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御童カズヒコ

登録日:2026/09/04 Fri 18:59:47
更新日:2026/09/08 Tue 23:36:11
所要時間:約 4 分で読めます




御童カズヒコとは日本の漫画家で、黄金期のコミックボンボンを支えた作家の一人。通称「みどー」。本名は千葉カズヒコ。

■概要

1961年12月17日に静岡県伊東市で生まれ、宮城県仙台市の空手家の父親の非常に厳格な家庭で育つ。

東北学院高等学校在学中から友人とフジオ・カズヒコ名義で漫画を描き始め、東京デザイナー学院中退後の1981年に小学館出版の少年ビッグコミックにて『らんちきDAY by DAY』で漫画家デビュー。
1982年にコンビを解消し、現在の御童カズヒコというペンネームで少年ビッグコミック増刊号にて『かってにシティー』で再デビューし、1985年から1986年にかけて『らじかるDreamin'』を連載。

1987年からは講談社出版の児童誌コミックボンボンで『にくったらシェリフ』『元祖温泉ガッパドンバ』などを連載。
中でも代表作の一つである『疾風ウルトラ忍法帖』は連載を重ねる毎に『寿』→『超(ウルトラ)』→『輝(フラッシュ)』へとタイトルを改題しながら長期に亘って連載され、
第28回講談社漫画賞児童部門を受賞する大人気作品となり、本山一城の『スーパーマリオシリーズ』と岩本佳浩の『ロックマンX』と並んでボンボンの黄金期を支え続けた。
なお、ボンボンと並行して連載していたコアマガジン出版のロリコン誌アリスクラブでは1998年から諸々の事情で須王マンボの介というペンネームを使っていた。

ペンネームの由来は永井豪御大の作品のキャラクターである身堂竜馬から来ており、「身堂」の部分を当時の推しだった御厨さと美の「御」と宇崎竜童の「童」に置き換えて付けられた。

好物はカニや海老、刺身。一方でキノコが大の苦手でマッシュルーム、シメジ、マイタケ、エリンギは頑張れば食べられるが、シイタケはムリ。『ウル忍』でキノコ型の怪人を描いた時は死ぬほど辛かったとか。

2023年に食道癌を患い、闘病生活の末2024年9月4日にその生涯に幕を閉じた…。彼の訃報は亡くなった翌月の10月10日に妻によって自身のXアカウントにて報告された。享年62歳。

■作品リスト

■連載作品

  • らじかるDreamin'
  • にくったらシェリフ
  • 元祖温泉ガッパドンバ
  • ウルトラ忍法帖シリーズ
  • ろけっとBOY ダムダム
  • 大貝獣物語
  • ギャグギャグ大貝獣物語Ⅱ
  • ごぞんじ!月光仮面くん
  • 電光石火ニトロ
  • B.B.D
  • ま、いっか~カッパくんそれなりの日常~
  • ウサ探

■読切作品

  • かってにシティー
  • カラス天狗★ぴよ丸 ぴよっと参上!
  • 宇宙警察ミカヅキ
  • ダメ天使 ズルチン

■4コマアンソロジー作品

  • ストⅡ 4コマ大行進
  • ロックマン 4コマ大行進

■作品内での客演

御童氏は自身の作品内に「みどー」というキャラとして作中にカメオ出演することが多々あり、その中でも『ウル忍』では度々登場している*1が、
大抵の場合女湯を覗いてたりくだらないことばかりしたりするためマンをはじめとした登場人物たちに追い払われたりウルトラリンチされたりとぞんざいな扱いをされている。

また、とある回では下ネタ続きに辟易したタロウが御童氏の脳内を透視した結果、
玉金のような形の「下品脳」が脳の大半を占めており、その他にもボンボンではとても描けないウルトラセンシティブな内容が詰まったハートにまみれた「スケベ脳」に成長途上の拳骨の形をした「空手脳」、そしてシリアス長編終了後は冬眠している唯一の良心とも言うべき「まじめ脳」というとんでもねー事実が明らかとなった。

その後の虓魔王編終了時では、まじめな長編をやりすぎた結果、仕事場で腐った死体となっていた。すぐに復活したが

ちなみに作中に存在する仕事部屋にはうるさい担当者を追い払う設備が大量に備え付けられているそうな。

■空手

父・千葉拳二郎は全日本硬式空手道連盟第2代会長で、御童氏自身も空手有段者であり、少年時代では巻藁に拳を打ち付けながら漫画を読んでいたというエピソードがある。
御童氏はそんな父に対し尊敬の念を抱いていたが同時に反発心も抱えていたそうで、後継を蹴って漫画家を始めたという負い目から『ウル忍』で空手絡みのストーリーを描くまでは空手を題材とした漫画及び作中に導入することに抵抗を抱いていた。
だが、空手を普及したいという思いはあったようで、上記の荒神流編連載時はボンボン内で空手の紹介や少年期の空手エピソードなどが掲載されれていた。
ちなみに拳二郎師範は『ウル忍』にも一回だけ登場している。


■交友関係

共にボンボンで連載していた『へろへろくん』の作者・かみやたかひろとは仲が良く、『ウル忍』でかみやが寄稿したファンアートが作中の扉絵として起用された他、
ある回で御童氏が殺害された際に「みどーが死んだら誰が『ウル忍』を描くの~!?」というティガの問いにマンの「かみや先生が描いてくれる」といったギャグが描かれていた。
対するかみやも『へろへろくん』で「みどー販売機」なるネタも描いており、そのネタは『ウル忍』でも使われた。



追記・修正、頼むわ!byみどー

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最終更新:2026年09月08日 23:36

*1 連載100回記念回ではアミアから「あんた出過ぎよ!」とツッコまれた