登録日:2025/5/27 Mon 00:39:00
更新日:2025/05/27 Tue 12:36:48
所要時間:約25分で読めます
「作品概要/主な流れ」
『ゴースト&モリー』とは、『ディズニーチャンネル』で2021年10月1日で海外向けに放映開始され、後の2022年4月3日で国内での放映が開始されたアニメーション作品である。
Disney+でも配信されており、シーズン1とシーズン2を合わせて全41話となっている。
現在のディズニーチャンネルでも平日の午後4:30から再放送が行われている。
制作は『マーキュリー・フィルムワークス』及び『ディズニー・テレビジョン・アニメーション』、総監督は『ビル・モッツ』及び『ボブ・ロス』
本作は呪いで共同生活をする事となった主人公である人間のモリーとおばけのスクラッチの日常を描いた物語であり、エピソードは基本的にコメディーライフであり、いずれかのパートにミュージカルが挟まれる流れとなっているが、スクラッチを初めとしたゴーストがメインとなる話ではややミステリアスな雰囲気のあるエピソードも。「感情」・「ポジティブさ」に重点を置いており「ポジティブ過ぎると人はどうなってしまうのか」が本作のテーマともなっている。
「ストーリー/ようこそブライトンへ」
ブライトンの古びた空き家の屋根裏部屋にこっそりと住まうゴースト、スクラッチ。
しかし、その古びた家にマギー家が引越しにやって来てしまい、一家の娘である「モリー・マギー」に住んでた屋根裏部屋を丸々自分の部屋にされてしまい、スクラッチは何とか家から追い出そうとしモリーに家から追い出す呪いをかけた結果、スクラッチはモリーから離れられなくなってしまった上に初めて親友が出来たとモリーは大喜び。
こうして、スクラッチはマギー家との生活を過ごす事となる。
「"元"風の街・ブライトン/亡き者が住まうゴースト世界」
ブライトン
歴史ある薄汚れた中西部の街。ここに引越してきたマギー一家はここに住む人達と一緒にここブライトンをより活気のある街にする為にPR活動や街のイベントに取り組む事も。
特産品はカブ。市長曰く「ブライトンはカブのお陰で発展してきた」ようだが、お味はそこまでよろしくない模様・・・
ゴースト世界
常に空が暗闇に包まれた死者の魂達が暮らす街。つまり、「あの世」。
現実世界とほぼ同じ娯楽や屋台などがあるが、ここに住まうゴースト達は「物は使い回す」習慣があるようで、モリー達の世界よりもあまり文化や技術が進んでいない。
ゴースト評議会と議長の命令により、ここに住むゴースト達は現実世界で人間達を脅かして「みじめさ」をある程度保たなければいけないルールとなっており、保つ事の出来なかったゴーストはゴースト世界を支配する議長の裁き次第では「ダメゴーストの渦」に永遠に取り込まれる事となる。
また、ゴーストと人間とでは「世界が違う」という事から友好関係を作ってはいけない掟がある。勿論、この掟を破ったゴーストも「ダメゴーストの渦」行きとなる。
「登場人物/ブライトンの人々とあの世で暮らすゴースト達」
CV:太平あひる
本作の主人公。エネルギッシュ全開な楽観主義の可愛いマギー家の娘。
誰に対してもフレンドリーかつ優しく接し、ブライトンの街をより活発にする為に様々な取り組みに貢献しては、誰かのお願いや何かの為となれば何が何でも全力を尽くす「メイク・ユー・ハッピー」精神。
しかし、気が散りやすく逆に自分の行動が返って悪い結果に招いてしまったりポジティブ過ぎるが故によい方向ばかりに考え過ぎる事も・・・誰かとハグする事が大好き。
運動神経こそ良いが、スポーツはダメダメ。
マジシャンや辛い食べ物・蜘蛛が苦手
- チャリティー活動をサボっていたはずのアンドレアが何度も賞賛されたのを見て怪しいと思い、アンドレアの家に不法侵入、どんな事をしてでもアンドレアの悪事を周りに広める為に必死になる。
- リビーに嘘を付いて怪しまれてしまい近づきにくい状態となり徹夜で考えた結果、「自分にはカナダの従兄弟がいる」という事にして架空のカナダからやってきた従兄弟の「ミリー」に扮してリビーの新しい友達になろうする。
