ナルガクルガ希少種

登録日:2012/02/02 Thu 20:21:29
更新日:2023/05/30 Tue 08:47:46
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不可視の迅竜
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モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
初登場は『モンスターハンター3G』。

別名:月迅竜


概要

その別名の通りまるで月のような輝きを放つ藍色とも銀色とも取れる色の体毛を持つ。非常にふつくしい…
ネット内では通称『ルナルガ』と呼ばれたりも。

かつては伝説上の存在かと思われたが、最近夜の『塔』にて実在が確認された。

どうやら完全な夜行性のようで、それまで夜間に塔へ近付こうとする者が皆無だったため発見が遅れたそうだ。
伝承通りだと霧深い夜に現れるとの事なので余計発見し辛かったと思われる。

他の希少種達の例に漏れず大幅な強化が施されておりかなりの強敵としてハンターに立ち塞がる。というかほとんど『別物』と言える強さ。

基本的な動きは通常種と同じなものの、そのトリッキーさは更に磨きがかかっており、飛びかかり後に威嚇をしなくなったり、棘飛ばしに毒効果が追加され、更に尻尾を使った攻撃全般が追加で毒棘を飛ばすようになったりと、通常種と比べて攻撃出来る隙が大幅減っている。

更に最大の特徴は背景と同化し姿を消す
ステルス能力
回り込みジャンプやバックステップ等の際に姿を消し次の攻撃に移るまで姿を現さない。

ちなみにこのステルス能力は公式によると『霧隠れ』との事。

この能力のおかげで位置の把握が非常に困難。よく見ると微妙に砂ぼこりが出るのでそれで位置を判断しよう。
同じステルス能力持ちのオオナズチと違って動きが俊敏なのが厄介である。

とは言え、こちらは月光と濃霧ありきと周りの環境に強く依存して実現する能力であるのに対し、
オオナズチは場所を問わず、自由自在好きな時に透明化できる。
流石に能力に関しては古龍であるオオナズチに軍配が上がるだろう。

またこのステルス中はターゲットカメラも効果無し。それまでターゲットカメラに頼っていた人は大変な苦戦を強いられる。

まさに希少種の名に恥じないモンスターに仕上がっている。

MH3G

港G級 ★★★★★★★★
狩猟クエスト
不可視の迅竜
目的地 メインターゲット 報酬金 17000z
塔<夜> ナルガクルガ希少種1頭の狩猟
制限時間
50分
契約金 受注条件 参加条件
1700z HR40以上 HR8以上
依頼主 怯えた様子のハンター
あいつが、ふっと突然目の前から消えたと
思ったら、俺はやられていた…。
何が起こったのか、把握すらできなかった…
だが、今なら分かる。
あいつは、姿を消す力を持っているんだ!
MH3Gではグラン・ミラオスを討伐しハンターランク上限解放後、HR40になるとクエスト「不可視の迅竜」が解放される。
クエスト依頼文は、ポルナレフアレを一部引用したようなものになっている。コラボの縁か。
ちなみに地味に3DS版のCMでその存在が仄めかされていたりしていた。

…しかしMH3Gにおいては、通常種が『良モンスター』と多くのハンターから誉め称えられていたのに対し、希少種の評価はそれらの変更点のせいか賛否両論
『手応えがあって楽しい』と絶賛する人もいれば『あからさまな隙潰しばっかりでうざいだけの糞モンス』と大変な酷評を下す人もいたりと、人によって完全に『両極端』な評価を受ける非常にクセの強いモンスターとなっている。どうしてこうなった

MHR:S

MHRiseの超大型拡張コンテンツ『サンブレイク』に対するタイトルアップデート第1弾(Ver11.0)で、10年越しのメインシリーズ再登場。
MH3Gで登場していたフィールドも「塔の秘境」として合わせて追加されており、昼夜両パターンが存在するが、ナルガ希少種のクエストでは夜パターンしかなく、昼パターンは金火竜や銀火竜のクエストでないと行けない。
また、この関係で2022年8月現在盟勇クエスト唯一の塔の秘境で戦うモンスターとなっている。*1
ちなみに受注・参加条件こそMR10以上に変更されているが、ナルガ希少種の狩猟クエストはMH3Gと同じく「不可視の迅竜」で、依頼主も依頼文もそのまま。どうやらファンサービスのようだ。

主な攻撃

突進

通常種と同じ。相変わらずのスピードとホーミング性能。

噛みつき

こちらも同じ。範囲も相変わらず狭い。

尻尾振りかざし

通常種の棘飛ばしのようなモーションで尻尾の棘を怒り・通常時に関わらず逆立たせる。
これ自体は攻撃ではないが、この後しばらく尻尾を使った攻撃に毒棘飛ばしが追加される。
尻尾の部位破壊後(切断ではない)は棘が逆立つのが遅くなる。

