登録日:2025/04/11 Fri 05:05:25
更新日:2025/05/02 Fri 12:00:09
所要時間:約 4 分で読めるよ☆
概要
東京湾に浮かぶ巨大学園都市・美咲輝学院の高等部に通う、天真爛漫でちょっぴり天然気味な女子高生。
ある昼休み、突然学院の施設の征服活動を宣言した部活・
世界征服部を止めるため、自身のクラスの担任である霧瀬の勧誘を受けて彼女が立てた部活・
正義の味方部に入部、
ご飯の味方正義の味方・
ティンクルセイバーとして活動することとなった。
プロフィール
- 学年:高等部2年-紅組
- 出席番号:11番(『NOVA』ACTIVITY-1より)
- 所属:新体操部(中等部時代)→無所属(物語開始当初)→正義の味方部
- 極星:銀〈銀星姫〉
- 二つ名:はらぺこ姫、星、銀星の姫
- 愛称:はーちゃん
- 誕生日:4月10日
- 年齢:16歳
- 身長:152cm(『無印』EPISODE2、『NOVA』ACTIVITY-2より)
- 星座:牡羊座
- 家族:父、母、るりね(姉)、せりほ(姉)、ゆいの(妹)
- 趣味:食べること、昼寝
- 好きなもの:ご飯、都ブランド、わんたん(ペットのトサキン)
- 将来の夢:葵ちゃんと一緒にレストランを開くこと
- 声優:國府田マリ子
人物像
容姿
ピンク寄りの亜麻色のロングヘアーに、左右にリボンの付いたカチューシャを着けている。
中等部時代はポニーテールに結い上げ、眼鏡を掛けており、『NOVA』ACTIVITY-14からは中等部のそれに近いヘアスタイルに変えており、またカチューシャ左右のリボンを外しているメタ的に言うとみやびんがACTIVITY-15のペン入れの際にリボンを描き忘れてしまったのが真の理由。
また、普段はコンタクトレンズや眼鏡を掛けているが、裸眼でも日常に問題はない模様。
ちなみに髪の色は『NOVA』ACTIVITY-4のカラーページでは赤紫だったり、ACTIVITY-14以降からは完全にピンクに変わったりしているが、これに関してみやびん曰く「(はやなの)髪の色は変わっていません。読者の見え方が変わっただけです」とのこと。
性格
基本的に天真爛漫でほんわかとした雰囲気を振り撒くのんびり屋なおとぼけヒロインだが、根本は正義感が強く心優しい性格で、また落ち込んでいる後輩を慰めたり励まして場を和ませたりと面倒見のいいムードメーカーな面も併せ持っており、その人柄と愛くるしさから部員から信頼されている。
極星や味方部などの未知な分野には即興味を示した上で迷わず入り込んだり、極星の継承の手続きの際に星徒会から極星を継いだ後の今後について聞かれた時は「継いでから考える」といい笑顔で即答したりと、良く言えば飲み込みが早く決断力・行動力が強いが、悪く言えば無茶苦茶かつ大雑把と、良くも悪くも深く考えるよりもとりあえず行動に移すタイプで、このように一見すると考え無しのバカのような印象を受けるが、あくまで難しく考えるのが苦手なだけで、学業については特に特筆した成績を持っていないもののそれなりにいい模様。
また、セリフの語尾に「☆」を付けて話す変な特徴を持つ。
はらぺこ姫
はやなを語る上で欠かせないのが
その食事量!
↑の見出しで挙げられてるように
「はらぺこ姫」という
どっかのはらぺこ王みたいなアダ名をちょうだいされるほどの大食いヒロインで、
1日10食前後という食べ過ぎだろってツッコみたくなるぐらいの食事量を誇り、何十人前もの料理を一人で一気に平らげてしまうほどの某大食いタレントばりの胃袋の持ち主だが、それさえ氷山の一角であり、以下のように…、
- 中等部時代に早弁を常習的に行う(しかもそれでも足りないという始末)
- 喫茶室「Q・J」の全メニューを制覇(この後2周目に突入しようとした)
- 喫茶「アリエル」に「はやなスペシャル」なる彼女専用メニューが存在(しかも「アレ」で通じる)
- ドーナツ店「ミサキドーナツ」のドーナツを全品20個ずつ注文(さらにさらっと追加まで頼んでいる)
- 朝食にご飯を10杯食べる
etc.