これらはまだ序の口であり、以降のエピソードではさらにモリーの行動力っぷりがエスカレートする。
CV:青山玲菜
危ない事が大好きで騒ぎを起こしまくるモリーの弟にして問題児。学校ではよく先生に叱られているが当の本人は反省する気ゼロの模様。他にもサーバーのハッキングや闇サイトでの取り引きをしたり家族に内緒で「ハイジ」という名前を付けた蜘蛛を飼っている。
CV:本間沙智子
アルバイト漬けのモリーのお母さん。
ブライトンに引越してから出費がヤバくなり、モリーが勧めた「ブヒナビ」という求人情報のアプリを頼りに色々働いては出費をなんとかしている。しかし、シーズン1の終盤では・・・。
夫のピートとは結婚はしているものの、正式に結婚式は上げていない。
CV:内野孝聡
涙もろいけど家族思いのモリーのお父さん。
しかし、パニックに陥りやすく過去にとあるトラウマを抱えている。
CV:三重野帆貴
シャロンのお母さん。遠い所に暮らしているのでビデオ通話で登場する機会が多い。
モリーと会った直後のスクラッチを見ても驚かなかった。本人曰く「タイではゴーストは普通」らしい。・・・え?
CV:夏谷美希
モリーの初めての人間の友達。
同じクラスのアンドレアの名前を間違えた事から仲間外れにされていた。
ユダヤ教徒であり、シーズン1の6話でユダヤ教徒の成人式である「バトミツワー」を迎える。
…「バル・ミツワー」じゃないの?
好きな動物は亀。柔らかい体を硬い甲羅で隠せば社会の荒波に飲まれずに済む所が好きな理由。
CV:藤田曜日子
お金持ちのインフルエンサーかつブライトン中学校の正式なる親善大使の女の子。
モリーやリビーとの関係は良くなく、ボランティア活動ではモリーの手柄を横取りしたりズルをしていたが、これにはワケがあり・・・
CV:安倍宗一
常に不機嫌にしており、皮肉屋な一面を持つエクトプラズム体のゴースト。モリーに呪いをかけた結果、自分も呪いにかかってしまいマギー一家と共に日々を贈る生活をしている。モリーがスクラッチの名を呼ぶと呪いで必ずモリーの元に呼び戻される。
モリーとは転校日でのアンドレアとの一件から彼女を支える存在となっていく。
彼もまた「みじめさ」を保たなければいけないのだが、ゴースト評議会に強制的に呼ばれては「恐怖レポート」に嘘を書いたりと評議会をウンザリさせている。
生きていた頃や前世の自身については全くもって覚えていない。ナチョスやアイスクリームが好き。
CV:中西正樹
スクラッチとは長い付き合いの親友。
お間抜けなゴーストだが、スクラッチ思いの良い奴。
頭文字はG。
あの世のゴースト世界に住むゴースト達を人間界に送り込み様々な場所の「みじめさ」を保たせる運動をさせている元凶。
緑のゴーストは「アレスター卿」
ムラ色で肉球のような鼻しているのが「ルクレティア」
青色のゴーストが「バーソロミュー」
ラベンダー色のゴーストが「グリムベラ」
…と覚えておくいいかも?
無口で死神のような見た目でゴーストの世界を支配する者。人間界のみじめさを求めており、みじめさのゲージをある程度保つ事の出来ず、裁きが下ったゴーストには彼の空腹から生み出された「ダメゴーストの渦」に取り込まれてしまう。
CV:きそひろこ
議長に忠実な「よろこびハンター」の女性ゴースト。
可愛い赤ん坊のような見た目に反して狙った獲物の悲しみの感情を増幅させたり、ゴーストや人間から精気を吸い取る玉ねぎのような形をした個体もいる。
弱点はポジティブな感情を初めとする喜びや幸せ。
追記・修正はとても大切な物を失っても友人に「いつも同じノーマル!」と常にアピール出来る人のみにお願いします。
\ノーマル!/ \ノーマル!/ \ノーマル!/ \ノーマル!/
本編未視聴のアニオタ民に警告する!!!この先、ゴースト&モリー・マギーの中盤における大きなネタバレを含む文章が描かれている!!!見たくなければ、ブラウザバックでこの記事から立ち去るが良い!!!
