登録日:2023/05/05 Fri 17:43:30
更新日:2025/04/08 Tue 16:18:40
所要時間:約 8 分で読めます
※WARNING!!!
この項目には、映画本編に関わる多大なネタバレが含まれています。
未視聴の方は即座にブラウザバックするか、ネタバレ覚悟の上お読みください。
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』とは、『
スーパーマリオ』のアニメ映画作品である。
日本での初公開は2023年4月28日。
【概要】
任天堂とイルミネーションの共同制作映画。
監督はアーロン・ホーヴァス&マイケル・ジェレニック。脚本はマシュー・フォーゲル。プロデューサーを宮本茂とクリス・メレダンドリが務める。
任天堂としては初の本格的な映像事業で、公開前の広報もゲーム同様
Nintendo Direct中心で行われた。更に言えば、冒頭には任天堂のロゴもしっかり表示される。
マリオの映画というと、最初のアニメ映画『
スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』や、かの怪作実写映画『
スーパーマリオ 魔界帝国の女神』を想起する人も多いかと思うが、今回は通常のアニメや実写ではなくCGアニメ。宮本茂を始めとした任天堂スタッフも制作に深く関わっているだけあって、キャラクターのイメージは損なわれていない。
なお後述する通り、一見別物のようで本作と『魔界帝国の女神』には、マリオの出自等やキノコ王国に行くまでの流れ等、ストーリー部分で共通する点も多い。
実際の制作はフランスにあるイルミネーション・マック・ガフが行った。
任天堂側にはアニメーション制作のノウハウが少ないので、専門であるイルミネーション側に基本的に任せていたとの事。
監修については『
ゼルダの伝説シリーズ』などのデモシーンを作っているスタッフの中から映画好きな人々を集めて結成されたチームが担当した。
日本語版製作については特殊な手順が組まれており、オリジナル版製作に並列して日本語版脚本が作り上げられている。その為本作のオリジナルの英語版と日本語版の関係は「原語版と特別日本語版」となっている。
2024年に任天堂とイルミネーションが『スーパーマリオブラザーズ』の新たなアニメ映画の制作を発表。公開は日本では2026年4月26日を予定している。
ちなみに、マリオの声でお馴染みのチャールズ・マーティネー氏もこの作品に出演しているが、この作品の公開から4ヶ月後の8月21日にマリオを含めたマリオシリーズのキャラクターの声優を引退し、マリオの親善大使に就任されることが発表された。
その為、この作品がチャールズ氏が出演する最後のマリオ作品となった。
【あらすじ】
ブルックリンを拠点に配管工業者を立ち上げたマリオとルイージだったが、元の上司にはいびられ、初の仕事も失敗に終わってしまう。
しかし、そこにブルックリンで大洪水が起きたとのニュースが飛び込んでくる。
原因を調査するべく地下に潜っていったマリオとルイージは、そこにあった緑の土管に吸い込まれ、それぞれピーチ姫が治めるキノコ王国とクッパが治めるダークランドに飛ばされてしまう!
クッパは手に入れたスーパースターで世界を支配しようとしていた。マリオは、ピーチ姫やキノピオの協力を得て、弟を救うべく冒険に赴く。
◆ネタバレ込みの概要
無名の兄弟に過ぎなかったマリオブラザーズが、どのようにして『
スーパーマリオブラザーズ』になったのかの経緯を描く作品。
マリオ兄弟は地球のニューヨーク・ブルックリン出身と言う設定が久しぶりに生かされており、序盤では同地での生活も描かれる。
よって本作は「
スーパーマリオブラザーズ0」「
オリジナル版スーパーマリオブラザーズ1のリブート」とも呼べる作品となっている。
映像作品と言う事もあり
- マリオとルイージ、ピーチの生い立ち
- マリオがルイージに抱いている感情(逆はルイージマンションやマリオ&ルイージRPGで描かれた事がある)
- ワープ土管の詳しい仕組み
- クッパがピーチに好意を抱く理由
- キノコ王国なのに、なぜ人間であるピーチが指導者なのか……等
今まで深く触れてこなかった部分についても本作で描かれている(もちろん、これが本作だけの物であるか、ゲーム版と共通するのかは不明)。
【登場人物】
◆メインキャラ
CV:クリス・プラット/
宮野真守(日本語版)
お馴染み主人公。ゲーム本編では掛け声以外喋ることは少ないが、今回はアニメ媒体なので終始喋りまくり表情も豊か。
一人称は
「ボク」で、性格や口調は昔のゲームの説明書や「いただきストリートシリーズ」と大体同じで原作に忠実である
(さすがにいたストのようなナルシストで腹黒い所はないが)。
「陽気で勇敢」という公式でのプロフィール通りだが、本作ではゲーム本編とは違い経験不足ゆえに本領を発揮できなかったり、そうした現実に悩んだりする青年として描かれる。
ブルックリンで勤めていた職場(恐らくスパイクがオーナーの解体業)を辞め、自ら配管業者「SUPER MARIO BROS Plumbing」を立ち上げる。
夢を追いかけての行動だったが周囲からは理解されず苦い思いをしてきた模様。それ故に自分を支えてくれている弟ルイージを想う気持ちは強く、彼を傷つける相手には怒りを露わにする。
