ジョリー・ザ・ジョニー Joe

登録日:2016/12/18 (日) 00:14:22
更新日:2018/04/22 Sun 23:39:33
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次号、最終回を迎える勝太編。……デュエマも一緒に終わっちゃう!?
そんなワケねえじゃん!!!
すべてやりきったものだけが、次へ行けるんだ。
悔いのない終わりこそ、デッカイ始まりなんだよ!!!
このカードが、何よりのヒントだ。
とことん不まじめに、とことん刺激的に。
俺達はずっとサイコーのカードであり続ける!!!

平成二十八年十二月十五日
切札勝太



《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》とは、デュエル・マスターズのカードである。
初登場はDMR-23「ドギラゴールデンVSドルマゲドンX」。

概要

発売前から「最終章」と銘打たれ、同時にこのエキスパンションを以て勝太編の終了が示唆されていた「ドギラゴールデンVSドルマゲドンX」。
その最後を締めくくるレジェンドカードの存在に、誰もがいろんな予想を立てていた。
発売前の時点で勝太の最後の切り札《龍の極限 ドギラゴールデン》が2枚ある内のレジェンド枠の1枚、ラスボスである《終焉の禁断 ドルマゲドンX》がこのために新設された「最終禁断レジェンド」に収まることが確定していたため、残る1枚のレジェンド枠にどんなカードが滑り込んでくるかという予想合戦がプレイヤー達の間で行われていた。

やっぱり主役を超えた主役、ルシファーのドレミ団?
最近いいところのさっぱりない、勉ちゃんのテック団?
あるいはレアキラーズの誰か、もしくはNo.2の禁断機関関連?


そして迎えた発売日。
それまで全くと言っていいほど情報がなかった2種類目のレジェンドカード、その詳細とは……


ジョリー・ザ・ジョニー Joe LC 火文明 (10)
クリーチャー:(種族なし)19000
スピードアタッカー
Q・ブレイカー
このクリーチャーが召喚されてバトルゾーンに出た時、バトルゾーンに相手のクリーチャーがなければ、自分はゲームに勝つ。バトルゾーンに相手のクリーチャーがあれば、他のクリーチャーをすべて破壊する。




誰だお前。




大方の予想を尽く外し、勝太編の次のシリーズで重要になるであろう謎のカードが収録されたのである。
しかもただでさえ唐突に現れたそのカードは、後述するように今までのあらゆるカードと決定的な違いを有していたため、またたく間にプレイヤー達の間で話題となることになった。

詳細


まず目を引くのはそのイラストである。
これまでのレジェンドカードは白い背景にクリーチャーのみが描かれ、クリーチャーが分かりやすくなるようになっていたが、このカードには
「西部劇のような砂漠に、これまた西部劇に登場しそうな、赤いテンガロンハットとジャケットを纏った人物が、拳銃のような頭をした機械の馬にまたがり、その上でバズーカのようなものを構えているイラスト」
が描かれている。




まるで子供が色鉛筆で描いた絵のような質感で。


そう、このカードが他のカードと決定的に異なる部分、それはカード全体が「ユーザー自作のオリジナルカード」のようにレイアウトされていることである。

それはイラストのみにとどまらず、効果テキスト、イラスト右下のレジェンド表記、パワーとコストの数字まで手書きのようになっており、名前の「joe」の部分に至っては筆記体でサインのように表記されている。

イラストレーターとして名前が記してあるのは『切札ジョー』なる謎の人物。

後に明かされた情報で、この人物は次世代のデュエル・マスターズの主人公であり、主人公・切札勝太とでこちゃんこと滝川るるの息子で、前々主人公・切札勝舞の甥、切札勝利・舞夫妻の孫。要するに新たな切札一族の一員であることがわかった。
彼には自分で描いたカードを作る能力があるらしく、このカードのイラストは本当に彼が描いた事になっている本当のイラストレーターは一体誰…?

