ジョット・ガン・ジョラゴン

登録日:2025/02/04 Tue 22:27:43
更新日:2025/05/29 Thu 12:12:27
所要時間:約 7 分で読めます






全ての銃が味方だ!



《ジョット・ガン・ジョラゴン》とは、デュエル・マスターズに登場するクリーチャーである。
登場はDMRP-05 「双極篇 第1弾 轟快!! ジョラゴンGo Fight!!」。
CV:小林親弘(アニメ)*1


カード性能

ジョット・ガン・ジョラゴン MAS 無色[ジョーカーズ] (7)
クリーチャー:マスター・ドラゴン/ジョーカーズ 11000
このクリーチャーを召喚する時、ジョーカーズを好きな数バトルゾーンから自分の手札に戻してもよい。こうして戻したジョーカーズ1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。
ジョラゴン・ビッグ1:ジョーカーズを自分の手札から捨てた時、その「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
双極篇における切札ジョーの切り札として登場したドラゴンで、《煌龍 サッヴァーク》に続く2体目のマスター・ドラゴン
モチーフとなったのは、ジョニーのモチーフのガンマンのライバルである「様々な銃を使いこなすガンマン」。
7マナだがバトルゾーンのジョーカーズを手札に戻すことで軽減でき、《ヤッタレマン》などの軽減も含めれば早出しは容易。

スピードアタッカーとW・ブレイカー、攻撃時の手札交換を持ち、素早く攻撃しつつ手札を整えられる。
しかしこのカードの目玉となるのはマスター能力の「ジョラゴン・ビッグ1」で、自分がジョーカーズを手札から捨てた時にその登場時能力1つをタダで使用することができる。この能力には回数制限がなく捨てる手段も問わないため、出た時に手札交換を行うジョーカーズを捨てれば連鎖させることも可能。
モチーフとなったガンマンのように、他のジョーカーズや手札を捨てる手段を駆使することで真価を発揮するクリーチャーとなっている。

……と、ここまでで止めれば様々な銃を撃ちこなすヒロイックなガンマンドラゴンに留まっていたのだが、そうはならなかった。

というのも、テキストをよく見れば分かる通り、「ジョラゴン・ビッグ1」には同名の制限すらない。
これが何を意味するかと言えば答えはシンプルで、バトルゾーンにジョラゴンが2体並んだ瞬間容赦なくループが始まる。
ループの実態がデュエマのあらゆるデッキの中でも最上位に位置するレベルで難解なのでここでの詳細な解説は省くが、とにかく主人公像とはかけ離れた戦い方によって相手は死ぬということだけ覚えてもらいたい。
「状況に応じて銃弾を使い分けて敵を倒すガンマン」とは仮初の姿で、実際は「敵が死ぬまで銃を乱射し続ける狂気のガンマン」だったのがこの《ジョット・ガン・ジョラゴン》というカードである。

登場以来その拡張性を活かして活躍していたが、2020年12月18日付で殿堂入り
環境においては暴れているというほどではないタイミングでの殿堂入りではあったが、強力な登場時能力や手札交換という幅広い範囲のカードが強化に繋がってしまうことによる今後のデザインへの影響や、新たに導入された「オリジナルフォーマット*2)」においてこの難解極まる【ジョラゴンループ】が大暴れする事を考慮して殿堂入りしたものと推測されている。

相性のいいカード

オッケーBros. C 無色[ジョーカーズ] (2)
クリーチャー:ジョーカーズ 1000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、クリーチャーを1体選び、アンタップしてもよい。
出た時にクリーチャー1体をアンタップするジョーカーズ。
そのままではフリーズされたクリーチャーを起こせる程度だが、2マナと軽いため先に出してから手札に戻ってジョラゴンを軽減しつつ、攻撃時の手札交換で捨てることでジョラゴンをアンタップし、再度攻撃&手札交換できるようにすることが可能。
これに限らず、ジョーカーズにはアンタップ能力持ちのカードが多いため連続攻撃を成立させやすい。

