KINGDOM HEARTSシリーズ

登録日:2022/03/07 Mon 18:10:00
更新日:2024/09/15 Sun 15:20:03
所要時間:約 41 分で読めます





心は弱いかもしれない 闇に負けるときだってある

でも―闇の奥には光があるんだ



KINGDOM HEARTSシリーズとはスクウェア・エニックス(1作目当時はスクウェアソフト)から発売されているゲームシリーズ。


概要

RPGの大家スクウェアと世界的に有名なキャラクター達を擁するウォルト・ディズニー社の提携によって生まれたシリーズ。
主人公たちが原作さながらのディズニーの世界を巡り、少しずつ精神的に成長していく様を描く。

登場キャラはミッキー、ドナルド、グーフィーなどお馴染みのキャラクターからアラジンやピーター・パン、挙句の果てにはトロンやジャック・スケリントンなどのややマニアックな所まで非常に豊富。
ディズニーキャラたちはディズニー公認の吹き替え声優が務め、ディズニー側の声優変更も反映されるためその点でも非常に貴重。CV:山寺率が非常に高い
各々の世界の風景や音楽も原作の世界観に非常に忠実で歩いているだけでも楽しめる。

また、FFシリーズのキャラがゲスト出演しており、広い間口をさらに広めている。
ただし、割と原作のキャラを守るようにしているディズニー側と比べると、名前と見た目だけ一緒のスターシステム的登場のことが多い。

ちなみに野村哲也の初ディレクション作品でもあったりする。
初代企画当時にディズニーとスクウェアが同じビルにあり共同制作を持ち掛けれらたことや、かつてディレクターがスーパーマリオ64に並ぶ作品を作りたいといったときに「マリオに並ぶためにはディズニークラスのキャラがいる」とアドバイスされたことが切っ掛けであるとか。

日本でも人気作だが、ディズニー人気の高いアメリカ、ヨーロッパなどではFFシリーズを上回る人気があるらしい。

音楽の評価がとても良いことでも有名。
主題歌は全シリーズ宇多田ヒカルが担当。
ゲーム中のBGMの作曲は主に『LIVE A LIVE』や『スーパーマリオRPG』、『マリオ&ルイージRPG』シリーズでお馴染みの下村陽子が担当している。
BbS以降は『すばらしきこのせかい』の石元丈晴や 『BRAVE FENCER 武蔵伝』や本家FFシリーズの曲も作曲した関戸剛なども参加している。
近年ではオーケストラコンサートがちょこちょこ開かれるほどの人気があり、オリンポスコロシアムの曲は東京オリンピックでの登場曲に使われたこともある。

「心の光と闇」といったシンプルながらも心に残る温かみのあるディズニーらしいシナリオも特徴的だが、シリーズが進むにつれてやや小難しい要素が増えていっていることは賛否両論
また、スクエニテイストの強い陰鬱な展開も増えてきている。作風や設定面は後にディズニー映画となった「STAR WARS」に近いとも言われている。
初代KH以外はディズニーキャラ同士のクロスオーバーがやや薄めなのも残念だが、これはディズニー側の要望らしい。

ちなみにゲームタイトルの邦題としては『キングダム ハーツ』とキングダムとハーツの間を空けるのが正しい。
作中に登場する物としてのキングダムハーツは間を開けないことで区別されている。

ゲームとしての概要

どのシリーズでも3DフィールドでのアクションRPGとなっている。
FFシリーズのウィンドウからコマンドを選択する要素と、フィールドを移動し攻撃するアクション的な楽しさを無理なく融合しており、非常に敷居が低い。
簡単コマンドから派手に敵を倒すというコンセプトがあり、ただ触ってるだけでも楽しいシリーズである。
打撃を繰り出す「たたかう」、MPを消費しさまざまな特殊効果を発動する「まほう」、道具を使う「アイテム」が基本だが、シリーズによって使えるコマンドは異なる。
また、FFシリーズでは召喚獣を呼び出す「しょうかん」だが、本シリーズにおいてはディズニーキャラを呼び出すものとなっている。Ⅲでは「リンク」に名称変更。

低難度ではただガチャプレイしつつ適当に回復してるだけでもなんとかなるが、一部強敵との戦いや高難易度のプレイではよく考えて遊ぶ必要があり、アクション苦手から上級者まで無理なく遊ぶことができる。
この辺もプレイ人口の多さにつながっている。

シリーズ作

基本的に発売順に紹介していく。

KINGDOM HEARTS

略称はKH、Ⅰ、無印など。
PS2にて発売された記念すべき1作目。
当時としては最高峰のグラフィックや優れた操作性から話題を呼んだ。
シナリオに関しては、現在でもシリーズ最高傑作に推すファンが多い。

後に北米版の要素に更なる追加要素を加えた完全版の『KINGDOM HEARTS FINAL MIX』が発売。
ボイスが英語になっている他、ゲームバランスが全体的に調整されており、無印KHより難しくなっている。
イベントや隠し文書、ハートレスや隠しボスの追加、難易度選択など様々な要素が新しくなっている。
特に追加されたレアハートレスはかなりクセのあるやつが多い。

実はHD版でさらに手が加わっており、新規のアビリティ「EXP0」などの追加がされている。
一番の変更点は話したり調べたりするのが、Ⅱに合わせて△ボタンで済むようになったこと。
詳しくは項目で。

KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES

略称はCoM。
GBAにて発売。シリーズでも珍しい2Dドットの作品。
ゲームシステムもシンボルエンカウントのカードバトルシステムなどその点でも珍しい。
GBAだが、フルCGのムービーが挿入されており、容量的にはかなり無茶をしている。
また、初めてリクが主人公としても使用できた作品でもある。
シナリオは「本物と偽物」、「光と闇」といったテーマで比較的きれいにまとまっている。特にリク編はセリフ回しが全体的にシブい作風なので初見は驚くかも。

後にⅡFMに3Dリメイク作として『KINGDOM HEARTS Re:CHAIN OF MEMORIES』が同梱された。
イベントのボイス化、カードや技が追加されており、特にアドバンス版で弱かったソラ編ラスボスに最終形態が追加。ラスボスに相応しい強さを持った。
詳しくは項目で

