ハウス・オブ・マウス

登録日:2022/02/10 Thu 02:10:30
更新日:2025/03/01 Sat 10:27:24
所要時間:約 7 分で読めます






ダウンタウンで最高のクラブと言えば……




ディズニー・ハウス・オブ・マウス!!!


●概要


『ハウス・オブ・マウス』とは、2001年~2003年にアメリカで放送されたアニメーションである。
日本では『Disney Time』・『ディズニー・チャンネル』・『トゥーン・ディズニー(現:ディズニーXD)』で放送されていた。

ミッキー達の経営するナイトクラブである『ハウス・オブ・マウス』を舞台に、ディズニーのキャラクター達がドタバタコメディを繰り広げるシリーズである。本作はミッキー達以外にも、多くのディズニー映画の登場人物が客として登場するという所謂クロスオーバー作品である。

客として登場するディズニーキャラクター達は、主人公キャラは勿論のことヴィランズも登場している*1。作品や世界観の垣根を超えたキャラクター同士の掛け合いも本作の見どころの一つである。
基本オリジナルキャストが演じているが、一部キャラは別のキャストに変更されている。

『ハウス・オブ・マウス』での騒動を描いたパートと、クラブの出し物として上映される、前身番組『ミッキーマウス・ワークス』をはじめアニメーションパートの2つのパートに分けられている。

ラストはクラブに出資するスポンサーの「CM」で締めくくられるが、こちらもディズニーヲタならニヤリとさせられる小ネタが満載。

2003年(アメリカでは2002年)に本作の番外編『ミッキーの悪いやつには負けないぞ!』という長編OVAが発売された。ハロウィンの夜にヴィランズに占拠されてしまったハウス・オブ・マウスを取り戻すため、ミッキー達が彼らに立ち向かうストーリーとなっている。


●登場人物

本記事では便宜上『ミッキーマウス・ワークス』パートにおける描写についても記述する。

レギュラー


クラブの経営者ということもあり、全員いつもの服装ではなく、タキシードなど正装で登場している。

ミッキーマウス


言わずと知れた大スターであり、本作の主人公。
『ハウス・オブ・マウス』の司会者であり、クラブ所有者でもある。
仲間想いでしっかりものな性格は相変わらずだが、クラブの家賃をチーズ代に使ってしまうというおっちょこちょいでは済まされない事をしでかしたこともある。
極度の機械音痴であり、機械にさわると大体ロクな目に遭わない。また少々ヘタレ。


ミニーマウス

CV:水谷優子

言わずと知れたミッキーのガールフレンド。
会計を担当しており、モバイル型のコンピューターを所持している。
ミッキー以上にしっかりした性格で、ミッキー達がいなくなったことをいい事に好き放題しようとするデイジー達を咎める一面も。


ドナルドダック


言わずと知れたミッキーの親友その1。
接客を担当しており、入り口で客をもてなしている。
短気でやや性悪な一面は相変わらずで、ある時にはクラブ全体を騒がす大問題を起こしてしまうこともある。
司会の座を狙っており、『ハウス・オブ・ダック』にクラブ名を改名しようともした*2


デイジーダック


言わずと知れたドナルドのガールフレンド。
予約事務員を担当しており、予約客の席の案内をしている。
しっかり者の様に見えて、本作ではドナルド以上のトラブルメーカーとなっている。特にスクリーンで上映される短編では、ミニーに対して図々しい態度をとってちょくちょく彼女を怒らせている。


グーフィー

CV:島香裕

言わずと知れたミッキーの親友その2。
ウェイターを担当しており、客に振る舞う様々な料理を運んでいる。
相変わらずのおバカだが、問題を犯したマックスや彼に対して余計な事ばかりしたミッキー達を叱るなど意外な場面で父親らしい一面を見せる。


プルート

CV:ビル・ファーマー(原語版流用)