とある切っ掛けでブルックリンの地下にある土管からキノコ王国に迷い込み、離れ離れになったルイージを救うべく冒険に出ることに。
本作のマリオは
キノコを苦手としており(原作でも毒キノコは嫌いと言う設定はある。ちなみに好物はスパゲッティ)、キノコ王国に初めて来たときには悪夢かと疑っていた。もちろんスーパーキノコを食べるのも最初は嫌がった。
ブルックリンにいた頃から運動神経は高い方で、工事現場をさながらアクションゲームのように突破していたが、ピーチ姫から冒険に連れていくためのお手並み拝見として提示されたトレーニング用のアスレチックには苦戦。
しかし、素の実力と持ち前の諦めの悪さもあって無事にクリア。冒険に連れていってもらえるのだった。
度々『
スマブラDX』以降の空中前攻撃のようなパンチを繰り出す。
日本語版を演じた宮野氏によると、本家声優であるチャールズ・マーティネー氏を意識して演じたとのこと。
CV:チャーリー・デイ/畠中祐(日本語版)
もう一人の主人公で、マリオの双子の弟。彼をとても慕っており、兄が夢を追って起業した際も自らの意志で付いてきている。
兄のマリオに対しては「兄さん」か「マリオ」と呼んでいる。「兄さん」呼びはゲーム作品や一部の公式漫画、「マリオ」は『RPGシリーズ』などで実際に発声しているためどちらもシリーズファンにはなじみ深いか。
身体能力はマリオほどでは無いが運動神経は割とある方。
土管に吸い込まれてからはクッパの支配するダークランドに落ち、クッパに捕まってしまう。
原作ではさらわれ役のピーチ姫が戦闘役に改変された為、ルイージが「本作のヒロイン」というピーチ姫の代役になった。そのせいで、足手まとい感が増してしまっている。原作では『スーパーマリオ 3Dランド』などで実際にマリオがルイージを助け出すシーンがある。
捕まるまでの一連のシーンでは懐中電灯を手にし、さながら『
ルイージマンション』のような雰囲気を漂わせている。
そんなこんなで全体的にヘタレ感が拭いきれていない彼だが、最終盤では……。
幼少期では何度もいじめっ子から助けられていたこともあってか、マリオほど強く出てはいないものの、彼もまた兄の事を強く信頼している。
「自分の夢に弟を巻き込むな」と父親から叱られたマリオを、即座に「巻き込まれたなんて思ってないよ」とフォローしに行ったり、
クッパに「ピーチ姫はマリオに惚れる可能性はあるのか?」と拷問された際は「センスのある人なら惚れますぅぅ!!」とビビりながらも兄をリスペクトする姿勢が随所にみられる。
英語版を演じたデイ氏は当初は原作を意識した喋り方で収録に臨んだが、監督に「ギャング映画のニュアンスが強過ぎる」と止められたという。
CV:アニャ・テイラー=ジョイ/志田有彩(日本語版)
お馴染みヒロインで、キノコ王国を治めるプリンセス。
ゲームでは穏やかでおしとやかなイメージが強いピーチ姫だが、今作ではエレガントなところは残しつつも、
守られるだけでなく自らクッパに向かってたくましく立ち向かっていくキャラ付けがなされている。
予告編でハルバード(槍斧)を手にクッパ軍団に立ち向かう勇姿は多くのファンに衝撃を与えた。
スマブラのようにフライパンやテニスラケットではシュール過ぎるので、ハルバードのチョイスは妥当なところである。
設定上マリオとも初対面なので、初めて出会った時には城の侵入者として思わず投げ飛ばしていたが、冒険を進めるうちにいい雰囲気になっていく。
キノコ王国の姫でありながらも実力はかなり高く、アスレチックで見事な運動神経を披露したり、ファイアフラワーなどのパワーアップアイテムを使いこなした。キノピオ達は基本戦えないので、
女性でしかも姫だが、彼女が事実上のキノコ王国の最高戦力である。
実はキノコ王国出身ではなく、赤ちゃんの頃に異世界から迷い込み、キノピオ達に育てられた過去が明かされた。
そして人望が集まった結果、プリンセスになったとの事である。
これにより、今までゲームの中でスルーされていた「どうしてキノコの国の姫が人間なの?」「ピーチ以外の『人間の』王族が登場しないのは何故?」というピーチ姫の謎に綺麗に「答え」が示される事となった。
この話を聞いたマリオは「人間なんだから(ボクと)同じ世界出身じゃないか?」と推測しているが、その後のピーチ姫の台詞から他にも多くの異世界が存在する事が示唆されている。
CV:キーガン=マイケル・キー/
関智一(日本語版)
お馴染みキノコ王国の一般的な国民。
中でも最初にマリオと出会った、原作で
一番有名な白地に赤丸の傘を持ち青いジャケットの個体は冒険心が強く、
他のキノピオが恐れる中、親友(と自称して)マリオと、そしてプリンセスであるピーチ姫の冒険に同行する。
原作におけるキノピオ隊長のごとく様々なものが入ったリュックを背負っており、作中では料理や笛の演奏を披露している。
他にはキノピオ将軍と呼ばれる壮年のキノピオ(白地に青丸)やシャントレル(白地に紫丸)と言う名前のキノピオも登場する。それ以外は概ね逃げ惑う一般国民というような位置付けであった。
マリオとピーチ姫に同行したキノピオを除き、基本的に皆自分達は可愛く無力な存在だというややナルシスト気味な自覚を持っており(より具体的には青ジャケットのキノピオも自分は可愛いと自認したうえで可愛いのには飽きたという理由で冒険心を持つようになった)、戦力的な意味ではぶっちゃけ上記の青いジャケットの個体等一部以外では役立たず。
