登録日:2025/09/23 Tue 18:58:03
更新日:2026/08/16 Sun 11:29:26
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笑える未来…か。もしもこの先それが理解できる日が来たら、オレは今日を思い出し心でお前に詫びるだろう
だがそんな日は永遠に来ない。オレに祝福を与えられるものなどどこにもいないのさ
生みの親である“刻の神”ですら…オレの空っぽな魂にはな
●概要
下天した刻の神から全宇宙を滅ぼす使命を与えられた
時間超人の大幹部、
超人強度1億パワーを誇る
『五大刻』の一人。
「黄昏の刻」の二つ名を持つ、テンガロンハットをかぶりコートを羽織ったカウボーイ風の服装をしたロボ超人で時間超人。自身をネオ・ピルグリム(新しき巡礼者)のひとりと名乗る。
「黄昏」とは日没直後から完全に暗くなるまでの薄暗い時間帯であり、比喩表現として物事や人生の隆盛が終わり衰えていく様を示す言葉でもある。
五大刻の中では「夕方」の時間帯を示しているほか、世界を滅ぼそうとする時間超人の中でも一際悲観的な彼の性格・思想を表現していると思われる。
そして「夕陽のガンマン」など、西部劇のタイトルとも縁が深い時間帯であることも、彼のキャラクター性とマッチしている。
恐らくは、名前の由来は
英語で
悲観主義・厭世主義を意味するpessimism、及び悲観主義者を指すpessimistから。
“自虐的”と対訳される場合もあり、これは基本的に陽キャなのにやけに達観しているというか醒めている当人の性格にも反映されている。
●人物
口癖は
「ニキニキ」 なんJ民かな?
超人という種族自体が人間のような暮らしもできず地上でもがき苦しむ悲しい存在と考えており、中でも自身を含むロボ超人は他人に利用されるだけのオモチャでしかないと絶望している。
当然超人達を支配する神々のことも嫌っているが、その中では今の世界と超人の滅亡を目指す刻の神が一番マシな神であると考え従っている。
初登場時は無口でクールな印象が強かったものの、SKGBの拠点に移ってからは上述の口癖や意外なほどのハイテンションで暴れ回る様子からギャップが激しく読者の度肝を抜いた。
さらにウォーズマンが偽名として使ったクロエという名前を聞いて「女みてぇな名前だな」と口にして彼を怒らせるという、シリアスではあるが
某出戻りの男のようなやり取りもあって半分
ネタキャラのように扱われていた。
しかし試合が進む毎に彼の内面が明らかになっていき、正体がウォーズマンと判明した際には「間抜けにも程がある」と見抜けなかった自身の愚かさを自虐し、試合後の呟きからもその名に違わぬ悲しみを秘めた超人であることが判明する等、読者からの印象が二転三転している超人でもある。
●活躍
他の五大刻と同様、名前と姿を明かした後は
パピヨンマンにバールベック遺跡の管理を任せ、他の
マグネット・パワーの鉱脈へと向かう。
ペシミマンはソ連・シベリアのパトムスキー・クレーターの鉱脈に狙いを定め、同地を拠点とするSKGBのアンドロイド兵士・ソルダート(見た目は『
Ⅱ世』でウォーズマンが扮していた
クロエそのものであり、そのルーツと思われる)の軍団を圧倒的強さで殲滅していく。
そこに
ウォーズマンが扮したソルダートが出現、他の個体とは別格の実力や時間超人の終末思想に明確に異を唱える態度に興味を持ったペシミマンはリング上での対決を提案。
ウォーズマンがコワルスキー長官らを言いくるめた後、二人でパトムスキー・クレーターへと移動し、超古代の超人が競い合ったという円形闘技場リングを出現させる。
さすがにただの量産型兵士ではないことには早い段階で勘づいたようだが、正体が同じロボ超人のウォーズマンだと判明するとさらに強い関心を示し、彼を自分と同じ道に引き込もうとする。
対するウォーズマンは仲間達との戦いや
