登録日:2025/09/23 Tue 07:33:30
更新日:2025/09/23 Tue 10:17:57NEW!
所要時間:約 31 分で読めます
『
牧場物語 Let's 風のグランドバザール』(
Story of Seasons: Grand Bazaar)とは、マーベラスから発売されたゲーム作品の一つ。
2025年8月28日に
Nintendo Switch/
Switch 2、Steam向けに発売された。
2008年12月に
ニンテンドーDS向けに発売された『
ようこそ!風のバザールへ』のリメイク作品。
登場人物や基盤のシステムが同じというだけで、「牧場物語 ようこそ!風のバザールへ」を原題とした新作といえるほどに一新されている。
あらすじ
そよかぜタウンでは週に一回バザールが開催されていたが、今ではすっかり寂れてしまっていた。
主人公は牧場主として移住し、世界一のバザールを目指して尽力することになる。
主人公
そよかぜタウンで牧場主を募集しているチラシを見て、やってきた描写がオープニングで入る。
バザールをやることまでは想定外だったのか、最初の選択で「やる」「やらない」を選べるが、シリーズお約束の
一発退場はここで「やらない」を選択すると発生する。
本作では「男性」「女性」だけでなく「どちらでもない」まで選べるようになった。
この選択肢から分かるように、相変わらず異性用の着替えも平然と行うし、同性婚も可能。
イベントで男女の差が無いように作られているため、動作がちょっと中性的な気がしないでもない。
牧場生活を送るにあたっては、男女で差は無い。
名前や性別、牧場の名前はあとから変更できないが外観はいくらでも変えられる。
声まで後から変えることが出来るが、これってどういうことなの…。
GUTS
画面左上にゲージで表示されており、体力とかガッツとか呼ばれる。
道具を使用したり、農作業(種まき、収穫)を行うと消費される。
下記アクションにより、範囲の広い行動を行うとその分消費量も上がる。
虫を捕獲する、落ちているキノコやクルミなどを拾う、といったことでも消費されるので注意。
後述しているが飛行石で移動するたびにも消費される。
半分程度になるとゲージの色が黄色になり、さらに少なくなると赤色になり、それぞれ体力が低下していることを警告される。
さらに消費して完全に0になるとその場に倒れ、強制的に翌日にされる。
GUTSの最大値は力の木の実で上昇させることができ、畑や盛り土から低確率で出現したり、
バザールの店で購入できたり、称号を取得すると手紙で送られてきたりする。
今作の力の木の実はアイテムとして存在し、任意のタイミングで食べることで最大値が上昇。
「ついでに」GUTSも最大値まで回復する。
GUTSは自宅にあるお風呂に入ったり、寝て翌日になると回復する。
食べ物でも回復するが、食べ物によって回復量が結構変わる。
基本的にボリュームのあるメインの食事は回復量が多い。
また、食べ物などで得られるバフの一つに、GUTS消費量が下がるものもある。
イベント
やたらめったら多い。
特に一年目の春はチュートリアルも兼ねているためか、ほぼ毎日誰かが来るような展開。
本作では時間管理と、GUTS管理がかなりシビアなのだが、イベントのせいで勝手に時間が消費されることが大変厳しい。
また、恋愛イベントや住民イベントが発生する状態だとマップに吹き出しマークが付いているのだが、
そこに近づいただけでイベントが強制的に発生し、1~2時間程度、しれっと経過させられる。
挙句の果てに、イベント開始時と全然違う場所に飛ばされることも。
作物や家畜の品評会は健在。
毎月あるが、種類ごとにブロンズ→シルバー→ゴールド→ブランド化と進化するため、一回優勝して終わりとはならず、作物や家畜を幅広く育てる価値がある。
蜂蜜や特定のジャンルの食べ物を贈るイベントなど順位を決めない、交流会と呼べるようなイベントもある。
牧場物語シリーズでは、イベントは一年目だと置いてけぼりにされることが多かったが、今作では優勝はできないが参加するためのアイテムをもらえたり、
参加するだけで全員との友好度が上がって参加賞ももらえるなど親切な設計になっている。
また、イベント中でもカフェや雑貨屋は通常どおり営業していたり、クエストを進行中の住民へはクエスト完了報告を行うこともできる。
住民
イベントでのセリフはフルボイスになった。
イベントのときだけ登場するキャラまでわざわざフルボイスになっている。
普段は話しかけると一言程度のボイスで反応してくれるが、これもシチュエーションに応じて使い分けられている。
(嬉しいとき、普通のとき、困っているときなどで反応が違う)
また、イベントの前後やその結果、称号の獲得によってセリフが変わる他、何気ない日常でも住民ごとにセリフがかなり用意されており、同じことしか言わないということがあまり無い。
前作には無かった立ち絵も復活しており、オンオフの切り替えも可能。
全員に立ち絵があるわりに表情のバリエーションが豊富で、まばたきや眉毛が動くなど細かい。
〇フェリックス
「説明しよう!!」
そよかぜタウンの町長。牧場主に応募してきた主人公を開幕、出迎えてくれる。
やたら上半身がゴツく、熱さと勢いと集中線のある方。