KINGDOM HEARTSⅡ

略称はKHⅡ、Ⅱなど
PS2で発売。Ⅱだけどシリーズとしては3作目。
気軽に魔法が使えるMPチャージ、戦闘中に変身するドライブ、仲間と繰り出すれんけい、敵の行動に応じて簡単にカウンターが出せるリアクションコマンドなど、さらにブラッシュアップされた戦闘システムは非常に評価が高い。*1
初代KHで不満に思われた点がことごとく改善されテンポの良いゲームプレイが可能になっている。
演出も格好のよいものが増えているおり、その点でも見ていて楽しい作品。
シナリオは真新しい要素が増え世界観を広げたのも事実だが、盛り上がりに欠け、話としてもややちぐはぐで、ゲストキャラの扱いにも難があるなど歴代でも評価が低い。

後に完全版となる『KINGDOM HEARTSⅡ FINAL MIX』が発売。
こちらもボイスは英語になっており、シナリオ的にわかりにくい部分がいくつか保管されたほか、更なる難易度のダンジョン「追憶の園」の追加、更なる強敵としてⅩⅢ機関の再現データと留まりし思念が追加。
さらに最高難易度「クリティカルモード」に加え、やりこみ派への挑戦アビリティ「EXP0」が追加。これらに魅せられ、このゲームをとことん遊びつくす多くの廃人が生まれた。
このため、ゲーム部分に関しては最高傑作と称される。
やりこまれすぎてHDリマスター版での細かい変更点やバグにすぐ気が付かれてしまったという…
詳しくは項目で

KINGDOM HEARTS 358/2 Days

略称はDays。タイトルは「スリー ファイブ エイト デイズ オーバー ツー」と読む。
DSで発売。KHとⅡの間の話となっており、Ⅱの補完も兼ねている。
マルチプレイができる作品を目指して制作されており、ⅩⅢ機関を全員操作することができ、さらに条件を満たせばお馴染みのキャラたちも操作可能。
しかし、DSではKHシリーズの戦闘はまだ難しかったのか、敵は全体的に行動パターンが単純な相手が多いが、その代わり異様に硬く、魔法のシステムも特殊なため歴代でもかなり難しい作品になった。なお、マルチプレイだとさらに硬くなる。

一方、シナリオは歴代でも屈指の泣ける作品。DSの2画面を生かした演出もあり、ゲーム部分のイマイチさの割に、熱狂的なファンも多い。
ちなみにタイトルの由来は「358日を二人で分けあって過ごした」という意味。
2人とはだれなのかは考えてみてほしい。

リメイクを期待されていた作品だったが、HDリマスター版ではゲームではなく映像作品となった。
ミッション中の展開はナレーションで済ましてしまったり、当時のムービーと新しく作ったムービーが混在してたりとがっかりする要素が多い。
特に彼女との最終決戦がカットされたのは無念…だったがPS4版以降かなり気合の入ったムービーが追加された。

KINGDOM HEARTS coded

略称はcoded。
ケータイアプリとして配信された。2013年にサービス終了しているため現在では遊べない。
初代KHのデータの中を旅し、バグをとっていくという異色の作品。
ノリは初代KHに近く、話自体もきれいにまとまっているのだが、シリーズ全体としては重要度は低めで本当の意味で外伝に近い作品。
しかし対応機種がdocomoだけで、しかも要求スペックも高かったため、遊べる人は多くなかったらしい。

後にDSでリメイク作として『KINGDOM HEARTS Re:coded』が発売された。
Daysと同じスタジオが担当しており、ほぼフルリメイクの別物。
DaysやBbSのシステムを融合したような作品であり、両者で不評だった点がことごとく改善され、快適かつテンポよく進んでおり、隠れた名作の部類。
すれ違い通信を利用しないと遊べない要素があるのとやりこみ要素が薄かったのが欠点。
また、基本的にインフレ気味であり、育成を極めると相手がいなくなる。

後にHDリマスター版ではDaysと同じく映像作品となった。
Daysの不評があったためか、なるべくナレーションで済ます部分を減らすようにしておりほぼフルボイス。
チェシャ猫のようにKHでボイスがなかったが今作でついたキャラもいる。

KINGDOM HEARTS Birth by Sleep

略称はBbS。
PSPで発売。初代KHより過去の時系列となる作品。実質KH0・スターウォーズにおける前3部作というべき作品。
主人公が3人おり、各々のシナリオをクリアしていくことで全体の流れがわかる作品。
様々な技を装備するデッキコマンドシステム、攻撃により自動的にパワーアップするスタイルチェンジ、特定のゲージを最大まで溜めると強力なフィニッシュ技を発動することができるフィニッシュコマンドや強力無比なシュートロックコマンドなど簡単操作で派手な技を出すKH特有の戦闘がPSPでも楽しめた。
シナリオは3人の主人公がクロスしていくが破綻はなく、きれいにまとまっている…が、歴代でも陰鬱な展開の多い作品であり、当初ディズニー側に難色を示されたとか。
過去作のオマージュ的要素が非常に多くその点でも楽しめる作品。

後に完全版となる『KINGDOM HEARTS Birth by Sleep FINAL MIX』が発売。
やはりボイスは英語になっており、スタイルの追加、隠しボスの追加などがされている。文書やイベントの追加はこれまでの作品と比べると少な目。

一方で2と比べるとバランス調整がやや乱雑で、やりこみ派には少し不評だった。
特にレベル1クリティカルは能力が低くてもきちんと敵を倒せたⅡと異なり、ダメージが低すぎて倒せない事態が発生する苦行状態となる。*2
3人のデータは共有できないためアイテムなどを集めなおさないといけないのも困ったところ。
詳しくは項目で。

KINGDOM HEARTS 3D [Dream Drop Distance]

略称は3D、DDD。
3DSで発売。シリーズ10周年記念のアニバーサリー的作品でもある。
そのためタイトル画面でのオープニングムービーに異様に力が入っており、今作の一番の見どころはここという意見もあるほど。
KHⅢの前日譚的作品であり、ゲームシステム的にはBbSを発展させたもの。
BbSのデッキコマンドシステムに引き続き、ソラとリクの二人の主人公を切り替えるドロップシステムや仲間モンスターの生成や育成を行うスピリットシステム、縦横無尽にフィールドを駆けるフリーフローアクションなど挑戦的な要素が多く組み込まれた作品。
しかしシナリオが全体的にわかりにくく、システムも洗練が足りてない部分があり、賛否の分かれる作品。
敵も強く、割ときついバランスである。まあ、実際は調整法が今までと異なったためユーザーが付いてこれなかった面も大きいのだが。*3

HD版は『KINGDOM HEARTS Dream Drop Distance HD』と微妙に名前を変えている。3D映像じゃないからね。
3DSの2画面から1画面になったことでUIが大幅に変わっており、ほぼリメイクに近いんだとか。
実はこっそりゲームバランスにも手が加えてあり、全体的にゆるいバランスとなり、バグ修正がされている。
詳しくは項目で

