登録日:2026/03/25 Wed 00:08:12
更新日:2026/07/30 Thu 08:54:28
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『
悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民のために尽くします。』は、天壱によるライトノベル作品である。
「
小説家になろう」に投稿された作品で、2018年~2020年まで第1部が掲載された。
その後、2020年5月より第2部が掲載されている。
書籍版は、「アイリスNEO」(一迅社)より刊行されている。既刊12巻(2025年10月時点)
イラストは鈴ノ助。
略称は「ラス為」。
【概要】
小説家になろうで掲載されているファンタジー作品である。
なろう系の作品では1つのジャンルを確立している「
悪役令嬢」ものである。
乙女ゲームの世界へ転生した主人公は、ゲーム通りの運命なら10年後には悲劇を引き起こす最強外道ラスボス令嬢になる予定である。
その未来を知っているからこそ、心を痛めた主人公が、彼女の能力と才能を駆使して、悲劇を作らせないように奮闘する様を描いている。
コンセプトとしては
この作品に近い。しかし、本作は臣下との信頼関係や政治的な駆け引きなどにスポットを当てており、ある種、王族・貴族の人間関係に焦点を当てた大河ドラマ的な側面を有しているとも言える。
(メディアミックス)
①コミカライズ
※複数存在している
・2020年3月~10月 松浦ぶんこによるコミカライズ版が「ゼロサムオンライン」にて連載 未完で既刊3巻。
・2023年8月~2025年2月 かわのあきこによるコミカライズ新章が「ZERO-SUM」にて連載。全2巻。タイトルは『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民のために尽くします。~To The Saivor~』。
・2025年5月~ 同じくかわのあきこにより、「婚約者編」の内容が「月刊コミック ZERO-SUN」にて連載中。タイトルは『悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民のために尽くします。~The saivor’s Pride~』。
②テレビアニメ版
2023年7月よりテレビアニメ第1期が放送された。1クール全12話。
2026年4月よりテレビアニメ第2期が放送予定。
【あらすじ】
8歳で、乙女ゲームの極悪非道ラスボス女王プライドに転生していたと気づいた私。攻略対象者と戦うラスボスだから戦闘力は高いし、悪知恵働く優秀な頭脳に女王制の国の第一王女としての権力もあって最強。周囲を不幸にして、待ち受けるのは破滅の未来!……って、私死んだ方が良くない? こうなったら、攻略対象の悲劇を防ぎ、権威やチート能力を駆使して皆を救います! 気づけば、周囲に物凄く愛されている悪役ラスボス女王の物語。
【キャラクター】
(主人公)
・プライド・ロイヤル・アイビー
CV:
ファイルーズあい
本作の主人公。
フリージア王国の第1王女。
乙女ゲーム「君と一筋の光を」では最低外道の悪役令嬢としてプレイヤー(ヒロイン)と攻略対象の前に立ちはだかるキャラクターである。
いわば”ラスボス“とされるキャラなのだが、何と本作の主人公はそのプライドに転生したところから物語が始まる
転生前は悪逆非道を尽くす非道な性格から一転、悲劇を回避すべく周囲の人物に寄り添い全力を尽くすという義理堅く真面目で優しい性格に変わった。
自ら持っている「
予知能力」とゲームで得た知識を駆使して困難を乗り越えていく。こうした姿に周囲は感化され、慕われていくことになる。
本人も登場人物たちに感情移入して涙を流すこともある。
余談だが、
某主人公と似た設定であるが、プライドの方が知識・技能・才能などにおいて秀でている印象。一方で真面目過ぎるために、人望や親しみやすさで言えば向こうの方が才覚があるかもしれない。
(主要人物)
・ステイル
CV:
内田真礼
プライドの義弟。
ゲームでは攻略対象キャラで「
テレポート」の特殊能力を持っている。
父親を早くに亡くし、幼くして母子で過ごしてきた庶民の出。
プライドの補佐として、養子としてやって来たのだが、ゲームでは母親に会いたいという気持ちを利用されたプライドによって、従僕にされてしまった。テレポートで逃げられないように、手枷が付けられている。
本編では、彼の気持ちに寄り添ったプライドの優しさにふれ(彼女も思わず泣いてしまうほど)、彼女を護る忠臣として、様々策略を授ける参謀役となる。
・ティアラ・ロイヤル・アイビー
CV:
戸松遥
プライドの妹。第2王女。
「君と一筋の光」では主人公である。誰にでも優しく控えめな性格。
ゲームでは姉と折り合いが悪く、「役立たず」「王族の面汚し」と罵倒され、プライドが王位継承をしたのちは、離れの塔で幽閉されてしまっていた。
後に誰か選ぶであろう攻略対象キャラと共にプライドを処刑にまで追い込んだ人物である。
しかし、転生後のプライドはゲーム後の展開を知っている。何なら転生前の主人公は彼女を愛でていたこともあり、彼女と初顔合わせした際にはその可愛さに感激してしまう。以降、彼女のことをとても可愛がっている