たまに落ち込んだりもするが、基本的にはポジティブで、
主人公が最初の選択肢でバザールを拒否してもへこたれない。バッドエンドにはなるけど。
家事レベルがかなり低いようで、よく娘のシェルファに怒られている。
〇エーリッヒ
エンジュの父親。二人でそよかぜタウンに引っ越してきた。
日中は都会に働きに行っているため、不在のことが多い。
妻は登場しないが、世界を飛び回るデザイナーで会社経営者。
彼はそこに勤める社員。妻はエンジュをさらにさらにキツくした性格らしい。
エンジュのことはエンちゃんと呼んでおり、ちょっと子ども扱いが強め。
〇スチュアート
ホテル・サニワートを営むおじいさん。サニアとは夫婦。
サニアのことはさっちゃんと呼んでいる。さっちゃん…。
ユーモラスな性格で、メイプルのやらかすあれやこれやにも、怒ったりしない。
〇サニア
ホテル・サニワートを営むおばあさん。
カフェを営むメリーニとは歳や見た目が近いせいか、仲が良い。
という設定だが、あまり絡んでるところは見かけない。
ちなみにスチュアートとサニアとメイプルでまとめられがちだが、
メイプルはただの従業員で孫では無い。
〇メリーニ
カフェ・メリナを営むおばあさん。ミーナの祖母にあたる。
従業員として、ディルカも一緒に働いている。
クエストを完了させると、オープンカフェ・メリナを
バザールで開き、いつもとは違う品ぞろえを出してくれる。
木曜日(と土曜日)は店が閉まっているので注意。
〇ミーナ
カフェ・メリナで働くスタッフ。メリーニの孫。
落ち着いたお姉さんという印象で、フレイヤとは親友。
メリーニ同様に料理上手な設定で、クエストを完了させると
レシピを教えてくれる。
〇ウィルバー
バザールでウィルバー工務店を開く、大工さん。
カバンや倉庫、畑、牧草地の拡張を行ってくれる。
普段は街灯や看板など、街の備品のチェックをしているが、
たまに風車の前で点検をしているようなときもある。
〇クレア
ウィルバーの妻。料理上手で、お隣のネリネと仲が良い。
息子のケヴィンのいたずらっぷりに頭を悩ませているが、肝っ玉母ちゃん。
クエストを完了させると、バザールで店を開く。
〇ケヴィン
ウィルバーとクレアの息子。いたずらと虫が大好き。
ディルカと仲が良く、いたずらや虫を見つけては感心されている。
ちなみに町長のフェリックスは隊長呼ばわりしている。
本作では地味になりがちな、虫の品質を求められる貴重なポジション。
〇アイザック
そよかぜタウンの風車の管理人。
その割に、ゲーム開始時には三台とも壊れていることは突っ込んではいけない。
バザールがランクアップしていくことで、赤→青→黄の順に修繕してくれる。
〇ネリネ
アイザックの妻。お隣のクレアとは仲が良く、大体は一緒にいる。
肝っ玉母ちゃんなクレアと違って、ちょっとおっとりしている。
ストーリーの最後に、一定の品質の魚・蜂蜜・キノコを要求してくるラスボス。
〇シギュン
アイザックとネリネの娘。双子のうち、赤色のほう。
勝気な性格で、ララミーともどもユリスに家庭教師をしてもらっている。
ユリスに恋心を抱いているようで、この年齢でもしっかり女性である。
〇ララミー
アイザックとネリネの娘。双子のうち、青色(緑色)のほう。
内気な性格で、シギュンと比べると対照的だが、もじもじしながらも言いたいことは言う。
実はララミーにも好きな人がいるのだが、シギュンと違ってなかなか教えてくれない。ユリスではないので姉妹競合はしていないようだが……
好きな人が誰なのかを教えてもらうには、好感度を最大近くまで上げる必要がある。
(ただ、序盤からララミーの話をよく聞いていれば誰の事なのか見当はつくかも)
〇ハロルド
ディアナの兄で、ディアナと一緒に登場する。
普段は郵便などの流通を扱う会社の幹部らしいが、
特に彼がくることで流通が便利になるわけでは無いので、あまりありがたみが無い。
〇シェリーン
ラジオのパーソナリティをしている女性。
ラジオを調べると立ち絵が出るが、登場イベントがあるまではシルエット状態になっている。
愛猫シャムスと一緒にホテルで生活している。
台風や吹雪の日に会いに行くと、ものすっごく怒られる。でも友好度は上がる。
〇ミゲル
商人三兄弟の次男。赤色。
普段は街の雑貨屋(SHOP・ミゲール)を営む。
土曜日のバザールではSHOP・ミゲミゲールを営んでおり、商品のラインナップが異なる。
ミゲミゲールで見かけた商品は季節を問わず、ミゲールで「取り寄せ」することができる。
リメイク前はムーチョという名前だった。
●ラモン
商人三兄弟の三男。青色。街の住民ではなく、その他扱い。
土曜日にバザールでSHOP・ラモラモーンを営み、家畜やペットを販売する。
1年目の夏に、犬or猫、馬をタダでくれるいい人。
●フェリペ
商人三兄弟の長男。紫色。こちらも街の住民ではなく、その他扱い。
クエストを完了させると、SHOP・フェリフェリーペを開業する。
飛行石の材料となるジュエルや、風車に能力を付与する「すてき」を販売してくれる。
友好度(恋愛度)
本作では全住民に対して、メニュー画面からハートの数で友好度を見ることができる。
友好度が一定値まで上がると、ロックがかかり、
発生するクエストをクリアするとロックが解除される。
