ムラサメライガー

登録日:2010/04/30 (金) 16:25:24
更新日:2019/12/25 Wed 21:17:58
所要時間:約 4 分で読めます




アニメ『機獣創世記ゾイドジェネシス』に登場する金属生命体及び主人公ルージが搭乗する主役機。



蒼き獅子
ムラサメライガー
MURASAME RIGER
番号 GZ-010
所属 ディガルド討伐軍
全長/全高 22.3m/9.2m
重量 87t
最高速度 310km/h
搭乗者 ルージ・ファミロン
武装
  • ムラサメブレード(かつては斬命剣)
  • ソードキャノン
  • クラッシュバイト
  • カウルブレード×11
  • テイルブレード×2
  • 3連キャノン
  • ストライクレーザークロー×4
  • パイルバンカー×2

青を基調としたライオン型のゾイドでミロード村の近海で発掘された。
何故かルージ以外には扱えない為、以降は彼の愛機としてディガルド武国に立ち向かい活躍した。

主な武装のひとつに象徴たらしめるリーオ/メタルZi製の大刀「ムラサメブレード」がある。
元々はファミロン家に祀られてきた御神体だったが、稼働したムラサメに呼応して家から射出するように飛んで行き鞘に納刀された。リーオの武器であるためバイオゾイドに対抗でき、敵を一閃の下に両断する。
胴体上のレールと大刀自体のアームにより、咄嗟の際にも対応できる程の反応・対応性と擬似的なマニュピレーターとも言える程の凄まじい可動性を持ち、攻撃力を持つシールドとしても機能する。バーサークフューラーのバスタークローと別方向に進化した万能武装と言える。

パイルバンカーも特徴的なのだが、アニメでは一度しか使われなかった。コンセプトでは、これを敵の顔面に (下手したらパイロットごと) 突き刺すエグい攻撃も考えられていた。

平成シリーズ後期のゾイドにはたまにあるが、ムラサメライガーの射撃装備はどちらもどういう類の武装なのか、実弾武器なのかエネルギー武器なのかも分かりづらい。ソードキャノンは、ゲームでは敵を刀で刺しながら使用するというエグい攻撃があったが、アニメではバラッツ相手に一度しか使っていない。3連キャノンは弾のタイプが複数あり、エネルギー砲と思わしきバージョンもあるので、もしかしたら切り替えが効くのかもしれない。本作品の世界観では銃弾の補充も難しいので、このような機能とくにエネルギー弾が備わったのかもしれない (ソードキャノンは弾切れしていたのか、単に使われなかったのか不明)。
そして、やはり尻尾の銃器は差別されている。

カウルブレードは、実体型の疑似シールドであり、バンカーのような役割を持つため、ライガーゼロイクスのような攻撃力を持つ訳ではないのかもしれない。アニメでは、第一話でバイオラプターのナパームを跳ね返していた。戦闘中に使えば、敵を吹き飛ばすこともできるのかもしれない (第一話でバイオラプターを吹き飛ばしたのはもしかしたらこれだったのかも)。
ブースターは装備していないが軽量型なので運動性能は非常に高く、突進を活かした斬撃による一撃必殺の戦法を得意とする。
その代わり、その軽さが仇となって、バイオラプターの体当たりで吹っ飛ばされて火山の火口に落ちてしまったこともある。

ザイリン始めディガルド四天王と幾度も交戦を繰り広げ、
ルージ自身の未熟さも含めムラサメでは苦戦する場面もあったが、
中盤から発現した旧文明の超技術『エヴォルト』を駆使することで終始活躍している。

またルージの修行の一環としてソウルタイガーとレインボージャークをまとめて背中に乗せて移動する事もあったが、自身の重さと比較しても相当なパワーと耐久性を持っている事がわかる (これがどういう修行になるのかは不明だが)。



紅い疾風
ハヤテライガー
番号 GZ-015
全長/全高 22.3m/10.1m
重量 108t
最高速度 420km/h
武装
  • ムラサメディバイダー
  • ムラサメナイフ
  • カウルブレード×3
  • テイルブレード×2
  • ストライクレーザークロー×4
  • クラッシュバイト
  • ハヤテブースター
  • HYTフィン×2
  • サブHYTフィン×4
  • チェイスパイルバンカー×2
  • パイルバンカー×2

