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インターネットカフェ

最終更新:

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
登録日:2025/09/23 Tue 13:05:00
更新日:2025/09/23 Tue 15:33:16NEW!
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インターネットカフェとは、インターネットを自由に利用できる端末(パソコン)を配置した喫茶店形態の施設である。
主に「ネットカフェ」(本項目では基本的にこの略称を使用する)「ネカフェ」「ネット喫茶」とも呼ばれる。




【概要】

本来は「インターネットが利用できる喫茶店」を意味していたものの、現在の日本ではいわゆる「漫画喫茶」との統合化やその他サービスの多様化に伴い、漫画・ネット環境の提供を主とした総合的な娯楽施設にあたる「複合カフェ」の一種を指す通称となった。

1995年、自宅にネット環境がない人向けに京都府にオープンした店が、日本におけるインターネットカフェの発祥と言われている。

日本複合カフェ協会(JCCA)はこの「複合カフェ」について、「時間制課金システムを基本として、まんが、ゲーム、インターネットに代表されるサービスコンテンツなどを複合的に提供し、やすらぎの場を店内にて提供する『時間消費型施設』の総称」と定義している。

近年は郊外を中心にアミューズメント特化型の店舗が増加しており、「複合遊戯施設」的意味合いが強まっている。源流であるネットカフェとしての要素は、数あるサービスの一部と見なしても差し支えないだろう。

ネットカフェと漫画喫茶を中心としたサービス業は主に「インターネット&コミック」、「ネットカフェ・まんが喫茶」などの通称が用いられ、各店舗の看板にも目立って表記されることが多い。

◆利用目的

ネット繋ぎ放題、マンガ読み放題、ドリンク飲み放題。個室なら仮眠も取れ、店舗によるが食事もできればシャワーも浴びれるし、カラオケ、ダーツにビリヤードで気分転換。
ちょっとした暇つぶしや休憩はもちろんだが、バックパッカーや宿のあてがない人、帰宅困難者にとっても心強い味方となる。

各店舗のサービスやユーザー自身の応用次第では、その辺の格安ビジホやカプセルホテルよりもお得に宿泊費を抑えられるコスパを兼ね備えていることから、敢えて「ネカフェ泊」にこだわりを見せる旅行者も増加傾向にある。

反面、周囲の音や衛生を気にしやすい人の長時間利用は推奨されない。ネットカフェは簡易的な宿の代替としても利用されているのであり、前提としてネットカフェは「時間消費型施設」であって「宿泊施設」ではない点については念頭に置くべきである。

大都市圏を中心に住居を持たない人々(ホームレス、低所得者など)が長期間ネットカフェに滞在する「ネットカフェ難民」も増加傾向にあり、深刻な社会問題となっている。


【料金・会員制度】

ネットカフェの多くは会員制で、初回利用時には会員登録が必要。身分証明書をお忘れなく。
かつては入会しなくても利用できる店がほとんどだったが、近年はネットカフェを利用した犯罪・トラブル防止の一環として会員登録を義務化する傾向が強まっている。
ただし、各都道府県の条例によっては非会員でも利用できる地域もある。

利用料金は時間制(基本料金+延長料金)だが、現在では多数の店舗において宿泊・滞在など長時間利用を想定したナイトパックを設けている。
ごく一部を除き料金は利用時間に基づいた後払い制。

青少年健全育成条例により、未成年者のみでの利用は禁止されている。こちらも地方自治体ごとに制定された条例に依るところが大きく、保護者同伴に限り(深夜時間帯を除く)利用できる地域や、保護者同伴であっても入店できない地域もある。


【設備・サービス】




一般的なネットカフェのフロアマップ例(項目作成者による自作で間取りは架空のものです)。
間仕切りで区画された複数の個室が連続して並んでいる。
利用者は漫画・雑誌コーナーから本を、ドリンクバーから飲み物を個室に持ち込んで時間を過ごす。
カラオケやダーツ、シャワー、コインランドリーなどを利用できる店舗もある。