アイアン・マンハッタン SR 火文明[ジョーカーズ] (9)
クリーチャー:ジョーカーズ 8000
J・O・E 2(このクリーチャーの召喚コストを2少なくしてもよい。そうしたら、このターンの終わりに、これを自分の山札の一番下に置く。下に置いたら、カードを1枚引く)
スピードアタッカー
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、相手のシールドを2つ選ぶ。このクリーチャーは、相手のそれ以外のシールドをすべてブレイクする。その後、自分の手札を1枚捨ててもよい。そうしたら、次のターン、相手は2体以上クリーチャーを出せない。
出た時にシールドブレイクと手札を捨てて相手のクリーチャー展開を縛る能力を持つ、金槌のジョーカーズ。
ジョラゴンとのデザイナーズコンボを形成するカードであり、ジョラゴン・ビッグ1とW・ブレイカーで相手のシールドを全てブレイクしつつ、手札を捨てることでさらにビッグ1を誘発できる。

ガヨウ神 SR 無色[ジョーカーズ] (5)
クリーチャー:ジョーカーズ/スペシャルズ 4000
このクリーチャーが出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、カードを2枚引く。その後、ジョーカーズを1枚、自分の手札から捨ててもよい。そうしたら、カードを2枚引く。
読者投稿クリーチャーであるスペシャルズ、その中でも最強格の一角。
条件付きで2枚ドローし、ジョーカーズを1枚捨てればさらに2枚ドローする。手札補充と捨てる能力と来ればもはやその相性は語るまでもないだろう。
【ジョラゴンループ】においてループパーツとして活躍したことで殿堂入りし、その後ジョラゴン自体の殿堂入りからしばらくして殿堂解除。以降もジョーカーズの手札補充として活躍している。【ジョラゴンループ】を知るDMPからは「《ガヨウ神》が殿堂解除されたことで今後《ジョラゴン》本体が解除される見込みは限りなく薄くなった」というのが専らの評。仕方ないね。

ポクチンちん SR 無色[ジョーカーズ] (3)
クリーチャー:ジョーカーズ 3000
相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、相手はそれを自身の山札の一番下に置く。
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは自身の墓地にあるカードをすべて山札に加えてシャッフルする。
デュエマ史上でも一二を争う程に卑猥な名前でお馴染みのジョーカーズ。踏み倒しと墓地を両方メタることができ、幅広いデッキに対応する事が可能。
そして《ジョラゴン》がループに走った最大の元凶。この子が出るまでは《ジョラゴン》も実は上記の3枚を駆使してワンショットキルで倒す正統的なヒロイッククリーチャーとして戦っていたのだ。
最大の問題は2つ目の墓地リセット能力。このリセット対象は相手だけでなく自分自身を指定することもできる。つまり、捨てたカードを山札に返すことができる。
《ジョラゴン》が複数体いればそれだけ「ビッグ1」を発動することもできる訳で、連鎖の合間にこのカードを挟む事で《ガヨウ神》のcipで引きたいカードを再びデッキに再装填できてしまう。
そうして引き込んだカードを上記のカード群で捨て、《ポクチンちん》で戻し、《ガヨウ神》で再び引き込み、捨て、戻し、引き……「ジョラゴンが2体並ぶと敵が死ぬ」とはそういう事なのである。
真っ当に使っても充分すぎる程に強かった1枚だが、悪用すれば更に強かったのであった。
更にそのループの間に任意のジョーカーズcipが1つ無限にストックされていく。
で、その【ジョラゴンループ】で何を撃ち出していたかと言うと……

燃えるデット・ソード SR 無色[ジョーカーズ] (9)
クリーチャー:ジョーカーズ/スペシャルズ 12000
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計4枚以上あれば、相手はバトルゾーン、マナゾーン、手札から自身のカードを1枚ずつ選び、好きな順序で山札の下に置く。その後、自分はカードを3枚引く。
出た時効果でハンデス・ランデス・デッキバウンスと3枚ドローを行う脅威のクリーチャー。
ループ中にこのクリーチャーのcipをジョラゴン・ビッグ1で無限にストックする事で相手のバトルゾーン・マナゾーン・手札を更地にするという極悪な結果をもたらし、万が一ワンショットキルに失敗しても相手は何もできないという状況を作り出し、反撃の芽を断つ事ができていた。
因みにこのカード、収録されていたのがDMRP-01なのでジョーカーズとしてはかなり古参であるが、マナコストの重さから能力の強力さとは裏腹にそこまで注目されていなかった。


