登録日:2026/07/20 Mon 21:29:16
更新日:2026/07/24 Fri 23:46:57
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「御前の寝床は焼き討ち払われた!」
「更生しない限り、御前の家は戻ってこないだろう」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇー!?」
『
古今東西おきつね物語』(
Nine-Tailed Okitsune Tale)とは、ちゃおちゃお亭の
インディーゲーム。略称は、「おきつね物語」。
Steamで2023年5月から配信されている。
概要
ちゃおちゃお亭の主宰である、ばやちゃお氏の創作世界「
魔けモン!」をベースとしたゲーム作品であり、
ゼルダライクな2Dアクションゲーム。これまで小規模の
フリーゲームなどを3作作っていた氏だが、本作で本格的なゲーム制作に乗り出している。
音楽は、音ゲーなどに楽曲を提供しているああああ氏が担当。本作の縁から次作の『でびるコネクショん』でも音楽を担当することになる。サウンドトラックは、BOOTHとSteamで購入できる。
2019年に音楽ゲーム『Muse Dash』にて、ななひら氏の楽曲である『
お願い!コンコンお稲荷さま』のジャケットにばやちゃお氏が「魔けモン!」の
キツネキャラのコハクを描いたことが発端となっている作品。
ジャケットを描いた後に、ばやちゃお氏が『お願い!コンコンお稲荷さま』の非公式MVを勝手に作ったところ、話題となり公式MVに昇格。ばやちゃお氏の大学の卒業制作でゲームを作ることになり、MV内のコハクの人気を知り、コハクを主人公にすることになった経緯がある。
そのため、『お願い!コンコンお稲荷さま』のボーカルのななひら氏がコハクの声を演じている。
CAMPFIREを使用したクラウドファンディングによって資金調達をしており、特にBGMの外注とフォントにお金がつぎ込まれたという。
卒業制作という性質ゆえか、ばやちゃお氏の普段の際どいネタが最低限に抑えられており、次作の『でびるコネクショん』ほどはっちゃけてはいないのも特徴。むしろ、『でびコネ』が無茶苦茶にはっちゃけているといえばそう。
本作に登場するキャラクターの過去を描く同人誌『おきつね外伝』も頒布されており、現在はBOOTHで電子書籍で購入できる。
あらすじ
ヤマトの国、なすびヶ原、伊弉荷神社。陰陽師・玄翁に封印されたいたずら狐・コハクは、ある日神社の本殿に置いてあった竹筒をいたずらで開けてしまうが、そこには悪霊が封印されていた。コハクはヤマトの神・イザナリに、罰として家を燃やされ、悪霊を再封印することを命令される。
悪霊封印に出かけた矢先、行き倒れているエンジェルという狐を助けたコハクは、悪霊の封印の傍ら人助けにも精を出すことになるのだった。
キャラクター
「もふもふするなー」
性別不明な主人公。九つの白い尻尾と、額の紫の宝石がトレードマークの狐。いたずらばかりで都の人々に疎まれている。語尾は「~も」。
封印された際に妖力が抑えられており、メインの攻撃方法の毒手もあまり強くはない。
木の葉を使って様々な姿に変わりながら、自分の解いてしまった悪霊たちを封印することとなる。
名前の由来は、白い狐→「狐白」と、封印からの連想で中に虫などが閉じ込められることがある宝石「
琥珀」か。
「悪夢を見るのが嫌で、眠るのが怖いです…」
悪霊退治に乗り出したコハクの前に現れた三尾の狐の男の子。青みがかった毛色と身体に付いた羽根、麿眉とおでこの月のマークが特徴的。
紙を使った占いの能力を持っている、流れの占い師。
行き倒れたり、迷子になったり、悪夢にうなされたり、のぼせたり、何かと放っておけない言動をしている。
名前の由来は、占いの
都市伝説「エンジェル様」か。エンジェル様には青いペンを使う方法があるため、青い体色もそこから来ている可能性がある。
「日頃の行いを悔い改めるのだな」
伊弉荷神社に祀られているヤマトの神様。白い毛色に身体に入った赤いライン。炎が揺らめく尻尾が特徴的。
民を守る使命と、何かと手のかかるコハクへの対応によって、何かといつも険しい顔をしている。
間際に迫った御神火祭の対応に追われ、悪霊への対応ができないこともあり、コハクに悪霊たちへの対応を迫った。
彼の過去の一部は、『外伝』の方で語られる。
「…ウザナリのやつゥ、あれは神様のふりした畜生だぜ!」
