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バズ・ライトイヤー(トイ・ストーリー)

登録日:2026/07/10 Fri 00:12:00
更新日:2026/08/10 Mon 19:35:24
所要時間約 8 分で読めるぞ!





無限の彼方へ、さあ行くぞ!


バズ・ライトイヤーとは、ピクサー制作のフルCGアニメーション映画『トイ・ストーリー』シリーズに登場するキャラクターであり、「スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー」の主人公という設定のおもちゃである。

人気のおもちゃ故に作中では複数の個体が存在するが、当項目では主にアンディの所有するバズについて記載する。
おもちゃではない作中作のバズ・ライトイヤー(CV:クリス・エヴァンス/鈴木亮平)に関しては記載しない。

CV:ティム・アレン/所ジョージ・稲葉実→後藤光祐(映画作品以外)

+ 目次

■キャラクター像

白いハイテクスーツと透明な開閉式メットが特徴の宇宙飛行士型のおもちゃ。
その人気は絶大で、アンディ以外にも数多くの子供の心を掴んで離さない。

様々なギミックを搭載しており、ボタン1つで項目冒頭のものを含めた様々なセリフを喋る機能に加え、展開式の翼に豆電球を利用したレーザー光線、鋭い空手チョップなどの機能を持つ。
また、外箱も宇宙船のような姿をしているのがポイントで、「1」ではこれをセロテープ等で修理する事で宇宙へ行こうとしていた。
様々な言語にも対応しているようで、作中ではスペイン語も披露。
その際にはフラメンコも踊るキザな性格になっており、キャラクター性はある程度言語に引っ張られるようである。
バージョンアップも重ねられており、「5」ではハイテク版が登場。
外見的には大きな違いはないが性能は大幅に上がっており、胸には液晶画面があるほか、オンライン通信で更なるアップデートをすることで翼をX字に展開してドローンのように飛行ができる機能を搭載している。
「1」から約30年越しに、本当に空を飛べるようになったのだ。

上述の通り元は劇中劇であるSFアニメの主人公。
そのおかげか、人間離れしたアクションも難なくこなす身体能力の持ち主で、責任感とリーダーシップの強い性格であり、おもちゃとしての自覚を持ってからも仲間のために常に身体を張って行動する。
だが、設定が作り込まれすぎているせいかおもちゃとしての意識は薄く、どのバズも決まっておもちゃではなくスペースレンジャーとしての任務を遂行しようとするのが良くも悪くも特徴。
特に初期はそれが顕著であり、シドに爆破されそうになっていたコンバットカールを救おうとするなど正義感も強い一方で、自分を過信するあまり他人の話を聞かずに勝手な行動を起こす悪癖も見られ、そのせいで窮地に陥っている。

かつてはウッディの嫉妬心から彼と対立するが、協力した事で和解。
ウッディに次ぐサブリーダーとして、アンディのおもちゃ達から信頼されている。
このため、一般的に『トイ・ストーリー』シリーズのダブル主人公であるバズ・ライトイヤー」と紹介するべきであろう個体…ディズニーメインキャラ経験者としてのバズは、ウッディが最初からそうであったの同様、自分がおもちゃの人形である自覚は当然のことであるとして持っている。
その上で必要であればスペース・レンジャーらしい人格や判断基準を見せるようになっている。


■各作品での活躍

トイ・ストーリー

アンディのバースデープレゼントとして贈られた。
アンディもバズの魅力に夢中であり、それまでカウボーイ風だった部屋の模様も宇宙飛行士らしいデザインに一新されるほど。
おもちゃ達からも最先端のギミックからチヤホヤされるが、そのおかげでアンディとおもちゃ仲間からの人気を奪われたウッディの嫉妬を買い、ことあるごとに食って掛かられるためだんだんと関係は険悪なものに*1