派生カード

本編

ジョット・ガン・ジョラゴン Joe MAS 無色[ジョーカーズ] (9)
クリーチャー:ジョーカーズ・ドラゴン 12000
バトルゾーンに自分のジョーカーズが6体以上あれば、このクリーチャーを召喚するコストは1になる。
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から2枚を表向きにして手札に加える。それらのコストの合計以下になるように、バトルゾーンにある相手のカードを好きな枚数選ぶ。相手はそれを好きな順序で自身の山札の一番下に置く。
DMRP-04魔で登場したプレビュー版で、《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》と同じく落書き風の姿で描かれている。

ジョーカーズを6体並べると1マナまで軽減されるため召喚自体は難しくない。ただし手札補充に伴う除去がコスト参照のため、早出しにこだわると除去が弱くなるジレンマを抱えている。とはいえ手札補充だけでも並べた分を補えて強力なため、割り切って使う方がいいだろう。

ジョラゴン・ビッグ100 SR 自然文明[ジョーカーズ] (10)
クリーチャー:ジョーカーズ 15000
マッハファイター
T・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、そのターン、自分のクリーチャー1体のパワーを2倍する。その後、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。その2体をバトルさせる。相手のクリーチャーがそのバトルに負けたら、それと同じコストを持つ相手のクリーチャーをすべて、持ち主の山札の一番下に置く。
《天地命動 バラギアラ》対策として編み出されたジョニーとの必殺技。
ジョニーとジョラゴンが共に技を放っているイラストだが、ビッグ1との兼ね合いでクリーチャーに設定されている。

出た時の能力はパワーを2倍にして強制バトルを行い、勝った相手と同じコストの相手のクリーチャー全てを山札下に置くというもの。
呪文面の性能のみが異なるバラギアラを一気に除去できるデザインとなっている。

The ジョラゴン・ガンマスター MAS 無色[ジョーカーズ] (5)
GRクリーチャー:マスター・ドラゴン/ジョーカーズ/ワンダフォース 3000+
バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計5枚以上あれば、このクリーチャーはバトルゾーンに出たターン、相手プレイヤーを攻撃できる。
超天フィーバー:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計10枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+8000し、「W・ブレイカー」を与え、このクリーチャーが攻撃する時、好きな枚数のジョーカーズ・クリーチャーを自分の手札から捨てる。こうして捨てたジョーカーズ1体につき、相手のパワー10000以下のクリーチャーを1体破壊する。
超天篇のDMRP-09で登場した、メカ化してGRクリーチャーとなった姿。
素の状態ではパワー3000の実質バニラだが、バトルゾーンとマナゾーンのジョーカーズの数でパワーアップし、パワー11000で出たターンに相手に攻撃できるW・ブレイカーとなる。
除去効果には手札にジョーカーズが必要となるが、ジョラゴン・ビッグ1をトリガーさせることも可能。

The ジョギラゴン・アバレガン MAS 無色[ジョーカーズ] (6)
GRクリーチャー:マスター・ドラゴン/ジョーカーズ/ワンダフォース 4000+
このクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクする。
このクリーチャーが攻撃する時、可能なら相手プレイヤーを攻撃する。
超天フィーバー:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計8枚以上あれば、このクリーチャーのパワーを+10000し、「T・ブレイカー」を与える。
超超超天フィーバー:バトルゾーンまたはマナゾーンに自分のジョーカーズが合計20枚以上あれば、自分のジョーカーズすべてのパワーを+10000し、「ワールド・ブレイカー」を与える。(「ワールド・ブレイカー」を持つクリーチャーは、相手のシールドをすべてブレイクする)
DMRP-12で登場した強化形態。ジョラゴンを超えたからなのか、ドギラゴンを踏襲するかのようにジョギラゴンとなっている。

ジョーカーズの枚数によってパワーアップする点はガンマスターと同じだが、自分へのブレイクとプレイヤーにしか攻撃できない2つのデメリットを持ちかなり癖が強くなっている。ブレイク能力は《ジョギラスタ・ザ・ジョニー》との併用で相手へのブレイクに変換しつつあちらのマスターJGRを誘発できるが、どちらにせよS・トリガーを踏むリスクが大きいため注意が必要。超超超天フィーバーは明らかにオーバーキルのため、わざわざに狙う必要はないだろう。

