登録日:2026/04/26 Sun 16:02:39
更新日:2026/08/03 Mon 23:23:32
所要時間:約 8 分で読めます
【概要 -OVERVIEW-】
『
プラグマタ』(
PRAGMATA)とは、
カプコンのゲーム作品の一つ。
PlayStation5、
Xbox Series X|S、
PC(
Steam/GeForce Now)向けに2026年4月17日に発売され、同年4月24日には
Nintendo Switch 2版も発売されている。
ちなみにSwitch2での発売が発表された2025年12月の「The Game Awards 2025」時点では、全プラットフォーム・全地域で同日発売の予定だったが、2026年3月6日にPS5、Xboxプラットフォーム、PC、およびアジア圏以外のSwitch2版の発売日を
前倒ししている。
ジャンルは「SFアクションアドベンチャー」だが、TPSをベースにしながら、同時にパズルをこなすというマルチタスクを重視した独自の戦闘システムや、ヒロイン・ディアナとの交流がメインとなる独自のゲーム性が特徴。
閉鎖された宇宙施設で化物と戦う…ということでホラーじみた演出もあり、カプコン版
DEAD SPACEなんて声も。
もっとも、あちらほど閉鎖的ではないし、明るめの雰囲気で纏められているので明確に作風は異なる。
本作が最初に発表されたのはPS5で発売される作品を紹介する映像イベント「THE FUTURE OF GAMING」だが、これの公開は2020年6月である。
この時点では2022年発売予定とされていたが、戦闘システムのブラッシュアップ等で幾度かの延期を経ており、ある意味では「難産」な作品である。
しかしながら、延期している間の技術革新を取り入れてクオリティアップに成功しており、発売直後から世界中で絶賛を受ける形になった。
カプコンの完全新規タイトルが人気を博するジンクスは健在である。
【ストーリー -STORY-】
近未来。
月面で発見された鉱石「ルナム」を精製し、あらゆる物質を3Dプリントできる夢の新素材「ルナフィラメント」が開発された。
ところが、ルナフィラメントを研究する月面施設「クレイドル」からの連絡が途絶。
調査のため派遣されたヒュー・ウィリアムズ達4人だったが、突然の月震に襲われ、ヒューは施設の地下へと落下してしまう。
ヒューを助けてくれたのは高性能プラグマタを名乗るアンドロイドの少女だった。
ヒューは彼女をディアナと名付け、なぜか襲ってくるクレイドルの作業用ロボット達と戦いながらクレイドルからの脱出と真相究明を行っていく。
【登場人物 -CHARACTER-】
CV:田中美央 / David Menkin
本作の主人公。
クレイドル調査のために派遣されたデルフォイ社のエンジニア。
年齢は30代後半で独身。
見た目幼女のディアナを人間ではないと認識しつつも護るべき対象と認識しており、
「自分は壊れても修理すればいい」と言うディアナを叱るなど良識的な大人。
宇宙に憧れていたためデルフォイ社に入社したらしい。
休日にはバスケを楽しむのが趣味で、
ボールは友達と語る。
ただし、劇中は長らくやっていなかった模様
アウトフィットを変更すると
ネコミミになったり、武士になったりする。
CV:
東山奈央 / Grace Saif
本作のヒロイン。
幼女の姿をしたアンドロイドで、識別番号はD-I-0336-7。自称
「高性能プラグマタ」。
他のボットと同じくルナフィラメント製だが、IDUSに制御されていない自律型なので干渉を受ける事はない。
人命救助のための基本性能を備えるほかに高度なハッキング能力も持ち、探索中はヒューの背中に乗って施設や敵のシステムに侵入してヒューを手助けしてくれる。
なお、ハッキング能力は用途・運用目的として備えたものではなく、本人曰く
「元々あった他の機器へのデータ送信機能を応用したら出来た」とのこと。
その能力に反して普段の行動・ふるまいはまんま幼女のそれで、ヒューとはどこか微笑ましい関係を築いていく。
一方でアンドロイドゆえの人間との価値観のズレも持ち、誕生日について
「劣化する日を祝うの?」と疑問をぶつけて来たりする。
特に地球に関する情報に興味津々で、各地で手に入るリードアースメモリから生産された地球由来のアイテムをプレゼントすると遊びだす、かわいい。
探索・戦闘中もよく会話してくれ、戦闘のヒントなども教えてくれる。