そしてある夜。
ウッディの度を過ぎたイタズラにより部屋の外に突き落とされ*2、我慢の限界を迎えたバズは家の外の世界でウッディと本格的なケンカへと発展。
紆余曲折あってピザ屋に迷い込んだ二人だったが、そこを悪ガキのシドに見つかってしまい、連れ込まれたシドの家で自分のおもちゃCMを見た事でアイデンティティが崩壊。
それでも自分の翼で飛べると信じて階段から窓へ飛ぼうとするが、やはり落下して腕が外れてしまう。
それによって心を壊し、シドの妹のお茶会にのめり込んだり外れた腕を飛行機にして遊ぶなどの痛々しい姿を見せる。
しかし、シドに改造されたおもちゃに腕を直してもらった事と、ウッディから不安を打ち明けられたことで正気を取り戻し、ウッディと和解。
「本物のスペースレンジャー」ではなく「子供達のおもちゃとしてのバズ・ライトイヤー」である事の素晴らしさも理解した彼は、ウッディや他のおもちゃと協力してシドの家を脱出し、アンディの元に帰り着くのだった。

それから時は流れてクリスマス。かつてのような蟠りは無く、無二の相棒として新しい玩具と犬のバスターを迎える二人の姿で物語の幕は下りる。

トイ・ストーリー2

前作での騒動を乗り越えて、おもちゃのサブリーダーとしてウッディ達と共に過ごしていた。
ある日、ウッディがヤードセールに紛れてしまった上に盗まれてしまった事で、彼の救出のために、おもちゃ屋の「アルのトイバーン」に乗り込む。
その救出のため、白昼堂々道路を横断して大事故を起こすなど、かなりの騒動を巻き起こした。
アルのトイバーンでニューアクションベルトが装備された新型のバズを発見し、そのベルトに憧れて手を伸ばした所、アクションベルト装備のバズに捕まって棚に押し込められてしまった。
なんとか脱出しウッディと再会するも、アンディの元を離れて博物館へ行こうとするウッディに一時は失望し、彼の前から去る。
しかし、アンディのおもちゃとしての自覚を取り戻したウッディを取り戻そうとするも、帝王ザーグやプロスペクターの妨害に遭い、空港まで彼を追いかける事となった。
そうしてなんとかウッディの救出に成功し、新しい仲間のジェシー、ブルズアイと共にアンディの家へと帰るのだった。

トイ・ストーリー3

時の流れは残酷で、大学生になろうとするアンディにとっては流石のバズもウッディ以外のおもちゃと同様、屋根裏へ仕舞われる事になってしまった。
しかし、不運な手違いから自分達が廃棄されると誤解した彼らは、サニーサイド保育園へ寄付されるおもちゃの箱へと入り込んでしまう。
そこで様々な子どもと遊ぶおもちゃの姿を目の当たりにした事で、助けに来たウッディにも「アンディの下での任務は終わった」と言い、仲間達と保育園に残る決意をする。
しかし、保育園の「いもむし組」に属する年少の子供達との遊びはあまりに過酷であり、更には幼稚園にいた他のおもちゃからも捨て駒のように言われているのを聞いてしまう。
「ちょうちょ組」への移籍をロッツォに要求するが、身体能力とリーダーシップに優れたバズこそ認められたものの、他の仲間については「いもむし組にも遊び相手は必要だ」「過酷な遊びに耐えられる新しいおもちゃもいなくてはならない」と言われた事で決裂。
保育園からの脱出を決意するもロッツォらに捕まり、初期化されたことでスペースレンジャーとしてロッツォの手下になってしまった。
仲間を救出に来たウッディらの機転で取り押さえられるも、今度はスペイン語版になってしまい言葉が通じなくなってしまう。
それでもジェシーに惚れてる気持ちは変わらず、身を挺して彼女を助けた事で記憶を取り戻した。

■トイ・ストーリー4

ボニーの家で再びおもちゃとして過ごしていたが、環境が大きく変わったせいか自信を失っており、悩むことが増えた。
ウッディからは「自分の声に従え」と言われ、自身に与えられた音声ギミックにより道を見出していく。

■トイ・ストーリー5

ジェシーらと共にボニーの家にいたが、新たに現れたデジタル製品「リリーパッド」に対抗心を燃やすジェシーに手を焼く事になる。
また、フォーキーとカレン・ビバリーの結婚式ごっこを見て本格的にジェシーを意識し始めるが、物語の最後で遂に……


