登録日:2026/02/01 Sun 23:13:27
更新日:2026/02/04 Wed 20:25:23
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概要
2017年1月19日に発売。
舞台は架空のヨーロッパで、青く光る鉱石「ラグナイト」がエネルギー源として普及した世界という点は本家戦ヴァルと同じだが、
戦車は登場せず、代わりに「咒術」と呼ばれる魔法に似た力が登場し、それらを扱った「咒構武器」やパワーローダーのような搭乗型の兵器「咒機」が登場する他、
街にはモノレールが走るなど明らかなオーバーテクノロジーが導入された異なった世界観となっている。
また、ストーリー面では「復讐」と「死」を軸に、策謀を駆使しての世論操作や根回しなどの政治劇、丁寧な人間関係の構築などが描かれていき
青春群像劇色が濃かった本家戦ヴァルシリーズと比べてファンタジー戦記色が強い重々しい作風となっている。
サブイベントは嘘のようにコメディ描写満載なのだが
グラフィックは「GOUACHE(ガッシュ)」と呼ばれる描画エンジンによりキャンバスの布地のようなフィルターがかかった油彩画風となった。
ただし、PSVITA版ではハード性能の都合もありグラフィックのクオリティはかなり落ちている。
戦闘システムは「LeGION(レギオン)」という、
戦場となるフィールドを最大4人までのキャラを直接操作して駆け抜けるリアルタイムアクションバトルにシミュレーション要素を加えたものであり、
戦ヴァルシリーズのメイン戦闘であるシミュレーションにアクション要素を加えた「BLiTZ」とは逆のゲーム性となる。
このため、RPGと銘打ってはいるが実質的には『無双シリーズ』などアクションに近いシステムとなっている。
また、ライフルやバズーカ、狙撃銃などの銃火器類は一応登場するがキャラのメイン武器が咒構武器となっている関係上、それらは「サイドアーム」と呼ばれるサブ武器欄に一纏めとなった。
評価
ストーリー面では敵味方のキャラクターの深い掘り下げや重厚な展開により高い評価がされた一方で、
戦闘面ではコマンド選択の度に時間が止まりテンポが削がれる、ザコは弱いのにボスは体力が多すぎて異常に硬い上に後半では即死持ちが多く出るなどバランスが悪い、敵にすぐ見つかるため奇襲や遮蔽物に隠れる必要性が薄い、仲間のAIがあまり良くないなど問題点が多い。
このためか、戦ヴァルシリーズと比べて評価は今ひとつとなってしまっている。
現在はPS4ダウンロード版がセールの度に1000円程度の投げ売り価格で売られている。
セール価格以上の価値は確実にあると思うので気になったら手に取ってみては如何だろうか。
ストーリー
蒼き鉱石ラグナイトによる産業革命「蒼き革命」により咒工業が発達したヨーロッパ。
100年前、小国ユトランドはルーシ帝国からの独立を掲げ、帝国に「解放戦争」を挑み勝利した。
この戦争においてユトランドを勝利へと導いた立役者であるが、同時に国家を扇動した戦犯でもある大罪人として五人の若者が処刑された。
しかし若き歴史学者のタマゴは本当に五人は大罪人だったのかと疑問を抱き、恩師である歴史教授リシェールから
解放戦争と五人の大罪人の真実を聞かされていく。
用語
基本的な設定は『戦ヴァル』とほぼ同じ。
ヨーロッパで採れる蒼い輝きを放つ鉱石で、エネルギー源として扱われる。
このラグナイトを利用したエネルギー機関を「
咒構
」と呼び、工業化した「
咒工業
」が普及している。
ラグナイトがもたらした産業革命。
ラグナイトをエネルギー源とした魔法に似た力。
本作のプレイヤー側の勢力であるヨーロッパの小国。王族による内閣と議会によって統治される。
敵勢力。ユトランドに対して経済封鎖を行うなど政治干渉を行っていた。
元々はルーシ王国という小国だったが、クローディアスの即位後に勢力を急速に拡大し、帝国を名乗るようになる。
本編の舞台となるユトランドとルーシの戦いの名称。五人の大罪人によりユトランドがルーシへと仕掛けるように引き起こされた。
登場人物
ユトランド王国
五人の大罪人