ちなみにしばらく会話をしなかったキャラと会話すると、「久しぶり」だの「旅行にでも行ってたの?」だの、無駄に細かい。
本作では一部のキャラと恋人を経て、結婚まですることができる。
ちなみに恋人になるにはイベントの選択だけで、恋人関係は複数と成立する。
さすがに
再会のミネラルタウンにあった、全員と恋人になってから誰かと結婚したときに獲得する称号は無いが。
恋人関係になると、そのキャラに応じたアイテム(自宅で飾れるもの)が送られてくる。
誰かと結婚すると、その他の恋人関係のキャラは親友という関係に変化する。やたら現実的である。
恋愛度を進行させるためには、狙いのキャラの一点攻略では進行しないようになっている。
具体例として、ユリスの恋愛イベントを進行させるためには話の流れに矛盾が生じないよう、
弟のディルカの恋愛度も一定以上に上げる必要がある。
どのキャラも同様に、キーマンになるようなキャラが存在する。
〇ユリス
都会で教師をしている物静かな青年で、ディルカの兄。
そよかぜタウンでシギュンとララミーの家庭教師もしている。ケヴィン「」
たまに街から消えるときがあるが、下記のフレイヤほどはいなくならない。
親を亡くしてディルカと二人暮らしで、家事全般も請け負う超人だが
ディルカに対しては親代わりの自覚が強く、過保護。
そして誰に対しても常に敬語。ディルカに対しても。
ハーブ香水が大好きなアイテム。
入手は簡単なのだが加工が必須なのがネックで、中盤以降は風車にそんな余裕は無い。
〇ディルカ
カフェで働く元気な青年で、ユリスの弟。
ユリスのことを気に掛ける一面も多いのだが、
兄はいまいち弟のことを信用しきれておらず、何かと心配してくる。
家事や料理があんまり~みたいなことを自他共に言われているが、
作内ではそこまでポンコツなことはしていない。
ただ、いたずら小僧のケヴィンとはノリが合う様子で、実際虫をあげると喜ぶ。
ちなみにユリスとディルカ、それぞれの恋愛イベントには
上述のとおりもう一名のほうの恋愛度も上げる必要がある。
主人公に好意を持ちながら、兄弟でお互いに応援するという何ともカオスな状況である。
大好物はクリームコロッケ。バザールで売られるようになれば買ってあげよう。
作るの大変だっただろうとか言われるが気にしてはいけない。
〇ロイド
鉱石を扱う商人。山のふもとにある家は町長から借りているもの。
ちょっと素っ気ない気があるが、たまにデレる。
バザールが進むと鉱石屋を営業するようになる。
バザールの売り上げを伸ばす、転売元としても役に立つ。
また、貴重なアダマンタイトはとんでもなく高価だが
後述のクジ屋で当てるには運次第なので、確実に購入できる彼の店は貴重。
大好物はパエリャ。俗にパエリアと呼ばれるものだが、無駄に本場感を出している。
こちらもバザールで売られるようになるが、やたらと感動してくれる。
〇アギ
芸術家。この手にありがちな電波なタイプでは無く、明るくてちょっと抜けてる青年。
あちこちでスケッチしており、家にいないことが多いのだが
彼の家では貴重なオムライスのレシピが見つかるので、早めにもらいに行こう。
集中すると食事を忘れるらしく、あるイベントでは冗談のような量の食事をたいらげていた。
大好物はオムライス。
レシピは彼の家にあるし、材料は自然にそろうだろう。
〇シュミット
遠い国からやってきた、おう…留学生。
都市のバザールにランクアップすると登場する。
登場後はアラタと一緒に、ホテル2階が住居となる。
はじまりの大地にも登場しているが、風のバザールが本来の出身。
大好物はシチュー。こちらもバザールで並ぶようになる。
〇アラタ
リメイクでの追加キャラ。村のバザールにランクアップすると登場する。
一緒に登場するディアナが、道中で荷物持ちとして雇ったらしい。
シュミットと待ち合わせのためにやってきたようで、
彼がくるまでは山で生活するという野生児。
たまに山の中をグルグルと高速で走り回っている。
実際にはシュミットのお目付け役というポジションで、大体一緒に行動するようになる。
あんなサバイバルをしている割に、実はえらい人なのだろうか。
クエストを完了させるとバザールで開業し、山に養蜂場・キノコ場を作ってくれる。
大好物はうな丼。バザールで(ry
〇シェルファ
町長の娘。具体的に仕事は言及されておらず、父親が町長として働けるようにサポートする家事手伝い。
少しおっとりしているが絵に描いたような良い人。
町長が絡むイベントにも付随することが多い。
エンジュと仲が良く、二人で一緒にいたり、二人のイベントが発生することも。
クエストを完了させるとバザールで開業し、果樹の苗を扱うようになる。
あまり農作業にかかわりは出てこないのだが、どういう流れで扱っているのだろうか。
大好物はハーブサラダ。
そこら辺のハーブだけで、調理でできるので、すごく良い人。
〇エンジュ
ツンデレ枠。立ち絵のテレ顔は必見。
父親と二人で都会からやってきており、母親は世界を飛び回るデザイナー。
その影響か、アクセサリーを作ったり縫物をしたりするイベントがちょこちょこあるが、
本人は特にデザイナーとして働いている描写は無い。
但し、ゲーム内のある紹介では「デザイナー」と思いっきり言われてしまっている。
大好物はチェリーティー。バザールで売られるようになる。
