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シャウロン・クーファン

登録日:2026/09/13 Sun 11:11:11
更新日:2026/10/05 Mon 20:16:09
所要時間:約 9 分で読めるようだ ────違いますか?




せめてその姿のまま 叩き潰して差し上げましょう

こちらの最大戦力でね



・目次

† プロフィール



#11 シャウロン・クーファン
Shawlong Koufang

[種族]破面(アランカル)
[階級]破面No.11

 [帰刃]五鋏蟲(ティヘレタ)
 [解号] 截て「五鋏蟲」 
 [虚の孔]不明
 [誕生日]不明
 [身長]不明
 [体重]不明
 [CV]田中秀幸

† 概要


『BLEACH』に登場する敵集団破面(アランカル)の一人。
第6十刃グリムジョー・ジャガージャックの従属官(フラシオン)の一人。


こけた頬と長めの突起が付いた騎士のヘルムのような仮面の名残が特徴。
中華風のおさげがキュート

† 人物


長身瘦躯な体つきで、同胞に対しては普通の口調で喋るが死神で護廷十三隊隊長の日番谷冬獅郎と相対した際には割と丁寧な口調で話していた。
その落ち着きもあってか、虚時代から仲間達の中ではリーダー格だった。

知的な風格だが、元は虚であるためか戦闘・闘争を好むようで、日番谷が“隊長”と知ると「私は『当たり』のようだ」と述べるシーンもある。
また、日番谷に対しては「いくら弱いとはいえ失礼、卍解状態のまま倒す(意訳)*1」と敬意を払っていたような言動をしている。

後述の過去回想で破面になる前の姿が登場し、頭部の格子状の隙間から目を覗かせていた。


† 能力


藍染が奪取した“崩玉”で産み出した一番最初の成体の破面*2。
斬魄刀を用いた剣術はかなりのもので未解放の状態でも卍解した日番谷を全く寄せ付けないほどの戦闘力を誇る。
敵に対して容赦はなく、決して侮りも慢心もしないという厄介な性格の持ち主。

◆帰刃(レスレクシオン)「五鋏蟲(ティヘレタ)」

解号は「截(た)て」
解放すると仮面の名残が頭部と完全に一体化し、突起も後頭部方向に移動。全体的に人間+ハサミムシのような状態に変化し、鉤爪状の長い爪で切り裂く攻撃を行う。
卍解状態の日番谷が反応出来ない速度。

◆技

  • 響転(ソニード)
破面の高速移動方法。探査神経をすり抜け移動することができる。

  • 探査神経(ペスキス)
破面の霊圧探知方法。
霊圧の強弱は完全に把握出来ないがある程度の霊圧の持ち主は探査に引っかかる模様。

この他にも虚特有の「虚閃」「虚弾」など習得はしていると思われるが残念ながら未登場に終わった。

† 活躍



【破面篇】

ウルキオラとヤミーが黒崎一護の鑑定を終えて虚圏に帰還した際に登場。一護を「殺す価値無し」と判断し虚圏に帰還した二人をグリムジョーは「命令はどうあれ『殺せ』と入っているなら殺すべき」と二人を叫弾するのに同調し「殺す価値はなくとも生かす価値は更に無い」とぐうの音も出ない正論を主張した。だが、藍染は一護の扱いについてはウルキオラの判断に委ね、特に咎めもしなかったのでグリムジョーは不満を募らせる。
そして、グリムジョーが独断で現世に赴いた際にほかの従属官たちと一緒に登場。虚圏から出てきた際に大きな霊圧を感じ尸魂界が現世に増援を派遣したことを察する。探査神経で霊圧を補足し、自身はナキームと共に松本乱菊と日番谷冬獅郎と相対。

卍解状態の日番谷を剣術のみでねじ伏せて倒しかけるも「弱いとは言えそのままの姿で倒すのは失礼」として斬魄刀を解放し日番谷に致命傷に近い傷を負わせた。だが、隊長格の死神は現世の霊に不要な影響を及ぼさないように限定霊印で力を1/5に抑えられており、日番谷にとどめを刺すぎりぎりのところで霊印の解除が間に合ってしまい、右腕の肘から下を斬り飛ばされる。日番谷が100%の力になったことに動揺して「撤退だ!!!」とナキーム、イールフォルトに指示を飛ばすも間に合わず首を貫かれて戦死した。

【破面篇:グリムジョーの回想】

かつては中級大虚(アジューカス)の大虚であったが、圧倒的な力を持ったグリムジョーと出会い彼をリーダーとして最上級大虚(ヴァストローデ)を目指した集団であった。しかし、時が経ち他の虚を3000体ほど喰らうも捕食が1000体を超えた時点から力の増大を感じなくなってしまう。

このことから「大虚ははじめから進化の限界が決まっている。自分たちは最下級大虚・中級大虚で終わるモノ。グリムジョーは中級大虚から先に行くモノ」として自分たちを喰らうように提案していたが────?