全員が同じ孤児院出身者であり、ルーシ帝国の襲撃により恩師と仲間たちを失った身の上である。
このため帝国には強い憎しみを抱いており、戦争を利用して各々が行動し帝国へ復讐していくが、戦火が長引くにつれてその代償と現実に直面していく事となる。
主人公。アンチ・ヴァルキュリア部隊の隊長である寡黙な青年。大剣型の咒構武器を愛用する。
生まれの家であった孤児院を焼かれた事と、育ての親であり初恋の人でもあった恩師マリアを奪われた事で帝国への復讐を誓い、実行部隊として帝国と戦う。
無愛想だが非情ではなく、仲間を想う優しさも持つ。
実は偏食家でニンジンが食べられない。また、この手のキャラの例に漏れず恋愛に疎い点も。
卓越した政治力を持つ衆議院の若き議員。
表向きは清廉潔白を演じているが、実態はユトランドをルーシとの戦争に踏み込ませた扇動家であり、
仲間たちの協力もあり他の現職議員たちを恫喝により屈服、軍にも根回しを行い結果的に戦火を拡大させていく。
咒工業の工房兼会社「サバンジュ&カンパニー」の経営者。咒構武器の開発力と資金によりユトランド軍を全面的にバックアップする。
その陽気な人柄とカリスマ性から社員たちに慕われている他、孤児院への慈善活動も熱心に行っている。
また、プレイボーイな面もあるが本心はバイオレット一筋。
新聞会社であるギゼルシェヒル社に勤める記者でありコラムニスト。
その立場を利用して帝国属領内への怪文書の流布を行う他、国内の世論を操作し帝国が悪でユトランドが善とさせた徹底抗戦ムードへと傾かせた。
大罪人の紅一点であり、ユトランド軍諜報部に所属する。
その美貌を活かして「マルガリータ」の偽名を名乗り、帝国将校に接近し情報を掴むスパイ活動に勤しむ。
アンチ・ヴァルキュリア部隊ヴァナルガンド
本作のプレイヤー部隊。隊員たちは高いラグナイト適性により選抜されており、階級や出自、年齢などは全てバラバラである。
- オフィーリア・アウグスタ・ア・ユトランド(声:早見沙織)
メインヒロインでありもうひとりの主人公。ユトランド王国の王女でありながら、ヴァナルガンドの隊員でもある。
「咒歌」と呼ばれる高位の咒術を扱うことが出来、その歌声を持ってユトランドの民たちを鼓舞していく。
王女という身の上のため世間知らずの面が目立つが、戦争を通して徐々に成長していく。
アムレートとはアカデミー時代の同期。
細身だがかなりの健啖家で好き嫌いなく何でも食べる。
オフィーリアの近衛兵でありアムレートの副官。生真面目な性格で強い愛国心と王家への忠誠心を持ち、隊内の規律を特に重んじる。
その他関係者
アムレートたちが幼少期を過ごした孤児院の先生。
本編開始10年前に帝国軍に拉致され行方知れずとなる。
ルーシ帝国
- クローディアス・パウロヴィッチ・キエフ(声:磯部勉)
ルーシ帝国皇帝。
小国だったルーシを一代で巨大な帝国へと発展させた乱世の覇王であり、アムレートたち大罪人の怨敵。
その野心により周辺諸国を侵略し強引に併合する事で領土を拡大していった。
帝国の若き将軍。クローディアスに畏怖する一方で、その覇道に魅せられ憧れも抱いている。
片腕が咒構による義手となっているサイボーグでもある。
オフィーリアとは面識があるようだが…?
決してどこかの秘密結社の改造人間ではない
「死神」と呼ばれるヴァルキュリアの女性。
その異名に違わぬ大きな鎌を武器とし、青白い長髪と赤い瞳、臙脂色の衣装、巨乳が特徴。
分かりやすく外見を言うなら
大人になったクーラ・ダイアモンド。
語り部
聞き手役。
手に持った分厚い歴史書は本作の図鑑やチャプターセレクトも兼ねる。
歴史学者の女性。
本作の物語を歴史学者及びプレイヤーへと語り聞かせる。
- 大人になったクーラというかセルベリアだよな… -- 名無しさん (2026-02-02 23:14:07)
- 真エンド?まで行くと後味は悪くない -- 名無しさん (2026-02-03 01:30:58)
- ブリュンヒルデはもともとセルベリアを基にしてるって資料集でかいてあった -- 名無しさん (2026-02-04 20:25:23)
最終更新:2026年02月04日 20:25