■他キャラクターとの関係

  • アンディ
「1」でバースデープレゼントとして、彼と巡り会う。
彼の世界を一変させるほどに心を掴んでいたが、最終的にウッディと並ぶ相棒として扱っていた。

  • ボニー
「3」でアンディから彼女の手に渡る事となった。

  • シド
「1」の頃にアンディの隣に住んでいた悪ガキ。
彼もバズ・ライトイヤーのことは好きなようだが、ロケット花火で打ち上げようとするなど、やはりおもちゃへの扱いは酷かった。

アンディの一番のお気に入りである、カウボーイのおもちゃ。
「1」ではウッディの嫉妬から彼と対立するが、様々な困難を乗り越えた末に和解。
サブリーダーとしてアンディのおもちゃ達を導いていく。
「2」では誘拐された彼を救うために奮闘し、博物館へ行くことを決めた彼におもちゃの使命を説いた。
「4」では野生のおもちゃとして生きる道を選んだ彼からリーダーの座を受け継ぐ。

  • ジェシー
「2」で出会った、ウッディの相棒だったカウガール。
次第に彼女の魅力に惚れこみ、さりげないアプローチを繰り返す事になる。
「5」では危機に陥った彼女への想いから、一時いつもの冷静さを失ってしまった。

  • レックス
「1」から登場する緑色のTレックス型のおもちゃ。
新しいもの好きなせいかバズのことを特に慕っているようで、「2」ではバズのテレビゲームにも夢中になっていた。また途中で入れ替わったアクションベルト付きのバズとも打ち解けている。

  • 帝王ザーグ
原作におけるバズの最大の宿敵。
腕のプラズマイオン砲は、ゲームでは一撃でバズの体を吹き飛ばすほどの威力を誇る。
その正体はバズの父であり、その事を知ったバズは慟哭するのだった。

  • バズ(ニューアクションベルト)
「2」で登場した、アクションベルトを装備したバズ。他にもマグネットやロープなどが装備されている。加えて身体能力もアンディのバズより高いらしく、彼と取っ組み合いになったアンディのバズがあっさり捕まってしまったこともあった。
スペースレンジャーになりきった姿を目の当たりにしてアンディのバズは「私もかつてはこうだったのか」と恥ずかしがっている。
一時はレックス達も入れ替わった事に気付かず彼らと同行するが*3、ザーグとの激しい戦いを経て和解し、親子の時間を過ごす事にしてアンディのバズ達とは別れることとなる。

  • バズ(ハイテク版)
「5」で登場した最新型のバズ。その数なんと50人
やっぱりスペースレンジャーとしての意識を持っていたが、スターコマンドの指令を受けるため、空に光る星を目指す中でバズ達と遭遇。
当初はディズニーヴィランズとされていたが、胸に保安官の星をつけたバズをスターコマンドとしてあっさり和解する。

  • ニセものバズ
「ニセものバズがやって来た」で登場。
ファーストフードのおまけフィギュアとしてついてくる、小さくて頭の大きい2頭身のバズ・ライトイヤー。
作中のものは見本としてケースに飾られていたものだが、ボニーと遊ぶバズを見て彼と入れ替わろうと画策する。

サニーサイド保育園を支配するクマのぬいぐるみ。
当初は穏やかな雰囲気で接していたが、仲間達をいもむし組から移すことを拒否され、出て行こうとしたところを無理やりデモモードにされてしまい、スペースレンジャーとしてロッツォの手先になってしまう。

  • ダッキーバニー
黄色いアヒルのダッキーと水色の兎のバニーのぬいぐるみコンビ。
「4」で射的の景品にされており、偶然近くに飾られたバズにちょっかいをかけたことで、バズと共に景品から脱出。
しかし、当人らは「景品として子供に迎えられたかった」と不満を漏らしていた。





追記・修正はスターコマンドの指令を受けてからお願いします。

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最終更新:2026年08月10日 19:35

*1 バズのほうも物言いこそ多少鼻につく部分はあったものの、それは「宇宙の秩序を守るスペースレンジャー(という設定)」としての自認ゆえであり、ウッディに対しては「この星の保安官」として当初は尊重する態度を取っていた。

*2 本当は壁の隙間に落とす程度のつもりだったが、運悪くぶつかったライトスタンドにより意図せず外に落ちた形となっている。

*3 ハムから「バズの大群見て変になったかな」、ポテトヘッドは「帰りに奴のヘルメットをぶっ壊してやる」とボヤかれていた