので画面上に上昇して避けよう。画面下で避けると正面の岩と衝突してミスとなる。
特大超音波を回避するとメガコモリンが岩の内部にあったクリスタルと衝突して気絶し、ようやくクリアとなる。
同じどうくつエリアの「モグリャーのこうじげんば」をクリアしたし、こっちもクリアできるだろうと挑んでいったプレイヤー達すらあまりの高難易度ぶりバルーンを軒並み溶かし、投げ出してしまった人もいるとか…
まだ中盤のステージながら、終盤の7-4「スリル!ギアフライト」と8-2「ホットロケット」よりも難しいステージとして挙げる人も多い。
隠しステージを開放したいならKONGパネルを集めてクリアすることが必須だが、ボスを倒して次のエリアに進むだけならショップでもんキーを購入すると開放される4-4「モグリャーのこうじげんば」をクリアすればこのステージをクリアしなくてもよい。
●7-4「スリル!ギアフライト」
大きな歯車がひしめく工場内をロケットバレルで進んでいく。何気にロケットバレルに乗る前からパズルピースが開始地点後ろ、スポットライト、ボーナスステージで合計3つもある。
波状に設置されたバナナを全て取ると出現するパズルピースなど、地形に当たらないようギリギリで飛ぶことを要求してくる場面が多い。
終盤なのもあって難しいステージだが歯車や機械の動きは全て固定で、上下に動く機械も背景を見るとどこまで突き出てくるか分かるので頑張ろう。
難しいならショップでもんキーを購入して迂回することもできる。
●7-R「3、2、1、ゼロ!」
ステージ7-5、7-6、7-7内に隠されている赤いスイッチを全て押すと開放される。上方向に飛ぶロケットバレルが初登場となるステージ。
ドンキーコングがロケットに乗り込みAボタンを連打するとロケットが発射…ではなく先端が開いてロケットバレルに乗ったドンキーコングが飛び出てくる。
工場の建築物を抜けると今度はティキ族の飛行船が邪魔してくる。
一応ステージではあるがKONGパネルもパズルピースもなく、ゴールバレルもない決まった場所まで到達すればクリア扱いになる短いステージであり、実質的にはボスの前座のようなものである。
●8-2「ホットロケット」
活発に活動する火山地帯をロケットバレルで進む。崩れる洞窟や溶岩津波などの演出で存分にハラハラさせてくれる。けど進行速度が決まっている以上単なる脅かしでしかなかったり。
アイテムの配置的にも岩肌をギリギリで掠める場面が多い、落石と同時に後ろから火玉が飛んできたりと危なっかしい。
円を描くように動く魚のような敵ヘルファイヤーは尻尾?の部分の当たり判定が薄く、その部分に向かって突っ込めば上手いこと避けられるが最後に溶岩に潜ったと思ったらまた出てくるので、高めの位置でしっかり避けよう。
●8-B「たいけつ!ティキトング」
ついにラスボス戦だ!…と意気揚々と進むとドンキーらが上を見上げる専用ムービーが流れる、しかしステージ名のティキトングとの対決は始まらず、ボスステージのはずなのになぜかロケットバレルがある。
そうこのステージはボス戦前にロケットバレルに乗ってティキトングタワーを昇って、ラスボスの元までたどり着かなければならないのだ。要するにここは7-Rとボスステージが統合されたようなステージなのである。
7-Rと同じ要領で進めよいが、両腕のような仕掛けは完全に閉じる前に加速しなければミスになるのでAボタンもしっかり活用していこう。
●2-B「飛び出せ!チーズじごく」
今作初のロケットバレルステージ。
しかし隠しゴールから行けるステージなので「月夜の巨大魚!」の方が初ロケットバレルだったというプレイヤーも多い。開発側もその想定らしく一発目のステージにしては難易度がかなり高い。
チーズまみれなネズミ達の住処をかっ飛んでいく。エリーが見たら発狂しそう。