しかし明らかに自分達と違う種族であるピーチ姫を育て上げキノコ王国にやって来たマリオにも偏見を持たないなど、善良かつしっかりキノコ王国を支えられる民族であるのは確かのようだ。
CV:セス・ローゲン/武田幸史(日本語版)
ジャングル王国の若き戦士。国内でもトップクラスの人気を誇るようで、その声援を受けるとすぐに上機嫌になってしまうお調子者。
一人称は「オレ」で、映画に合わせてデザインが一新されており、性格や顔付きはどちらかというとゲームの初代ドンキーコングやJr.に近い(目周りと鼻を見比べるとわかりやすい)。
父であるクランキーコングの命により、キノコ王国に協力すべきかを見定めるべくマリオと対峙することになる。屈強な肉体を武器に、ローリングやタル投げ攻撃をはじめとしたパワフルな攻撃を用いる。
紆余曲折あってマリオたちと協力することになるが、マリオの事は初対面の頃から徹底的に見下しており、コロシアムでの対戦で負けたあとも「タンキーコング」「オーバーオール野郎」と憎まれ口を叩くなどして度々口論になっており折り合いが悪い。
しかし本人もまたクランキーに認められていないという、マリオと共通した悩みを抱えており、互いの悩みをある場面で打ち明けた後また口論になるも直後に和解、その後のクッパ軍団との決戦では見事なコンビネーションを披露する。
今作では本邦初である「ファイアドンキー」に変身した。
CV:ジャック・ブラック/
三宅健太(日本語版)
お馴染みクッパ軍団の首領で、ダークランドの支配者。
物語冒頭で氷の国を襲撃し、奪ったスーパースターで世界の支配とピーチ姫との結婚を企てる。
いつものようにどこか憎めない人間味も描写しつつ、
「(ピーチ姫に)振られたらどうしますか?」と余計な事を言ってしまったノコノコを炎の攻撃で骨だけにしたり、ピーチ姫の仲間であるキノピオをカメックの魔法で苦しめて無理矢理結婚を要求したり、
牢獄に捕らえた者を溶岩に落として結婚式の生贄にしようとしたり、ピーチ姫が結局自分に靡かないと知るやいなや彼女に容赦なく火炎を放ち、キノコ王国をマグナムキラーでふっ飛ばそうとするなど、
沢田先生が描くクッパほどキツいネタはしないにしてもボケを担当したり、あるいは身内には真っ当な意味で優しい王様だったりする近年のゲーム作品とはやや毛色が異なり、残酷且つ横暴な一面のほうが強調されている。
ピーチ姫には
「イカれてる」などとボロクソに貶されたが、上記の蛮行を見たらそりゃそうである。
しかしピアノは得意らしく、華麗にピアノを弾きながらピーチ姫への愛を込めたラブソングを熱唱するシーンは字幕・日本語版問わず必見。
「ピ~チ~ピ~チピチピチピ~チィ~♪」
ちなみによく見ると首と肩の後ろが少し緑っぽい。
肝心の戦闘能力は言うまでもなく、カメ族の大魔王に違わぬ天災級そのもの。
冒頭の氷の国襲撃時にはペンギン達の城をお馴染みのクッパブレスでほぼ全壊に追い込み、パワーアップアイテム無しでピーチ姫とドンキーコングを同時に相手にしても余力を残したまま圧倒し、極めつけはスーパースターで無敵化したマリオブラザーズと互角に渡り合い、最後のダブルキックをノーガードで受けても決定打にはならず、まだ意識を保っていたという非常に凄まじいものとなっており、もはや最終手段のマメキノコで無力化させること以外にマリオ達に打つ手は無かった。
紆余曲折あって最終的にマリオブラザーズに敗れたクッパだが……
- どんな困難でも絶対に諦めないマリオ
- ルイージの身を挺したサポート
- スーパースターを手にして無敵状態となったマリオ兄弟
- ピーチ姫がブロックから取り出してきたマメキノコ
……と、いかなる条件下であっても、その要素がどれか一つ欠けていれば勝利は決して掴めなかった強敵だった。
また、強奪したはずのスーパースターを出し惜しみしていたこともクッパの敗因となった。
◆ブルックリン
CV:セバスチャン・マニスカルコ/間宮康弘(日本語版)
『レッキングクルー』に登場した、サングラスがトレードマークな元祖マリオのライバル。元はブラッキーと呼ばれていたが、本作での登場に伴って英語名のスパイクに日本語名も統一された結果、ガボンの英名と被っている。
メイドインワリオやスマブラのスピリットを除けば「モバイルゴルフ」以来22年ぶりの登場である。
マリオと同体格だった原作ゲームとは異なり、マリオブラザーズよりも一回りほどのデカい巨漢にデザインされている。
マリオとルイージが起業前に勤めていた会社の上司でマリオ曰く「トゲトゲした上司」。
嫌味な性格で、マリオたちのCMのイタリア訛りの英語を馬鹿にしていたが、実際はとてつもない小心者。
終盤で上記の性格通りクッパ軍団の襲撃にビビり散らして逃げたが、最後にはマリオ達を認め、彼らに「スーパーマリオブラザーズ」と名付けタイトルを回収する一番の見せ場がある。
ちなみに彼の部下だった頃のマリオとルイージが本当に無能だったかは定かではないが、実際のゲームの『レッキングクルー』時代のマリオ達はジャンプができず鈍重な移動と設備解体しかできないという、今のマリオのイメージとはかけ離れた扱いにくいキャラ性能だった。
CV:チャールズ・マーティネー(父親)、ジェシカ・ディシコ(母親)、リノ・ロマノ(トニー)、ジョン・ディマジオ(アーサー)
ブルックリンに住むマリオとルイージの家族。設定自体は20年前に作られていたが本作でようやくお披露目となった。
男性陣はマリオとルイージの夢を追って起業するという行為をバカにしており、特に父親は厳しい態度を取っている。