KINGDOM HEARTS χ

読み方は「キー」略称はχ
基本プレイ無料のブラウザゲームとして配信。2016年9月1日にサービス終了。本作独自のシナリオはUχの方にも実装されている。
CoM以来の2D作であり、5つの中から所属するユニオンが選び、戦闘はカードをセットしプレイヤーを強化していくシステム。
サービス終了前には「強力カード実装→課金して取ると一気に有利になる→さらに強力なカード実装→…」をくりかえす、この手のネットゲームにありがちなハイパーインフレ環境となっていた。
本編で存在を示唆された光を奪い合うキーブレード戦争が起こった時代の話となっている。

KINGDOM HEARTS Unchained χ→KINGDOM HEARTS Union χ

略称はUχ
キーのスマホ移植版。
キーのシステムをさらに簡易かつ奥深くしたものとなっており、プレイヤーは5つのメダルを装備して戦っていくシステム。
サービス終了前どころか中盤くらいからすごいインフレを(ry
χとは同一の世界観であり、シナリオも同一…と思われていたが中盤ごろから差異が増え始める。
実はχ最終盤に滅びゆくχの世界から、キーブレード使い達が逃げ込んだデータの世界がUχの世界である。
中盤名前が変更となるも、システム自体は追加要素はあれど大きく変更なし。
また、終盤はDRと一緒になったUnion χ Dark Roadとして配信されたが、やはりUχとしては基本的には一緒。

2021年4月30日にサービス終了。
しかし現在は落とし切りアプリとしてシナリオだけ楽しめるようになっている。

KINGDOM HEARTS χ Back Cover

略称はχBC
KINGDOM HEARTS HD Ⅱ.8に収録。
χの裏側…プレイヤー側からは見えなかった予知者たちにスポットライトを当てた映像作品。
予知者たちは何を考え行動していたかが明らかにされたが、醜い人間関係の縺れを描いたドロドロした作品でもある。
なお映像に使用されているのは、当時開発中だったKHIIIと同じアンリアルエンジン4である。

KINGDOM HEARTS 0.2 Birth by Sleep -A fragmentary passage-

略称は0.2
KINGDOM HEARTS HD Ⅱ.8に収録。
BbS終盤に闇の世界に迷い込んだアクアと王様の邂逅を描く短編。

こちらもKHIIIと同じアンリアルエンジン4で制作されており、ゲームシステムもⅢに準拠している。
そのためⅢの体験版的な側面もあった作品。
リアクションコマンドとフィニッシュコマンドを組み合わせたような新システムシチュエーションコマンドや、一見進めない場所をスルっと進めるフリーランなどⅢの一部のシステムを先に楽しめた。
アクアを飾りつけするデコレーションなど今作にしかない要素もある。

KINGDOM HEARTSⅢ

略称はⅢ。
PS4にて発売。Ⅲだけどシリーズとしては8作目くらい。
ⅡやBbS、3Dのバトルシステムの融合を狙ったような作品。
0.2登場のシチュエーションコマンドやフリーランがさらに洗練されており、敵のところまで一気に飛んでいくアスレチックフロー、シュートロックコマンドの調整版シュートフロー、キーブレードの戦闘中の持ち替えなどさらに多くの要素が追加されている。
特にシチュエーションコマンドは連携技、強化魔法、キーブレード変形、アトラクションフローなど状況に応じて様々な攻撃を繰り出すことが可能であり、非常に爽快。
写真撮影を行い思い出にする機能や料理を行いバフを得るなどのシステムも実装。どこかで聞いたことがあるシステムなような…?
シナリオもアナと雪の女王、塔の上のラプンツェル、パイレーツ・オブ・カリビアンの世界のように原作履修前提のような世界もあるが、ベイマックス、モンスターズ・インク、トイ・ストーリーの世界などは原作のキャラをうまく生かしており、シナリオの評価が非常に高い。
なのだが、物語最終盤のキーブレード墓場はかなり駆け足気味であり、描写不足が指摘されている。ぶっちゃけソードマスターヤマト一歩手前。
エンディングも今までのナンバリング作と異なり、明らかに釈然としない終わり方である点も賛否が分かれる。

後にDLCとして『KINGDOM HEARTSⅢ Re Mind』が配信される。
DLCではあるが、従来でいうFM版に近い作品であり、描写不足のキーブレード墓場での決戦の補完となる「Re Mind」、真ⅩⅢ機関の再現データと戦う「リミットカットエピソード」、更なる強敵との出会い「シークレットエピソード」がメイン。
どれもⅢに足りなかった部分を補完するようにしているため比較的好評。
キャラクターやロケーションを選んで自由に写真撮影を行える「データグリーティング」や更なる縛りの追加や楽々ゲームを進める補助機能を利用できる「プレミアムメニュー」など一風変わった機能も追加された。
なお、キーブレードやアビリティの追加はⅢ本編の無料アップデートという形でされた。

PCとSwitchではDLC込みの完全版『KINGDOM HEARTSⅢ+Re Mind』で配信された。
詳しくは項目で

KINGDOM HEARTS Dark Road

略称はDR
ゼアノートがどうして闇の道を歩むこととなったかを描くスマホアプリ。
Uχアプリの拡張という形で配信開始。
カードデッキを作り、その中からカードを選び敵を攻撃していく。良くも悪くもシンプルすぎるゲームシステム。
ぶっちゃけオートでの放置ゲー
若き日のゼアノートが闇とは何かを仲間内で考察していき、あまりに救いのない結末などシナリオもかなり異質。

Uχサービス終了に伴いこちらもサービス終了。
だが、2021年秋に完結編まで遊べる落としきりの単体作を配信予定…だったが、延期を繰り返していた。
2022年8月に課金要素を廃し、完結までのシナリオが実装された完全版として再配信された。

KINGDOM HEARTS Melody of Memory

略称はMoM
シリーズでも初となる音ゲー。PS4、PC、Switchで発売。
シリーズのほとんどのBGMが収録されており、ディズニーの楽曲も含めて140曲以上の収録。
KHのキャラが譜面を奥向きに走っていき、敵を倒すというKHらしい戦闘画面となっている。