黄色く糸目の一般的な狐の男性。頭に葉っぱを乗せている。関西弁で喋る。イザナリの配下であるが、裏ではイザナリの陰口を叩いている。
神社では、絵馬の係を担当している。
ぶんぶく文書の店長・たんぼの娘であるぬいに思いを寄せている。
過去の話については『外伝』の方で語られる。
「コハクしゃん!散策前におみくじいかがでしゅか?」
ピンク色の
狐の巫女さん。舌足らずな喋り方をしている。皆から「
はるちー」として親しまれ、一人称も「はるちー」。
寺子屋・茶柱塾で、茶柱金時先生の下で学んでいるほか、神社では、おみくじとお祓いの係を担当している。
盲信的といえるほどイザナリを信仰しているが、過去に何があったかについては『外伝』の方で語られる。
コハクの変身能力
コハクの基本の姿。毒手による前方への攻撃のみができる。
一般的に認知されているのがこの姿なので、この姿以外では話がまともに出来ない相手が多い。
攻撃の間合いは狭すぎて慣れていない間は、急旋回してくるモニニにやられるので、間合いをはかって攻撃し、ダメージを受けたらこまめに回復しよう。本作は、低難易度を目指したゲームだが、これが原因で序盤の難易度が高くなっている。
マジリシア全域で流行っているペットの魔物の姿。四足歩行になり、移動スピードがアップする。
特殊能力として、敵や水場を挟んで向こう側にジャンプが出来るが、一方で攻撃する手段を一切持たない。
巨大な爪を持つ大型の二足歩行の魔物の姿。攻撃力がアップし、岩などの障害物を破壊できるようになる。
殺生石から漏れ出た邪気を受けて変身する、コハク最後の姿であり、憧れた亡き母親の姿。
和装をした九尾狐の女性の姿になり、全方向に攻撃できるようになる。
なお、ある理由から稲荷山をこの姿で出ることはできない。
関連用語
『魔けモン!』通しての舞台となる魔法とケモノの世界。魔法を操るケモノ・魔獣、言葉を解さないモンスター・魔物、精霊や神の類・魔神が存在している、魔法世界。本作では詳しくは説明されていないが、本作の舞台もマジリシアに存在している。
本作の舞台。
マジリシアのプランタン大陸のヤマトに存在する地域。
イザナリが御本尊の伊弉荷神社、寺子屋の茶柱塾、様々な店のある都、魔物が跋扈する稲荷山が本作で登場する。
かつては領主の圧政に苦しめられたが、現在は基本的に平和な地域。
名前の由来は、殺生石伝説で有名な栃木県那須野が原。
伊弉荷神社の参道の先にある商店街のような場所。
たぬきのたんぼ・ぬい親子が切り盛りする巻物屋「ぶんぶく文書」、肝っ玉な鶴の店主・てまりが営む甘味処「こまち」、不愛想な鹿の白雨が店主を務める温泉宿「鹿の湯」と、個性豊かな店が揃っているが、過去のコハクのイタズラで最初はほとんど出入り禁止状態になっている。
伊弉荷神社の近くにある本作のダンジョン。
一番ふもとにありモニニ牧場と接続している「憑依峠」、悪霊の解放後に迷宮と化してしまった「幻影峠」、雪が積り入り組んだ洞窟が待ち受ける「変貌峠」、殺生石の鎮座する頂上へと繋がる「千本鳥居」の4エリアで構成されている。
陰陽師・玄翁が封印し、コハクが解放してしまった邪気を持つ存在。
3体おり、スピードに秀でた狐占、化けるのが得意な狗占、魔物を使役する狸占と、それぞれ得意分野が異なる。
余談
- タイトル画面のキャラクターの表情がシナリオの進行度で変わる。表情豊かなコハクたちはもちろん、不愛想なキャラクターもどこかのタイミングで1度は変わっているので、比較してみると良いだろう。
- ぶんぶく文書のカウンターには「魔けモン!」の顔である、ペインの人形が飾られている。
- 温泉宿「鹿の湯」の2階には様々なキャラクターが泊まりに来る。一番左の部屋には、バ美肉した作者のばやちゃお氏が宿泊し、右から2番目の部屋には条件を満たすと、音楽担当のああああ氏のマスコットキャラ「ほしかけくん」が宿泊するようになる。
- モニニ牧場にいる「魔けモン!」ファンでも見慣れないであろうモニニたちは、クラウドファンディングに5万円以上支援した人たちに送られたオリジナルデザインのモニニを登場させる権利によるもの。
- 『でびるコネクショん』には、本作の要素がいくつかゲスト的に登場している。本作をあらかじめプレイしてから『でびコネ』をプレイすればニヤリとできるだろう。
「まぁ、前までつまらんと思っていたこのwikiも」
「なんだかんだ追記が一番だと思ったも。修正は最高だも」
「だからずっと…このアニヲタwikiが続けばいいと思うも」
最終更新:2026年07月24日 23:46