そして肝心の能力だが、召喚した場合に相手にクリーチャーがいなければエクストラウィン、あれば自分の場を含めて《joe》以外のクリーチャーをすべて破壊してしまうという強烈な効果を内蔵している。
その分コストは10と重く、種族もないのでコスト軽減が難しいが、仮にコストを踏み倒してもスピードアタッカーでQブレイカーなので、最低限の仕事は出来る。


相性のいいカード

Dの機関 オール・フォー・ワン R 水文明 (5)
D2フィールド
自分のターンの終わりに、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、そのクリーチャーよりコストが最大2大きい、水の進化ではないクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。
Dスイッチ:自分のクリーチャーがバトルゾーンに出て、その能力がトリガーするとき、このD2フィールドをゲーム中で一度上下逆さまにしてもよい。そうしたら、その能力は1度の代わりに2度トリガーする。

現在最も有力であろう組み合わせ。
踏み倒しの方ではなくDスイッチでクリーチャーの登場時能力を2回使える方を使うことで、1回目で他のクリーチャーを一掃し、2回目でエクストラウィン達成という流れが可能である。
なおこの組み合わせが可能かどうかは今の時点では不明である。

イッツ・ショータイム R 水文明 (8)
呪文
相手は進化ではないクリーチャーを好きな数、自身の手札からバトルゾーンに出してもよい。その後、自分は、その中でコストが一番大きいクリーチャー以上のコストを持つクリーチャーを1体、手札からコストを支払わずに召喚してもよい。(相手がこのようにしてクリーチャーをバトルゾーンに出さなかった場合、自分の好きなクリーチャーを手札からコストを支払わずに召喚してもよい)

大型踏み倒しといえばこれ。
相手にクリーチャーの踏み倒しを許してしまうが、《ショータイム》のコストを軽減することで通常よりもずっと早く《Joe》を出せる。
自分の場に《単騎連射マグナム》がいる状態で唱えれば、相手にクリーチャーの展開を許すことなくエクストラウィンすることも出来る。

アニメでの活躍

「VSRF」のエピローグである第45話から最終話にて登場。
次シーズンに先駆けてまさかの先行登場を果たした新主人公・切札ジョーが使用する。

大方の予想通りジョーが自分で描いたカードで、大好きな西部劇のヒーローをモチーフに想像を膨らませて作った。
この時点ではイラストを本物のカードにしてくれるデッキーが居なかったので、手描きのままデッキに投入された。
本来であればルール違反の行為だがべんちゃんを倒したことでなんやかんやで認められてしまい、これを投入したまま父親との戦いに挑むことになる。

アニメの新シーズンでは、ジョーは新種族「ジョーカーズ」を使用することになっており、この《ジョリー・ザ・ジョニー Joe》もジョーカーズの一員ジョリー・ザ・ジョニーとして生まれ変わっている。
ついでに絵やフレームもちゃんとしたものになった。
このカードが「種族なし」だったのは、ジョーカーズの存在を秘匿する狙いがあったと思われる。

つまりこのカードはジョーを主役とした次シリーズのカードの先行収録ではなく、あくまで「勝太編の終盤にちょろっと出てきたカード」でしかなかったことになり、革命ファイナル編のこのエキスパンションに収録されたのは妥当だったというわけである。

余談

このカードのプレイヤー間での略称は《ジョジョ》。
革命ファイナルの後の世界が既存の世界とは大きく異なる世界に変化した事やこのクリーチャーが騎乗しているところからは、シリーズ7作目であるSBRを彷彿とさせる。考え過ぎと言われればそれまでだろうが。
発売日になって公式のデータが更新され、最後の《Joe》も名前に含むことが判明してからは《ジョジョジョ》と呼ぶ人もいるとか。
また物「切札ジョー」も、切札を「ジョーカー」と英訳すれば「ジョーカー・ジョー」になり、こちらも「ジョジョ」になる。

後に、ジョーカーズ専用のトレジャーマップ互換呪文《ジョジョジョ・ジョーカーズ》なるカードが登場し、しかも構築済みデッキ(4枚収録)版のフレーバーが
「序盤はコストの軽いジョーカーズを、後半は切り札のダンガンオーを手札に!どっちもできるのがジョジョジョ・ジョーカーズの強さ!」
と完全にネタに走っている。

追記・修正はちゃんとコストを支払って召喚してからお願いします。

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