簡易だがシナリオも存在し、今までのシリーズの経緯を振り返っていくほか、終盤は今後の展開を予期させるものとなっている。

KINGDOM HEARTSⅣ
KHシリーズ20周年の際に発表された。プラットフォームは今のところ未定。
Ⅲ終盤で消えたソラがたどり着いた街「クアッドラトゥム」が舞台。
トゥーン調だった今までのシリーズと異なり、リアルなグラフィックを予定している。また、Ⅱのリアクションコマンドも復活予定。
さらに新ワールドとしてエンドアらしき光景が映りこんでいることから、スターウォーズがついに参戦するのではないかとも推察されている。
今までの経過的に2040年発売とかにならないことを祈ろう。

KINGDOM HEARTS Missing-Link
Ⅳと同時に発表されたスマホゲー。UχとDRの間でスカラ・アド・カエルムで栄えたキーブレード使いの物語となっている。
シリーズ特有のアクションゲーとしても楽しめるが、ポケモンGOなどに見られる位置情報ゲームとしても遊べるゲームになるとのこと。


HDリマスター版

リマスター版は全般でボイスが英語、日本語が選べるようになっている。
さらにⅠ、Ⅱは全楽曲、その他の作品は一部楽曲が生音アレンジされている。

KINGDOM HEARTS HD Ⅰ.5 ReMIX

PS3で発売。
KHFM、Re:CoM、Daysのカップリング作。
実はKHFMに関しては変更点は結構多い。

KINGDOM HEARTS HD Ⅱ.5 ReMIX

PS3で発売。
ⅡFM、BbSFM、Re:codedのカップリング作。
発売当初はバグが多かった。ロードも長い。

KINGDOM HEARTS HD Ⅰ.5+Ⅱ.5 ReMIX

PS4、PC、Switchで発売。
上記二つの更なるカップリング。
ロードがかなり早くなり、アップデートでバグ取りもされており実質今作が完全版。

KINGDOM HEARTS HD Ⅱ.8 Final Chapter Prologue

PS4、PC、Switchで発売。
3D、χBC、0.2のカップリング作。


時系列順に並べたKHシリーズ


KINGDOM HEARTS χ、KINGDOM HEARTS χ Back Cover
↓終了直後
KINGDOM HEARTS Unchained χ→KINGDOM HEARTS Union χ
↓これまでのことがお伽噺になるくらい後(数百年後?)
KINGDOM HEARTS Dark Road
↓少年が老人になるくらい後(約六十年後?)
KINGDOM HEARTS Birth by Sleep
↓約十年後 ↓KHBbSFM版シークレットエピソード後
KINGDOM HEARTS KINGDOM HEARTS 0.2 Birth by Sleep -A fragmentary passage-のアクア視点
↓終了直後 ↓終盤 ↓かなり後(正確な時間経過不明)
KINGDOM HEARTS CHAIN OF MEMORIES KINGDOM HEARTS 358/2 Days
↓約1年弱後 ↓終了直後
KINGDOM HEARTSⅡ
↓本編後
KINGDOM HEARTS coded
↓終了直後
KHⅡエンディング KHBbSシークレットムービーでの闇の海岸
↓少し後
KINGDOM HEARTS 3D
↓終了直後
KINGDOM HEARTS 0.2 Birth by Sleep -A fragmentary passage-の王様たち視点
↓終了直後
KINGDOM HEARTSⅢ本編
↓約1年後
KINGDOM HEARTSⅢリミットカットエピソード
↓少し後もしくは上とほぼ同時期
KINGDOM HEARTS Melody of Memory

リアルでは20年近くたっているのに、KHからMoMまで作中では2年くらいしかたってないわけだ

一応KHからⅢまでの作品群「ダークシーカー編」はⅢでいったん終了となったが、シリーズは今後もまだまだ続く予定。
そしてⅣ発表に伴い、新章「ロストマスター編」が開始になると明言された。

結局どれをどういう順番で遊べばいいの?」という新規さんは基本的には発売順(上記の紹介順)で遊ぶのがおススメ
シナリオ的にもわかりやすいし、システム的にも後の作品の方が洗練されている傾向にあり、後の作品をやった後に前に帰ると結構大変なので…。
特にⅡの前にDaysを遊ぶと、とある衝撃が薄れるので注意。
「ディスニーキャラと触れ合いたい」という人はKH、「良質なARPGが遊びたい」人はⅡやⅢあたりがよい。

なお、かつては追っかけるのが非常に大変なシリーズとして有名だった。
PS2→GBA(PS2)→PS2→DS→PSP→ケータイ(DS)→3DSと遊ぶハードが細かく変わっていたからである。(カッコつきはリメイク作)
現在はHDリマスター版でまとめられているためPS4、PC、Switchなどがあればシリーズをほぼ楽しめるようになった。

また、ナンバリング作が3作しかない割には、外伝にも重要な情報や登場人物が多い。
そのためナンバリングしかやっていないと、訳が分からなくなること必至。
KHの後にKHⅡをプレイしたら状況が全く変わっていたといった冗談はよく聞く。*4
一応、間に何があったかどのシリーズでもおおまかにはゲーム内で確認できるようになっているが、あくまで大まかになのでこれだけで全てを理解するのは難しい。

この他にもディズニー側の作成したオリジナルケータイアプリ作「キングダムハーツ V CAST」という作品が海外限定であったらしい。所謂黒歴史

また、アプリゲーム「ディズニーツムツム」にもキャラが登場している。
手持ち次第ではソラとルークとアイアンマンとフレディ・マーキュリーが並ぶカオスな組み合わせになることも。

漫画版

作者は漫画版『聖剣伝説レジェンドオブマナ』の天野シロ。
全体的にゲーム以上にノリが明るく、ギャグ描写が多い。
展開の都合上カットされた展開も多いが、逆にモデリングの都合等がないためキャラクターが追加されていることもある。

KHはファミ通PS2で連載され、後に新装版として『FINALMIX』版が発売された。
CoM、Ⅱ、Daysは月間少年ガンガンで連載。
Ⅱは連載途中で休載となりその間にDaysを連載、Days終了後にⅡを再開したためなんと9年越しの完結となった。

Ⅲはガンガンオンラインで現在連載中。0.2の展開もこちらでやった。


小説版

著者は金巻ともこ。イラストは漫画版作者の天野シロ。
キャラクターの心情描写が多く、リク=レプリカやヴァニタスなど読むことで印象の変わるキャラクターも存在する。
ちなみに作者はDaysのシナリオ制作に協力している。