シーズン1終盤の展開/ネタバレ注意
シャロンがローンの支払いを忘れてしまい、家を売られそうになってしまったもののブライトンの人々からの募金で何とかホームレス生活から脱したマギー家。一度、家を追い出された為スクラッチとモリーの呪いこそ解けたが、スクラッチはこのままモリーと居座る事となる。
しかし丁度ブライトンのお祝いの日にゴースト評議会にスクラッチが呼び出され、ゴースト評議会にブライトンのみじめさが上がっていない事がバレてしまいブライトンで「よろこびハンター」のゴーストであるジンクスと共に「よろこびや希望を与える者の始末」を命じられてしまう。
その「よろこびや希望を与える者」は確実にモリーの事であり、スクラッチは彼女とモリーを出会わせないように距離を離し、ジンクスをゴースト世界に戻そうとする。
時間を稼いでジンクスをゴースト世界へ帰るのを見届けたスクラッチであったが、モリーから貰ったアイスクリームを食べようとした時にジンクスが戻ってきてしまいモリーの存在を気づかれてしまう。鎌を呼び出しモリーを始末しようとするジンクスに対して、それを止めようとするスクラッチ。そして、突然の出来事で混乱するモリー。
しかしジンクスの口から、人間界に派遣された真の目的が「スクラッチが人間と関係を結んでいるか」であった事が告げられ、凶暴な姿となったジンクスはゴースト世界の掟を破ったスクラッチを掴み、ゲートを開きスクラッチはそのまま強制送還されてしまうのだった。
「ごめんよ・・・・モリー!」
「スクラッチー!」
ゴースト世界に戻されたスクラッチはジンクスの報告によって、議長とゴースト評議会に掟を破っていた事がバレてしまい裁判が行われる事になってしまう。
一方突如スクラッチが攫われてしまい、騒然とするマギー一家。屋根裏部屋ではリビーが何とかしてモリーをゴースト世界に行かせる為に色々試すも上手くいかず、リビーはジェフを呼び出す。しかし、事情を聞いたジェフから「ゴースト世界に生きた人間が行く事は無理」と言われる。
ゴースト世界へと戻ろうとジェフがゲートを開いた際に何がなんでもスクラッチを助けにゴースト世界へ行こうとゲートに身体全身を通したモリーは・・・
「うわぁ!えっ!なにこれ!?何が起きたの!?」
「モリー!生き霊になったのよ・・・魂だけが抜け出して、身体の方はまるで死んだよう・・・!」
自身の身体から分離し、あの世のゴースト達と同じ魂だけの姿となったモリー。
他のゴーストとは違い本人のポジティブ全開な部分からなのか全身のカラーはとっても明るい金色。
電球のような全体の見た目であり、何故かいつも着る上着だけはそのまま。いつもの可愛らしい見た目から一転クールな顔付きに少し紫がってる小さなお鼻がとってもキュート。
勿論、スクラッチや他のゴーストと同様に宙に浮いたり、泳ぐかのように空を飛ぶ事も出来る。
一方で魂の抜けたモリーの身体の方は意思こそあるが、まるで人間を構成する要素がどこか1つ抜けてしまっているかのような表情をしている。
「身体は生きてるけど・・・抜け殻状態。」
「かんかくゼロ・・・。」
こうして自身の身体を飛び出し、人間からゴーストとなったモリーはゴースト世界へ行けるようになりジェフから案内を貰いつつスクラッチを助けに行く事となり、リビーはみんなの帰りを祈りつつ不気味なモリーの身体を見守る事となった。
「それじゃあ、何かやりたい事があったら言って?」
「いや、べつにない・・・。」
「んー・・・そう・・・。」
ジェフと共にゴースト世界へと辿り着いたモリーはブライトンとはひと味違う暗闇に包まれたゴースト達の街の風景に興奮しつつも、スクラッチのいる評議会の場所へ忍び込もうとするが、ジェフ曰く「(モリーの魂から)幸せエネルギーが発散されていて目立つ」為、中々近づきにくい状態に。
モリーもなるべく目立つ行動に出ないようにしようとした傍から、看板に手を触れると周囲の物が明るく可愛い物に大きく変化。ジェフによると「この世界での"幸せ"は毒みたいな物であり許されない物」で、一瞬にしてとんでもない影響を及ぼしてしまうようである。
「うう~見てなきゃイイけど・・・」
しかし、モリーが変化させた建物にはソムゴブリンがおり、ジンクスへとそのまま伝えられてしまう。ジンクスはソムゴブリンを連れてモリーを始末しようと街へと出向く。
「見つかるなよ、モリー・・・」
