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チタノザウルス(東宝怪獣)

登録日:2026/01/01 (木) 00:03:54
更新日:2026/02/04 Wed 20:25:18
所要時間:約 4 分で読めます





桂、チタノザウルスを送り出すのは、ムガールの為などでは無い!
宇宙人の指示で動くのでは無いぞ!

奴らのメカゴジラだって、チタノザウルスの敵では無い!
私は私の力を試したいのだ!

私を無理やり学会から抹殺した奴らに、私の正しさを証明してみせたいのだ!


行け、チタノザウルス!!


チタノザウルスとは、東宝が製作した特撮映画作品『メカゴジラの逆襲』に登場した怪獣である。
スーツアクターはウルトラマンレオでお馴染み二家本辰巳氏。

実質的に昭和ゴジラシリーズの最後の敵怪獣でもある。


概要

別名:恐竜怪獣、恐龍怪獣
身長:60メートル
体重:3万トン

本編の15年前に真船信三博士が小笠原沖の海底にて発見した恐竜の生き残りである巨大怪獣。
水陸両棲であり、水中を自由に泳ぎ回れる。
首が長く朱色と黄色が混じりあったような体色をしており、全身には黒いイボが無数についている。
この派手な体色は中野昭慶が「恐竜の体色は極彩色だった」という学説を採り入れた事によるものである。

頭部にはトサカと鰭、背中には背鰭が生えており、そして尻尾の先は展開する事で団扇状の鰭に変化する。
この鰭こそが最大の武器であり、振り回す事で強烈な竜巻を発生させる事が可能。
高いジャンプ力で戦闘機を撃墜する程の身体能力があり、さらに顎の力も強力であり、ゴジラを咥えて持ち上げてみせた。

本来は人畜無害なおとなしい生物であるが、頭部に突き刺さっているアンテナ状のコントロール装置によって操られて凶暴化してしまっている。
この装置は「恐竜の生き残りをコントロールする」研究を認められずに学会を追放された真船博士が、ブラックホール第3惑星人の協力によって完成させたものであり、真船博士は自身の研究が正しかった事を世間に知らしめるべく、チタノザウルスを利用した復讐を目論む。
真船博士の娘・桂は、チタノザウルスが何も知らない大勢の人々の命を奪うキングギドララドンマンダのような怪獣の仲間入りをする事に心を痛めていたが、博士は項目冒頭の言葉で反論している。

弱点は超音波であり、再度調査してきたあかつき2号を襲った際には、放たれた超音波に苦しんでいた。

劇中の動向

冒頭では、前作『ゴジラ対メカゴジラ』にてゴジラに破壊され、沖縄の海中に沈んだメカゴジラの破片を探していた潜水艇「あかつき」号を襲撃し、そのまま破壊して沈没させた。

やがて横須賀に上陸して暴れまわるが、同じく上陸してきたゴジラと相対し戦いを繰り広げる。
そんな中、超音波装置を破壊しようと暗躍していた桂が、自衛隊の銃撃に倒れ、それに伴って撤退する。

翌日、再度横須賀に上陸すると、今度はメカゴジラの差動装置を組み込まれて復活した桂が操るメカゴジラ2と共に町で破壊活動を行う。
メカゴジラのスペースビームや回転フィンガーミサイル、自身の竜巻攻撃で、横須賀の街を壊滅寸前にしてみせた。

しかし見に来た子供を踏みつぶそうとした際に子供の呼び声を聞いて駆けつけたゴジラと再度激突。
メカゴジラとのコンビネーション攻撃でゴジラを圧倒し、街から造成地まで吹っ飛ばし、ついには生き埋めにしてしまう。
その際には腕を後ろに組んで、麦踏のようにしてゴジラの埋まった地面を踏みつけた。

しかし、防衛軍のヘリからランチャーで超音波受信機を埋め込まれ、さらにヘリから放たれた超音波によって苦しみだしたことで弱体化。
その間にゴジラは復活し、さらに真船博士は第3惑星人のムガール隊長の盾にされて死亡*1
そして桂が自決した事でメカゴジラも敗北。

すっかり弱り切った所をゴジラに羽交い絞めにされた上で超音波をさらに浴びせられ、ダメ押しに投げ飛ばされた末に、放射熱線を二発浴びせられて海中へと落下し、そのまま爆死してしまった。
そしてここに、老科学者の哀しき復讐劇は幕を下ろしたが、チタノザウルス自身もまた、「人間の身勝手なエゴに振り回された被害者」と言えなくもないだろう。


◆小説『GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ』でのチタノザウルス

太平洋にて発見された怪獣で、電波に極めて反応する性質を持っている。
人類はこれを利用し、怪獣同士を戦わせる「LTF」作戦の一環として小笠原諸島で研究、2040年代からゴジラへの囮を兼ねた索敵任務を日本近海でさせていた。


◆『ちびゴジラの逆襲

CV:木村昴
第2期でちびチタノが登場した。
自称・怪獣島一のヤンキーであるが、ガラの悪さとは裏腹に言動に優しさがにじみ出てくる。


余談

  • 特徴的の尻尾の鰭だが、これは元々武器として想定されていたわけではなく、撮影時に武器として設定された。
  • 初期の検討用台本においては、「タイタンI」「タイタンII」という雄雌の恐龍が登場予定であった。
  • ゴジラ FINAL WARS』冒頭では、過去に出現した怪獣の一体としてライブフィルムで登場。
  • 作中では上陸時に大きく伸びあがる動きをしているが、これはスーツアクターが前後逆に着て演技している。
  • アップ用頭部が現存しており、2018年の「特撮のDNA -『ゴジラ』から『シン・ゴジラ』まで-」にて展示されたことがある。

追記修正は、恐竜をコントロールできる方にお願いします。


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最終更新:2026年02月04日 20:25

*1 ムガールはその後、海中に待機させていた円盤に乗って逃走を図るも、ゴジラの熱線で爆死している。