オニキスマンの試練を経て見出したこの世の希望を、戦いを通じてペシミマンに伝えようと奮闘する。
超神の試練を乗り越えただけあってウォーズマンはペシミマンの1億パワーには怯まず立ち向かうが、硬度9のロープを駆使するペシミマンに追い詰められてしまう。
その様子を見ていたSKGBの長官達は実験と称してかつて密かにウォーズマンのコスチュームに潜ませていた最終戦闘モードである「ウォーズマンファイナルトランスフォーメーション」を遠隔操作で発動。
彼らはもはやウォーズマンの命に興味はないということで、ペシミマンを倒せたのならかつての反逆と脱走の罪を不問に付しても良いと一方的に告げる。
呪縛から解放されたつもりがなおもその残滓が自分の中にあったことを悲しむウォーズマンにペシミマンは共感の姿勢を示しつつ、その最大の力を自分に見せるよう促す。
強化された能力でペシミマンを追い詰めていくウォーズマンは自分の新たな力に恐れを抱くほどだったが、ペシミマンがロープを利用して全身をコーティングし硬度9に強化すると再び戦況が逆転。
フルパワーのスクリュー・ドライバー、エネルギー切れを見越して放ったパロ・スペシャルもペシミマンもろとも肉体を固められてしまったことで不発に終わり、「ララミージャンゴ」でKOされてしまう。
ついでに飛び散った針が突き刺さって長官もあっさり死んだ
試合の決着後、ペシミマンは上述のセリフを一人呟く。
ウォーズマンはペシミマンの心に何かを残すことができたのか…。と思われていたが、その後自分を倒しに現れた
ロビンマスクに対して怒りを露わにしていたことからその心には友情が芽生えたのかもしれない。
そしてペシミマンは宇宙超人委員会の仕切り無しで試合を行うとロビンに言い放ち、ロビンも同意。
ゴングの代わりとしてコートから取り出した1枚のコイン、それをコイントスして出た結果でどちらが先制を仕掛けるかを提案し、表が出たらロビンが、裏が出たらペシミマンが…と決め、コインは宙へと舞い上がる。
結果、裏が出たことでペシミマンは即座にロビンの顔面に強烈な蹴りを叩き込みその後ロビンに攻撃のターンを回す律義な姿を見せたが、そこで委員長の水入りが入りペシミマンはウォーズマンとの戦いで受けたダメージが残っている以上、公平な勝負ではないと指摘する。
それをペシミマンは受け入れ、しかし勝負を止めるつもりは無いペシミマンは使いたくなかったと言いつつも超回復を発動。
傷が癒えると委員長にこれ以上の介入はやめてくれと釘を差し、最も過酷な規定の、ダウンカウントやロープ接触によるブレイク無しの生死を問わぬ完全KOの試合『ファイナルスタンディングデュエルマッチ』で決着をつけることに。
そして戦いのさなか、なんと火事場のクソ力に目覚めてしまう。
攻防の途中、目を覚ましたウォーズマンはペシミマンのセコンドにつき、彼の的確なアドバイスと共にロビンの技を凌ぎ、確実にダメージを与えていく。
だが、二人とのやりとりで「ウォーズマンはロビンを恨んでいない事」を知り、ロビンも「ウォーズマンを事実上のイエスマンにしてしまった事で自身が天井になってしまっていた事」を謝罪し、改めて「超えるべき壁として立ちふさがる」事を宣言。
2人が今までとは違う師弟関係を見せた事でペシミマンの意識も変化し、「ウォーズマンを苦しめた仇」という身勝手な考えから「正義超人軍のリーダーであるロビンマスク」を二人で倒し壁を超える事を決意し、直前に自身のコートで首絞めをされた事もあってウォーズマンにコートを託した。
その後も目覚めた火事場のクソ力も利用し、ペシミマンの優勢のままシェリフズ・アレスティング・パロで両肩に大ダメージを与え、ララミージャンゴに捕らえるも、直前にロビンの腕からすっぽ抜けたアームカバーにファイヤーバードガンスリンガーが反応してしまった事で技が解除されてしまい、逆にタワーブリッジネイキッドを掛けられてしまう。
五大刻とかはどうでもいい!とにかくコイツを倒せたならオレは…オレたちは━━━っ!