本作のSwitch2版の発売に合わせて、
amiiboも発売されている。
前月にもamiiboを3種展開しているので、カプコンのamiibo好きが垣間見える。
CV:手塚祐介 / Lawrence Smith
シェルターで眠っていたサポート用ボット。
パソコン筐体のような箱型ボディに細い手足と、スマートフォンの様なサイズ比の巨大な縦型液晶ディスプレイがくっついた珍妙な姿をしており、ディスプレイに絵文字の様な顔を映してコミュニケーションを取る。
キャビンコインを渡すたびにスタンプを押して敵の情報を閲覧できるようにしてくれる他、ビンゴすればコスチュームや有用な武装・アイテムをくれる。
顔となっているディスプレイにはたまに
ドット絵のヒューの映像が表示されていたりする小ネタも。
また、各地に
「ミニキャビンフィギュア」が隠されており、
バイオハザードシリーズのラクーン君などのように撃つことができる。
ラクーン君などと違って撃っても破壊されず、シェルターに転送される形になっており、コレクションして楽しめる収集要素になっている(ついでに報酬もある)。
フィギュアに近づくと
「ジャッジャ〜ン☆」という声が聞こえてくるのがヒント。
CV:田村真 / Eric Meyers
ヒューと一緒に来た調査員達の隊長。
ヒューと離れ離れになった後、通信を送ってくるがボットの襲撃を受けたらしく…。
CV:前田一世 / Arkie Reece
ヒューと一緒に来た調査員の一人。
技術関連の知識に長けており、冒頭でケン(とプレイヤー)にルナフィラメントやレプリケーターに関する解説をしてくれる。
しかし、月震が発生した際、衝突してきたガレキで窓が割れ、ケンと共に屋外に吸い出されてしまった。
CV:岩中睦樹 / Christopher Ragland
ヒューと一緒に来た調査員の一人。
一行の仲で一番若手らしく、ルナフィラメントやレプリケーターに興味津々だった。
上記の通り、月震が発生した際、ニコラスと共に屋外に吸い出されてしまった。
CV:三川華月 / Naomi McDonald
ヒューとディアナが探索中に出会うもう一人のプラグマタ。
識別番号はD-I-3355-8。
CV:山岸治雄 / Cameron Bernard Jones
クレイドル全域のセキュリティとボットを統括・管理する管理AI。
あくまでボットを統括しているAIでクレイドルを管理する役割はないのだが、施設内にの至る所にいる&生産可能なボットを経由して施設全体を掌握。更には勝手にポットを魔改造して戦力を増強している。
本編ではなぜかヒューとディアナを「未登録ゲスト」と呼んで異物と認識しており、2人の妨害と排除を目論んでくる。
【用語 -TERM-】
ヒュー達が所属する企業で、ルナフィラメントの研究から製造販売までを手掛ける。
超ホワイト企業とのことだが、一方で人間の仕事がAIやボットに奪われていることに不満をもらす社員も少なくない模様。
デルフォイ社が建設したルナフィラメント研究用の月面施設。
巨大なレプリケーターを使って艦船や建物などの製造研究も行われていた。
施設内は複数のエリアに分かれているが、それぞれ別々のデザイナーがAIに好き勝手にデザインさせたため、エリアごとに雑多で複雑な迷路と化している。
月面で偶然発見された鉱物「ルナム」を精製し、ナノマシンと合成することで誕生した新素材。
ナノマシンを介してデータを取り入れることで、形状・性質・機能を再現できる夢の素材として注目されている。
元の物体に比べて耐久性が低い欠点はあるが、再現時に強度を上げるより同じ物を作り直せばコストは安上がりとなるほか、
再現時にほかの物質を混ぜれば手間は増えるが安定性も上がるため、建造物などの強度が求められる物体を作る際は専用のレプリケーターが用いられる。
ルナフィラメント製品を製造するための3Dプリンター。
ボットを生産するための人間大のものから建造物を生産するための超大型まで様々な機種が登場する。
クレイドルで運用されているルナフィラメント製の作業用ボット。
クレイドル内各地に設置されている小型レプリケーターで瞬時に製造される。
まさに機械人間といった不気味な姿をしており、腕部には作業用のレーザーナイフが装備されている。
人間の命令に忠実だが、IDUSの暴走によりヒュー達を襲撃してくる。
クレイドル内で極秘裏に研究されていた少女型アンドロイド。
一般職員の間では噂程度にしか認識されていなかった。
その開発目的とは…?