† 関連人物


自身たちの頭であり“王”
上述の通り破面に成る前からの付き合いで彼を立てるような言動をすることが多い。

  • イールフォルト・グランツ、エドラド・リオネス、ナキーム・グリンディーナ、ディ・ロイ・リンカー
大虚のころからの同胞で同じくグリムジョーの従属官
イールフォルトは阿散井恋次、ナキームは松本乱菊、エドラドは斑目一角、ディ・ロイは朽木ルキアと闘うも戦死した。
ディ・ロイはグリムジョーと出会った際に頭部の一部を食われており進化の可能性を失っていたが付き従っていた。
ディ・ロイは3巻にてグランドフィッシャーが虚圏に帰ってきた時には「新たな強敵」といった感じで姿をチラ見せしていたのにその後ほぼ20巻ぶりに再登場したかと思いきや、イールフォルトやエドラドから「あのカスが…」「出来損ない」と言われたりとか扱いがひどい…

シャウロンが「我等を喰っていけ」とグリムジョーに提案した際に(諦めたと悟ったとはいえ)誰もシャウロンの言葉に狼狽えたり恐怖の言葉を口にしないなどグリムジョーを“先”に進ませるのに自分たちを糧として差し出すのに躊躇いが全くないなど覚悟がガンギマリしている連中ということで「忠臣」として評価されていたりもする。

  • 日番谷冬獅郎
対戦相手
彼との闘いの発言がBLEACH考察界隈に波紋を呼ぶことに…(後述)

† 余談


破面「No.11」

破面は産まれた順にヌメロス、つまり番号が与えられており、そこから実力者が「十刃」として選抜される。
シャウロンはNo.11の数字を与えられる。なので、彼は一番最初に産まれた成体の破面になる。
彼らの“王”であるグリムジョーは当初の番号は「12」。これは崩玉の実験台となることでグリムジョーを確実に強い破面として産まれるようにしたシャウロンの献身の結果である(この時崩玉は未覚醒で副作用やらなんやらを考えたと思われる)。

中級大虚?最下級大虚?

藍染が戦死したシャウロンたちを「所詮は最下級だ」と発言していたり、相対した日番谷も「あいつらは最下級大虚」と言っている。

…が、グリムジョーの回想から中級大虚と思しき描写があったり(ナキームは明らかに自我を持つ特殊な最下級大虚)、虚圏にて石田も「中級大虚と最下級大虚の混成集団」と述べていたりクラスが安定していない。
日番谷が「もし現時点で藍染の下にこの最上級大虚(ヴァストローデ)が十体以上いたら尸魂界は終わりだ」と話した直後に愛染が「我等二十の同胞の前で───」と話していたが、どうやら最上級大虚(ヴァストローデ)はそこまで居なかった様なので、このあたりはメタ的に敵勢力の調整が入った疑惑も。
シャウロン一党のイールフォルト相手に卍解して戦った恋次は「限定解除に動揺してあのヤロウに隙ができたから良かった…もし最初から全開で戦ってたら勝てたかどうか… 破面ってのはどいつもこいつもこんなに強えェのかよ…!?」と驚いていたが、空座町決戦では、副隊長や席官たちが始解を使い、解放したNo.2十刃従属官撃破に多数成功している。
まあルキアや乱菊も始解で、未解放のシャウロン一党の破面を倒しているのでイールフォルトは従属官の中では割と強い方だったのだろう…多分。

また、シャウロンとその一党は番号が連続していることから破面化直前まで徒党を組んでいた可能性が高い。
グリムジョーが彼らを喰らい、中級大虚から退化したとすると“個(=自我)”が失われるので上記のようなグリムジョーのために献身を行えないように思えるが真相は師匠のみぞ知る…。
また、No.16ディ・ロイは本編序盤で破面化している姿が描かれているので、藍染が浦原の崩玉を入手する以前に破面化したものと思われる。
ゲーム『BLEACH Rebirth of Souls』では、最下級に戻った後破面化したシャウロン達を従属官にすべくグリムジョーがかき集め、シャウロン達は記憶は失いながらもグリムジョーを王にしたい想いは残っていたとのこと。
「十刃」の設立時期と構成員の変遷も含め、このことは話題に上がりやすい。
ちゃんと描いてくれよ、師匠!!!

一方で大虚(メノスグランデ)の階級の謎を無視すると、強さとしては「力を制限された状態では勝つのが難しく、全力の卍解でようやく撃破可能*3」と新章の敵キャラとしては絶妙な強さだと言える。

う、嘘つき…?