MAX-Gジョラゴン KGM 自然文明[ジョーカーズ] (6)
S-MAX進化クリーチャー:マスター・ドラゴン/ジョーカーズ/レクスターズ 11000
S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《MAX-Gジョラゴン》を1枚捨てる。
W・ブレイカー
このクリーチャーが召喚によって出た時、または自分のターンのはじめに、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚マナゾーンに置く。こうしてマナゾーンに置いたカードが、ジョーカーズまたはレクスターズの、クリーチャーまたはタマシードなら、次の、相手のターンの終わりまで、その置いたカードが持つ能力をすべて、このクリーチャーに与える。
王来MAXのDMRP-22にて帰還を果たしたジョラゴン。
ジョラゴン・ビッグ1の他のカードの能力を借りる性質を受け継ぎつつも、出た状態で発揮するため使える能力は出た時以外の能力と対照的。
単純に継続的なマナ加速としても使えるが、やはり強力な攻撃時能力などを使いたいところ。

S-MAX進化により進化元を必要とせずに召喚酔いもせず場に出ることが強力であり、進化シナジーを持つデッキにサブフィニッシャーとして投入されたり、専用デッキ【緑単Gジョラゴン】を成立させたりした。

本編外

ジョニー&ジョラゴン 〜Jの意志〜 P 無色[ジョーカーズ] (10)
クリーチャー:マスター・ドラゴン/ジョーカーズ 12000
スピードアタッカー
T・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のクリーチャーを1体選ぶ。このターン、そのクリーチャーの各ブレイクの前に、相手のクリーチャーを1体破壊する。
コロコロ付録で登場したカードで、ジョーのイラストのジョラゴンと、それを振り返って見ながら旅立つジョニーが描かれている。
能力は出た時に疑似的なマスター・ブレイカーを付与するというもので、ジョラゴン・ビッグ1でジョラゴンにジョニーの能力を受け継がせることができるフレーバー重視のカード。
《アイアン・マンハッタン》は手札を捨てる前にブレイクしてしまうので、同時に付与して相手の場を一掃するには先にこちらを付与する必要がある。

ちょっと☆きゃわ☆じょらごん P 無色 (7)
NEOクリーチャー:マスター・ドラゴン/ジョーカーズ 5000
NEO進化:自分の、カワイイと思うジョーカーズ・クリーチャー1体の上に置いてもよい。
このクリーチャーは、下に重ねたカード1枚につき、カワイさ+1される。
このクリーチャーが攻撃する時、カワイイと思うジョーカーズを1体、自分の手札から相手に見せ、このクリーチャーの下に置いてもよい。
相手がクリーチャーを選ぶ時、可能ならカワイさが一番のクリーチャーを選ぶ。
ジョラゴン・ポップ1:このクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにこのクリーチャーの下に重ねたカードを1枚、自分の墓地に置いてもよい。それがジョーカーズ・クリーチャーなら、そのクリーチャーの「このクリーチャーがバトルゾーンに出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
DMEX-08で登場したジョラゴン……?。
元々はエイプリルフールのネタ*3だったのだが、「謎のブラックボックスパック」にて正式にカード化された。

カワイさという謎のステータスを参照する奇怪なテキストだが、よく読むと相手の除去の身代わりになりつつバトルゾーンに残り、下に重ねたジョーカーズの登場時能力を使うというなかなかに嫌らしい能力となっている。ただしパワー5000でW・ブレイカーも持たないため、アタッカーとしては心許ない。