〇フレイヤ
都会で働くOL。大人なお姉さま。
平日の昼間は街にいないことが多い。
一日の終わりにカフェでおしゃべりすることが好きというだけあって、
カフェ店員のミーナとは仲が良い。
ちなみに美人な見た目なだけあって期待を裏切らず、料理の腕は壊滅的。
その標的にされるのはいつもどおり主人公である。味見しろよ。
一応、ダークマターではなく見た目だけは完璧な料理を作ることが救いか。
大好きなものはシトラス香水。さすが都会のOLといったところ。
材料はパイナップル+オレンジという、栽培できる季節すら重ならない鬼畜アイテム。
〇メイプル
ホテルの従業員。原作にはアネモネというキャラがいたのだが、なぜか入れ替わった。
天然、ドジっ子。オーナーはニコニコしているが、そろそろ怒っても良いと思う。
常に掃除をしているところがピックアップされている。
大好物はエンガーディナー。
スイスのお菓子で、キャラメルを絡めたナッツを、クッキー生地で焼いたもの。
たぶん大半の人は聞いたことが無いであろうが、ありがたいことにバザールで買える。
〇カゲツ
外界と隔離されたところで祈りを捧げている巫女。
他作品でいえば女神様のようなポジションだが、普通に会話もプレゼントも毎日できる。
山のワープゾーンから移動した先にいるが、隔離されたと表現するほど遠くないことは気にしてはいけない。
イベントを進めて街に馴染むと、平然と街に下りてきているし、イベントにも参加してる。おいおい。
恋愛度が上がると「雨占い」というバフをかけてくれる。
料理を食べたときに得られるバフと同様だが種類は少なめ。
バフの種類・バフレベルはランダムだが基本的にメリットしか無いので常に発動させておきたい。
唯一の欠点はしれっと30分消費されること。
大好物は豆乳プリン。バザールで購入できる。
〇ディアナ
リメイクでの追加キャラ。村のバザールにランクアップすると登場する。
バザール運営委員から派遣されたエージェントで、バザールに対しての想い入れが強い。
クールビューティーで無口な方だが、これまたたまにデレる。
大好物はアップルパイ。
市販されておらず、レシピはクレアとかなり仲良くなって発生するクエストの報酬。
コロボックル
お約束の、~なの一族。
本作では「カカポロ」「キキポロ」「ククポロ」「ケケポロ」「ココポロ」の五名。
主人公にハッピーエナジーを貯めてもらうべく、お願いにやってくる。
担当するものを渡す(おすそわけ)ことで、レベルを上げることができる。
また、レベルアップの報酬として大量のハッピーエナジーも得られる。
登場イベント以降、ことあるごと(住民と会話する、農作業をする、ジャンプ台に乗る…etc)に
ハッピーエナジーが貯まり、貯まったハッピーエナジーはバザールのポロポロ屋(コロボックル商店)での買い物に使える。
ポロポロ屋では、作物の種や着せ替えグライダーなどがあるが、
メインはバザール会場や風車小屋などに設置できる「コロボックス」。
要は牧場にある倉庫にアクセスできるポイントである。牧場に戻らずとも、倉庫の品を出し入れできるのは便利。
さらに高額になるが、コロボックス→牧場へのワープ機能も追加することができる。
飛行石を入手するとあまり使わなくなるが、移動手段に乏しい本作では重宝するだろう。
バザールでは商品を売るごとに「おうえんゲージ」が5本まで溜まる。
ゲージは溜まった状態で発動すると、ボーナスタイムが発動し、
コロボックルのダンス(かわいい)と共に、ボタンを連打するだけで商品が飛ぶように売れる。
商品が売れるときに、各コロボックルによってバフが発動する。
カカロポとキキロポのバフは売値UPに繋がるが、ククロポ、ケケロポ、ココロポはボーナス中の販売数が増えるだけで売上ボーナスはつかない。
ボーナスタイム時にはできればカカロポ、キキロポの両方か、すくなくともどちらかは必ず呼び出しておきたい。
カカポロ
最初の紹介のときに代表して話しかけてくる。そうは見えないがリーダーなのだろうか。
牧場の赤い風車周辺にいる。頭に野花を模した帽子をかぶっており、肌が黒い。
担当はそこらへんで拾える採取物。
雑草、石あたりは単価が安いのでレベルアップのために必要なゲージが伸びにくいが、
数に物を言わせてレベルを上げることができる。ボーナスアイテムに設定されたときが狙い目。
レベルが上がると宝石の品質も上がるため、バザールでの売値が跳ね上がる。
序盤の内は適当に集めた雑草などでレベルがガンガン上がってしまうため、
倉庫が品質違いの木材、石材、鉱石などで圧迫されるのが玉にキズ。
なのでレベル上げはこまめに貢ぐのではなく、上げるタイミングで一気に上げてしまいたい。
バザールのボーナスタイムで発動するバフは品質アップ。
売れるもののほとんどには品質が設定されているので、ほぼあらゆる商品の売値が上がる重要なバフ。
ちなみに売値ボーナスは品質+1相当。品質が最高ランクの7のものであっても+1分の倍率のバフが乗る。
キキポロ
頭にシャチホコのような魚を模した帽子をかぶっており、のーんびりしてる。
普段は牧場から出てすぐの川辺にいる。
担当は魚。
割と序盤から、品質の上がった魚やその料理を求められるクエストが発生するため、
☆2くらいまでは早めに上げておきたい。