ここでは一般的なインターネットカフェで提供される主な設備やサービスについて記述するが、店舗や業態、その他諸般の事情によって設備の有無や質は大きく異なるという点についてはご理解いただきたい。
特に複合カフェの性質上、上記の料金制度・利用制限と同様に地域ごとの条例に基づいた一部設備の規制・条件付きのサービスが存在する点については留意すべき。

最寄りの店舗における詳しいサービス内容については各店へお問い合わせを。

◆座席・個室

基本的に座席は大きく分けて間仕切りのあるブース席(個室席)と間仕切り*1のないオープン席の2タイプ。

●ブース席
座席ごとに間仕切りのあるタイプ。天井を除いて壁で仕切られているため、周囲の目を気にしないでネットや漫画が楽しめる。基本はリクライニング席か足を伸ばして寝転べるマット席(フラット・ベンチシート)の2タイプに大別される。くつろぎスタイルに応じて好きな方を選ぼう。マッサージチェアが置いてある店も。

仮眠を取ることもできるが、吹き抜け故に遮音性はないため、近隣席のイビキやクリック音・タイプ音がニガテだったり気にしやすい人にはあまりオススメできない。ちなみにそのようなお客のために耳栓を販売する店もある。
平均的なスペースは幅1m程度、奥行きは1.8〜2m程度(パソコン設置部分含む)とさほど広くなく、身長・体格によっては窮屈に感じるかもしれない。

部屋は1人分が基本だが、2人以上で楽しめるペア席やファミリー席のある店ではみんな挙って楽しめる。他のお客の迷惑にならないよう大声での雑談はやめましょう。

●鍵付完全個室
近年一部店舗で導入されているブース席の上位版。ブース席と異なり天井も区切られており防音性も高く、より快適に過ごすことができる。テレワークにも最適。専用の空調が取り付けられていることも。
安全性の観点から通常のブース席でも簡易式のドアロックが付いていることもあるが*2、上記の通り周囲の音は筒抜けなので快適性ではこちらの方が上である。

●オープン席
ブース席よりも低料金で利用できるのが強み。上記の鍵付完全個室を選択した客が飲食サービスを利用する場合はこのオープン席で食事を済ませることになる。
ブース席と同じくパソコンが置いてあるタイプもある。ただし座席間の仕切りは取り払われているか、あってもテーブル上にパーテーションが置かれている程度なので、やましいサイトとかはちょっと見辛い。
黎明期のネットカフェといえばむしろこの形式がスタンダードだった。

◆パソコン・ネット環境

ネットカフェの主力は何と言ってもパソコン。
YouTubeをはじめとする動画視聴サービスやオンラインゲーム市場が現在ほど大規模ではなかった黎明期こそ、ネットカフェは「ホームページを見るのに十分なネット環境を提供する施設」程度の存在に過ぎなかった。
しかし、ネットを取り巻く文化の変化や発展にともない、多くのネットカフェでは高速ネット回線や動画視聴・ゲームに適した高スペックマシンを積極的に導入している。
また、eスポーツのプレイを目的としたゲーミング仕様の席を導入した店も存在する。

特にオンラインゲームとの連動性が高く、あらかじめインストールされた人気作をすぐに遊べるようになっている他、ネットカフェと連動してログインユーザー限定の特典が用意されているゲームもあるため、ネトゲユーザーは利用してみるのもいいかも。
ヘッドホンが接続されているので音楽や動画を鑑賞したい人は音漏れに気を付けて楽しもう。

周囲への利用者に対する配慮から、静音仕様のマウスやキーボードを設置する店舗も増えつつある。
よしんば多少のカチカチ音が響いても苦情を言うのは紳士淑女のやることじゃないぞ!ネカフェでは多少の雑音は致し方無しと心得よ。

テレビチューナーや電子新聞視聴アプリがインストールされているもの*3、またビジネスやテレワーク、配信目的での使用者向けにOfficeプログラム一式やWEBカメラ、マイクなどを完備した店舗も。