マリオの父は英語版だとゲームでマリオ役を務めているお馴染みチャールズ・マーティネー氏が演じている。
ちなみに両親を見る限り、マリオの容姿は父親似、性格は母親似のようだ。
両親の他に祖父、『The Super Mario Bros. Super Show!』内で言及のあったトニーおじさん、アーサーおじさん、マリーおばさん、パパマリオの姪が登場する。
パパマリオの姪はアーサーおじさん、マリーおばさんと共に座っている為彼らの娘と思われる。違うサイトではマリオとルイージの姪っ子で彼等に3人目の兄弟がいる事を示唆していると言われているが姪っ子の両親は見当たらず米国ではいとこを便宜上甥、または姪と定義することが多いため正確にはマリオ達の血縁的にはいとこである可能性が高い。
CV:チャールズ・マーティネー(英語・日本語共通)
ダイナー・パンチアウトでアーケードゲーム「ドンキーコング」…ならぬ「ジャンプマン」をプレイしていた中年の男性。
自分たちのCMが放映された事に喜んでいる兄弟を、CM内でのマリオの台詞をマネた後、妙に特徴的なジャンプで祝福した。
容姿はマリオ似のヒゲに、赤い帽子、青いシャツ、サスペンダーが付いた赤いズボン……そう、「ドンキーコング」のジャンプマン時代のマリオの外見ほぼまんまのオッサンなのである。
特徴的なジャンプも、所謂マリオジャンプである。
更に見ての通り、マリオの父と同じくチャールズ氏がCV担当の為、ある意味新旧マリオの共演となった。
また、日本語以外の全ての言語版でもチャールズ氏の音声が使用されている。
マリオ達が独立してから初の仕事先の家の住人とその飼い犬。水漏れに悩んでいた。
結構大きな家に住んでおり、内装も豪華。難しい工事ではなかったのだがルイージが骨を踏み壊してしまったことで、フランシスが激怒。暴れまわった衝撃で水漏れが悪化してしまう。
その後どうなったか詳しくは描写されていないが、「SUPER MARIO BROS Plumbing」の公式サイトには「BrKlyn Couple」という依頼人夫婦と思しきユーザーが家の中をめちゃくちゃにされたと低い評価を付けており、こっぴどく怒られたと考えるのが妥当であろう。
だがフランシスは暴れた際に落下しそうなところをマリオ兄弟に救われており、終盤でも2人の顔を見ると若干嬉しそうな顔をしていた。
◆ジャングル王国
CV:フレッド・アーミセン/楠見尚己(日本語版)
ジャングル王国の王。世界最強と言われるコング軍団を率いる。
ピーチ姫から同盟の申し出をされるが一蹴。組む相応の理由があるか試すべく、ドンキーコングをマリオと戦わせた。
不愛想ながらもどこか陽気な性格で、咳き込む程に大笑いすることも多い。
なお、今回のクランキーコングにはマリオとの若い頃の因縁は存在していない。
また、映画のドンキーコングはクランキーの息子という設定になっており、一部のファンからはドンキーコングJr.の存在がどうなったかを危惧する声が上がっている。
コロシアムでの戦いを観戦していた。
中でもディディーは特にドンキーコングに対する応援が激しく、クランキーコングに名指しで止められた。
チャンキーは『
ドンキーコング64』以来の登場である。
『
スーパードンキーコング2』『
3』に登場する髪型が特徴的なコング。
マリオたちを案内したコングが投げたバナナを踏んで事故を起こしてしまうという不憫な役回りで登場。
…
彼の出番はこれだけである。
その他大勢のコングたちが登場している。
◆ダークランド
CV:ケビン・マイケル・リチャードソン/浦山迅(日本語版)
クッパの側近。原作では比較的ご機嫌取りでお世辞をいうようなシーンもあるが、本作ではそのようなイメージではなく甘やかし気味にクッパの行動を全肯定する言動が目立つ。
魔法で相手を移動させたり拘束したりと、いぶし銀的な活躍をする。そして今回も女装を披露します…
クッパ軍団の主力兵士。ヘルメットを被り、槍を持っている。その他、
カートを運転してくるものや大砲を発射するものなど様々なシーンで登場し、マリオたちを攻撃する。
CV:スコット・メンヴィル
トゲの生えた青い甲羅を持ち、同デザインのヘルメットを被ったパタパタ。序盤から登場していたが、本格的な出番はマリオカートをイメージしたパートから。
正面に破砕機を備えた巨大なカートに搭乗しており、ノコノコ部隊の隊長格と思われる。
自分の命と引き換えにしてでも彼らを止めるという決意の元、
お馴染みの大技で特攻。
大破炎上するマシンからヘルメットを脱ぎ捨てつつ出てくると
奥の手としてお馴染みの青い悪魔に変身、SEやターゲットの頭上で一回転するモーションまで完全再現しつつ特攻、大爆発。
そりゃ貴方からは逃げられませんって…
それに巻き込まれたマリオとドンキーは一時行方不明となり、更にはレインボーロードの寸断によりコング軍団も足止めを食らい、ドンキーを失い茫然としている隙を突かれてクッパ軍団に囚われてしまった。
なお彼はマリオ達と一緒にポスターの顔ぶれに並んでいる。
映画を見ていないと「何でこのキャラが並んでいるのだ?」と疑問に思うかもしれないが、実際に上記の活躍を見たら「そりゃポスターに載るわな…」と思うであろう。
ノコノコと双璧を成すクッパ軍団の兵士として名前こそ呼ばれているが、本作ではあまり目立つシーンはない。アクションさせる上で手がないことが仇となったか、敵にもキノコがいるとマリオに詳しくない視聴者が混乱してしまうことを防ぐための処置だろうか。