ボーナスアイテムで設定される魚を狙って渡せるほど、こちらに選択肢は無いので
とにかく釣りまくって、焼き魚にした上で余った魚を渡していこう。
どのみち、資源集めのために夜な夜な釣り三昧していれば魚は余ってくる。
中盤以降は、ヌシなどの高額な魚を渡さないとなかなかレベルが上がらない。
今作では条件さえ合っていれば割とヌシは釣れるので、どんどん渡しておこう。
バザールのボーナスタイムで発動するバフは鮮度アップ。
本作では生鮮食品(野菜や牛乳、卵、魚、料理など)には時間経過で低下する鮮度が設定されており、鮮度が良いほど売値が上がる。
キキロポのバフがかかると、それが1段階あがった状態の売値をつけることができる。
鮮度が最高の「新鮮」なものであっても鮮度が設定されている商品ならば高値で売れるので、生鮮食品を並べている間はキキロポを呼び出したい。
ただし、鮮度がない木や鉱石やはちみつにはバフが乗らないので、それしか売っていない時には呼び出しても何のバフも乗らないので注意。
ククポロ
頭にハチのお尻を模した帽子をかぶっている。
普段は山の養蜂場の近くにいる。
担当は蜂蜜。
養蜂箱から採れた巣蜜のままでも渡せるが、青い風車で蜂蜜に加工するとゲージの伸びが大きい。
養蜂場を作るまでは一切レベル上げができない反面、養蜂場ができてしまうと
蜂蜜を他の用途で使うことがあまり無いので、片っ端から貢いでいると結構ガンガンレベルが上がる。
バザールのボーナスタイムで発動するバフはおうえんタイム延長。
5秒延長され、理論上は最後の客のときに発動すれば永遠におうえんタイムが続く。
トータルでも何度か発動すれば購入客が数人増加することに繋がり、強力なバフ。
ケケポロ
頭にパラポラアンテナがついている。キノコ担当のはずなのに、どうしてこうなったのか。
電波な見た目とは裏腹に、眼鏡をかけた生真面目キャラ。どうやらコロボックルのさんぼう(参謀)であるらしい。
ちゃんとおうえんタイムのときは笑顔で踊ってくれる。
普段は山のキノコ原木の近くにいる。
担当はキノコ。
キノコが栽培できるようになる前から、山ではランダムではあるがキノコを拾えるので
それを渡すだけでも最低限のレベルアップはできる。
ちなみに本作ではマツタケが一番高額なキノコなのだが、マツタケの菌はレアクジ引き屋で
当てるしか無い上、そこからさらに景品が抽選なので難易度が高い。
バザールのボーナスタイムで発動するバフは販売速度UP。
ボタンを1回押すたびに、1個売れるところが2個売れるようになる。
後述のココポロのバフと一緒に発動したり、商品数が多かったりすると真価を発揮する。
ココポロ
頭に招き猫とダルマを融合したような帽子をかぶっている。ケケポロからのおかしい流れは止まらなかった。
普段は「カフェ・メリナ」の屋根の上にいるというトンデモなやつで、
特にアクションに不慣れな頃は話しかけに行くだけでも一苦労という迷惑な子。
担当は虫。
そもそも虫は捕まえるのに手間がかかり、売値もしょぼく、
クエストで要求されることもほとんど無いため、一番レベルを上げにくい。
一応、最終的には☆5の虫を要求されるクエストがあるため、ノータッチでは良くないのだが
少なくとも魚・キノコ・ハチミツと異なり、ストーリークリアには必須では無い。
台風の日に山頂の湖付近に確定で現れるトノサマガエルが売値が高いので、リポップのたびに捕まえて貢いでおきたい。
バザールのボーナスタイムで発動するバフは販売数UP。
お客さんが購入する商品の数が、5個増える。ケケポロのバフとのシナジーが強い。
バザール
毎週土曜日に開催される、本作のメイン行事。
初期ではフェリックスと、動物屋、雑貨屋、工務店が店を開いており、
このときしか購入できないものも多い。バザールのランクが上がると店が多くなる。
また、ウロウロするモブも増えてにぎやかになっていく。
バザールでは自分の店を開けることができ、第一部(10時~14時)と第二部(15時~19時)に分かれている。
任意の時間で開店・閉店できるが、一度閉店すると同じ枠ではもう一度開店することはできない。
商品を並べて、客に売るのが基本。この時の売値は基本的には雑貨屋などで売るときと同じ値段。
家畜のときと同様にベルを鳴らすと客が集まってくる。
商品の前に立って、購入する数のアイコンが出るのでAボタンを押すと、一押しにつき1個売れる。
アイコンが出た客を放置すると、買うのをやめて立ち去ってしまうので注意。
陳列していない商品を希望する客もいるので、商品を入れ替えるとすぐに購入してくれる。
コロボックルの項目でも説明している、「おうえんゲージ」が左上にあり、
商品が売れるたびにゲージが溜まる。このゲージは売上額とは無関係で、売れた量で決まる。
そのため、序盤のうちは一部で雑草や飼い葉などでおうえんゲージを稼ぎ、MAXまで溜まった時点で閉店。
二部で売りたい本命の商品を、おうえんゲージを開始早々にぶっ放して売りさばくのがセオリー。
後述の転売も、基本的には赤字になるがおうえんタイムのバフがあれば、トントンまで持ち込めることも。
設備が整って農作物や加工品が大量に確保できる頃になると、1回の開催でおうえんゲージを2~3回分貯めることができるようになる。
ただし、おうえんタイム中にはバフの上昇率が高いものを売り出さなければ利益率が上がりにくいため