全席フリーWi-Fiが使用できる所もある。

◆漫画・雑誌の閲覧

店の規模や形態にもよるが、新旧問わず数万冊の漫画が収蔵されており、新作や話題作は目につきやすいコーナーに設置されるなど書店を意識したレイアウトになっている。

見たい漫画が見つからない時はコミック検索端末を活用しよう。なお、検索機能は各ネットカフェの公式HPにも掲載されていることもある。

◆飲食サービス

ネットや漫画のお供に。うっかりキーボードや本にぶちまけないよう注意。
※先述した鍵付完全個室を利用する場合、風営法の関係上、店内提供の飲食が禁止されているため、利用中に飲食がしたい場合は、店外から持ち込むか個室外にある飲食用ブースを別途利用する必要がある。

●ソフトドリンク
「そもそも『複合カフェ(・・・)』なんだから飲み物ぐらい飲めて当然だろ!」…という至極真っ当なツッコミも飛び交いそうだが、何はともあれ長時間の暇つぶしで欲しいのはまず飲み物。
ドリンクバーやコーヒーマシンの存在は、当たり前だと思っていても口寂しい時ありがたい事この上なし。ファミレスも然り、元を取ろうとメインのネットや漫画そっちのけで飲みまくるお客も少なくないはず。

基本的にセルフサービス式で飲み放題が一般的。ドリンクバー形式が主流だが、紙コップ自販機式で提供する店舗も存在する*4
ジュース・お茶・コーヒーの他、インスタントタイプのスープや味噌汁、スムージーバーなどを提供する店舗もある。また、一部店舗ではアルコール類も別料金で販売している。

●フードメニュー
「カフェなんだから食べ物(ry
小腹が空いた時に軽くつまむも良し、ガッツリ腹ごしらえと洒落込むも良し。宿泊などで長時間滞在する客にとってもフードメニューは大変心強いサービスとなる。
PCがある席の場合、専用画面を立ち上げメニューを選択できるシステムが導入されているため注文もとても簡単。かつてはカラオケボックスのように専用の受話器を介しての注文システムが多かった*5

メニューはフライドポテト唐揚げカレーライスラーメンチャーハンスパゲッティなど、深夜だと頼むのも躊躇うこってり・高カロリー系が多数。
特に快活CLUBのロングセラーであるトルコライスは、パスタの種類を選べたりカレーを追加できたりするが、そもそもがカロリーモンスター故に畏怖されている。

反対に和食や野菜料理のようなあっさり・ヘルシー系主体の店はほとんどない。せいぜいサラダや素麺ぐらいか。
要はカラオケボックスのフードメニューからグレードを少々下げたのと同じと思ってもらえればいい。

飲食物の持ち込みを許可している店舗が多い*6が、この店での販売メニューを食べる目的で足を運ぶグルメ派も決して少なくない。飲食店のイメージとはかけ離れた空間で飲食するなんとも言えぬ非日常感がたまらないという人も。

また、店内調理型以外で市販の菓子・おつまみ・カップ麺などを販売する店も存在し、調理設備のない業態ではこちらの購入者が多い。

「カフェ」らしく、朝の時間帯のみトーストなどを無料提供するモーニングを実施する店舗もある。
カレー、炊き込みご飯などの食べ放題がある店も増加中*7

●ソフトクリーム
多くの店舗にて、ドリンクバーと併設してソフトクリームバーが設置されており、こちらも人気を博している。
一部時間帯(主に深夜)はマシンのメンテナンスや清掃のため販売を休止する時間が設けられているためご注意を。


◆アミューズメント

前述の通り、近年のインターネットカフェは複合カフェとしての設備多様化や他業態との統合が目まぐるしく進んでおり、カラオケやゲームなどの施設とセットでネットや漫画を楽しんでもらおうという趣旨の店舗が増加している。どちらかと言うとカラオケの方がメインでネットカフェはおまけ程度の扱いな場合もあるが、ここでは便宜上ネットカフェに付随した施設を前提として解説する。

●カラオケ
あくまで複合カフェの1サービスとして提供している以上、本家のカラオケ店とは料金体系やサービスの良し悪しは異なる。カラオケを楽しむためにネットカフェを利用する際はよく調べるのが望ましい。
ネットカフェ側のブース席としてのサービスを流用する形で、一人カラオケを想定したパソコン付き個室(例として快活CLUBの『ワンツーカラオケ』)を配置した店が多い。ちょっとした気分転換にもおすすめ。