また、「キノコ王国を裏切り、クッパ軍団に寝返った」という設定は、ハテナブロックでこそ語られているが、作中では特に触れられない。一部捕虜になっているクリボーもいることから「クッパの侵攻を受けた際に寝返ったものとそうでないものに分かれた」という解釈もできる。
『スーパーマリオギャラクシー』から登場。ダークランドに住むコウモリ。
ダークランドでルイージを追い回す。さながらゾンビのように地の底から這いあがってくる様は不気味そのもの。お馴染みの崩れてから元に戻るアクションもリアルに再現。
またクッパの野望に疑問を呈して皮肉っぽくツッコミを入れたノコノコが炎で焼き尽くされカロンになるシーンも存在する。…その後も何事もなかったかのように活動してたが。
カロンから逃げ切ったルイージを待ち受け捕縛する。ようやく一息つけると思った矢先に、雷で仮面だけが浮かび上がる演出はかなりホラー。
ヘイホーは無口だが、ムーチョはくぐもった声で何気にイケボ。
クッパ軍団の兵士たち。概ねやられ役といった印象が強い。
クッパの結婚式に出席したボス級の敵。キングテレサはマリオシリーズの可愛い方のデザインで、モブ同然で見せ場は無い。
ボムキングは上司の結婚式の最前列で居眠りをするというやらかしをしたのが運のツキ。
ピーチの投げた炎つきの槍が頭の導火線を掠めたせいで点火してしまい、慌てふためいた挙げ句に自らの運命を受け入れ爆死した。
ある意味で一番可哀想なキャラである。
◇マグナムキラー
クッパ軍団の誇る戦略兵器的立ち位置の巨大ミサイル。
結婚式をメチャクチャにされた怒りと共に
ピーチ城に向けて放たれる。
その圧倒的質量故、生半可な手段で止めることはできない。
原作だと上から踏んで終わりだが……
だが、唯一攻撃が通る目をタヌキマリオの尻尾で叩かれると、標的をマリオに変更して執拗に追い回した。
その際、土管の向こうにあるワープゾーンで起爆させることをマリオは思い付き、実行するが……?
土管に放り込んでブルックリンにまで届いたらどうするんだと言ってはいけない。
◆その他
王様のCV:カリー・ペイトン
『
スーパーマリオ64』などでお馴染みのあのペンギン。雪降る王国の住人として登場。冒頭で国はクッパの襲撃に遭い、ペンギン王(名前は不明)の指揮のもと勇敢に雪合戦で対抗するもまるで歯が立たず惨敗。その後はまとめて檻に放り込まれた。
マリオ達によって助け出されたあとどうなったかは不明。
- プクプク、トゲプク、ゲッソー、ウニラ、ライトクラゲ、ウツボ
水中ステージでお馴染みの魚介類たち。プクプクはキノピオの一人が金魚袋の中に入れて飼っていたり、冒険中に通った桟橋の周りを跳ねてマリオの顔に貼り付いたりと出番は割と多め。
そして『スーパーマリオ64』で
みんなのトラウマで知られるウツボも登場。『オデッセイ』に登場した際のリアルなデザインとなっている。クッパ軍団との戦いで海に落下したマリオとドンキーを飲み込むも、ドンキーが乗っていたカートに付いていたロケットバレルで脱出される。
CV:ジュリエット・ジェレニック/山根あん(日本語版)
ルイージたちと共に檻に放り込まれていた。見た目は『
スーパーマリオギャラクシー』のよろずやチコそのもの(名前は英語版より)だが、その言動は恐ろしくネガティブ。
「
死は救済」という価値観を持っている模様。原作のイメージからはかけ離れているが、チコという種族自体はかなり特殊な生死観を持っていると思われるので、それを拡大解釈したものだろうか。
あと、ラストシーンでエッグいメタ発言をしてくる。
シリーズお馴染みのでっていう…もとい恐竜あるいはスーパードラゴン。
出番は
あるシーンの背景に色とりどりの大群が映る程度で、物語には一切絡まない。
しいて言うなら、クッパの結婚式の引き出物に
白地に緑斑点のタマゴがあったくらい。
イルミネーション社のマスコットでお馴染みの、黄色くて丸っこいアイツら。同社の映画の冒頭で流れるオープニングロゴには必ず登場している彼らだが、今回はカートに乗ってロケットスタートに挑戦。機械は叩けば直るもの……
実は一体一体に名前が設定されており、今回登場した個体はスチュアートという名前である。
【アイテム】
シリーズおなじみのパワーアップアイテムその1。
食べると身体能力が高まり、体格も大きくなるが、ダメージを食らうと効果が消える。
本作では原作と違い「純粋な身体能力の向上に特化した性能」となっており、ただ背が大きくなるだけのアイテムではなくなっている。
ピーチ姫の課題に手間取ったマリオがたくさん食べることになり、前述の通りキノコ嫌いの為、彼を相当苦労させた。リバースもさせた。
その甲斐あって、なんとか自力で食べられる程にはキノコを克服したのだが、同時に警戒心も薄れてしまい……
シリーズおなじみのパワーアップアイテムその2。
触れると炎を操れるようになる。
花自体は特に燃えているわけではないので草原等に生えていても問題ないが、花に息を吹きかけるだけでパワーアップ能力が失われてしまう。
マリオはドンキーコングとの戦いで使用しようとしたもののコングに息で吹き消されたために使用できず、ピーチが薪に着火するために使用した他、映画オリジナル要素としてドンキーコングが使用した。結局マリオは一度も使えず
これからはドンキーコングもファイアになれるゲーム作品も登場するのだろうか?