【ゲームシステム -GAME SYSTEM-】
本作は拠点となるシェルターから各施設を順番に探索していく形になっており、探索中に得たアイテムを使ってヒュー達を強化していく。
シェルターは当初施設が一部しか機能していないが、ボスを撃破するごとにレベルアップしていき、新たな機能が利用可能になる。
本作の戦闘はTPS形式で戦うが、敵ボットは頑丈なため普通に攻撃しただけでは大したダメージは与えられない。
そこで、ディアナが行うハッキングで敵の装甲を開くことが重要になっている。
ハッキングは敵をエイムした状態になると四角形のノードが配置されたパズルが表示され、これを解くことで行える。
ABXY(○×△□)でノードを移動させ、ゴールまで移動させるというシンプルな物。
途中にある青いノードを通ることで効果が強化されたり、ハッキング用のアイテムを所持した状態で表示される黄色いノードを通ることで特別な効果が発揮される。
また、ハッキング自体にも攻撃力があり、こちらも青いノードを通った数に応じてダメージが上昇していくほか、後述するディアナのハッキング能力強化でボットに熱量を付与出来るようになる。
ただし、ハッキング中も敵は近づいて来て攻撃もしてくるので、ハッキングを中断して回避行動をとることも重要。
幸い、ダメージさえ受けなければ途中でやめてもパズルの状態はそのままなので、状況に合わせて対応することが肝心。
攻撃の直前にはディアナが注意喚起してくれるので、素直に従おう。
ヒューの使える武器は常時装備しているプライマリユニットの「グリップガン」、その他選択式のユニット群(下記)を3種装備できる。
また、探索を進めると一部を除いた選択ユニットをカテゴリごとに2つ所持出来るようになるため、戦闘の幅が大きく広がる。
グリップガンは弾数無限だが装弾数は限られており、リロードは時間経過による自動充填しかなく威力も低め。ただしファームウェア強化で威力やストッピングパワー、装弾数など様々な部分が強化されていくので、物語を通して扱いやすい。
その他の3種の装備は弾数を使い切ると破棄されてしまうが、エリア内に大量にドロップするので気軽に使っていける。
アタックユニット
散弾の代わりに衝撃波を放ったりチャージで威力と貫通力が上がったりなど、攻撃力に優れたユニット群。
ハッキング成功後の弱点を晒したボットを効率的に破壊できる。
タクティカルユニット
ボットを拘束したり長時間ダウンさせたり、ハッキングのパズルに影響を与えて成功しやすくするなど、戦闘の助けとなる効果を持つユニット群。
アタックユニットがいくら強力でも、ハッキングを成立させなければダメージがほとんど通らないが、これらの装備で隙を作ったりパズルを解きやすくすれば攻略の糸口となる。
ディフェンスユニット
身代わりを作ったりその場でバリアを展開したりと、ヒューの身を守る目的に特化したユニット群。
一度使うだけで被弾率が劇的な下がる強力な装備だが、それゆえに使用可能回数は少なく、アタックやタクティカルユニットとは違って所持枠は2つに増えないため、使うタイミングは慎重に。
シェルターに設置されている装置からヒュー達の能力強化を行っていくことができる。
ユニットプリンター
一度入手した武器、ハッキングノードなどをルナフィラメントを消費して生産する3Dプリンター。
探索エリアで入手した武器類は、弾切れしたり他の武器と持ち替えたりすると失われるが、ここで生産することでエリアに入る前に装備可能になる。
毎回生産する必要はなく、一度生産登録するだけで良い便利な仕様。
また、さらにルナフィラメントを追加消費することで強化も行える。
回避性能やリペアカートリッジの回復量アップなどもここで行える。
ジャストドッジなどの新アクションを使えるようにすることもできるが、一部の強化には希少素材のピュアルナムが必要。
ファームウェア強化端末
ヒューのスーツ(HPと防御力)、プライマリユニット(武器)、ディアナのハッキング能力の3つを強化できる。
各地で拾える強化コンポーネントが必要で、もちろん強化が進めば必要数も増加していく。
トレーニングシミュレーション
戦闘トレーニングを行うことができる。
クリア条件が設定されており、さらに別の条件を満たせば報酬が貰える。
ボットデータベース
敵であるボット達の外見・解説とディアナの一言コメントを閲覧できる。
キャビンスタンプクラブでキャビンコインと引き換えにデータを解放していく必要がある。
アウトフィットストレージ
ヒューとディアナのアウトフィット(コスチューム)を変更できる。
アウトフィットはDLCの購入やゲームを進めることで解放されていく。
アウトフィットの変更点は外見のみで、防御性能等は変化しないが
ディアナの「フワフワと揺れるジャケット」の動きが気になる人は