  • キングダム ハーツ 上巻/下巻
  • キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ《ソラ編》 上巻/下巻
  • キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ 《Reverse/Rebirth》リク編
  • キングダム ハーツⅡ Vol.1~Vol.4
  • キングダム ハーツⅡ Short Stories  Vol.1~Vol.2
  • キングダム ハーツ 358/2Days  Vol.1~Vol.3
  • キングダム ハーツ Birth by Sleep Vol.1~Vol.3
  • キングダム ハーツ Re:コーデッド
  • キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス] Side Sora
  • キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス] Side Riku
  • キングダム ハーツ キー キミとキーブレードの物語
  • キングダム ハーツⅢ Vol.1~Vol.3

主な登場人物

ソラの項目にも詳しいが、基本的に今作オリジナルキャラの版権はディズニー側が所有している。


シリーズの主人公。キーブレードに選ばれた少年。
基本的にはどこにでもいる普通の少年だが、素直で明るく、絆を信じる強い心を持つ。

ディズニーキャッスルの魔法使い。
頑固でややがめついが、魔法の腕は優秀。

ディズニーキャッスルの騎士隊長。
のんびり屋だが、意外と物事の本質をとらえていることが多い。
ドナルドと合わせて、ソラとは無二の友情で結ばれていく。

  • ジミニー・クリケット
ピノキオ』に登場するピノキオの良心のコオロギ
3人の旅に記録係として同行する。
いつも一緒にいるはずだが、やや地味。

グミシップの整備、改造を担当する二人組。

もう一人の主人公。ソラの親友兼ライバル
外の世界を夢見ていたが、心の弱さから一度は闇に身をゆだねてしまう。
しかし、シリーズが進むにつれ己の弱さを克服し闇を受け入れていく。

ヒロイン。ソラの親友かつガールフレンド。
「セブンプリンセス」の一人で心に闇を持たない。
ナンバリング作だと目立つが、外伝だとやや影が薄い。
ちなみにモチーフの一つは宇多田ヒカル。

ディズニーキャッスルを治める王。
ドナルドとグーフィーとは親友でもある。
優秀なキーブレード使いでもある。
その正体はもちろん…

『眠れる森の美女』の登場人物にして、全ての世界を手中に収めようとする魔女。
当初はハートレスを率いて世界を闇に覆わせようとしたのは彼女だと思われていたが…?
以降のシリーズでも世界を諦めておらず、暗躍を続けている。

ホロウバスティオンという世界を治めていた賢者。
ハートレスと心の闇について研究していたらしい。

謎の組織ⅩⅢ機関の一員。黒のコートを着た赤髪の男。
ソラとはちょっとした繋がりがあるらしい。

忘却の城に囚われている少女。
ソラもその存在を忘れていたが、幼少期の頃の友達だったらしい。

黄昏の町トワイライトタウンに住む少年。
どこにでもいる普通の少年だが、ソラとは共通点が多い。

  • イェン・シッド
ファンタジア』でミッキーの魔法の先生としてお馴染みの魔法使い。
今作では王様のキーブレードの師でもあり、Ⅱ以降はソラ達のサポートをしてくれる。
ちなみにイェン・シッドは今シリーズで初めて声が付き、以降のディズニー作品でも踏襲されている。

  • ピート
ディズニータウンに住む乱暴者だったが、狼藉の末に牢に入れられたところをマレフィセントに助けられ、その恩を返すために彼女の部下となった。
様々な世界を巡り、悪だくみをしているが根がマヌケのためいつもうまくいかない。

Ⅱの隠しボス。
滅茶苦茶な強さを誇り、多くのプレイヤーを泣かせた一方で、多くのプレイヤーを惚れさせた存在で未だに語り草。
テラとは何らかの関係性があるようだが…。

フードで顔を隠した謎の人物。
次第にロクサスと仲良くなり友情を深めていくが…

旅立ちの地という世界で修行を続けるキーブレード使いの青年。BbSの主人公の一人。
優しく真面目だが、精神的に余裕がなく、生真面目ゆえに誤解されやすい一面がある。

旅立ちの地で修行をしているキーブレード使いの少年。BbSの主人公の一人。
非常に純粋な性格をしており、なぜかロクサスによく似た顔をしている。

旅立ちの地で修行を終えキーブレードマスターとなった女性。BbSの主人公の一人。
マスターに相応しい実力を持ち、精神的にもとても強い。

かつて旅立ちの地を去っていったキーブレードマスター。
なにやらよからぬことを企んでいる。
本シリーズは「だいたいこいつのせい」と言い切ってもいいほどの悪いハゲ。

マスター・ゼアノートに師事する仮面の少年。
冷酷で不気味な印象を受ける。

ソラとリクが夢の中で出会う黒コートの謎の青年。
二人を意味深な言葉で惑わそうとする。
正体は生まれの島を出る前の時間からタイムスリップしてきた青年期のゼアノート。

かつておとぎ話の時代(χやUχの時代)に存在していた原初のキーブレードマスターたち7人。
全体的にアクが強い性格の者が多い。
特に師であるマスター・オブ・マスターは飄々としながらも謎が多い。

  • チリシィ
χやUχにおいてプレイヤーをサポートする2足歩行の猫のような生き物。
マスター・オブ・マスターによって作られた人工生命のようなもので、キーブレード使い一人一人に存在している。

ソラが謎の世界で出会った正体不明の青年。
Ⅲの隠しボスで泣くほど強い。

主な敵

心を失い、闇に堕ちた者たちの成れの果て。
人間や世界の心を狙い、さらに数を増やそうとする。
闇の力があれば制御することもできるため、ヴィランズや機関員たちに率いられている。
シリーズのメインの敵であり様々な世界に登場する。

自らの世界の覇権を狙う邪悪な者たち。
要は原作におけるディズニーヴィラン。
KH時点ではマレフィセントに率いられていたが、ソラ達の活躍で組織としては壊滅。
以降のシリーズではⅩⅢ機関に敵対組織としての立場を奪われたので組織ではなく、各々個人で活動している。

ハートレスが生まれた際に、心が抜けた体が意思を持って動き出したもの。
闇に溶けやすく、非常に儚い存在だがハートレス以上の強さを誇る。

人の頃の姿を保ったままの強力なノーバディ達が集まってできた組織。
全員黒いコートを着ている。何かを企んでいるらしい。

  • アンヴァース
主にBbSに登場する魔物。unbirthではなくunverse。
ハートレスとは共通点が多いが、突如現れいくら倒してもキリがないなどわからないことも多い。
感情がモチーフとなっているようだ。
その正体とは…