シリーズおなじみのパワーアップアイテムその3。
そして今作のキーアイテムで、手にしたものに絶大な力を与える。
こちらもキノコ同様、無敵化に加えて身体能力も大幅(地上から高層ビルより高くジャンプできるほど)に向上する。
序盤にクッパが雪降る王国を溶かしつくして奪い取った。
果たして、これを取り返すことは出来るのか…?
尚、ピーチはその存在と効力を知っていたものの、ペンギンの国で厳重に保管されていたり、
クッパも「長年探し求めていた」と発言しているあたり、原作と違って相当希少なアイテムの様子。
シリーズおなじみの貨幣。本作品では光り輝く金色で、マリオの胴体ほどの大型サイズ。
キノコ王国のシーンでは、キノピオたちが町中に設置されたハテナブロックを突いて必要な分を集めていた。
ノコノコがネコババしようとしていたところを見ると、キノコ王国以外でも価値はありそう。
「Newスーパーマリオブラザーズ」に登場した青いキノコ。
食べた人は豆粒ほどの大きさになってしまう。
ドンキーコングとの戦いのときにマリオが食べてしまいエライことになり…観客の腹筋も崩壊させた。
ゲームではマメ状態でダメージを受けるとそのまま1ミスになるが、今回は「ダメージを受けると元に戻る」という設定の方を優先しダメージで逆に大きくなるようになっている。
終盤で再登場し、ある意味で活躍したと言える……はず。
『
スーパーマリオ3Dワールド』に登場。変身アイテムはスーパーベルなのだが、取得シーンがカットされている為スーツとして表記。
変身したマリオはさながら猫のような敏捷性、柔軟性、鋭い爪を持ち、ドンキーコングを翻弄しつつダメージを与えられるように。
結果、絶体絶命からの大逆転に成功。約束であった「コング軍団の援軍」を取り付けることが出来た。
マリオカートシリーズでおなじみの妨害アイテム。
やっぱり踏むと思い切りスピンする。
投げてよし、蹴とばしてよしな攻撃アイテム…というか倒されたノコノコ(上述のノコノコ将軍を見る限り自力でもなれる様子)。劇中では主にマリオの攻撃手段として役立っていた。
レインボーロードでは、相手に当たっても消えずに反射するという珍しい動きを見せた。
『マリオカートシリーズ』第二の主役ともいえる乗り物。
基本は2輪や4輪で地面を走るが、カイトを用いて滑空したり、
反重力装置で壁面や水面も走行可能。
装置は『8』『アーケードグランプリDX』などのこのギミック表現のある作品同様、周囲の状況を判断して自動的に作動するようになっている安全仕様(手動切り替えもできる)。
キノコ王国への近道である「
レインボーロード」を突破するために使用した。
『マリオカート8』と同様のスロットマシン式でフレーム・タイヤ・カイトを選択して組み立てる。
クッパ軍団も所持しており、道中はさながら『マッドマックスシリーズ』のような大バトルが繰り広げられることになる。
『スーパーマリオギャラクシー』に登場した、触れると氷を操ることのできる青い花。
本作ではキノピオが事前に用意していたブーケの中に隠していたのをピーチ姫が使用し、ゲームに登場していないアイスピーチが初お披露目。
能力的には『マリオWii』のそれに近い。
『スーパーマリオブラザーズ3』で初登場のアイテムだが、しっぽマリオではなくタヌキマリオに変身するので『3Dランド』『3Dワールド』仕様の模様。着ている衣装を「タヌキスーツ」と呼ぶセリフはある。
最初は具体的に何が出来るか分からなかったが、尻尾を高速回転させることで大ジャンプからの滑空止まりだった原作よりはるかに自由度の高い空中戦を展開できることが判明した。
尚、3Dランド仕様のため地蔵マリオは登場しない。
【用語】
実在するニューヨークの行政区。マリオたちは元々ここからキノコ王国へとやってきた。『魔界帝国の女神』と同様の設定だが、これは元々『
マリオブラザーズ』及び『
スーパーマリオブラザーズ』の一連の流れに関して宮本茂の中では元からあった設定であり、それをライセンス貸出に従って使っていたという。
- SUPER MARIO BROS Plumbing
マリオが立ち上げた配管工業者。全財産を叩いてCMを作り、テレビで放映している。このCMはかつて国外で放送されていた「The Super Mario Bros. Super Show!」の主題歌であった曲(原題「Mario Brothers Rap」)で、日本版歌詞は今回のために書き下ろされたと思われる。
また、本作の公式サイトにはマリオ達が作ったという設定の同社の公式サイトがある。
名称はハテナブック3より。ペンギンたちが住む国で、物語冒頭でクッパの襲撃を受けてスーパースターを奪われてしまう。
その後出てきた世界地図ではこの国があったであろう国土が炎で焼かれていた。
キノピオたちの住む国。大規模な城下町では、専用のブロックを叩いて出現したコインが通貨になっている模様。リフトや土管といったお馴染みの仕掛けが交通手段となっている。
ドンキーコングを始めとしたコングたちの住む国。カートの技術が発達しているようで、現地のコングがマリオたちをクランキーコングの前まで案内するシーンでは、さながら『