どのタイミングで、何を並べている時におうえんタイムを発動するかを考えなければならない。
上手にバフをかけられれば売り上げに1割近くも差が出るなど、意外にも戦略性を問われる。
バザールに慣れてきたら一度チュートリアルを見直して、おうえんタイム中の商品陳列の仕様を確認しておくと良い。
(ちなみにこの場で説明すると、おうえんタイム中は陳列されているものから売り出し、その後はストックの左上から順に売り出されていく。細かい戦略は各々考えられたしだが、基本としてはストックランの左上にバフが乗らないものを置かないようにしたい)
自分の店では「オブジェ」を設定することができ、
テント、カウンター、看板などの陳列物などを選ぶことができる。
選んだオブジェそのものによって得られるボーナス(販売価格up、品質upなど)もあるが、
シリーズを揃えたときには、特定の商品に対して同様のバフがかかるので、
何を目玉として売りたいかを考えると売上額が結構変わってくる。
オブジェは開店中でなければいつでも変えられるため、「午前中はファームシリーズにして農作物を売り、午後は風車シリーズにして加工品を売る」など工夫すればより効率よくバフを乗せることができる。
(ちなみに前述したおうえんゲージ稼ぎ戦略のための雑草も「コロボックルシリーズ」でバフが乗る)
バザールのランクを上げるには条件を満たす必要があり、
1つ目は売上額。
単純に主人公の店舗でも売り上げ金額の総額。
仕様上、利益が出たかどうかは無関係なので、売上額を伸ばしたいのであれば
バザールで開かれている他の店から商品を購入し、自分の店で売りさばけば赤字にはなるが売上額としては上がる。
料理の素材を購入して加工し、それを転売しても良い。
2つ目はクエスト。
バザールのランクが上がると、特定のキャラが出現したり、街の住民がクエストを出題してくるのでそれを達成すると、
次回のバザールで彼らが新しく店をオープンさせる。
ほぼ必須クエストとなるためか難易度はそこまで高く無いのだが、
レアクジ引き屋のクエストだけはメダル50個、最高級の木材・石材を各5個とまぁまぁしんどい。
クエストによっては「バザールでの売り上げ」を求めるものがあり、クエストが発生した次のタイミングでのバザールで達成することが最速となるので、
クエストを完了させるには一段階手間がかかる。
最終的に「世界のバザール」に到達すると、その次のバザールで一旦エンディングとなる。
エンディングを迎えることができるのは最短でも1年目の夏の終わり。のんびりやっても2年目の春~夏頃にはできるだろう。
バザールで追加される店
〇レアくじ引き屋
メダル(ブロンズ、シルバー、ゴールド)を使って、ランダムでアイテムがもらえる店。
クエストを完了させるために、「メダル」が50枚必要になる。
序盤にメダルをお小遣いとして売りまくったプレイヤーが、あちこちで阿鼻叫喚した。
1等~4等まであり、各ランクにおいて商品はランダム。
ちなみに当日のデータでリセマラしても、結果は確定している。
これを逆手に取れば、何回目で欲しい商品が出るか分かるのでロードし直してから
目的のところまでクジをまわせば効率的。
極まれに特等が出ることがある。
〇資源回収屋
釣りをしたときに釣れるゴミを買い取ってくれたり、別の商品と交換してくれたりする。
ちなみに買い取り額は雑貨屋で売るよりマシな金額だが、資源回収屋がオープンする頃には
全然ありがたくない金額なので、何かしら商品と交換するほうが良い。
ゴミは大雨などの悪天候の日に釣れやすいので、該当日があれば徹夜してでも集めておきたい。
目玉としては30個で力の木の実、50個でフェザージュエル。
システム・用語
セーブ
日をまたぐときにオートセーブが行われる。
任意でのセーブは自宅にいるときのみ可能。
山頂の湖の浮島や、川をはさんで見える鉱石の取り方が分からず散々池ポチャし、
屋外でもセーブできるようにして欲しかった人もいるのでは。
アクション
本作ではジャンプ動作と、下記グライダーを駆使して広い範囲を操作できる。
街自体が大きいわけでは無く、山なども無制限に移動できるわけでは無いのだが
屋根の上は大体登れる。こういうモーションにお約束のハマりもたまに発生してしまうが、
しばらくハマって動けない状態になると数秒後に近くの場所からリスタートしてくれる。
空中にいる虫はジャンプしてキャッチしたり、農作業の際にはジャンプしてから操作すると
範囲が広がるなど、要所要所で求められる。
バザールのフェリックスから購入できる、
ダブルジャンプの極意を購入すると
ジャンプ状態でさらにボタンを押すと、宙返りを行うことができる。
農作業の範囲がさらに広がるが、ガッツ消費もその分多くなるので序盤は注意。
また、これがあるとジャンプでは届かない段差を登ったり、川を渡ったりできるようになる。
普通に道を走るより若干早いので、バッタの如く常にジャンプ移動している人も多いだろう。
ちなみにジャンプしまくっているともらえる称号もある。
グライダー
村のバザールになると、コロボックルからイベントでもらえる。
小さいパラシュートのような滑空用のアイテム。
Bボタンでジャンプした状態で、Bボタンを押し続けると発動する。
