登録日:2011/03/12(土) 23:14:39
更新日:2024/08/27 Tue 21:30:13
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「ケーニッヒウルフ」とは、トミー(現:タカラトミー)の『ZOIDS』に登場する機体。
▽目次
スペック
番号:RZ-053
所属:ヘリック共和国
分類:
オオカミ型
全長:21.24m
全高:8.64m
重量:90.5t
最高速度:290.0km/h
武装・装備
エレクトロンバイトファング
エレクトロンストライククロー×4
ヘッドギア(暗視カメラ・精密射撃用デュアルスコープ)
2連装マルチディスチャージャー×2
概要
コマンドウルフの後継機、そして生産にめっちゃ金を喰う
ライガーゼロの代替機として建造された
ゾイド。
ゼロ同様、野生体をベースにした高い生命力とパワーを両立した機体。素体となった狼型野生体ゾイドも、コマンドウルフの基となった中央大陸産のそれよりも大型の西方大陸産のものを採用した。
結果、
ライガーゼロと比較しても遜色無い性能を獲得した。
……が、小型なコマンドウルフの後継というには当機もまた機体が大柄に過ぎ(ゼロよりはマシだが)、そのためか生産コストは依然として高いまま。更にはゼロと違い有り余る出力を制御しきれずオーバーヒートを起こす危険性が発生しており、それを防ぐためとして背部に放熱ファンが取り付けられている。結果的に当機もヘリック共和国軍の主力にはなれなかった。
戦果もフル活用出来なかった為、スペック程の活躍は無かった。
そもそも、当機が登場しててから比較的早期にストーリーがネオゼネバス戦に移り、販売の主力がBLOXに移行したという大人の事情もあったし仕方ないね。
しかし、これはあくまでも機体を持て余していたせいであり、パイロット次第では高い戦果が期待出来る。
装備
特徴的な装備として、頭部に装着されたヘッドギアがある。
これには暗視カメラや赤外線スコープが内蔵されており、
ライガーゼロ イクス等のステルス機をも捉える事が可能で「ステルスキラー」の異名を持つ。
但し、これを被ると視界が著しく狭まるため、視野の広さが物を言う近接戦ではあまり役に立たない。
なら遠距離戦なら、と行きたい所だが本機には
火器が一切搭載されていない。
その点を解消する為、オプション
(別売)としてCP-22 デュアルスナイパーライフルとCP-23 AZ5連装ミサイルポッドセットが存在する。
なら最初から付けろと
派生型
●アサルトケーニッヒ
上記のオプションを装備させた形態。後に登場した同装備の機体との差異は、機体色が白色そのままな点。
頭部ヘッドギアを最大限活用出来る形態で、双方を連動させる事で高い精密射撃能力を発揮する。
この形態がケーニッヒウルフ本来の姿と言える。
『
ZOIDS2 〜ヘリック共和国VSガイロス帝国〜』に登場した際は何故かミサイルポッドが片側にしか無かった。
●ケーニッヒウルフMk-Ⅱ
アサルトケーニッヒと同等の形態にブラウン調のカラーリングを施した
色変更&セット販売機体。
アニメ『
フューザーズ』や『
ジェネシス』で活躍。
同時期の
ゲーム作品ではノーマルなホワイトカラーの機体にもこの呼称が使われていた事もある。
●ヘビーアームズケーニッヒウルフ
上記の二機同様の装備を施した姿だが、装甲の色が青系統に変更されている。
これは夜間戦闘時の視認性を低下させる為の措置であると同時に、通電する事で耐ジャミング機能が付加される特殊装甲でもある。
ただし、まだ未完成の装備故に3分程度しか持続しない。
追記・修正はヘッドギアをつけながらお願いします。
- コマンドウルフの後継機というのは、あくまで狼型ゾイドの次世代機という意味。元々はシールドライガーに代わる主力高速戦闘ゾイドとして、操縦性最悪のDCS-Jに量産見送られたブレードや量産すら困難なゼロの代わりに白羽の矢が立ったのがケーニッヒ。もっとも、ケーニッヒも量産性に問題あるから、へリック共和国軍は従来機のシールドライガーを主力機にし続けることになった。 -- 名無しさん (2014-10-04 19:41:40)
- コマンドウルフの役割的な後継機となるとこっちよりもシャドーフォックスになるかな -- 名無しさん (2015-06-15 13:54:01)
- 本体とカスタマイズパーツを別売りにする拝金主義の犠牲になったゾイド。こいつとゴジュラスギガ、スナイプマスターは、下らん事でケチったせいで人気が微妙になった気の毒なゾイドである。 -- 名無しさん (2015-06-30 15:09:48)
- カスタムパーツを装備しない場合狙撃用の電子装備を搭載した高速格闘戦用の大型種になる -- 名無しさん (2015-09-11 08:35:40)
- たしか惑星ziの前半の主人公機じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2015-09-11 09:03:37)
- コマンドウルフの後継として扱われている限り本来のポテンシャルを発揮できないと公式で言われている悲劇の機体 -- 名無しさん (2016-02-19 12:44:53)
- 4つ↑、隠密に加え偵察、支援とコマンドウルフの特徴持っているしな。しかも格闘戦ならストライクレーザークローがあるから雑魚なら余裕で倒せる。 -- 名無しさん (2016-07-13 08:22:59)
- HMMはよ、もちろん砂味噌付きで。 -- 名無しさん (2016-07-13 09:16:46)
- あと、構造的にライフル無しでもオーバーヒートしやすいんで急増で放熱ファンをつけざるを得なかったんだよね -- 名無しさん (2018-05-24 16:43:38)
- ケーニッヒと同じような理由で量産機になり損なったライトニングサイクスはそこそこ活躍できたのにね -- 名無しさん (2018-05-31 00:14:51)
- コマンドウルフの後継機のはずなのに出来上がった機体は全然別物でコストも高騰、こうして見ると共和国版ライトニングサイクスにも見える -- 名無しさん (2018-08-11 12:32:40)
- カッコいいんだけど不遇だったなあ… -- 名無しさん (2020-10-15 14:38:12)
- パッと見カッコいいけど構造の都合上ブタ鼻気味だったり実物のおもちゃも細部詰めきれてない箇所あるのが惜しい、ライバルのイクスもHMM化したしいつかケーニッヒもかっこよくリファインを… -- 名無しさん (2020-10-15 16:21:20)
- HMM決定じゃあ! -- 名無しさん (2021-12-18 20:45:49)
- Mk-Ⅱはブラウンと言うよりメタリックオレンジな気がする -- 名無しさん (2024-08-27 21:30:13)
最終更新:2024年08月27日 21:30