スーパードンキーコング』のトロッコシーンのようなスピード感を楽しめる。
クッパが支配する国。『
スーパーマリオブラザーズ3』の最終ワールド「暗黒の国」が元か。巨大な城の形を成し、国ごと移動できるようになっている。軍団員は概ねその城の中に常駐しており、スーパースターを手に入れた際には派手なパーティーが行われていた。このとき演奏されていたロックなミュージックは『
スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド』の「フューリーワールド」にてフューリークッパが現れた際のテーマ。
【小ネタ】
作中には、マリオシリーズや任天堂ファンならばピンとくる小ネタが随所に散りばめられている。
本当はもっと色々出したかったそうだが、収拾がつかなくなるのでファミコン時代の物を中心にしたとの事。
- ブルックリンの背景をよく見てみると、任天堂のファミコンソフトの小ネタがあちこちに用意されている。
ダックハント、アイスクライマー、バルーンファイト、ピクミンなどなど。登場するピザ屋の名前もパンチアウト!!で、「ジャンプマン」の筐体が置いてある。
おまけに、作中でマリオがプレイしているゲームは『光神話 パルテナの鏡』。I'M FINISHED!。
ゲーム&ウォッチの小ネタが紛れた看板もある。
- マリオブラザーズが初の配管工業務に向かう途中、ショートカットに使った工事現場にSMBにおける『1-1』まんまな場所がある。
ついでに現場の出口付近にあるダイナー・キャッスルはゴールポスト付近にある砦まんまなデザインであり、傍にある鉄柱をゴールポストよろしく降りるマリオの姿も拝める(原作と同じSEも鳴る)。
- マリオが制作したCMにあるブルックリンの地図。よく見ると「Hanfuda Ave」、「1889th St」「Link St」などといった単語が。
- マリオの家のテレビの上にスターフォックスシリーズの名機アーウィンの模型が飾ってあるほか、壁にはF-ZEROのポスターが張ってある
- ブルックリンの市長としてポリーンが登場。
あなたが出演してるゲーム、ピザ屋に置いてありますよ!
ブルックリンで洪水が起きたことを伝えるニュースで現地の状況を伝え、市民を安心させようとしていた。
本映画では展開上の都合もあって、マリオやドンキー及びクランキーとの接点は存在しない。
- ニュース内のトピックには「FS-176系で確認された信号」についてのテロップも出ている。
これはメトロイドシリーズの一部作品で舞台となる惑星ゼーベスや惑星ターロンIVが存在する恒星系が元ネタ。
なおFS-176系自体はゲーム内では進行上必読でないテキストで1回書かれただけという超マニアックなメトロイド用語である(マリオの映画なのに)。
- マリオブラザーズが修理に向かったブルックリンの下水道の案内板に「1-2」の表記。原作のSMBにおいて「1-2」は初の地下ステージである。
- ドンキーコングの登場シーンで流れるBGMは、ドンキーコングシリーズファンにはお馴染みのモンキーラップ。
- 劇中で挿入歌としてa-haの『Take on Me』が流れるが、何の因果か初代スーパーマリオと同じ1985年リリースである。
【余談】
- この映画の公開に合わせ、老若男女問わず様々なプレイヤーがミスしながらも何度も挑み、最後にはゲームをクリアする「It's You Mario!」と称した特別CMが制作された。
各映画館でも本作の上映前に流れる。本作の「諦めが悪い」と何度も言われ続けるマリオの様と重なるものがある。
- BGMは『スーパーマリオシリーズ』、及び関連作品のそれをアレンジしたものがほとんどだが、マリオが世に出た1980年代の洋楽も所々で使用されている。
イルミネーション作品では少し前の洋楽をBGMとして使うのが多いので同社の作風とも言えるかもしれない。
- 映画公開前、現実のネット上で『Super Mario Bros. Plumbing』の公式サイトが公開されていた。
マリオ兄弟と仕事情報の紹介、ブルックリンの住民の口コミ、チャットで質問などのやり取りといったユニークな内容になっている。初めは英語版のみだったが、のちに日本語版も公開された。
残念ながら現在はサイトが消失しており、実際に閲覧しようとしても本作映画のページに飛ばされてしまう。
- 2024年の年越し特番としてテレビ放映されたver.ではスタッフロールが大幅にカットされているが、スポンサー表記の場面でスタッフロールで流れる背景とBGMが少しずつ流れるようになっていた。さらに放映終了直後に控えていた『逃走中』のハンター達がを本映画をいつもながらの真剣な顔で楽しんでいる映像が流れた。
追記・修正は諦めずに何度もお願いします。
マリオブラザーズの活躍によりついにクッパは撃破され、ブルックリンとキノコ王国双方の世界に平和が戻った。
それからしばらく経ったある日のこと。
ブルックリンの地下のどこかにあの引き出物に出ていたタマゴが転がっていた。
そしてタマゴにヒビが入り…。
YOSHI!!