●ゲームコーナー
パチンコ、スロット、麻雀格闘倶楽部など。

●ダーツ
●ビリヤード
ダーツやビリヤードの店が稀少な地域の人や、本式のバーに入りづらさを感じるビギナーでも気軽に楽しめる。
これらがあるかないか、または力の入れ具合で、店全体の客層や雰囲気がエグいぐらい変わる。良くも悪くも。

●麻雀
事実上の雀荘経営は風俗営業適正化法(風営法)が定義する「風俗第四号営業」に位置づけられる関係上、未成年者の利用や深夜時間帯の提供は一般的なフリー雀荘と同様に禁止されている。
深夜営業についてやましい部分があるのかは不明だがHP上でも大々的に麻雀スペースの公表・宣伝をしている店舗は少ない模様。

●卓球
業界第2位・自遊空間の名物といえばコレ。気分転換や運動不足解消にも持ってこい。

◆その他の施設・サービス

●シャワールーム
疲れた体をリフレッシュできる、無料または別料金のサービス。シャワールームが1席として扱われる場合は席の移動手続きを取る必要がある。
タオルやシャンプーなどのアメニティは無料で貸し出している店舗もあれば有料または持ち込みが必要な場合もあるので、利用を考えている時は事前に要チェック。

●コインランドリー
シャワーと並ぶバックパッカーの強い味方。

●携帯電話充電
ケーブルを持ち込んでUSBポートで充電している人には無縁のサービス。

●プリンター・コピー機
出張先や営業周りの最中、急遽資料の作成や印刷が必要になった時など、ビジネス目的での利用客に便利なサービス。
自宅に印刷機を持っていない人(特に就活生)、家族にあまり見られたくないものを印刷したい人など、このためだけにネットカフェを利用するというケースも多々ある。

●途中外出OK
宿泊施設と同じように、利用中精算せず店外へ出ることができるサービス。外の空気が吸いたい時や近くのコンビニへ行きたい時などに嬉しい。
外出の際は従業員に伝票を預けるかセルフレジで一時手続きを行うタイプ、受付に前金を預けるタイプなどがあるが、大手は無料で自由に外出できる。
途中外出が不可能(外へ出る度に一度精算が必要)な店もあるので要確認。


【主な店舗】

ここでは、主なチェーン展開のインターネットカフェについて店舗数順上位5位(2025年上半期時点)までを記述する。

●快活CLUB(1位・486店舗)
紳士服販売のAOKIホールディングス子会社である快活フロンティアが運営。ちなみにカラオケのコート・ダジュールを展開しているのもこの会社。その関係から、AOKI跡地の居抜きだったり、同グループのAOKIやダジュールとの併設型店舗も少なくない。
業界最多の店舗数を誇るとともに、ネットカフェとしては初の全国47都道府県出店という快挙を成し遂げた。
全店舗直営で会員制を採用*8
バリ島の高級ホテルをイメージした雰囲気の内装とBGMが特徴的。
名前のせいでよく風俗店と間違われる。

●自空間(2位・81店舗)
ランシステムが運営しているが、2022年にAOKIホールディングスの子会社となったため快活CLUBと義兄弟に。
1号店のオープンは1998年と、全国系ネットカフェの中ではかなりの老舗。店舗数こそ後発の快活に大きく差を付けられたものの、今日のネカフェという概念を築いた草分け的存在といえる。

●コミック・バスター(3位・46店舗)
有信アクロスがフランチャイズ展開する。FC方式のネットカフェとしては最多の店舗数
フランチャイズのためサービスの質に差が出やすいものの、「自分だけの時間を過ごす」をコンセプトに据えており、くつろぎやすい空間の提供に力を注いでいる。

