登録日:2022/07/03 Sun 00:00:00
更新日:2025/04/17 Thu 19:37:46
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天空城の奥に存在するダイヤモンドの扉の更に奥、光の女王による秘密の計画が進められていた。
その計画の名は、プランDG。
失われしドラゴンを、外の世界の力を使って復活させる計画。
それが、プランDGの正体だ!
天空城で秘かに進められていたプランDGが、いよいよ第二段階に突入した。
しかし、その仮面の下にはマスター・ドラゴン、煌龍 サッヴァークがいたのだった。
永き時を経て、ついにこの世界に現れた、究極のドラゴン。
† 概要 †
このカードが収録された「新章デュエル・マスターズ」というシリーズでは、前章の
革命ファイナルで
ドラゴンが絶滅してしまったという世界観を引き継ぎ、1弾から3弾まではかつてのドラゴン達の残骸を纏った
ドラゴンギルドという
種族こそ登場すれど、純正のドラゴンが現われる事は無かった。
そんな新章の第4弾にて、実に一年ぶりの純正なドラゴンとしてこのカードは収録されたのである。
新章以降も
双極篇や
超天篇、
王来篇や
王来MAXで派生カードとして何度か登場している。
† 解説 †
煌龍 サッヴァーク MDG 光文明 (7) |
クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ 11000 |
ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く) |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、バトルゾーンにある相手のカードを1枚選び、表向きにして持ち主のシールド1つの上に置く。 |
自分のクリーチャーがバトルゾーンを離れる時、かわりにいずれかのシールドゾーンにある表向きのカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてもよい。 |
7マナで召喚できる2打点持ちのパワー11000で、場に出た際に相手のバトルゾーンにあるカードを種類を問わず、表向きのままシールドの上に置くという特殊な形で除去する。
最大の特徴は概要でも触れた「ドラゴン・W・ブレイカー」で、シールドブレイクの直前に山札の上から一枚目を表か裏にしてシールドとして張る事が出来る。
これにより、相手のシールドを2枚割りながら自分のシールドを2枚回復する事を可能としている。
そして場を離れる時には、自分か相手かを問わずいずれかのシールドに配置された表向きのカードを代わりに墓地に置くという除去耐性も兼ね備えている。
単体でも強力なカードだが、効果を発動した後は表向きにしてシールドの上に置く特殊なカード群・
裁きの紋章とのコンボによって、盤面を展開しつつサッヴァークの除去耐性を増強できる事も出来る。
† 派生カード †
天空城に代々伝わるメシアカリバーの伝説。
煌龍がその剣を手にした時、神すらも救う煌世主が誕生した。
煌世主 サッヴァーク † MDG 光文明 (10) |
クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ 17000 |
相手のクリーチャーが攻撃する時、自分のシールドゾーンにある表向きのカードを3枚、裏向きにしてもよい。そうしたら、このクリーチャーを自分の手札からバトルゾーンに出す。 |
ブロッカー |
ドラゴン・T・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを3つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目を、裏向きのまま新しいシールドとして自分のシールドゾーンに置くか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く) |
自分のシールドゾーンに表向きのカードが3枚以上あれば、このクリーチャーはバトルゾーンを離れない。 |
DMRP-07「双極篇 第3弾 ギラギラ煌世主と終葬のQX!!」に収録されたマスター・ドラゴンカード。
《煌世の剣 メシアカリバー》と一体化して進化した《サッヴァーク》の姿で、人型に近付き青い装甲を纏うようになった。
特有のドラゴン・ブレイカーは
ドラゴン・T・ブレイカーへと進化し、打点が増したものの
コストも相応に増えた事でそこそこの重量級クリーチャーに。
しかしシールドゾーンに表向きのカードが3枚あれば、相手クリーチャーの攻撃時にそれらを裏向きにする事で召喚できるという
相手ターン時の踏み倒し効果を持つ。
そして煌龍と同様に表向きのカードが乗ったシールドを参照した除去耐性も兼ね備えており、こちらは3枚以上というやや多い枚数が要求されるものの、代わりにそれらを墓地に置くことなく場を離れなくなる。
ドラゴン・T・ブレイカーによって表向きのカード3枚をそのまま確保できる等、奇襲性と居座り能力に優れた1枚である。
光文明の奥底に眠る裁きの調べ、サバキノオトを手に入れたことで、サッヴァークはサヴァクティスとなった。
煌銀河 サヴァクティス MAS 光文明 (5) |
GRクリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ/ワンダフォース 3500+ |