ルージの「もっと速く!」を具現化したムラサメのエヴォルト第一形態。
赤を基調とした高速戦闘特化型で惑星Ziの地上ゾイドでは最速を誇る。

ムラサメブレードはムラサメナイフとムラサメディバイダーの小太刀に分離し両前脚に装着され、
高速機動により敵を撹乱し華麗に切り刻む一撃離脱の戦法を得意とする。

アニメでは再現できなかったが、敵の喉元に噛みついて頬のパイルバンカーで敵の首元から爆砕するというヤバい攻撃も想定されていた。

あと何だかよく解からない『炎』の性質(恐らくHYT粒子の性質の一部)も付加しており、変身シーンや戦場を駆ける場面では炎を纏って疾駆する。
但し攻撃力はムラサメに劣り、火力不足について劇中で何度か嘆かれていた。
ちなみに「ロン先生のゾイド講座」では開始僅か第二回目と早くから紹介され、おまけに二回も登場した。



白き獣帝
ムゲンライガー
番号 GZ-016
全長/全高 22.3m/9.8m
重量 137t
最高速度 280km/h
武装
  • 3連装グラビティキャノン
  • ムゲンブレード
  • ムラサメブレイカー
  • テイルブレード
  • パイルバンカー
  • メーンクラウンブレード×9
  • スモークディスチャージャー×4

ハヤテの火力不足を嘆いたルージの「ムラサメの大刀が二本あれば……!」を具現化したムラサメのエヴォルト第二形態。
白銀に煌めく威風堂々たる姿、ムラサメブレード以上の威力を持つ大刀「ムゲンブレード」と「ムラサメブレイカー」が特徴。
機動力を捨てたことで二本の大刀から繰り出す無限二刀流の破壊力と、
全身にメタルZiコーティングすることでバイオ粒子砲にも耐えうる装甲を得た、攻撃・防御の双方を重視した最強形態。またの名を『無双ライガー』。

グラビティキャノンは、厳密にはどういう装備なのかは不明だが、並大抵の砲撃をものともしないバイオ装甲を持つバイオケントロを衝撃で怯ませる威力を持つ。

敵陣に吶喊し大重量の大刀で破断する一騎当千型で、
手も足も出なかったケントロやヴォルケーノに対しこの圧倒的破壊力を以て勝利している。
ちなみにゾイド講座ではムゲンブレードは「マサムネブレード」と紹介されていた。



以下ネタバレ









このようにムラサメは強力な力を有しているが、
真のムラサメの能力は『再生能力』だという事が最終話にて明かされた。

『エヴォルト』が単なる変身能力だと長らく思われてきたが、
これはルージの意思に呼応して実現する『破壊』と『創造』を一瞬で行い、自らを驚異的な速さで『再構築』するシステムの一端であった。
それらを知らずにジーン皇帝のバイオティラノにゾイドコアを破壊され機能停止し窮地に陥るが、
絶望下でも諦めないルージの意思に応え一度死んだコアさえも再構築し復活、
ムラサメ→ハヤテで一気に距離を詰める→ムゲンの二刀で光輝く巨大な翼を形成しティラノを両断する『連続エヴォルト』でジーンを死闘の末討伐した。

尚、スパロボKではこれが見事に再現されている。


  • 余談
電撃ホビーで公開された設定画によるとムゲンはパンツァーのような砲撃形態にする案もあったらしく、
背中の刀は両方とも種子島のようなキャノン砲に、カウルブレードも小口径砲となっていて、V2ガンダムのようなガンカメラが装備されていた。
また、「ムラサメライガー千手」という究極形態もデザインされていて、ムラサメ、ハヤテ、ムゲンの全ての装備が搭載され、カウルブレードも大型化していた。 

他にも、実はユニゾン可能。
ゲーム「ZOIDS SAGA DS」にて、序盤の主人公機であるブロックスゾイド「サウロナイツ」とユニゾンすることで、ブレードではなく槍を装備した形の「ムラサメナイトカスタム」となる。
同じくゲーム「フルメタルクラッシュ」では、「ブレイドホーク」との合体で「ムラサメシノビカスタム」となる。
またZOIDS SAGA DSでは、本機をベースにしたと思われるバイオゾイドとして、「バイオライガー」というものも存在する。

ウルトラマンギンガは、見た目と和風の名前、能力から、ウルトラマン版ムラサメライガーと言われる事もある。

第3話では、塗り忘れだろうか、カウルブレードが白い場面があるが、これはこれで美しいので拝見していただきたい。

追記・修正お願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/