暗い場所を進む場面ではジャンプするネズミが厄介。終盤の転がる大チーズは下の方を飛んでいると小さなチーズブロックが飛んで来るので油断ならない。
●3-5「月夜の巨大魚!ロケットバレル」
巨大魚ホラーギルスが複数生息している湖を進む。案の定こいつらは襲い掛かってくるので回避しよう。
終盤の画面奥から飛んでくるホラーギルスは色で挙動を予測できる。
隠しゴールが複数あり特定の仲間を温存できているとそちらに進むことができる。
深海恐怖症には辛い
ちなみにこのステージでロケットバレルに乗っていない時に流れるBGMはあの名曲
とげとげタルめいろのアレンジである
ロケットバレルに乗っていない場面が少ないのであんまり気づかない。
●5-2「カラフル・フライト」
今度は果物の加工ラインを飛んでいく。
ステージの大半はザ・スノーマッズのペンガランが操縦するペンガッチャ1号からの攻撃を受けることとなる。
工場内では果物裁断用の巨大な刃物などでハラハラさせてくれる。前方から攻撃が飛んでくる場面ではカメラが斜めになるため、前作より距離感が掴みやすくなっている。
ゴール地点でしばらく待っていると、事故ったペンガッチャ1号から脱出したペンガランが背景にパラシュートで落下しきて、バクリザウルスに食べられてしまう所を見ることができる。ざまあ。
●6-4「雪玉のどうくつ」
前作のどうくつエリアがモチーフのステージで、崩れたり氷塊が隆起する洞窟を進んでいく、洞窟内は雪玉大砲ばかりで敵が出現しないため少し寂しい。跳ねる雪玉はアイテムを目安に避けよう。
氷塊で塞がれていく洞窟を出ると燃料が切れロケットバレルは墜落する、しかしここはまだ中間地点でまだステージは
続くようだが?
前作のどうくつエリアがモチーフでロケットバレルに乗って進む時点で既にトラウマが掘り返されそうだが、当のメガコモリン本人が氷漬けになった状態で背景にいる(しかも目と口が動いてこちらを見てくる)。
これを見てざまあ見やがれと思った人や、氷が割れてまた襲われるのではと身構えた人や、愛着が沸いて一刻も早く島を取り戻さねばと奮い立った人もいるのだとか。
●7-2「アクションチャレンジ」
ロケットバレルが登場するがトロッコと同じくステージ全体の一部となっている。
プレス機地帯はどのあたりまで突き出て来るのか目安になるものがないので、アイテムに沿って余裕を持って避けて行きたい
◆余談
ロケットバレル搭乗時はリターンズからの新曲であるロケットバレルのテーマが流れる。
横に進むコースで流れるテーマと、「モグリャーのこうじげんば」及び縦に進むコースで流れるテーマの2種類が用意されている。
トロピカルフリーズでは横に進むコースのテーマのみ続投。贅沢な事にそれぞれのステージごとに専用アレンジが用意されている。
トロッコとはまた違った軽快でそれでいてスリリングなBGMは何度も聞くことになるのもあって非常にプレイヤーの印象に残る曲となっており、ドンキーコングシリーズの中でもリターンズ系列を代表する曲と言えるだろう。
なお、
スマブラ3DS/WiiUには「スリル!ギアフライト」の曲名でアレンジ版が収録されている。
追記・修正はロケットバレルのコースを全部クリアしたゴリラにお願いします。
- 初めて遊んだ時は殆どお手本頼りだった -- 名無しさん (2025-01-31 05:22:47)
- パネルやピースを取るのに、急上昇や急降下が必要になることが多いけど、調整難しすぎてたいてい地形にぶつかる…… -- 名無しさん (2025-01-31 10:46:25)
- コモリンのどうくつは順番が間違ってると思うくらいロケットバレル系で最難関では。 -- 名無しさん (2025-02-01 17:58:36)
最終更新:2025年02月12日 15:39