バトルゾーンに自分のメタリカが5体以上あれば、自分の他のメタリカすべてに「ウルトラ・セイバー:マスター・ドラゴン」を与える。(自分のマスター・ドラゴンがバトルゾーンを離れる時、かわりに自分の「ウルトラ・セイバー:マスター・ドラゴン」を持つクリーチャーを1体破壊してもよい) |
超天フィーバー:バトルゾーンに自分のメタリカが7体以上あれば、このクリーチャーのパワーを+4000し、「ブロッカー」と「W・ブレイカー」を与え、自分のターンの終わりにアンタップする。 |
DMRP-09「超天篇 第1弾 新世界ガチ誕!超GRとオレガ・オーラ!!」に収録されたマスターカード。
GRクリーチャーとして新生した《サッヴァーク》の新たな姿である。
場にメタリカが展開されていればいる程に能力を発揮できる効果を持ち、5体以上いればマスター・ドラゴンの
盾になれるウルトラ・セイバーをメタリカ全員に与え、7体以上なら自身がパワー7500の2打点・
ブロッカー持ちになれる。
ギラングレイルとは、サヴァクティスがラルクメシアを持つことによってGRの力のすべてを解放した姿なのだ。
煌銀河最終形態 ギラングレイル VR 光文明 (12) |
呪文 |
シンパシー:クリーチャー(この呪文を唱える時支払うコストは、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただしコストは0以下にならない) |
GR召喚を12回する。 |
DMRP-12「超天篇 第4弾 超超超天!覚醒ジョギラゴンvs.零龍卍誕」に収録されたベリーレアカード。
クリーチャーではなく呪文だが、設定上は《サヴァクティス》が《煌銀河の弓 ラルクメシア》を持つことによってGRの力のすべてを解放した姿とされている。
コスト12という馬鹿デカいマナを要求されるが効果もそれに見合ってド派手で、GR召喚を12回=
超GRゾーンのカードを全て展開する事が可能。
オーバーキルと言って差し支えない超弩級の効果だが、その圧倒的な能力に
ロマンを感じてデッキを構築しようとするファンも少なからずいる。
煌星龍 サッヴァーク VR 光文明 (3) |
クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ/レクスターズ 4500 |
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) |
ブロッカー |
このクリーチャーを「G・ストライク」能力で相手に見せた時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。 |
シンカパワー:このクリーチャーが進化する時、相手のクリーチャーを2体まで選び、タップする。 |
DMRP-18「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」に収録されたベリーレアカード。
十王篇では不在だった《サッヴァーク》が
レクスターズとなって帰ってきた。
これまでの派生に比べ幾分か軽量になり、王来篇からの新能力である
G・ストライクを搭載している。
加えてG・ストライクで回収した際には続けて相手クリーチャーをタップするので、G・ストライク二枚分として機能する。
更にはシンカパワーにより、進化素材となった際には任意で相手クリーチャーを二体までタップさせる事が可能。
サッヴァーク <マン.Star> VR 光/水文明 (4) |
スター進化クリーチャー:マスター・ドラゴン/スターノイド/レクスターズ 7500 |
スター進化:レクスターズ、光のクリーチャー、または水のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる) |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を表向きにシールド化してもよい。 |
DMRP-18「王来篇 第2弾 禁時王の凶来」に収録されたベリーレアカード。
五体の王の一人《
英霊王スターマン》を継承した強化形態である。
同系列の中で初の
進化クリーチャーにして
多色クリーチャー。
効果は単純明快で、アタックトリガーにより任意で山札の上から一枚目を表向きにしてシールドを増やせる。
《煌龍》や《煌世主》の除去耐性を増強するためのコンボに使用できるだろう。
サッヴァーク <ギャラクシー.Star> SR 光文明 (5) |
スター進化クリーチャー:マスター・ドラゴン/エンジェル・コマンド/レクスターズ 7500 |
スター進化:レクスターズまたは光のクリーチャー1体の上に置く。(このクリーチャーが離れる時、かわりに一番上のカードが離れる) |
ブロッカー(このクリーチャーをタップして、相手クリーチャーの攻撃先をこのクリーチャーに変更してもよい) |
W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) |
自分のクリーチャーが離れる時、かわりに自分のタマシードを2枚、好きな順序で山札の下に置いてもよい。 |
自分のクリーチャーが除去される際、代わりに場の
タマシード2枚を山札の下に戻す事で回避するという疑似的な除去耐性を味方全員に付与できる。
人の手で造られし龍が、正義の絆でサッヴァーク-MAXへとS-MAX進化を遂げる!!
