登録日:2011/04/02 Sat 12:22:37
更新日:2024/11/02 Sat 21:37:38
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この項目ではデカい魚のうち、海水魚について説明していきたい。
をそれぞれ参照のこと。
~実在生物~
学名:Rhincodon typus
最大サイズ:体長13.7m
生息地:世界中の暖海
恐らく知らぬものはいない現存する世界最大の魚類。
人懐っこく大人しいためダイバーからの人気も高いが、現在は数が減少している。余談だが肉は豆腐の味がするらしい。
より詳細は当該項目を参照されたい。
●ウバザメ
学名:Cetorhinus maximus
分類:ネズミザメ目・ウバザメ科
最大サイズ:全長12m
生息地:世界中の温帯から寒帯の海
ジンベエさんに肉薄するサイズの、
世界で2番目に大きな魚。。
口がとても大きく、一見すると凶暴なサメのように思えるが、実際はおとなしい性格で主食はプランクトン。
このあたりも
ジンベエザメと共通点がある。
基本的に無害だが海面でお食事中に小舟に激突、沈没させたりしてすることもある
お茶目さん。
生まれたばかりの時点で全長は2m以上ある。
ちなみに、
未確認生物の「ニューネッシー」の正体は、アゴの部分が腐り落ちたウバザメの死骸という説がある。
学名:Regalecus russelii
分類:アカマンボウ目・
リュウグウノツカイ科
最大サイズ:体長8m
生息地:太平洋・インド洋暖海域の深海など
人魚のモデルとも言われている、美しく巨大な深海魚。
硬骨魚類内では世界最大と言われている。
体は銀色のウロコで覆われ、鰭条(背びれ・胸びれ・腹びれ)は赤いタテガミのように発達している。
最大で全長8mの記録があるが、発見されること自体が珍しい魚であるため、どのくらい大きくなるのかなど詳しいことは不明。
ちなみに食べることもできなくはないが、身は水っぽくてあまり美味しくないという。
詳しくは当該項目参照。
サタデーナイトフィーバーとかは多分しない。
学名:Manta birostris
最大サイズ:胸の幅9.1m
生息地:世界中の熱帯・亜熱帯の海
超有名な巨大魚にしてエイ科最大の魚類。
詳細は当該項目参照。
学名:Mola mola
最大サイズ:全長3.3m
生息地:世界中の暖海
こちらも非常に有名な巨大魚。独特のフォルムがステキ。
詳細は当該項目参照。
●メガマウス
学名:Megachasma pelaios
最大サイズ:体長7.1m
生息地:太平洋の暖海
一時有名になった巨大魚。世界でも40例ほどしか発見例がなく、詳しい生態は分からない点が多い。
ただ少ない発見例でもサイズは5mはザラなのでウバザメなどに匹敵する巨大魚の可能性もある(普通ウバザメは6mほど)。
ただなんか顔がおっさんっぽい。また一見解りづらいが鮫の仲間。
●オンデンザメ
学名:Somniesus paciticus
最大サイズ:体長7m
生息地:太平洋寒帯域の深海
深海に生息する巨大ザメ。このクラスのサイズのサメでは珍しく肉食。ずんぐりとした紡錘型の体系により見た目以上に大きく見える。
近類種にニシオンデンザメがいるが、オンデンザメ同様巨大である。
地味な見た目、深海棲という点から無口な図書館っ子として萌えるのが鉄板か。なお、深海棲なので生態は不明な点が多い。
●クロカジキ
学名:Makaria mazara
最大サイズ:体長約4.5m
生息地:太平洋暖海域
記録上ではカジキマグロの仲間で最大を誇る巨大魚。死後、体が黒ずむことから名前がついた。まぁしかしそんなことはどうでもよい。
クロカジキの旬は春から夏、引き締まり程良く脂ののった肉は
刺身もよし、焼いてもよし。厚めに切った肉を肴に一杯やればそれはまさに
至福の時。
●オヒョウ(ハリバット)
学名:Hippoglossus stenolepis
最大サイズ:体長2.7m
生息地:オホーツク海・大西洋寒帯域ほか
カレイ科代表の巨大魚。
カレイをそのまんま拡大したような姿はインパクト満点。
薄っぺらい見た目だが全身が筋肉の塊でやたら暴れて危険なので漁には
ライフルが用いられる。
ちなみに回転寿司のエンガワのうちなんぼかはこいつである。寿命は最長で40年の記録がある。
●タマカイ
学名:Epinephelus lancedatus
最大サイズ:体長2.7m
生息地:インド洋や太平洋
ハタ科で最大を誇り、珊瑚礁で生活する魚の中でも最大クラスの巨大魚。わかりづらいがクエの仲間である。体はずんぐりとしており大変重たい。
あまり馴染みがない魚だが大きな水族館では飼育されていることもある。探してみるのもいいかもしれない。
●ドクウツボ
学名:Gymnothorax javanicus
最大サイズ:全長3m
生息地:太平洋暖海
ウツボ科最大の魚。凶悪そうな面構えはサイズと合わせて大蛇のようだが見た目と名前に反して牙に毒はない。
この毒は体内に含まれている方で、個体によっては生物濃縮により毒化していることがある。
毒化していないなら一応食用にはできるらしいが、正直食べたくはない。
~架空生物~
●バルーンファイトの魚
学名:???
最大サイズ:体長8m程
生息地:そこらへん
何故か和名や学名が存在しない謎の魚。ナマズ(Silurus)の仲間だと思われる。
やたら悪食で近づくものや落ちてきたものは何でも食べる。最近は極地に出没するようになった。
学名:???
最大サイズ:???(小島ほど)
生息地:世界各地
世界のあちこちに生息する巨大な水棲生物達の総称を差すため一応追記。性格は概して凶暴で船すらたやすく沈めるほど危険。
海を移動する
海賊を始めとした人々からは大変恐れられている。
●化石魚、アームフィッシュ、リバイアサン(ロマンシング サ・ガ)
学名:???
最大サイズ???
生息地:世界各地
魚類モンスターの中でも大きく、そして危険な部類。
その生息域は恐ろしいほど広大で、海水のサンゴ海はもちろん、淡水のクリスタルレイクやマラル湖、各地の
ダンジョンの水域
果てはエスタミルやメルビルの下水にまで生息する。
~地上編?~
●チョウチンアンコウ
学名:Kato Koji
最大サイズ:体長176.8cm
生息地:日本
人間から電気エネルギーを貰い満タンになると…
【余談】
現実の巨大魚は「巨大」と言っても種によっては20メートル以上に達するクジラや絶滅種の海棲爬虫類ほど大きくはない。
これは「2乗3乗の法則」(昆虫が巨大化してもそんなに強くないどころか自重でつぶれてしまう、という
空想科学読本御用達のアレ)によるものである。
「面」で酸素を取り込む鰓は大きさが2倍になっても4倍の面積にしかならず、8倍になる体重に比べて酸素の摂取量は1/2になってしまうが、「空間」で酸素を取り込む肺であれば体重と同じ比率で摂取量を増やすことができる。
鰓呼吸で巨大化できる限界がジンベイザメくらいの大きさなのだろう。
- クロカジキのとこ死語→死後です -- 名無しさん (2016-02-24 12:05:37)
- チョウチンアンコウ・学名:Kato Koji で久しぶりに大笑いしたわwww -- 名無しさん (2020-12-05 10:28:42)
- エラの面積の話は目から鱗(魚だけに)。有名な話なのかもしれないが、めちゃくちゃ納得感があった。 -- 名無しさん (2021-05-21 00:37:34)
最終更新:2024年11月02日 21:37