慣れない間は川に落ちまくってGUTSを無駄に消費するのはみんなが通る道。
風は常に画面の左→右に向かって吹いているので、滑空できるのは右、もしくは右下方向のみ。
山頂の採掘場や、コロボックルの家は風力が一定以上無いとグライダーでは行けない。
風力が2、3のときは、普通に走るよりジャンプ→滑空を繰り返すほうが早く移動できる。
称号
特定の条件を満たすと得られる通り名。かなり数が多く、簡単な物から鬼畜な物まで色々。
プロフィールで設定することもできるが、住民が個別にアクションしてくれるなど、細かい。
住民からのお願いをすべてクリア、コロボックルのおすそわけレベルをMAXにするなど地道なものもあるが、
「コロボックル応援団を100回呼ぶ」など、意図的にやらないと時間がとんでもなくかかるものまである。
自宅
牧場に最初から存在しており、ベッドやキッチン、シャワーが完備となかなかに豪華。
前牧場主は恐らく住んでいなかったはずだが、ロイドに貸し出されている別荘といい、
空き家だったにしては妙にハイレベルである。
倉庫と動物小屋が自宅と併設されており、自宅内からどちらへも移動可能。もちろん屋外からも直接入れる。
倉庫は改造することでスペースの拡張と、鮮度維持力が上がる。
キッチンは調理器具を揃えないと一部の料理が作成できない。
シャワーは使用すると30分経過するが、ガッツを初期値の1/2回復させることができる。
一度使用すると、再使用に8時間程度かかるので使用タイミングの見極めが序盤は大事。
シャワーは改造することで回復量を上げることができるが、投資額が高い。
自宅自体は初期の状態から広くならないが、
最終的には人間二人+子ども、ペット6匹が一緒に生活するというとんでもない部屋になる。
自宅の地下には牧場物語のエンドコンテンツである、四季を問わず作物を作成できる畑を作成することができるようになる。
飛行石
牧場物語のエンドコンテンツその2。
天空の城とは関係無い。
少量のガッツを消費して、各地点に飛ぶことができる、いわゆる
ルーラ。
ガッツが足りないと消費を拒否されるので、飛んでから倒れる心配は無い。
着地点は指定されているが、一つのマップでも複数のポイントがあるため
移動先に困ることはまず無くなる。コロボックルの家も指定されているため、風が弱い日でも鉱石を採りに行ける。
住民やイベントのアイコンが表示されたマップから移動先を選べるので、探す手間も省ける。
ドラクエのルーラと違って屋内だろうと問答無用で飛べ、飛ぶ動作中は時間も止まるという親切設計。
これを手にしたまま住人に話しかけ、「もらえない」だの「しまっておけ」だの言われるまでがセット。
作成するには貴重な3つのジュエルを、紫のすてきを装着した黄色の風車小屋で加工する必要がある。
ジュエルは地方のバザールまで成長させると誘致できるフェリフェリーペの店で購入、レアロットのクジ引きで特等を当てる、
都市のバザールで誘致できるトレジャーランドで資源交換で入手する、の3つ。
さらにフェリフェリーペの店で「紫のすてき」を購入し、黄色の風車で加工に10日間を要する。
金で解決できるフェリフェリーペの店は良いが、ゴミを釣って集めるのと、クジ引きは根気が必要。
釣り
一年目の春に釣り竿をもらえるイベントが発生し、水辺で使用すると釣りができるようになる。
魚がヒットすると魚マークが表示され、指定された十字キー入力を行うとマークを一つ減らせる。
最終的にマークを0にすれば釣り上げることができるが、時間制限がある。
時間制限は釣り竿のランクを上げることで延ばすことができ、逆に入力ミスをすると時間が削られる。
バザールで買える「釣り師の極意」があるとランダムではあるが、マークを5つ潰すことができる。
一部の釣り竿レベルによっては、キー入力を正確に行っても時間が足りないアタリの場合もあるので、
その場合は極意が発動することが必須になる。
ヒットしたときのアイコン、魚マークの数によって釣れるものが変わる。
希少なものほど、魚マークの数が多く、ゲージが減る速度が早い。
本作ではヌシも条件を満たしていれば釣り上げることができる。
条件といっても季節・天候・時間によるものであり、ヌシというわりにポンポン釣れる。
但し釣り竿のレベルは一定以上無いと、そもそもヒットしないので注意。
料理
最初からキッチンがあり、レシピもある程度知っているため材料さえあれば料理ができる。
バザールのゴランの店で、フライパン、鍋、オーブンを購入でき、
調理するためにそれらが必要なものは購入するまで作成できない。
基本的には体力回復を目的とするが、余裕ができるとバザールでの売り上げを目的としたり、
バフを得るために作ることもある。また、一部の住民からクエストで要求されるものも。
最序盤は「焼き魚」「かぶのサラダ」「オムライス」あたりが重宝し、
中盤からは「おかゆ」「月見だんご」「野菜いため」でブーストをかけることが多くなる。
レシピはその料理を食べることによって覚えることができるので、
大半はバザールで開かれる店のものを購入して食べることで覚える。
一部、住民の家の本棚から入手したり、クエスト報酬で得られるものも。
その数、なんと250を超えており、ちょっとした狂気を感じる。
風車