サッヴァーク-MAX SR 光文明 (7) |
S-MAX進化クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ/レクスターズ 11000 |
相手のクリーチャーが攻撃する時、自分の、光のタマシードを1枚含むアンタップしているタマシードを合計3枚、タップしてもよい。そうしたら、このカードを自分の手札から出す。 |
S-MAX進化:自分がゲームに負ける時、かわりにこのクリーチャーを破壊するか、自分の手札から《サッヴァーク-MAX》を1枚捨てる。(このクリーチャーは進化元を必要としない。自分のS-MAX進化クリーチャーが2体以上あれば、そのうちの1体を残し、残りをすべて手札に戻す) |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
自分のクリーチャーは、ブロック中破壊されない。 |
DMRP-22「王来MAX 最終弾 切札! マスターCRYMAX!! BOX」に収録されたスーパーレアカード。
正義の
絆でS-MAX進化を遂げた姿であり、《煌龍》の姿をベースに《煌銀河》のソードビットを背後に備え、《煌世主》のカリバーに
五大龍神の一角である《
天龍神アークゼオス》の意匠が加わった
大剣を携えた、これまでの集大成と呼ぶべきデザインに仕上がっている。
《Volzeos-Balamord》での合成方法といい、クロスギア発案者の宿命なのかどう足掻いても武器として扱われる《アークゼオス》なのであった
光文明のタマシード一枚を含むアンタップ状態のタマシードが場に三枚あれば、相手クリーチャーの攻撃時にそれらをタップして召喚できる踏み倒し効果を持つ。
また味方全員にブロック時限定の除去耐性も与えられるため、自身もブロッカーである事からS-MAX進化クリーチャーの敗北回避効果と合わせて高い耐久性を発揮できる。
煌終龍 サッヴァーク SR 光文明 (7) |
クリーチャー:マスター・ドラゴン/メタリカ 11000 |
サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加わえられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、このクリーチャーをコストを支払わずに召喚する) |
ドラゴン・W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする。各ブレイクの前に、自分の山札の上から1枚目をシールド化するか、表向きにして自分のシールド1つの上に置く) |
自分のシールドゾーンに表向きのカードが3枚以上あれば、このクリーチャーは破壊されない。 |
自分の、表向きのカードを含むシールドがブレイクされる時、かわりにそのシールドに含まれる表向きのカードをすべて裏返す。 |
DMEX-19「マスター・ファイナル・メモリアル・パック」に収録されたスーパーレアカード。
額のバイザーに赤いマフラーなど使い手であるキラの要素が混じっており、《サッヴァーク-MAX》とは別方向での集大成的ビジュアルに仕上がっている。
効果の方は原点回帰して久々にドラゴン・W・ブレイカーが復活。
《煌世主》と同様のシールドに依拠した破壊耐性を兼ね備えている他、そのシールドも表向きのカードを裏返す形でケア出来るなどかなり強固な守りを実現してくれる。
しかし何よりもヤバいのはサバキZを搭載している点。
「裁きの紋章がシールドゾーンを離れた際にそれを捨てる事で手札から召喚できる」というかなり緩い条件でカードの踏み倒しが可能なこの能力は、比較的軽量のクリーチャーや呪文に備わってきたのだが、コイツに限っては最後だからか高スペックのカードでありながらサバキZも搭載されている。
こんなカードが最速で2ターン目には飛び出してくるのだからかなりの脅威である。
▽アビス・レボリューション