何故かシャウロンの発言は後々にひっくり返ることが多く、読者・考察勢を困惑させている。
Googleの検索候補にも「シャウロン 嘘つき」とまである事や某海賊漫画の登場人物にシャウロンを合わせたコラ画像まで出てくる始末…。嘘やないんや、設定が雨後のたけのこみたいに生えてくるんや


悲しき発言その1 「卍解が解けるまでのタイムリミット」


シャウロンが日番谷の大紅蓮氷輪丸の「花弁が散ると卍解が解ける」と発言したが、ジェラルド・ヴァルキリー戦でまさかの真の氷輪丸が完成するまでの時間だったことが判明。
自信満々に考察を述べていたので「嘘つき!」とネタにされるようになった。

シャウロンの名誉のために述べるがこの時日番谷は花弁の考察に述べた際に「……」と返すだけで否定も肯定もしていない(日番谷も即話題を変えてシャウロンのナンバーについて聞き返している)。
……というか
  • 卍解は莫大な霊力が必要
  • 才能のある者(隊長格)などが長い修練によってたどり着く斬魄刀の最終奥義
  • 日番谷がまだ幼く、卍解を習得して間もない
  • 12枚の花弁が時間経過で散っている
これらを卍解の知識があるものが見れば「花弁がタイムリミットを示している」という結論にたどり着くのは明白である…。ジェラルド戦では花弁が散っていく様子を見た朽木白哉が「(氷の華が随分散っている───)」「卍解を解け」と消耗を心配するような発言をしており、アニメではわざわざジェラルドの攻撃の余波で瓦礫やらが霊王宮から落下しないように凍結させた結果、花弁が散るという描写が追加されており初見勢が「花弁が散ると卍解が解ける」とミスリードさせている。

その後の作中でハリベル戦にて、仮面の軍勢が加勢した際には日番谷は卍解を自ら解いて始解で戦っていた他、
作者ファンクラブQ&Aでも「(最終章まで日番谷の卍解は未完成のままであり、)未完成だった頃に花弁が全て散ってしまうと、不完全な成長をして日番谷が怪我をする」という自滅になることが明かされたので、この時点でのシャウロンの推察は実はある程度当たってもいた。

悲しき発言その2 「十刃の序列は殺戮能力順でNo.1~10」

虚圏(ウェコムンド)の決戦にて斬魄刀を解放したヤミーが「十刃の持つ数字が1から10だと誰か言ったか?」と述べたことで起こった悲劇。

実は現世でヤミーと日番谷が闘った時に
日番谷「十番隊隊長日番谷冬獅郎だ!」
ヤミー「奇遇じゃねえか!俺も10だぜ 破面No.10(アランカル・ディエス)ヤミーだ」
日番谷「No.10!十刃ってやつか!」
ヤミー「よく知っているじゃねえか!随分と口の軽いヤローと戦ったらしいな」
とヤミー自身は十刃が1~10と言っておらず、かつ「第10十刃(ディエス・エスパーダ)」と名乗ってもいない。

「十刃は0~9」についても小説「BLEACH Spirits Are Forever With You」でザエルアポロ・グランツはかつて最上級大虚(ヴァストローデ)の第0十刃であり、戦士としての素養(=イールフォルト)を切り離すことで中級大虚(アジューカス)に退化したのでイールフォルトは十刃は0~9と知っていてもおかしくはなさそうだが…そのあたりは原作とすり合わせがあるかどうかは不明。

ヤミーは事前に蓄えたエネルギーと怒りで大きく実力が変化する特別な破面であり、ヤミーの実力を知っているウルキオラは「(俺は)十刃の力の序列は四番目」と一護に話している場面もあるので、まあ、普段はシャウロンの認識でも間違いないのだろう…。

噓ではないが「殺戮能力順」というのもよく槍玉に上がり、読者から「どういう指標かよくわからない」と言われる。「『強さ順』をオサレに言い回しただけじゃない?」という意見や「なんかこう…ボウリングみたいに一度の攻撃でどれだけ殲滅出来るかとかじゃ?」などBLEACHお馴染みの答えの出ない議論があったりしたが上記の通りなんやかんやで十刃は強さ順である模様。

そっくりさん…?

「千年血戦篇」にて滅却師の中に、仮面の形状がよく似ているそっくりさんが登場。
アニメ化の際にCVもわざわざ田中秀幸さんを引っ張ってきたり、すごい豪華である。

アニメでは原作の補完が多々行われていることもあり、真相が明かされるかと思ったら特に明かされることもなくポテトに処刑された。
明かされるかは不明だが公式Q&Aに期待である。

頭の突起

登場当初は頭部の突起が左向きに生えていたが、エドラドVS班目一角が終了してからは突起が右向きに変わっているという作画ミスがある。まぁ師匠だししゃーない


フム… 自らの知識を総動員した言わば捨て身の追記・修正でこの程度…残念窮まる


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最終更新:2026年10月05日 20:16

*1 冒頭の台詞

*2 グランドフィッシャーやデモウラ・ゾッド、アイスリンガー・ウェルナールなどは完全な成体には至っていない

*3 限定解除で勝てたものの日番谷は解放したシャウロンの一撃が致命傷になりかけていた