ジンクスとソムゴブリンの襲撃に会う2人はパニック状態となりゴーストの街の中でモリーは両腕から虹色の光線を放ったり他のゴーストにぶつかり、アニメチックな姿にしたり踏みつけたソムゴブリンをぬいぐるみに変え、なんとか免れようとしていた。
しかし逃げ込んだ店の中で追い詰められてしまい、モリーはソムゴブリンに幸せエネルギーを吸い取られてやる気を奪われ倒れそうになるがジェフの決死の行動により、何とかモリーは危機を乗り越えスクラッチの元へと急ぐ。
評議会では議長の裁きが下り、スクラッチの「ダメゴーストの渦」行きが決まった。
その時、モリーが到着。
「自分たちと違うからってスクラッチを排除するのはおかしいよ!みじめな方が良いって誰が決めたの!?」
バーソロミューが議長の代わりに答える。
「・・・議長殿だ。」
「っ議長殿って・・・見るからに・・・恐ろしいけど・・・でも、だからって正しいワケじゃない。もしゴーストがみじめじゃ無くなったら、どうなると思う?」
「こうよ!ゴーストはこういうのが嫌い!まずは裏切り者を、渦にぶち込んでやりましょう・・・」
ジンクスに捕らえられてしまいダメゴーストの渦へと取り込まれるジェフ。
「さらば~友よ~!」
ジェフ!
「よくもオレの親友をダメゴーストの渦に放り込みやがったな!とはいえココだけ話、あれで正解だったと思うけど・・・」
「モリー・マギーは害悪よ・・・触れる物全てを明るくする!」
これまでゴースト評議会らには嘘をついてきたスクラッチが、モリーと出会い自身もそれに影響され暮らしてきた事をここで明かす。
「そうなんだ・・・その通り。特に朝なんかは滅茶苦茶明るい。」
「朝なら何でも出来そうな気がするもの~。」
「それにヒト助けこそがこの世界の何よりも大切だと思っている!」
「だって、大事だもん~。」
「それに、人に優しいすればイイ事があるって言う。イジワルをするよりモ!」
「どうかしていると思うだろ?オレも思った。でもその考えは、正しかった。」
「モリーのそういう所が好きでトモダチになったんだ!お互いにな!もう誰の目も気にしないぞ!」
「ああ~スクラッチ・・・!」
「甘いかもしれないが、親友同士の仲を引き裂くのは、余りにも惨い気がするのじゃが・・・」
「ええ!その通りよ!」
…しかし…
「よってふたりごとダメゴーストの渦に送る!」
それでも評議会を改心させる事は出来ず、ダメゴーストの渦がモリーとスクラッチに迫り、2人を吸い込んでゆく。
「出会えて良かったよモリー、最高だった・・・死後の人生の中でも一番幸せだった!」
「・・・!!」
モリーとスクラッチまでもがダメゴーストの渦に飲み込まれてしまう。
…しかし、周りは釈然とせず。ダメゴーストの渦の至る所に稲妻が走る。
「何事なの!?」
「アハハハハハハ!フフフ・・・みんな、大きなミスを犯したよネ・・・忘れた?あたしが触れた物は喜びに変わるって!」
モリーの喜びのエネルギーがダメゴーストの渦に放り込まれたゴースト達を解放し、渦が次第に消えていく。
「このくだらないダメゴーストの渦だって例外じゃない!」
「光は暗闇よりも強い!希望は恐怖よりも強い!愛は憎しみよりも強い!そして・・・」
「喜びは、みじめさよりもずっとずっと、強い!」
渦が消滅し、議長の目の前に闇の空を照らすかのように燃え盛り、喜びのエネルギーで満ちたモリーとスクラッチが現れる。
「『ゴーストと友達になるな』なんて考えは、間違ってる!!」
「ツンっ!」
議長の消滅を見たジンクスとゴースト評議会は衝撃を受け、ダメゴーストの渦も消滅し取り込まれていたジェフも解放された。
「あたし帰る!スクラッチも一緒に連れていくから!」
「それについて、誰カ文句アル!?」
このシーズン1のフィナーレを飾るエピソードは海外では特に本作の中で人気のあるエピソードとも言われており、モリーがあの世に行く事自体は予想されていたものの、議長を完全に倒すまで至る展開には度肝を抜かれたという話も。
モリーが議長を倒せたのは彼女自身の強いポジティブ精神にもあるが、ブライトンでの誰かとの幸せの分かち合い、そしてダメゴーストの渦から解放されたゴースト達の喜び・・・
「繋がる喜びと幸せがモリーの力」になった瞬間とも言えるだろう。
シーズン2からの登場人物/新しい隣人、チェン一家
モリー家の近くに引越してきたチェン一家。モリー一家と幾つかの共通点を持っているが、その正体はなんと家族全員がゴーストハンターであった!