身体にフィットするスーツ型に変更した方がやり易いかもしれない。
開発途中のPVや体験版でのみ登場し、製品版には登場しないアウトフィットも一部存在する。
追記修正はディアナのパパになってからお願いします。
- ヒューがいるからこそディアナは生きれるし、ディアナがいるからこそヒューは生きられる 互いに支え合うバディ -- 名無しさん (2026-04-26 16:59:46)
- ディアナへのプレゼントの一つであるパラソルが例の製薬企業のロゴまんまであるという -- 名無しさん (2026-04-26 17:13:31)
- ↑さすがウイルス工学の最大手だけあるなぁ -- 名無しさん (2026-04-26 18:36:34)
- 1週間ルールって最初の発売日である4月17日から1週間経ったってことでいいですよね?Switch2版が4月24日発売なので、そっちを考慮すると5月1日以降作成可能になると思ったので。 -- 名無しさん (2026-04-26 18:49:47)
- そりゃそうでしょ最終販売日基準とか状況次第では永久に作成不能になるよ。 -- 名無しさん (2026-04-26 18:53:26)
- ↑×4 その製薬企業で作られた赤いAIがディアナとコラボできそう -- 名無しさん (2026-04-26 19:27:39)
- 滑り台をディアナにあげる→逆から登ろうとする→途中でコケる→ズサー→というテンプレ過ぎる行動が愛おし過ぎておお…もう… -- 名無しさん (2026-04-26 20:16:07)
- もうこれ愛娘だろ -- 名無しさん (2026-04-26 21:17:28)
- 本当に独身なの?と言いたくなるくらいヒューがディアナに優しくてノリが良い。孤児のヒューを引き取った育ての親が良い人だったんだろうな -- 名無しさん (2026-04-26 22:35:08)
- ハッキングと各種ウェポンでコンボ決まると楽しい やはりショットガンは正義 -- 名無しさん (2026-04-27 16:15:11)
- コスチュームの中で異彩を放つシャドウエグゼキューター -- 名無しさん (2026-04-28 05:29:58)
- 作中某所にRESIDENT DEVILとか描いてあったのはもう草 -- 名無しさん (2026-04-28 09:52:22)
- デッドスペースがバイオハザードをリスペクトしてるのを知ってか随所にデッドスペースらしさがあるの良いな…そういう尊敬合戦好きだよ -- 名無しさん (2026-04-28 22:06:34)
- 宇宙服のおっさんと幼女アンドロイドの二人三脚とかそりゃ皆好きになるに決まってるじゃないか -- 名無しさん (2026-04-28 22:12:38)
- どけ! 俺はお父さんだぞ! -- 名無しさん (2026-04-28 22:22:30)
- グリップガンは中盤辺りでパルスカービンに持ち替え可能になるが、単発の威力は下がって連射中の反動制御が難しくなるから、人によってはグリップガンのままの方が戦いやすいかもしれない -- 名無しさん (2026-04-29 04:35:57)
- プレデターバットランドとは偶然の一致? -- 名無しさん (2026-04-29 06:05:52)
- プロジェクト・ヘイル・メアリーとも偶然の一致をしてる -- 名無しさん (2026-04-29 09:03:31)
- 終盤の敵がバイオのクリーチャーみたいになってたな -- 名無しさん (2026-04-30 11:41:57)
- 人命救助が主目的の割に、起こし方が雑過ぎませんかねディアナちゃんや -- 名無しさん (2026-05-05 01:49:11)
- ↑なに、ディナちゃんからお目覚めのキスが欲しいとな? -- 名無しさん (2026-05-31 19:14:35)
- ↑↑おはようございます、IDUSです。現在救護ヘリにて病院施設へ移送中です。 -- 名無しさん (2026-06-02 12:13:00)
- ヒューはずっとスーツを着たままだったけどシェルターの中なら空気あったよね?(風船浮いてるし) せめて顔出して外の空気を吸うくらいしてもよかろうに……そういや食事どころか水すら飲まなかったなあのパパ -- 名無しさん (2026-06-21 14:47:47)
- 地球でのルナフィラメントの人体実験、普通に考えて事前に博士の娘だと気付かないなんてことあり得るのかよ -- 名無しさん (2026-07-24 00:52:43)
- ↑気づいていたけど「気づかなかった」ってことで実行したのかもしれない。その場合さらに闇が深くなるが。 -- 名無しさん (2026-07-25 01:14:49)
最終更新:2026年08月03日 23:23