ふたりのデッキは『光ゼロ《煌世主 サッヴァーク†》』。なんとその内容は39枚まで同じだ。
ビルダーとしても、プレイヤーとしても名を馳せる者たちが生み出した珠玉のデッキは、なんと決勝の椅子を独占してみせた。
頂上連結 サックーヴ・ヴァッサークァ7th VR 光文明 (7) |
シンパシー:自分のシールドゾーンにある表向きのカード(自分のシールドゾーンにある表向きのカード1枚につき、このクリーチャーの召喚コストを1少なくする。ただしコストは0以下にならない) |
EXライフ |
W・ブレイカー |
このクリーチャーが攻撃する時、カードを1枚引いてもよい。その後、裁きの紋章を1枚、自分の手札からコストを支払わずに唱えてもよい。 |
このクリーチャーの「EXライフ」シールドが自分のシールドゾーンを離れた時、相手のクリーチャーを1体選び、タップする。次の相手のターンのはじめに、そのクリーチャーはアンタップしない。 |
まさかの
同じクリーチャー同士を合成した異色の
ディスペクター。
これはDMGPの歴代活躍カードのリメイクorディスペクターにした
頂上サイクルで、DMGP-7th決勝が
40枚中39枚が同一カードというとんでもない【サッヴァーク】ミラーマッチだったためである。
なおアニメでもキラの母が作った物とジョーが作った物の2体存在するので、『明らかに異質だがあり得なくはない』という絶妙な塩梅でもある。
能力はドラゴン・W・ブレイカーをただのW・ブレイカーにし、除去耐性をEXライフに置き換えたりとディスペクトが目立つ。
裁きの紋章の踏み倒し先としては《煌世主ノ正裁Z》や《天門ノ裁キ》だろう。
特に前者は《煌世主 サッヴァーク†》以外はサッヴァークを全て踏み倒し出来るのでおすすめ。
† 関連カード †
プランDG VR 無色 (6) |
DGフィールド |
自分のターンの終わりに、自分の山札の上から1枚目を表向きにし、手札に加える。その後、そのカードよりコストが小さいクリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよい。出さなければ、自分のシールドを1つ墓地に置く。 |
DG 〜裁キノ刻〜 SR 無色 (2) |
クリーチャー:メタリカ 2000 |
このクリーチャーは攻撃できない。 |
名前に《DG》とある自分の他のクリーチャーすべてのパワーを+5000する。 |
いずれかの山札からマナゾーンまたはバトルゾーンにカードが置かれる時、かわりにそのプレイヤーはそのカードを自身の山札の一番下に置く。 |
DG 〜ヒトノ造リシモノ〜 DG 無色 (6) |
クリーチャー:メタリカ 5000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時またはタップした時、自分と相手のシールドを1つずつ選ぶ。このクリーチャーは選ばれたそれらのシールドをブレイクする。 |
自分のシールドゾーンから手札に加えるメタリカまたは裁きの紋章すべてに「S・トリガー」を与える。 |
サッヴァークDG MAS 無色 (6) |
クリーチャー:マスター・DG/メタリカ 5000 |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分の山札の上から3枚を表向きにする。その中からメタリカ、ドラゴン、呪文をすべて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。 |
自分のターンの終わりに、自分の手札から裁きの紋章を1枚、コストを支払わずに唱えてもよい。 |
自分のターンの終わりに、すべてのシールドゾーンにある表向きのカードの合計が3枚以上なら、このクリーチャーを破壊してもよい。そうしたら、光のドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。 |