・アーサー・ベルスフォード
CV:榎木淳弥
騎士団長の息子であり、ゲーム「君と一筋の光」では攻略対象キャラである。
父からは立派な騎士になることを期待されたが、自身の持つ能力は「作物を立派に育てる力」という非戦闘向けのものであったことから、夢を諦めてしまった経緯を持つ。
ゲームでは、騎士団長だった父が新兵を守ろうとして戦死してしまう。しかし、これはプライドが半ば見捨てたあげく、ほぼ使い捨てに等しい形で見限っていたことが露呈した。
これを受け、アーサーは復讐心より騎士になることを決め、成りあがった末に諸悪の元凶であるプライドを裁くことを夢見るキャラに変ぼうする。
本編では、ゲームの結末を知っているプライドが父親を救い、彼女の戦いに対する信念を垣間見たことによって、彼女への忠誠を誓うと共に、騎士になった。
(フリージア王家)
・ローザ・ロイヤル・アイビー
CV:
井上喜久子
フリージア王国の女王。
プライドの母親である。プライドの予知能力は彼女譲りのものである。
その際に、転生前のプライドの未来を見ており、ティアラの存在を隠した原因となっている。それが逆にプライドの嫉妬の感情を拗らせ、悪政を敷く原因になったとされている。
今は転生後のプライドを見ているとそのような未來を見なくなっており、安心している。
・アルバート・ロイヤル・アイビー
CV:
森川智之
フリージア王国の王配。
女王のローザが前述のプライドの未来を予知したことで、その未来に苦悩していたところに対して、未来を変えることもできることを伝えている。
プライドにも愛情を注いでいる。
・ジルベール・バトラー
CV:
遊佐浩二
フリージア王国の宰相。
アルバートとは旧知の仲である。不老の特殊能力を持っている。
その雰囲気と能力からなかなか信頼のおけない印象があるようでえ、実際にプライドと対立して彼女に悪い噂を流すなど、情報工作を行った。
しかし、そこには病に伏している妻、マリアンヌ(CV:
上田麗奈)のことも関係している。彼女は食事もなかなか出来ず、寝たきり状態であった。そんな彼女の病を治すために特殊能力者を探していたが、それを妨害していたプライドを疎ましく思っていたのが原因である。
しかし、真相を知り、マリアンヌを助けてくれてからはプライドと和解し、忠誠を誓っている。
(騎士団)
・ロデリック
CV:
安元洋貴
フリージア王国騎士団長。
「
傷なしの騎士」の異名を持っている。
息子のアーサーは彼に憧れて騎士になることを夢見ていたが、彼の能力により、
現実を思い知らされ、息子とは距離が出来てしまう。
ゲームでは騎士団襲撃事件で戦死するが、本編ではプライドによって助けられる。
・クラーク
CV:
関俊彦
フリージア王国副騎士団長。
ロデリックとは公私ともに親友である。
温和な性格。
・アラン
CV:
下野紘
フリージア王国1番隊騎士隊長。
特殊能力はないが、戦闘能力に関しては、5本の指に入る実力者である。
気さくな性格で、多くの騎士から慕われている。
・カラム・ボルドー
CV:
小野大輔
フリージア王国3番隊騎士隊長。
貴族出身でアランとは同期である。人柄や技術や判断力などあらゆるステータス面で秀でた才能を持っている騎士である。
その実力は毎年最優秀騎士隊長に選ばれるほど。
・エリック
CV:永塚拓馬
1番隊副騎士隊長。
(その他)
・ヴァル
CV:
諏訪部順一
騎士団襲撃事件で雇われていた罪人。
土壁の特殊能力を有している。
後にプライドに裁かれ、彼女と隷属の契約を交わした。このため、他人に危害を加えられないなどの制約を受けることになった。
【テレビアニメ】
2023年7月~9月までにアニメ版が放送された。1クール12話。
監督は新田典生。シリーズ構成は赤尾でこ。
アニメーション制作はOLM Team Yoshioka。
2期が2026年4月より放送予定。
地上波CMでは「プライドの目安箱」(一迅社)というコーナーがある。
主題歌
1期
OP:「救世主」
月詠による1期オープニングテーマ。
ED:「PRIDE」
チョーキューメイによる1期エンディングテーマ。
追記・修正をお願いします。
- 予知しましたで済ませて本編後どうすんだろう -- 名無しさん (2026-03-25 00:48:17)
- 某主人公の話題が出た僅か数行後の「CV:内田真礼」はもう出オチなのよw -- 名無しさん (2026-03-25 01:54:17)
- すごく面白いんだけどキャラの設定がとんでもないレベルで練り込まれてる分展開は比較的ゆっくりだし伏線とかも相当丁寧に貼って回収していくタイプだからアニメと相性悪いんだよな。ジルベール編とかすごく駆け足だったし。2期は1期より攻略キャラが減るから大丈夫かなぁ -- 名無しさん (2026-03-27 21:56:11)
- いい加減悪役令嬢ものばかり飽きたよね・・・ -- 名無しさん (2026-03-28 04:14:57)
- 思えば国の制度自体が毒親というか毒家族を産む仕組みな気がする… -- 名無しさん (2026-05-08 20:28:31)
最終更新:2026年07月30日 08:54