CV:石田流星
チェン家の息子。彼もまたゴーストハンターとして情熱を注いでいるが、モリーと知り合う内に・・・。
CV:西岡 璃南
オリーの妹。自閉症スペクトラムである為、直ぐに本音が出てしまう。
CV:ケンコー
オリーの父親。家族全員がゴーストハンターなのは彼にまつわる過去の出来事に何かあるようで・・・。
CV:大俣かな
オリーの母親。夫のルーベンと共に周りにゴーストの存在を知らせようとしているが、中々上手くいかず。
評価・知名度について
本作の評価は非常に高く、テンポ良く物語が展開されている部分も評価されており最後までモリー、そしてスクラッチの成長を描き切っている。
日常だけではなく、あの世でのモリーの描写から伝わる突然の非日常感やジンクスを初めとしたあの世からの使者などの登場などダークファンタジーを思わせるような場面こそあるが、元のノリが軽くキャラクターも可愛くコミカルであるので子供でも安心して見る事が出来るのも評価されている。
しかし、知名度の方は本国の方でもあまり高くはなくシーズン2最終回で放映終了した後に本作を視聴した人も少なくないようである。
これはディズニーの宣伝不足が原因とも言われているが本作に限っては子供には分かりづらいテーマで話が構成されているエピソードが多い為、元々狙っていたであろう低年齢層にはあまり受けなかったのが原因なのではないかと思われる。
それが原因なのか元々本作はシーズン3までの構想だったのがシーズン2で物語が完結する事となり、一部の伏線などが回収されずじまいで終わってしまう部分もあるが「生者と死者」をテーマにした作品として見ても驚きのラストを迎え、しっかりと風呂敷を畳んでいる。
余談
とあるエピソードでは『ブランディ& Mr.ウィスカーズ』のMr.ウィスカーズの人形が登場する。モリーが実際に名前を言うので非常に分かりやすい。
製作中の段階では本作のタイトル『ゴースト&モリー』では無く『the CURSE of Mෆlly mcgee (モリー・マギーの呪い)』という仮称タイトルであり、その段階で製作されてお蔵入りになったバージョンのオープニングテーマもある。
チビバース ストーリー(外部登場作)
本作はスピンオフのお祭り作品であり、ディズニーチャンネル/ディズニージュニア/今は亡きディズニーXDで放映された様々なディズニーのテレビシリーズ作品のキャラクターがデフォルメキャラとして一堂に集まるコメディ番組となっている。
本作にもモリーやスクラッチ、リビーやオリーも登場しているがあくまでチビバースで誕生した個体という設定なので本人とはまた別人となっている。
こっちの世界でも議長が登場しているが、案の定モリーにメイクユーハッピーされた模様。
国内で放映されたシーズン1では
ハウス・オブ・マウスのような、とあるキャラが司会者を務めて短編アニメを挟む形式だったが、シーズン2ではゲームショー形式となり、現在放映されているシーズン3では短編アニメ自体が無くなり、オムニバス形式のエピソード形式となっている。
こちらは2025年6月11日からディズニープラスで国内配信が予定されている。
追記・修正は「ゴーストフレンズ」になった人のみにお願いします。
最終更新:2025年05月27日 12:36