《サッヴァーク》が「プランDG」として発案され、マスター・ドラゴンとして覚醒するまでの過程の姿。
冒頭のイラストが載っているのがこのカード群であり、未完成である事を象徴しているのか4枚とも
無色で構成されている。
この内《
DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》は
裁きの紋章のS・トリガー化によって《煌龍》の除去耐性を増強でき、《
サッヴァークDG》なら自身と引き換えに《煌龍》を場に展開しつつ、3枚以上の表向きカードによって一定以上の除去耐性を付与するというデザイナーズコンボが取られている。
また、《
プランDG》のクリスタル内部に組み込まれている何らかのカードは、設定によると切札ジョーが描いたドラゴンの絵らしい。
天ニ煌メク龍終ノ裁キ SR 無色 (7) |
呪文:裁きの紋章 |
アタック・チャンス:マスター・ドラゴン(自分のマスター・ドラゴンが攻撃する時、この呪文をコストを支払わずに唱えてもよい) |
相手のクリーチャーをすべてタップする。それらは、次の相手のターンのはじめにアンタップしない。 |
自分のマスター・ドラゴンをすべてアンタップしてもよい。 |
この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに、表向きのまま自分のシールド1つの上に置く。 |
《煌龍 サッヴァーク》の必殺技カード。
裁きの紋章としては比較的重いコストだが、アタック・チャンスによりマスター・ドラゴンが攻撃すれば0マナで発動できる上に、効果で相手クリーチャーをタップ状態で固定しつつマスター・ドラゴン全員をアンタップに戻せるため、《サッヴァーク》とその派生カード群とは相性が良い。
煌世の剣 メシアカリバー SR 光文明 (7) |
クリーチャー:メタリカ/サバキスト 7000 |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
自分のシールドゾーンにカードが置かれた時、次の自分のターンのはじめまで、このクリーチャーはバトルゾーンを離れない。 |
自分のシールドゾーンからカードが離れた時、このクリーチャーをアンタップする。 |
煌銀河の弓 ラルクメシア SR 光文明 (9) |
クリーチャー:メタリカ/ワンダフォース 10500 |
シンパシー:クリーチャー(このクリーチャーの召喚コストは、バトルゾーンにある自分のクリーチャー1体につき1少なくなる。ただし、コストは0以下にはならない) |
ブロッカー |
W・ブレイカー |
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、GR召喚する。 |
バトルゾーンに自分のGRクリーチャーが3体以上あれば、自分のGRクリーチャーすべてのパワーを+6000し、「パワード・ブレイカー」を与える。(「パワード・ブレイカー」を持つクリーチャーは、そのパワー6000ごとにシールドをさらに1つブレイクする) |
それぞれ《煌世主 サッヴァーク †》、《煌銀河最終形態 ギラングレイル》にパワーアップする際に手に取られた伝説の武器。どちらも背景ストーリーでは武器として扱われているが、ゲーム上はクロスギアではなく歴としたクリーチャーである。
《メシアカリバー》は自分のシールドが追加された際に次ターンの始めまでの除去耐性が得られ、逆にシールドが離れた場合にはアンタップする効果を持つ。自身もブロッカーであるため、裁きの紋章などで除去耐性が得られれば相手クリーチャーの攻撃をシールドがある限り防げる。
《ラルクメシア》はGRクリーチャーのサポートカードとして設計されており、cipでGR召喚した上で自分の場にGRクリーチャーが三体以上並んでいれば全員のブレイク枚数を一枚多くする。
煌星の剣 レクスカリバー C 光文明 (2) |
クリーチャー:メタリカ/レクスターズ 1000 |