●マンボー(4位・37店舗)
首都圏・愛知県に展開中。
完全個室なしで基本的なネットカフェとしてのサービスを提供する「まんが喫茶マンボー」、完全個室で長期滞在利用を想定した「ネットルームマンボー」、同じく完全個室でネット環境に漫画・雑誌読み放題サービスを付加した「マンボープラス」の3業態を運営している。「ネットルーム」「プラス」は全席完全個室という性質上フリードリンク非提供のため、厳密には「インターネットカフェ」に該当しない*9
日本複合カフェ協会未加盟のため、東京都を除く店舗では入会・身分証不要で利用可能。

●アプレシオ(5位・31店舗)
関東・東海・北陸・近畿地方に展開。
日本複合カフェ協会は、前身の運営会社・アイエルワイコーポレーションによって設立された。
ほぼ毎日、様々な条件により半額や割引が適用される日を制定する、イベント尽くしのネカフェである。


【関連施設】

■カプセルホテル
簡易的な寝具を備えたカプセル状または箱形の個室型寝室を提供する宿泊施設。インターネットカフェと同様宿泊を想定した施設だが、旅館業法上「宿泊施設」には当たらない*10という点で共通する。

安く泊まれる宿の選択肢としてネットカフェと比較されやすい。特に近年のネカフェは、騒音など快適性を損なう要素を近年の鍵付防音個室の導入で補っている他、ナイトパックなど宿泊者に嬉しい価格設定もカプセルホテルに劣らぬ魅力として支持されるポイントとなっている。

■個室ビデオ
DVD・BD(かつてはビデオテープ)の映像ソフト貸出と鑑賞用の個室を提供する施設。取り扱うソフトはAVが大半だが、一般向けの映画・ドラマ・アニメもある。

映像ソフトだけでなく雑誌や漫画を貸し出す店舗や、CS放送やインターネット(特にアダルト関連)を視聴できる店舗もある。
飲食物を提供するタイプも。さしづめネットカフェならぬビデオカフェと言ったところか。

「設備やサービス的にネットカフェや漫画喫茶とほとんど変わらないのでは?」と思われるが、法的には性風俗店と扱われており、ネットカフェより経営面での規制も厳しい反面、宿泊施設に相当しないため消防設備の設置義務が緩いなど、いくつか相違点が見られる。

近年は複合化目ざましいネットカフェに押される形で、純粋な個室ビデオ業態の店舗は数を減らしつつある。

■ネットルーム
基本的な設備はネットカフェと同様だが、飲食物の提供を実施しない店舗。
多サービス化が当たり前となった従来のネットカフェから娯楽性をオミットし、ネット環境の快適性に重きを置いた新形態に位置付けられる。

上記で言うと「快活CLUBリラックスルーム」「ネットルームマンボー」「マンボープラス」などがこれに相当する。
その性質から「カフェ」ではないものの、便宜上「ネットカフェ」と呼ばれることが多い。
宿泊者・長期滞在者向けに特化したサービスが特徴。全席防音鍵付個室を導入した店舗が増加している。駅周辺やビジネス街・歓楽街を中心に展開しており、前述の通りカプセルホテルと需要を争う。


【衛生面の問題】

利用者らが頻繁に入れ替わり長時間利用する施設という性質上、衛生面の課題も指摘される。

特に個室は汚れやすさもあって皮革製のソファやリクライニングチェア、マットレスはトコジラミやダニなどの害虫にとって実に住み心地が良い。
清掃があまり行き届いていない店舗だとかなりの確率で潜んでいるケースが多く、ネカフェでのトコジラミ目撃報告は後を絶たない。
フラット席を選んだ人はマットをめくってみるなど衛生チェックを推奨する。また、退店後に虫をお持ち帰りすることのないよう、バッグや衣類のマットへの直置きはおすすめしない。

コロナ禍以降は多くのネットカフェにおいて、小まめな換気・利用後の個室および備品の消毒が徹底されている。


【インターネットカフェを題材とした作品】

・漂流ネットカフェ
押見修造による漫画。現実世界から断絶され異次元に漂流したネットカフェを舞台とする、異色のラブストーリー。後にテレビドラマ化された。

・The Rotting Man | 悪臭男
日本のネットカフェで働く店員が主人公のホラーゲーム。Steamで配信中。


追記・修正は、ネットカフェからお願いします。


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