尻尾薙ぎ払い

通常と同じだが尻尾逆立ち時は毒棘が飛び散りかなり鬱陶しい。
相変わらず判定は一瞬。

ステップ強襲

横に飛び、直後にハンターに飛び掛かってくる。
どちらかというと亜種と同じだが、ステルスの関係で後半のあたりは見えなくなる。

飛びかかり

片前足を引いて身構えた後に1~4回飛びかかり攻撃する。後半は姿が消える。
通常種と違って最後に威嚇をしないため攻撃しにくくなった。

毒棘飛ばし

尻尾の棘を飛ばす遠距離攻撃。
前述の通り毒の追加効果がある他、時間差で複数飛ばす事もありかなり厄介。
尻尾を切断しても棘飛ばしは無くせない。

尻尾叩きつけ

ご存知ナルガの必殺技『ビターン』。
単発の時もあれば、亜種のようにフェイントで二連発したり、フェイント後に大回転に派生したりする。
希少種では隙が大きめだが、もともとの範囲に加え尻尾逆立ち時の毒棘飛ばしのせいで近付きにくい。

バインドボイス

バインドボイス【小】を発生させる。
通常種と比べてかなり範囲が広くなっているが、判定は短め。

大回転尻尾

通常種と同じだがやはり尻尾逆立ち時の毒棘がうざい。やたら範囲が広い。
二連続で繰り出すこともあり、その時は動作終了後に短めの威嚇が入る。



弱点部位は尻尾先端>尻尾>後ろ足。

弱点属性は氷。龍も少し効くらしい。

部位破壊は通常種と同じで頭、ブレード、尻尾(切断と破壊の二段階)。


肉質がかなり変更されており、特に頭は希少種の恒例として切れ味紫じゃないと弾かれる程硬い。しかし怒り時は軟化するため部位破壊は怒り時に。

通常種同様攻撃の判定は弱いので回避性能のスキルがあると楽になる。+2まであると毒棘もついでにかわせる可能性も高まる。
また毒棘による毒状態も鬱陶しいため、毒無効スキルがあると楽。つけるの面倒な人は、保険として解毒薬と漢方薬を多めに持っていくと精神衛生上よろしい。

MH3Gにおいては、動き自体は亜種とそっくりなので、亜種の方でイメトレしとくのもいいかもしれない。


武器・防具

こいつから作られる武器は低めの攻撃力に高い切れ味(デフォで紫)と高会心率という今までのナルガ武器の特徴に加え、微少の毒属性を持ちなかなか高性能。
特にMH3Gでは素で紫のゲージを持つ武器は貴重。
入手には通常のナルガ武器から強化か一発生産する必要があるが、一発生産だと希少種専用レア素材である『朧月の欠片』を多目に使うため強化推奨。
しかし何故か大剣のみ一発生産でしか入手出来ない。

防具は従来のナルガシリーズの色を希少種同様鮮やかな藍色にした『月光』シリーズ。MH3Gのガンナー用には『白影』という別の銘がある。相変わらずエロい。
MH3Gでは斬れ味レベル+1や、ブラキ装備にも付いていた挑戦者等かなり攻撃的なスキル構成。
通常種と違って回避スキルは付かないが、匠装備の中ではかなり見た目が良いほうなため人気は高い。
固有スキルとして、MH3Gでは「護法」、MHR:Sでは「巧撃」「闇討ち」がつく。
「護法」は気絶を含む全ての状態異常を完全無効化するスキルで、実質的に雷属性やられ(気絶確率上昇)も無力化と、中々有り難い。
一方MHR:Sの「巧撃」は、モンスターの攻撃を回避すると一定時間攻撃力が上がるものだが、実はMHF-Gのスキルが逆輸入されたものである。
もう一つのMHR:Sにおける固有スキル「闇討ち」はモンスターの背後を攻撃するとダメージが上がるスキル。なんとガンランスの砲撃やチャージアックスのビン爆発にも効果が入る

余談

ほとんどのモンスターはレア素材を尻尾から剥ぎ取れるのだが(もちろん運も必要だが)なんとナルガクルガ希少種からは朧月の欠片が出ない。天鱗は出るのに…。
一応、本体から極めて低確率で朧月の欠片が剥ぎ取れ、天鱗は確率は高くはないが、レアにしてはよく出る。



追記、修正は3DSのパネルカスタマイズしてからお願いします。

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最終更新:2023年05月30日 08:47

*1 金火竜及び銀火竜はMRクエストは塔の秘境で戦うが、盟勇クエストではそれぞれ密林と城塞高地が舞台となる。