このクリーチャーが出た時、クリーチャーを1体選び、タップまたはアンタップする。 |
《
「正義星帝」》との共鳴で顕現した武器。
召喚時に場のクリーチャーを一体タップかアンタップするという非常にシンプルだが応用の利く効果。
《
GOOOSOKU・ザボンバ》とのコンボで《
轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》に繋げたり出来る他、《
「正義星帝」 <鬼羅.Star>》の進化元として有力である。
煌世主ノ正裁Z R 光文明 (5) |
呪文:裁きの紋章Z |
サバキZ(裁きの紋章が自分のシールドゾーンから手札に加えられた時、そのカードを捨ててもよい。そうしたら、この呪文をコストを支払わずに唱える) |
コスト7以下のメタリカを1枚、自分の手札から出す。 |
この呪文を自分の手札から唱えた後、墓地に置くかわりに自分のシールド1つの上に表向きにして置く。 |
名前の通り《煌世主 サッヴァーク †》としての姿をモデルにした裁きの紋章Z。
コスト7以下のメタリカ・エレメントなら何でも踏み倒せるメタリカ版《ドラゴンズ・サイン》とでも言うべき能力を持ち、早出し性能に優れている。
おまけにサバキZまで付いており、このカードの登場で裁きの紋章系統のデッキは相当強化された。
† 背景ストーリー †
かつてあらゆる力の象徴として栄華を極めながらも、
とある災厄により絶滅してしまった伝説の種族・
ドラゴン。
そんなドラゴンを再創造しようという
光文明の超極秘計画
「プランDG」の下、天空城の奥深くにある水晶でDGが形作られていた。
計画の第二段階《
DG 〜ヒトノ造リシモノ〜》に姿を変えたDGは、続けて
仮面を装着した四足のクリーチャー《
サッヴァークDG》へと変貌し、
闇文明の《
阿修羅サソリムカデ》と激闘を繰り広げる。
そして戦闘の最中、
剥がれ落ちた仮面が
裁きの紋章の一つ《
断罪スル雷面ノ裁キ》として刻まれた事でDGは最終段階を迎え、究極のドラゴン《
煌龍 サッヴァーク》が降臨する。
マスター・ドラゴンとして覚醒した《サッヴァーク》は瞬く間に《
阿修羅サソリムカデ》を
消滅させ、ドラゴン・W・ブレイカーの力でその魂を我が物とした。
続く
ジョーカーズとメタリカの決戦では《
ジョリー・ザ・ジョニー》と激突する。
《ジョニー》が
火文明と手を取り合いパワーアップした姿《
メラビート・ザ・ジョニー》をも圧倒し、最大最強の裁きの紋章《
天ニ煌メク龍終ノ裁キ》でジョーカーズの軍勢ごと蹂躙していった。
しかし《
バレット・ザ・シルバー》に跨がり戦場へと舞い戻った《ジョニー》の
必殺技《
ジョジョジョ・マキシマム》により《サッヴァーク》は敗北し、戦いは幕を閉じるのだった。
主人公サイドが最後に戦った存在ではあるものの、邪悪な存在というわけではない事や同時期に闇文明でのサッヴァークと同等の存在である《
卍 デ・スザーク 卍》が誕生した事などから
ラスボス扱いに懐疑的なファンの声もあったが、公式からはサッヴァークが新章における
背景ストーリーのラスボスとして扱われている。
物語の序盤でデ・スザークの強襲に不覚を取ってしまったサッヴァークだったが、挫けぬ正義の下にその秘めたる力は日々研鑽されており、光文明に残った凶鬼の軍勢を一瞬で全滅させる活躍を見せた。
光文明の頂点たるサッヴァークは新たなる裁きの力に目覚めかけており、その力を使いこなすためには天空城に伝わる伝説の
剣を入手する必要があった。
紆余曲折を経て目的となる伝説の武器《
煌世の剣 メシアカリバー》を手にしたものの、あるメタリカはサッヴァークが完全なる光の救世主となるには今一歩足りないと感じていた。
その後、側近である《
煌メク聖戦 絶十》がガ・リュザークの力で《
堕天ノ黒帝 絶十》へと堕とされてしまい、サッヴァークを追い詰めていく。
絶体絶命の危機の中で奇跡が起き、メシアカリバーとの融合を果たしたサッヴァークは