このようにはやなの食事に関する武勇伝は事欠かないが、それでいて全く太ることはないっていうのがなんとも羨ましい…じゃなくてスゴい。
一応料理はできるようで、自分で弁当を作ることはあるのだが、仮に出来上がったとしても味見のつもりで完食してしまうので、基本的に弁当は母親または葵ちゃんに作ってもらってる。
また、食事に向かう際は大体料理にちなんだ変な鼻歌を口ずさむことが多い。
一方でアクセサリーなどのオシャレ関係の物品は基本無関心なようで、ドラマCD「Crossing Star」でアクセサリー専門店が開店した時は積極的に赴き、葵から「お洒落には興味ないのに…」と珍しがられた。
正義の味方部
戦闘能力
上記の並外れた食事量とのほほんとした言動と裏腹に、中等部時代に所属していた新体操部で培った身体能力と他者の戦法を自己流のアレンジを加えながらも再現する天稟な才能の持ち主で、征服部との戦闘においてはその俊敏性と機動性に加え、持ち前の器用さを活かした臨機応変な戦闘スタイルを駆使する。
また、普段は朗らかな表情を崩さず滅多に怒ることはないが、本気で怒った時は通常よりも遥かに上回る素早さを発揮する。
中等部時代、新体操部に在籍していた頃は「星」と称される実力者だったが、高等部に進学した現在では諸事情により新体操部に入っておらず、同時に翔子をはじめとする新体操部の面々とも距離を取っており、また味方部に入部するまでは進学してから1年間部活に入っていなかった。
極星 銀星姫
中等部時代、「紅蓮姫」久遠と「銀麗覇」律のイチャイチャ対決を喧嘩と勘違いして止めたことで彼らからその度量を見込まれ、本人もかねてから極星に興味を抱いていたこともあり当時星徒会会長だったるりねとの相談の下、特例という形で与えられた称号で、二人からそれぞれ「銀」と「姫」の名を受け継いでいる。
称号の名付け親は律で、極星名の由来ははやなの「星を照らせる星になりたい」という言葉を引用して「星を照らす"銀"色の「"星"」となる"姫"君」という意味合いを込めて付けられた。
継承後は高1でいきなり極星を持つには荷が重すぎると懸念した二人の要望により封印され、その称号を知る者は姉妹と葵や久遠をはじめとするはやなと関わりの深い極一部の人物以外は隠匿されていた。
後にACTIVITY-10での翔子との戦闘において彼女から正体を明かされたことをきっかけに、ACTIVITY-14にて本人の決断によって封印を解かれた。
ティンクルセイバー
はやなが部活の際に霧瀬が制作した戦闘衣装・アクティブドレスを着用した姿。また、そのスーツの名称。
型式番号:AD-001
攻防に優れた万能型のスーツで、星を模した装甲の付いた大きめのスリーブと金魚の尻尾みたいな流れ星を彷彿させる腰のテールリボンが特徴。
機体名は霧瀬が「学院の悪を断つ輝ける正義の剣」という意味合いで付けられた。
装備
機体の腰部にリボンとして装着されている新体操のリボン型の刀剣。
攻撃対象に当たると15万ボルトの電流が流れるリボン状の刀身はナノマシンファイバーで構成されており、刀身の長さや硬度を自由に変えることが可能。
ACTIVITY-3で改修された際に追加された、敵の攻撃を交わすフラフープ型の防御装備
ティンクルセイバーNOVA
ACTIVITY-15終盤ではやなが歌音にティンクルを勝手に持ち出された際に霧瀬が用意したアクティブドレスを着用した姿、及びそのスーツの名称。
型式番号:AD-000 Princess Of SilverStar、コードネーム:銀星姫。
2年前、久遠と律が自分たちの極星を継いだはやなに何か残したいと想い、彼らの依頼を受けた当時教生の霧瀬によって制作された、謂わばはやなが着用することを前提に作られた「銀星姫」専用のアクティブドレスとも言うべき機体。
2年前に開発された機体ながら、その性能は後に作られたADシリーズに劣ることはなく、現在でも十分実用に耐えうる。
ウェアのデザイン面ははやなが中等部時代に入っていた部活が新体操部だったことから律からレオタード型を希望したが、「それじゃ普段着れないだろ!」と苦言を申す久遠が制服型を希望、最終的に律希望のレオタード型をベースに久遠希望の制服型の装飾を取り入れたデザインとなっており、後に作られたティンクルは久遠が希望した制服型をベースとしている。また、レオタード型ウェアはADシリーズのインナーウェアとして引き継がれている。
機体名は「あれにも「正義の味方部」らしい名前をつけてやってよ」という久遠からの要望を受けた霧瀬が「新たに生まれた銀の星」という意味合いを籠めて付けられた。
装備
仕様はティンクルのものと同等だが、柄の形状がより新体操のリボンに近いものとなっている。
プラズマリボン同様、仕様はティンクルのものと同じだが、硬度を変更できる機能を持ち、相手の拘束に利用できる。
余談
『無印』初期は作者の藤枝雅が「当初はキャラを立てるのが下手だった」と語っていたこともあり、『
ときめきメモリアル』に登場しても違和感なさそうなボリュームのある髪型と目付きが特徴で、リボンも左のみだったが、ストーリーが進むにつれて現在の『NOVA』でお馴染みのデザインに仕上がった。
また、この頃は険しい表情を見せることが多かったが、EPISODE5に差し掛かってからはこの表情を見せる機会がほとんどなくなり、逆に朗らかな笑みを見せることが増え、『NOVA』になってからはその描写がさらに磨きが掛かっている。これは藤枝の「話が進んでも戦闘中にけわしい表情が増える感じにはしたくない」という執筆姿勢からくるもので、同時に
「何より最強なのは彼女の笑顔であると思ってます」とも述懐している。
誰だってそう思うし、俺もそう思う。
ドラマCD版ではやなの声を演じた國府田マリ子だが、実は藤枝は同人作品『ティンクルセイバーコレクション』の空きページに収録されているプロフィールページにて、はやなの作者内CVには國府田の名前が既に記されており、ドラマCD化が決まる以前から既にはやなの声は國府田と決めていたそうな。
ちなみに、マリ子さんはドラマCD「Crossing Star」の収録でちょっとだけフツーの女子をイメージして演じたら、監督からNGを出されたとか。可愛すぎ。
「はぁ~、お腹空いた~…」
葵「お疲れ。喫茶「追記・修正」に行く?」
最終更新:2025年05月02日 12:00