言わずと知れたミッキーの愛犬。
クラブのマスコット犬として愛嬌を振りまいているが、やはり騒動に巻き込まれることも。


マイク

CV:山寺宏一

その名の通り、クラブのマイクロフォン。ショーの進行を行う。
マイクのくせに普通に会話ができる。


準レギュラー


ピート

CV:大平透

言わずと知れたミッキー&フレンズのヴィランズであり、クラブのオーナー。
クラブを閉鎖させようとあの手この手でショーを妨害するが、いつも失敗している。
何度か、ミッキーから主役の座を奪ったこともあったが、結末は……お察し下さい。


モーティマー・マウス


言わずと知れたミッキーのライバル
相変わらずミニーなどの女性にアプローチをかけているが、当然のごとく失敗ばかりで、回によってはピート以上に悲惨な目に遭っている。


ルードヴィッヒ・フォン・ドレイク教授

CV:沢りつお

言わずと知れた(?)ドナルドの親戚。
様々な研究を施しているマッドサイエンティストであり、彼の発明はとにかくカオスなものばかりでミッキーたちから呆れられている。


ヒューイデューイルーイ

CV:坂本千夏

言わずと知れたドナルドのイタズラ甥っ子達。
ショーダンサーを担当しており、様々なグループ衣装でダンスを披露している。
本作では『クワック・パック』同様ティーンエイジャーとなっているが、あちらとは違って声は幼年期時代のままとなっている。


マックス


言わずと知れたグーフィーの息子。
駐車係を担当しており、客の車を駐車している。
本作では父の口癖や叫び声をあげる一面も。


クララベル・カウ

CV:真山亜子/朴ロ美/福島桂子

言わずと知れた(?)ミニーの旧友。
『街の噂話』のキャスターを担当しており、人々の様々な噂話を暴露している。
本作ではグーフィーに想いを寄せている一面もある。
レギュラーメンバーの中では、唯一声優が安定していない。


ホーレス・ホースカラー

CV:伊井篤史

言わずと知れた(?)ミッキーの旧友。
アニメーションの再生を担当しており、様々なアニメーションを上映している。
しかし、ビデオデッキをハンマーなどで殴って再生するなど、勤務態度は結構雑である。


ガス・グース

CV: フランク・ウェルカー(原語版流用)/長島雄一

言わずと知れた(?)ドナルドの食いしん坊ないとこ
コックを担当しており、中々の腕前で様々な料理を作っている。
だが、食いしん坊な性格が災いとなり、料理のつまみ食いが多い。
彼は基本的に喋らないが、1話限りで喋ったことがある。




●アニメーション


劇中では、巨大スクリーンにて上映しているという設定となっている。

上映されるアニメーションは『ミッキーマウス・ワークス』で放送されたアニメーションの再放送がほとんどだが、稀に『ディズニークラシック短編集』のアニメーションが放送されることもある。

アニメーションの種類は以下の通り・


○ミッキー、ミニー、ドナルド、デイジー、グーフィー、プルート、フォン・ドレイク教授の個別アニメーション


○シリー・シンフォニーアニメーション*3


○その他ショートアニメーション

  • Mickey to the Rescue
…ミッキーがピートにさらわれたミニーを助けに行くアニメーション

  • Maestro Minnie
…指揮者となったミニーがクラシックを演奏するアニメーション

  • Goofy's Extreme Sports
…グーフィーが様々なスポーツに挑戦するアニメーション

  • Donald's Dynamite
…ドナルドが突如出現した爆弾と悪戦苦闘するアニメーション

  • Von Drake's House of Genius
…フォン・ドレイク教授の発明品を紹介するアニメーション

  • Pluto Gets the Paper
…プルートがミッキーに頼まれた新聞を取りに行くアニメーション






それじゃあマイク! あとはよろしく!




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最終更新:2025年03月01日 10:27

*1 原典では死亡したキャラクターも普通に登場している

*2 なお、前作『ワークス』のOPでも毎回様々な手段でタイトルを乗っ取ろうとしていた。

*3 サイレントアニメーションとなっており、台詞は一切ない