  • ドリームイーター
3Dに登場する夢の世界に存在する魔物。
悪夢のみを食べる無害な「スピリット」と悪夢を植え付ける「ナイトメア」の2種類がいる。
3Dではスピリットを仲間にし育てつつ、ナイトメアを退治していくこととなる。
Uχにもプレイヤーを助けるための存在としてマスター・オブ・マスターに作られたチリシィとペットのスピリットが登場する。
実は3Dのドリームイーターたちは眠りについたUχのプレイヤーたちの心と彼らのチリシィが一つになり生まれた存在。

Ⅲに登場する、復活したマスター・ゼアノートがχブレードと真のキングダムハーツを手に入れるために再結成したⅩⅢ機関。


登場作品

  • ふしぎの国のアリス
KH、CoM、Days、coded、χに登場。
アリスは本シリーズでは「セブンプリンセス」の一人という重要なポジションなのだが、ディズニー公式ではプリンセス扱いではないためちょっとややこしい事態に。

KH、CoM、Ⅱ、Days、coded、BbS、χ、Ⅲに登場。
かなりの割合で登場している常連作。3Dに出てないため惜しくも皆勤ではないが、オリジナルワールドも含めた全ワールドで最多登場回数を誇る。
KHではコロシアムだけの世界だったが、Ⅱでは冥界が登場し、Ⅲではテーベの街やオリンポス山、天界が舞台となるなどシリーズが進むにつれ広大化している。

  • ターザン
KHのみ登場。
ターザンの住むジャングルが舞台。
割と重要な要素の多い世界だが、以降全く再登場しない。*5

KH、CoM、Ⅱ、Days、coded、χに登場。
KHでは初代映画、Ⅱでは『ジャファーの逆襲』がモチーフ。

KH、CoM、3Dに登場。
BbSではなぜかモンストロのみFM版で追加された隠しボスとして登場している。
基本的にはモンストロの体内を進むことが多い。3Dではみんなのトラウマ遊園地も再現された。

KH、CoM、Ⅱに登場。
この世界ではソラ達は人魚に変身する。
KHではほぼオリジナルの物語だった。
Ⅱではミュージカルを行うミニゲームのワールドとして登場。原作に近い物語が展開された。だが、微妙に前作とつじつまが合ってない
Ⅲではリンクキャラとしてアリエルのみ登場。

KH、CoM、Ⅱ、Daysに登場。
当時としてはややマイナーな選出であったが、かなり親和性は高かった。
主にハロウィンタウンで物語が進行し、クリスマスタウンはⅡで登場。
この世界ではソラ達は吸血鬼ミイラ男などの怪物に変身する。
ちなみにⅡに実験体という本シリーズオリジナルの敵が登場するが、デザインがあまりにナイトメアー・ビフォア・クリスマスに馴染んでいたため原作映画のキャラと勘違いするプレイヤーもいたとか。

  • ピーター・パン
KH、CoM、Days、BbSに登場。
Ⅱでは召喚キャラとしてのみピーターとティンクが登場。
フックはどのシリーズでも強敵として立ちはだかる。
なお吹替声優はKHが初代映画版、Ⅱ・BbSが映画版2準拠となっている。

KH、CoM、Ⅱ、Ⅲに登場。
基本的に戦闘のないミニゲーム専門の世界としての登場。
Ⅲでの登場はやや唐突でやり玉にあげられやすい。
BbSではコマンドボード限定キャラとしてティガーとプーが登場。
吹替声優はKHでは八代駿版だが、CoM以降は亀山助清版に準拠している。

KH、CoMではベルと野獣のみ登場。
ワールドの方はⅡ、Days、χに登場。
なお、野獣はソラ達にはビーストと呼ばれている。

KHでは箒とファンタジアの魔人ことチェルナボーグのみ登場。
3Dでは本格的にワールドも登場。
この世界では原作再現としてムービーシーン以外ではセリフの音声がなく、全てのSEが楽器の音になるが、バグかと思ったプレイヤーもいたとか*6

KHでは白雪姫のみ登場。
BbS、χでは本格的にワールドも登場。

  • シンデレラ
KHではシンデレラとフェアリー・ゴッドマザーのみ登場。
BbS、Uχではワールドも登場した。

  • 眠れる森の美女
KHではオーロラ、Ⅱでは三人の妖精のみ登場。
BbS、Uχではワールドも登場。
上記の通りマレフィセントはほぼレギュラー。

KH、CoMでは召喚キャラとしてシンバが登場。
Ⅱでワールドとして登場した。この世界ではソラ達も動物に変身する。
Ⅲではシンバがリンクキャラとして登場。

  • ムーラン
KH、CoMではムーシューが召喚キャラとして登場。
Ⅱでムーランともども本格登場。

  • 蒸気船ウィリー
Ⅱにまさかの登場。
この世界ではソラ達の姿も懐かしい感じに。

  • パイレーツ・オブ・カリビアン
Ⅱ,Ⅲに登場。
Ⅱでは呪われた海賊たち 、Ⅲではワールド・エンドの再現となっている。
英語音声でもジョニー・デップ本人の声は残念ながらついてないが、モデリングを本人に見せたところ賞賛されたんだとか。
Ⅲのこの世界ではソラ達の格好も海賊っぽくなる。

Ⅱに登場。Ⅱにおけるマイナー枠。
ただしほぼオリジナル設定。
この世界ではソラ達の姿もサイバーな感じに。

  • リロ・アンド・スティッチ
Ⅱではいつの間にか登場し、召喚キャラ化する不思議な生き物としてスティッチが登場。
BbSでスティッチがまだ試作品626号だった頃の時系列でワールドが登場した。
Ⅲではスティッチがリンクキャラとして登場。

  • ノートルダムの鐘
3Dに登場。

  • トロン:レガシー
3Dに登場。
トロンの世界と同様にこの世界ではソラとリクの姿はサイバーな感じに。
Ⅱのトロンとは別人設定になっているが、不思議なつながりがあり…。

  • ミッキー・ドナルド・グーフィーの三銃士
3Dに登場。
昔の王様?の奮闘が見れる。
正確には修業時代の王様が見ている夢なんだとか…。

Ⅲに登場。
ちなみにⅡにも没データが残っている。
ウッディたちは原作トイ・ストーリー2トイ・ストーリー3の間の時系列となっている。メイン2人のみ映画版ではなくゲーム版の声だが。
この世界ではソラ達の体もおもちゃっぽくなる。

Ⅲに登場。
ちゃんと吹き替えはしょこたんである。
設定どおりクリアするとラプンツェルは離脱してしまう。

Ⅲに登場。
原作映画終了後に位置するオリジナルストーリー。
この世界ではソラ達もモンスターっぽい姿となる。

Ⅲに登場。
お馴染みレリゴーはきっちり再現、まさかの仲間キャラはマシュマロウ、原作映画見てないと置いてきぼりの展開、あの騒動で声の変わるオラフなど何かとネタの多いワールド。