赤い風車、青い風車、黄色い風車があるが、スタート時点では壊れていて入れない。
条件を満たすクエストが発生し、クリアすると開放され、作物や採取物を加工できる。
加工できるのは6つまでで、完成するのにかかる時間は物によって異なる。
また、完成時間は風力にも左右され、風力0~風力3までで変わってくる。
風車の中には「すてき」を装着できるところがあり、
青、赤、緑、橙、黄、紫を装着すると色に応じた効果が得られる。
例えば「青のすてき」であれば完成時間が半減し、「赤のすてき」であれば完成品の品質が上がる。
「青のすてき」だけは住民のクエスト報酬で、他の色はバザールで売られるようになる。
ペット
バザールの動物屋で扱っているが、最初は何も売っていない。
一年目の夏にラモンが自宅にやってきて、犬か猫を1匹くれ、
以降はバザールで追加で買い足すことができる。
ちなみに世界のバザールになると、さらに一種類追加で開放されるが性能は犬と一緒。
すべて自宅で飼われ、家畜と同様に「なでる」「持ち上げる」で触れ合うことができる。
ランダムで寝ており、寝ているときに触れ合うと逆に機嫌が悪くなるので注意。
22時になると寝るが、性格によるのかたまに22時を過ぎてもウロウロする子もいる。
ちなみに柴犬や猫といったサイズは普通に持ち上げるだけなのだが、
大型犬の場合は前から抱え上げたり、後ろにおんぶしたりする。
ペット同士も向かい合って鳴きあったり、自分の尻尾をグルグル追いかけたりと気合の入り方がすごい。
本作では犬が牛などの大型家畜、猫が鶏の放牧を行うというとんでもない性能になった。
天候さえよければ勝手に小屋から追い出してしまうので、
人によっては家畜の世話がしにくくなるかもしれない。
ペットが家畜何頭を放牧させられるかは能力によって異なる。
「ワンニャンスティック」をペットに渡すと、ミニゲームが開始され訓練度を上げることができる。
但しこっそりと10分間消費されるので注意。
夏の14日になると、ラモンが今度は馬を1頭くれる。
本作ではグライダーという空中移動術があるため、地上を走るだけでそこまで早いわけではない馬はそこそこ評判が悪い。
しかも街に置き去りにすると、翌日勝手に帰ってきているが、なかよし度は下がるという鬼畜仕様。
バザールのフェリックスの店で、極意を購入すると馬に乗ったまま採掘ができるようになる。
家畜
鶏、ウコッケイ、牛、バッファロー、ヒツジ、サフォーク、アルパカ、茶アルパカがいる。
系統としては8種類だが、見た目だけの色違いも存在する。
鶏だけ最初のチュートリアルで1匹もらうことができ、あとはバザールで購入できる。
一度のバザールで購入できるのはランダムの各種1匹・計4匹まで。
バザールで販売されている動物はランダムなので、運が悪いと目当ての動物になかなか会えない。
旧作のように、金に物を言わせて一気に動物小屋を埋め尽くすという戦法が取れないので注意。
「たねづけ」も同じ店で行うことができ、大人の家畜であれば可能。
上記のとおり一度に購入できる家畜に制限があり、生まれた家畜は親の愛情度の半分を引き継ぐので
たねづけで家畜を殖やすメリットは結構大きい。
但し一度のバザールで、たねづけできるのは一匹のみ。
ちなみに鶏もたねづけで増えるが、卵を温めているという設定になる。
初期の動物小屋では鶏、その他の動物を各4匹ずつ飼える。
それ以上飼おうとすると、牧草地の拡大工事と動物小屋の増築が必要。
それぞれ一度のバザールで依頼した後日に完成するので、動物を増やしたいと思ってから
実際に購入できるまで結構時間がかかるので注意。
ちなみに動物小屋を増築してから、家畜の所属する小屋を変更したい場合は
家畜そのものを、違う小屋に押し込むという何とも脳筋な仕様になっている。
家畜には「なかよし度」「のびのび度」が設定されており、
なかよし度が上がると副産物の品質が上がり、のびのび度が上がるとレア副産物が出やすくなる。
家畜小屋の出入り口付近でベルを鳴らすと、集まって来て、出入り口に触れると出入りする。
雨の日でも勝手に出てしまうので、ベルを鳴らす位置に注意。
また、22時になるとその場で寝てしまう。今回は外に出しっぱなしだと副産物を出してくれない。
台風・吹雪
夏、冬にランダムで発生する悪天候。月に最大3回まで発生する。
何も対策をしていないと畑などがほぼ初期化されてしまう。
防風ネットを作成して、畑(養蜂場なども含む)にセットすると畑を完璧に守れるが、
防風ネットは消滅するという、何とも極端な性能になっている。
ちなみに台風や吹雪が発生する前日にはまぁまぁ怖いリマインダーまで設定されている。
あと風車にいるときのBGMも相当に不気味。
本作では悪天候当日も普通に屋外に出ることができるが、種まきなどの畑作業はできない。
家畜小屋へも移動できるので、他作品のように世話ができなくて翌日不機嫌になることも無い。
また、このときだけ風力は最大なので、風車小屋はよく稼働するし、グライダーでの移動範囲も広がる。
このときだけ出現する虫もいるなど、天候としてはメリットが多い。
住民は全員家にいてくれるので、友好度上げに狙い撃ちもしやすいが、
口々に出歩いていることを非難される。
追記・修正は称号をコンプリートしてからお願いします。
最終更新:2025年09月23日 10:17