The Super Mario Bros. Movie2
2026 04/24
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内容によってはIP規制やプロパイダ・法的機関への通報、並びにクッパ様の結婚式の生贄などといった措置をとらせて頂く場合がありますのでご了承下さい。
- マリオのファン向け、メッセージも何もない頭空っぽにして楽しめるポップコーンムービー、そのことは否定しない。マリオというコンテンツでそれに何の問題がっていう話でむしろ誉め言葉にしかなってないけどね。 -- (名無しさん) 2024-01-02 10:03:23
- スーパーこのはは3Dランド仕様ってなってるけど、BGMはブラザーズ3なんだよね、こういう折衷案が多くてどっちにも配慮してくれててホント細かなところまで気を配ってくれてたのは有難い -- (名無しさん) 2024-01-04 00:13:28
- >並びにクッパの結婚式の生贄などといった措置 デカデカと赤文字出ててまた荒れてんのかと思ったらコレで笑った -- (名無しさん) 2024-01-04 07:18:58
- 次回作ではデイジー姫orクッパ7人衆が出たら嬉しいかもしれない、どんな扱いになるかわからないけど。 -- (名無しさん) 2024-01-06 14:17:04
- アニメ→実写化みたいな他メディア進出の地雷臭と、流行り物は嫌い病を発症した結果、観る決意をするのに時間がかかった作品。目の前に関係者様がいたら躊躇なく土下座できるレベルの神作だった。 -- (名無しさん) 2024-01-10 13:15:02
- 自身が初代スーパーマリオまでしかやってない、更にこの映画を観たのが飛行機の中かつイヤホン故障でサイレント。にもかかわらず、展開をちゃんと追えた。充分良作だったと思う。 -- (名無しさん) 2024-01-15 09:40:02
- 戦うピーチ姫について国内外でポリコレだと騒がれたのに対して、ユーザーがRPGやUSAでのピーチの性能を引合に出して反論してたの良かったし、実際にピーチ姫強いんだよな… -- (名無しさん) 2024-01-15 11:33:27
- ↑海外の感想見てると戦うのも強いのも異論はあまり出てない。性格が自立した強い女性に改変されてるのがポリコレ的って話。 -- (名無しさん) 2024-01-18 16:47:41
- スマブラみたくフライパンやゴルフクラブだとシュール過ぎるから、得物がハルバードに持ち替えられただけって感じよな -- (名無しさん) 2024-01-18 18:42:03
- そろそろ普通に表示していいのでは? -- (名無しさん) 2024-01-23 16:15:47
- ニューヨークから始まって最後はキノコ王国に住むって流れがゲームボーイ版ドンキーコングのオマージュだったりしない? -- (名無しさん) 2024-02-03 21:19:18
- 終始マリオへの微妙にズレたジェラシーで怒り狂ってるのマジクッパ様 -- (名無しさん) 2024-02-19 21:15:32
- スーパープリンセスピーチの新作では変装とはいえ割と正統派な武器を振るうようになるので、この映画よろしくハルバードを使うピーチがゲームでも見られるかも…なんて -- (名無しさん) 2024-02-19 21:51:16
- 続編決定か。 -- (名無しさん) 2024-03-10 23:25:15
- めちゃくちゃ嬉しいけど6年かけて制作された前作と違って続編は再来年4月だからちょっと心配だな… -- (名無しさん) 2024-03-11 18:33:01
- ピーチが強気なのは一見ポリコレ的だけどキノピオ達への為政者らしいふるまいとかマリオに対する姐さん女房っぷりはポリコレなんかじゃ出来ん描写だったな -- (名無しさん) 2024-03-15 00:50:01
- しれっと次回作の正式な日付が発表されてまだまだ先だけど待ち遠しい。 -- (名無しさん) 2024-06-18 22:57:51
- 反対意見がなければ格納してる部分外していいですか? -- (名無しさん) 2024-07-20 14:37:16
- そうですね、公開から一年経っていますし、そろそろ折り畳みを解除してもいいのかと。もちろんネタバレ注意喚起だけはそのままで。 -- (名無し) 2024-07-20 14:45:16
- ちょうど解除してもいいのかなと思っていた所でした。解除に賛成です。 -- (名無しさん) 2024-07-27 12:42:41
- 反対意見もなかったので、重要部分以外は格納解除しました。 -- (名無しさん) 2024-08-18 20:37:13
- ↑お疲れ様です… -- (名無しさん) 2024-08-18 20:53:20
- 日本語吹き替え版?いいえ、特別日本語版です(まぁ結局媒体内では吹き替え版扱いなんだけどね… -- (jororo) 2024-09-05 19:02:03
- 本作は2013年のディズニー映画『シュガー・ラッシュ』に対するアンサー作品だったりして。 -- (名無しさん) 2024-09-07 13:17:44
- 小さい頃からマリオで遊んでた人にとって好きなものしか出てこない映画 -- (名無しさん) 2024-09-07 13:25:01
- 次回作で満を持して登場する形態はなんだろ? ヨッシーメインになるだろうし、マントマリオ&ルイージかな? -- (名無しさん) 2024-11-21 17:44:14
- 本日大みそかのゴールデンタイムにて地上波初放送。 -- (名無しさん) 2024-12-31 20:10:00
- アットプロダクションが唐突にルマリーの日本語版声優が山根あんである事を発表。…良かったのか?w -- (jororo) 2025-01-02 21:07:21
- ルイージを助けに行く、本作と明らかに異なる出自がかかれる、という点でヨッシーアイランドのことが思い出されるのは自分だけ? -- (名無しさん) 2025-01-26 09:34:56
- ヨッシーアイランドが「キノコ王国のある世界で生まれたマリオの物語の始まり」で、本作が「イタリア系アメリカ人のマリオの物語の始まりの再始動」という事を考えると、確かにある意味では同じものと言えなくも無いかも -- (jororo) 2025-01-28 16:58:44
最終更新:2025年04月08日 16:18