Ⅲに登場。
原作映画終了後の設定で、本家でやってもおかしくないほど完成度が高いオリジナルストーリーが展開される。

Ⅲではリンクキャラとしてラルフのみ登場。
ワールドはUχで登場し、各種ゲームの世界をきちんと再現していた。

  • 王様の剣
KH、Ⅱ、BbS、Ⅲでマーリンのみ登場

  • ダンボ、バンビ
KH、CoMで召喚キャラとしてのみ登場。

  • 101匹わんちゃん
KHで世界に散った子犬を集めるやりこみ要素がある。

  • わんわん物語
KHなどに登場したトラヴァースタウンで背景として登場。

  • チキン・リトル
Ⅱで召喚キャラとしてのみ登場。

  • レミーのおいしいレストラン
Ⅲでレミーがリトルシェフ名義で登場。料理のミニゲーム担当。

この他にジャングル・ブック、おしゃれキャット、ズートピアなどχやUχでカードやメダルとしてのみ登場している作品もある。

スクウェアゲストキャラ

初期作品の頃は「新キャラを書き起こすほどではないが、ディズニーキャラを割り当てるのも難しい役割」に割り当てられていた。
その後はファンサービスの要素が強めとのこと。Ⅲではモーグリ以外登場させそびれた。
本シリーズで初めて声が付いたというキャラもおり、以降のスクエニ作品でも本作の声優が引き続いて担当している。
デザインは野村氏の手によってリデザインされている。こちらの版権はキングダム ハーツ版のデザインでも変わらずスクエニ側である。

  • モーグリ
FFシリーズでお馴染みマスコット。丸っこくてつやつやしたデザイン。
野村哲也曰く、「なるべく線を減らしてみた」とのこと。
シリーズでは商人をやっている。なぜかDaysでは存在しなかった世界で商売してたり…。
DFFでこのデザインのモーグリが流用されており、微妙に不興を買った。

KH、CoM、codedに登場。『FINAL FANTASY Ⅹ』より登場。
ソラ達の島デスティニーアイランドで暮らす元気な少年。
模擬戦では棒でぶん殴ってくる。
ティーダ、ワッカ、セルフィの3人はほぼ一般市民扱いでの登場となっているが、子供のケンカごっことして戦うことができる。
ちなみにトラヴァースタウンにいるのはそっくりさんです。

KH、CoM、codedに登場。『FINAL FANTASY Ⅹ』より登場。
同じくデスティニーアイランドの少年。
ボール遊びが好き。
アグラバーにいるのはそっくりさんです。

KH、CoM、Ⅱ、codedに登場。『FINAL FANTASY Ⅷ』より登場。
同じくデスティニーアイランドの関西弁で話す少女。島の人間では唯一Ⅱにも登場している。
武器はヌンチャク…ではなく縄跳び。
ちなみに声はユウナの人。

KH、CoM、Ⅱ、coded、Ⅲ。
たくさんいるシドの中の『FINAL FANTASY Ⅶ』のシド。
白シャツ腹巻に爪楊枝と完全に昭和のオヤジスタイル。
自ら戦闘を行うことはないが、グミシップや機械に詳しい。
なお、声が付いたのはⅡから。

KH、CoM、Ⅱ、coded、Ⅲに登場。
わかりにくいが『FINAL FANTASY Ⅷ』のスコール・レオンハートその人*7
トラヴァースタウンに住む青年。25歳。やっと実年齢が見た目に追い付いた
年を重ねたためか原作の良くも悪くも若い一面はあまり感じられず、ソラにとっては常に頼れる兄貴分といった印象。
ガンブレードという特殊な武器を操る。

KH、CoM、Ⅱ、coded、Ⅲに登場。上記のレオンもそうだが、codedでは隠しキャラ。
自称かわいいグレート忍者ユフィちゃん。『FINAL FANTASY Ⅶ』より登場。
軽いノリだが実力も確かで手裏剣を自在に操る。
企画段階では『FFⅩ』のリュックでユフィは別の役だったんだとか。
『エアガイツ』の頃と声が一緒。

KH、CoM、Ⅱ、Ⅲに登場。
レオンやユフィと行動を共にする女性。『FINAL FANTASY Ⅶ』より登場。
どことなく不思議な雰囲気をしており、物事の本質に感づきやすい。
いろいろ積極的だった原作と異なりやや大人しめな印象。
企画段階では『パラサイト・イヴ』のアヤ・ブレラだったらしい。
漫画版では麦茶に砂糖を入れたりコーラに牛乳を入れたりする変な人。

KH、CoM、Ⅱ、coded、χに登場。『FINAL FANTASY Ⅶ』より登場。
櫻井孝宏は声を担当することになった際に、FF7のクラウドだとは思わなかったため非常に驚いたそうだ。
KHではセフィロスの片翼の翼、ヴィンセントの手甲やマント、なぜだかわからないバスターソードにまかれた包帯などの要素を加えられた結果、途轍もなく中二心をくすぐられそうなデザインとなった。
その見た目に恥じない強さであり、初代ではかなり強い部類の相手。
性格的には原作序盤のクラウドに近いやや不愛想な性格。
CoMではなんと召喚キャラとしても使え、かなり優秀な性能。
ⅡではACの衣装に変更。…だが、今度はセフィロスを探すのでいっぱいいっぱいになっており、やはり不愛想。
レオンとの共闘など燃えるシーンもあるが。

KH、Ⅱ、Uχに登場。『FINAL FANTASY Ⅶ』より登場。
KHでもⅡでも戦闘BGMは原作通り「片翼の天使」である。
KHでは海外版で追加された隠しボス。初代はソラが弱いこともあってかなり強かった。しかし、ミスか意図的か右手でマサムネを持っていた。
Ⅱでも最強クラスの隠しボス…だが、ソラがかなり強くなったので相対的には楽になっている。今度はちゃんと原作通り左利き
倒しても「クラウドじゃないとヤダ(意訳)」と駄々をこねるとんでもない男。
クラウドを連れてくると戦い始める。その戦いはかっこいいが本来の主人公置いてきぼりであり、ポカーンとしたプレイヤーも少なくない。
その正体はクラウドの心の闇らしいが、真相はいまだに不明。
Uχでもイベントで登場。そこでも相当強いボスだった。