ジョギラゴン&ジョニー 〜Jの旅路〜 SR 無色[ジョーカーズ] (8)
クリーチャー:ジョーカーズ・ドラゴン 10000
革命チェンジ:コスト5以上のジョーカーズ(自分のコスト5以上のジョーカーズが攻撃する時、そのクリーチャーと手札にあるこのクリーチャーを入れ替えてもよい)
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時、カードを1枚引き、その後、自分の手札を1枚捨てる。こうして捨てたカードがジョーカーズなら、そのカードの「このクリーチャーが出た時」で始まる能力を1つ使ってもよい。
相手は、自身のターンに1枚しか呪文を唱えられない。
DMEX-12で登場したジョギラゴンで、ジョニーと共に旅に出た後の姿。
ジョラゴン・ビッグ1は出た時の1度だけとなったが、代わりに革命チェンジを獲得した。
コスト5のジョーカーズと条件はやや重めだが、自力で軽減できる《チキン・タッ太》や、GR召喚できるジョラゴン2種を駆使すれば3ターン目に出すことも難しくない。
上述した通りこのカードではcipの発動は1度だけしか使えなくなってしまったが、《ジョット・ガン・ジョラゴン》で起動する分には何の支障もない。
その為【ジョラゴンループ】は無事リペアされ復活を果たした。そんなんだから殿堂解除されねえんだよお前

切札ジョー&ジョラゴン -自由の物語- DSR 無色[ジョーカーズ] (9)
クリーチャー:ジョーカーズ/マスター・ドラゴン/ヒューマノイド 5000+
スピードアタッカー
パワード・ブレイカー
自分のマナゾーンにある文明1つにつき、このクリーチャーのパワーを+5000する。
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を表向きにする。その後、バトルゾーンにある相手のカードを、コストの合計がその2枚のコストの合計より少なくなるよう、好きな数選ぶ。相手はそれらを好きな順序で山札の下に置く。その後、自分は、こうして表向きにした2枚を手札に加える。
DMEX-15の看板カードである大先生レアの1枚として登場したジョラゴン。
様々な文明の力を取り込んでいったジョーカーズの物語を反映してか、文明の数によってパワーアップし最大でパワー30000の6枚ブレイクとなる。
しかしJoe版の攻撃時能力と共に重さを軽減能力を取っ払って受け継いでしまっており、Jチェンジの範囲外ということもありかなり出しにくい。
《MAX-Gジョラゴン》ならば各能力を無駄なく活かせるため、そちらのデッキで使うのも手。

背景ストーリー&アニメ

新章アニメにおける《煌龍 サッヴァーク》およびキラとの戦いを経て、ドラゴンへの憧れがストップ高になってしまったジョーの期待に応え産み出されたドラゴン。ジョーのドラゴン、ということでジョラゴンと命名された。
ただし最初に創り出した際は手描きの姿の《ジョット・ガン・ジョラゴン Joe》で、デッキーが尻を鍛え改めて出産に臨んだことで正式なマスター・ドラゴンとして誕生した。

『デュエル・マスターズ!』では様々なジョーカーズの能力を使えることを活かし序盤から活躍し、ミノガミとの決戦でも新たに編み出した必殺技《ジョラゴン・ビッグ100》によってフィニッシャーとなった。日常パートでは、寡黙だったジョニーとは対照的に饒舌でお調子者なところがある。
その後、紆余曲折あったパワーアップ計画によってメカ化し《The ジョラゴン・ガンマスター》となった。
『デュエル・マスターズ!!』でも引き続き切り札として活躍し、終盤ではドラゴンの遺伝子を覚醒させ《The ジョギラゴン・アバレガン》へとパワーアップ。
しかし、ジョギラゴンへと進化した影響で強まったドラゴンの本能によって暴走するという副作用が生じるようになり、最終的に暴走を制御することを目指しジョニーと共に宇宙へと旅立った。

『デュエル・マスターズ キングMAX』では先んじて戻ってきたジョニーと異なり行方知れずだったが、なぜか自然文明にて女王の手によって封印されていた。
ジョーと別れた後は各文明においてドラゴンとしての破壊衝動を抑えるために修行に臨んでおり、遂に克服した……が、その際足元に落ちていたブブゼラを拾ってなぜかパリピ化し、迷惑系Youtuber的な行為を繰り返したことで封印された…というのが真相。
ジョーが女王に勝利したことで解放され、その後は《MAX-Gジョラゴン》として活躍した。



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最終更新:2025年05月29日 12:12

*1 実はジョリー・ザ・ジョニーと兼役

*2 40枚のデッキのみで戦う構築戦。両面カードである禁断や零龍、超次元ゾーンに予め用意するカードは使用不可となっている。

*3 2019年4月1日のエイプリルフール企画で、デュエル・マスターズ公式Twitterアカウントが♡萌えるマスターズ♡に変化、このカードを紹介した