神をも救う救世主《
煌世主 サッヴァーク †》として覚醒。
正義の
光によって
闇に堕ちた絶十を浄化するのだった。
光文明の奥底に眠る裁きの調べ・サバキノオトを手に入れた事で、サッヴァークは超GRの力に目覚め、《煌銀河 サヴァクティス》となった。
その力で光文明の正義を守っていたサヴァクティスだったが、世界を脅かす《
零龍》が出現したを受けて臨戦態勢に。
メシアカリバーをも上回る《
煌銀河の弓 ラルクメシア》を手に取ったサヴァクティスは、超GRの力を全て解放した
最強の姿《
煌銀河最終形態 ギラングレイル》へと進化し、その神々しい姿に部下のメタリカ達も光文明の勝利を確信した。
だが零龍の絶大すぎる力はギラングレイルでさえ及ばず、為す術も無く敗北してしまうのだった…。
かつて敵対したデ・スザークもとい《
テ・ラ・スザーク》と共にレクスターズになって再登場。
名も無き
キング・コマンド・ドラゴンの大軍勢を率いる《
砕慄接続 グレイトフル・ベン》に英霊王の力を借りて立ち向かい、同じく蛇魂王の力を発動したテ・ラ・スザークがキング・コマンド・ドラゴン達を足止めしている間に、星の英雄の力をメシアカリバーに乗せたメテオカリバーで見事グレイトフル・ベンを撃破した。
《
「亜堕無」-鬼MAX》と《
EVE-鬼MAX》に追い詰められるレクスターズの元へ、同じ龍であるダイナボルトと共に駆け付けた。
ジャオウガに全滅させられた神聖十二神騎𝄇の最期を「正義星帝」から聞いたサッヴァークはその思いを継承する事を心に誓い、正義の絆で《
サッヴァーク-MAX》へとS-MAX進化を遂げる。
「亜堕無」と対峙したサッヴァーク-MAXは原初の姿に戻されかけるが、
生まれる前からこの姿で描かれているサッヴァークには通じず、裁きの煌きによって「亜堕無」-鬼MAXを塩の柱へと変質させてしまうのだった。
† 余談 †
- 王来MAX最終弾で満を持して登場した《サッヴァーク-MAX》だが、前弾において《MAX・ザ・ジョニー》が光文明のS-MAX進化として収録され、しかもVolzeos-Balamordのアークゼオスを彷彿とさせる二刀流(二丁流)だったり《MAXジョーカーズ》でも四文明のS-MAX進化組と並んだりしていた事から「ジョニーが光文明のS-MAX進化担当なのでは?」と推測されてた時期もあった。
- 王来MAXの時期に開催された、歴代のドラゴン達五体を人気イラストレーターのさいとうなおき氏が美少女に擬人化してカード化するという狂気の企画「神アート 五人祭でドラゴン♡サマー」では、《メガ・マグマ・ドラゴン》《地封龍 ギャイア》《流星のガイアッシュ・カイザー》《悪魔龍 ダークマスターズ》らと共にサッヴァークも選出。
肩出し衣装がセクシーな褐色美少女のサーヴァ・K・ゼオスちゃんとして転生した。コノ世デ最モ正シイモノハ何カ?……答エハ朕!
追記・修正はGR召喚を一度に12回こなしてからお願いします。
- キラ「ゼオス」サッヴ「ァーク」という名前と言いサッヴァークMAXのメシアカリバーの外見と言いやっぱり天龍神アークゼオスと何かしら関係があるのかね?案外コイツの存在そのものが五龍神の活動を活性化させてしまい結果として龍魂珠を生み出してしまった可能性だってあるわけだし -- 名無しさん (2022-07-03 19:49:30)
- 意外につい最近立った項目だったんだな -- 名無しさん (2022-07-07 17:05:00)
- サーヴァ・Kちゃんがジョー君に書かれてそれがプランDG(ドラゴンガール)になった可能性もありえたかもしれねぇ…… -- 名無しさん (2022-07-07 17:06:29)
- アニメの超天篇ラストでジョーと記憶喪失になったキラがデュエマした時、ジョーがデッキに入れてたのが凄い印象に残ってる。 -- 名無しさん (2022-07-08 22:56:03)
最終更新:2025年04月17日 19:37