五大刻としての使命すら上回るウォーズマンとの友情パワーで技から逃れようとするが、ロビンは「その熱い思いを受けなお全力で叩きつぶす自分なりの友情」という変則的な火事場のクソ力第三段階を発動し、一度は技から抜けかけたペシミマンを捉え切り「逆タワーブリッジネイキッド」が炸裂。
「もう少しオレに…恰好いいところを見せさせて…くれよ…」と悔しそうに呟きなからダウンし敗北した。そして敗北後、ウォーズマンに礼を言うとどこかへと去っていった。
●能力
両腕にはカーボンファイバー製で硬度9を誇るロープが内蔵されており、ペシミマンが「投げ縄」とも表現するこの能力がカウボーイ超人としての特徴である。
また、投げ縄の能力を使えなくなる代わりに自分の全身を硬度9にコーティングして耐久力を高めたり、相手を固めて動きを封じるためにも利用できる。
1億パワーと硬度9を併せ持つため、数値的には9999万パワーかつ硬度10の
ザ・マンに次ぐ総合力の高さとも言えるか。
また貫かれたとはいえコーティング前の上着の防御力にもそれなりに自信を持っているのか、これでスケールベア・クローを防ごうとする素振りも見せていた。
その他にジャンピングニーパットなどの膝蹴りも得意とする。
必殺技
倒立状態から跳躍し、相手の後頭部に変則的な蹴りを見舞う。
カンザスは西部開拓時代の交通の要所で、南北戦争に繋がる紛争の最初の戦場になった地でもある。
両腕を勢い良く射出する、ロープ付き版の
ロケットパンチ。
離れた相手を攻撃する以外に相手に両腕を掴まれた状態から逃れたり、レイジングブル・ギガスイングなどロープを相手に絡ませたりと汎用性の高い技。
このロープは上述の通りカーボンファイバー製の
硬度9(サファイア)を誇るもので、ウォーズマンのベアークローでは断ち切れず逆に破損してしまう。
さらに両腕を上空に打ち出しロープから融解させた液を全身に纏うことで、ペシミマンの全身を硬度9に強化する切り札でもある。
コーティングした後はエネルギー切れでファイヤーバードガンスリンガーが使えなくなるものの、全身の液を密着した相手にも纏わせることで動きを封じられる。
特殊な機能として、対戦相手のフォーム・におい・気配等を感じるとペシミマンの意思に関係なく自動的に発射される機能があるとロビンマスクとの対戦中に唐突に判明した。
発射したファイヤーバードガンスリンガーを引き戻す機能。
遠隔で捕らえた相手を自分のいる方に引き寄せたりも出来る。
上述の技で捕らえた相手に対し、相手の背面からジャンプして放つクロスアーム・スープレックス。
相手の両腕をクロスさせることで受け身も封じている。
ファイヤーバードの長縄を相手の首に絡みつけ、ハンマー投げのように振り回すことでコーナーポストに連続して頭を打ち付ける。
ファイヤーバードガンスリンガーで捕らえた相手を宙に引っ張り上げ、空中でキャッチし頭部からリングに激突させる。
ファイヤーバードで拘束した相手の首を自分の片足で固定し、さらに相手の脚を掴んで放つ股裂き。
ゴールドラッシュドライバーから派生。
ハイキックで上空に蹴り飛ばした相手を追って跳躍、空中で背中合わせになり、相手の両足で両腕を挟み込む形で踏みつけることで両足と両腕の動きを封じる。
後ろ手に胴をホールドして逆さまに落下、コーナーポストに脳天を叩きつける。相手に纏わせた硬度9の全身コーティングが残らず砕け散るほどの威力。
技名の元ネタは西部劇「ララミー牧場」の舞台にもなった都市ララミーと、同じく西部劇である「荒野の用心棒」の主人公ジャンゴと思われる。
本人曰く時間超人の特技で、体内の時間の進みを強制的に操作することで肉体の治癒を大幅に早める。
卑怯臭いという理由で使用をためらっていたが、ハラボテ・マッスルやロビンマスクの忠告によって使用を決断。
カポエィラのような、逆立ちからの回転蹴り。ウォーズマンのスクリュードライバー改 サイクロンドライバーに対しては高速回転して対抗した。
ファイヤーバードとリングのロープで引き寄せた相手に放つ、両膝でのジャンピングニーパット。
相手をブリッジさせた状態で、相手の両腕を両腕と両脚で絞め上げるペシミマン流パロ・スペシャル。
ウォーズマンのアドバイスで使用。ファイヤーバードのロープを交差させるというアレンジを加えている。
ブリッジの体勢で、両腕で両脚、両脚で両腕をクラッチするバウンティハンター・パロの派生技。
●余談
初登場時に
ゼブラから(
エル・ドミノスの)仲間じゃないのか!?と問われた際に「一緒にするな…」と返した。
この時点では「奴らは我らの中では一番の小物…」的なことを言いたいように見えなくもないが、
上記の通りペシミマンの人格がつまびらかにされた今にしてみれば「(時間超人であることを誇りに思うこんな奴らと)一緒にするな」という意味になるだろう。
追記・修正は両腕からファイヤーバードガンスリンガーを射出してからお願いします。
最終更新:2026年08月16日 11:29