Ⅱに登場。トワイライトタウンのガキ大将の少年。
FINAL FANTASY Ⅷ』より登場。本シリーズでは今のところスコールとは何の関係もない。
ストラグルバトルの新王者であり、短気ないばりんぼだが、負けをきちんと認める素直な一面もある。
ちなみにⅢ以降はフウ達と武者修行に出かけたらしい。

Ⅱに登場。『FINAL FANTASY Ⅷ』より。
ロクサスたちと同年代の少年少女でフウとライという名前になっている。
サイファーの取り巻きであり、セリフが少なく地味。
しかし年相応の行動になっていることを除けば、キャラ自体は割と原作の面影を残している。

Ⅱに登場。サイファーにあこがれる少年。『FINAL FANTASY Ⅸ』より。
詳しくは書かないがホラー要員。これ絶対見た目だけで判断しただろ
原作のそれっぽい面があまりなく、下記のセッツァーほどじゃないが不評。
ただし歩き方に関しては完全に原作のそれ。

Ⅱに登場。ストラグルバトルのチャンピオン。『FINAL FANTASY Ⅵ』より。
しかしコインで負けを譲るように言ったり、「今考えていることの逆が正解だ」を微妙に間違えた使い方をしていたりとかなり不評。
戦闘においても全然原作っぽいことをしてくれない。
ほとんどセリフと恰好だけ似てるコスプレおじさんの域に入っている。
それもそのはず、実はこのキャラは企画段階で『FF7』のルーファウス神羅だったのをセッツァーに無理やり変更したためちぐはぐになってしまったのである。
ルーファウスなら、スポーツごときにイカサマをするような変に勝ち負けにこだわる小物臭さもある程度許容された可能性はあり、やはり人選ミスであろう。
DFFでも今作のセッツァーの不評っぷりがネタにされていた。

Ⅱに登場。冥界でハデスに呼び出された罪人。『FINAL FANTASY Ⅹ』より登場。
だが、ハデスのやり方が気に入らず、ソラ達の味方になる。
やや原作より若めのデザインだが、ⅡのライターがFF10と一緒のためキャラの理解度が非常に高い。というかもう本人レベル。
ゲストキャラとして仲間にできるなど非常に優遇されている。

Ⅱに登場。クラウドたちと同じくACの衣装。『FINAL FANTASY Ⅶ』より登場。
クラウドを探している謎の女性。ちょっと暴力的。
セフィロスと対照的にクラウドの心の光らしい。

Ⅱに登場。お宝を探している妖精3人組。『FINAL FANTASY X-2』より登場。*8
お宝を探しているらしく、当初はマレフィセントと組んでいたが、お宝目当てにあっさりこちら側に寝返る。

BbSに登場。英雄にあこがれる少年。
CRISIS CORE FINAL FANTASY Ⅶ』より。BbSが本編の過去の話のため、同じく過去の登場人物であるザックスが登場となったとのこと。
CRISIS COREの服装をしているが、ヘラクレスの世界での登場のためそちら側にややキャラデザを寄せてある。
テラ編やアクア編では戦闘となるが、まだ少年とは思えないほど強い。

ちなみにBbSにはFF8よりラグナが登場する案があったそうだが、DDFFとの兼ね合いもあり没になったそうだ。

すばらしきこのせかい』の主人公。
原作後半に近い性格で割と態度が柔らかい。
ソラと行動を共にする。ソラにおもしろい名前だなと言われた
ロクサスと同じ声。

『すばらしきこのせかい』より登場。
ネクのパートナー。容姿の秘密については触れられず。
リクと行動を共にするも、実は黒コートの男に騙されており…。

『すばらしきこのせかい』より登場。
シキと同じく黒コートの男に騙されるも、結果的にはシキを助けた漢。

『すばらしきこのせかい』より登場。
ビイトのパートナー。記憶がないがこれは原作からである。
なお、CVは原作と異なる。*9

『すばらしきこのせかい』より登場。
何かと謎の多い人物であり、全てを見通したような態度をとる。
今作ではだいぶいい奴。通称「きれいなヨシュア」。

用語

ソラ達の使う武器。
大きくなった鍵のような見た目をしており、光の力で戦うことができる。
強い心の持ち主にしか扱うことができず、特殊な才能もいる。
これを持ったものが世界を守った伝説も、混乱をもたらした伝説もある。

  • 世界
星の大海と呼ばれる空間に数多くの世界(各種ワールド)が存在しており、普段は特殊な壁で囲まれているため基本的には世界同士の交流はできない。
また、世界の秩序を守るために異なる世界に干渉してはいけないというルールも存在する。
主人公たちは壁と同じ素材でできた船「グミシップ」や「異空の回廊」などの特殊な道を使用して世界間を移動する。
大昔は世界は一つだったが、光を求めて争った結果、世界が分かれたというおとぎ話がある。

  • キングダムハーツ
タイトルにもなっているもの。「大いなる心」「王国の心」などと呼ばれる巨大な心の集合体。
ハートの形をした月のような見た目をしている。
真の光にして様々な万能性を持つらしいが、その実態には謎が多い。
これをめぐって争いが繰り広げられるのが、今シリーズの共通項である。

  • レプリカ
ⅩⅢ機関が制作している人形。
人間とほぼ同じ機能を持ち、心をコピーしたり植え付けたりすることができる。
CoM時点ではとあるキャラを登場させるための設定だったが、DaysやⅢでは超重要設定となる。

俺にはよく分からないんだ この項目が本当に追記・修正がいるのか
そんなの考えたこともなかった

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最終更新:2024年09月15日 15:20

*1 ただし当時はシステムに理解がなく、やや低めの評価だった。

*2 後にHD版ではEXP0に隠れ要素を追加したことで改善された。これが別の問題も生んでしまっているのだが…。

*3 例えば、今までのシリーズではステータスより手数の多さの方が大事だったのだが、今作ではステータスを強化する恩恵が大きい。

*4 ただし、Ⅱの導入はCoMプレイ済みでもある程度困惑するつくりに(恐らく狙って)なっている。

*5 原作の権利関係の事情とされている

*6 3Dの初期版には進行不能バグがあったことも誤解の遠因になったとか

*7 わざわざレオンにしたのは「レオンって誰だ?」とすることでスコールを知るファンを驚かせたかったんだとか。

*8 ユウナもリュックもⅩ-2の衣装がモチーフのデザインとなっている

*9 このキャスティングが後の同作のアニメ版や続編に引き継がれている。原作では展開上出番も少なく、敵キャラクターと兼役であった