登録日:2012/02/17 Fri 12:54:05
更新日:2025/01/05 Sun 15:29:45
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「せっかくだから、俺はこの中華ビーフンを選ぶぜ!」
ビーフン(米粉)とは、うるち米の粉を原料とする麺類の一種。
ここでは主に日本で一般的に知られているものを紹介する。
■概要
起源は中国の福建省。稲作地帯だったこの辺りは小麦文化が発達せず、麺類も米から作っていた。
この米粉麺は様々な形状のものが作られ、アジア各国に伝搬、発達していった(ベトナムのフォーやカンボジアのノンバンチョップなど)が、素麺状に細長くしたものが台湾に伝わっていた。
これが日本の統治下を経て本土に伝わったのが、今日の「ビーフン」である。
語源は「米粉」の台湾語読み。
この場合の「粉」と米麺を指し、「麺」は小麦の麺のみを表す。
これを日本中に知らしめたのはやはりケンミン社の功績である。
「他の企業がやらない事をやる」と言う姿勢のもと、当時一般的でなかったビーフンの製造、販売に踏み切ったケンミン社のこのスタイルは、
現在も同社を「オンリーワン企業」たらしめている。
■製造方法
精米したうるち米を加熱、加水しながら練りあげる形で作られる。
「米粉」の漢字名が示すように本来は米のみから作られるのが正しいが、現在は
じゃがいもやトウモロコシのでんぷんも加えられる事も多い。
これはコストダウンの他、麺を伸びにくくする効果もある。
■調理方法
◆焼きビーフン
野菜や肉と一緒に、味付けしつつ炒めたビーフン。伝搬元である台湾での食べ方。
ケンミンのビーフンもこうして食べられる事が多い他、学校給食のメニューにもなる。
カレー粉でカレー味をつけて炒めたカレービーフンも美味。
◆スープビーフン
中国本土で一般的な食べ方。他の麺類と同じ
スープに入れて食べる。
■ビーフンを愛する人々
◆
コンバット越前(
デスクリムゾン)
精神の蝕みと引き換えに進化する銃、クリムゾンの使い手。
カレービーフンはダメで、中華味しか認めない。
ケンミンからコラボ食品として「
コンバット越前も大好き焼ビーフン」が発売されたこともある。
◆
成歩堂龍一(
逆転裁判)
ギザギザヘアーの弁護士はビーフンの喉に絡みつく感じがお好きだとか。
◆
蒼樹うめ先生(漫画家)
主成分が焼きビーフンと言うくらい大好物。
◆小杉くん(
ちびまる子ちゃん)
給食王。給食ならなんでも好きだがビーフンも大好き。
「今日の給食、ビーフンなんだよな。楽しみだなあ、楽しみだなあ。絶対お代わりするぞ」
「なんだあ?この項目は!?」
「とにかく、追記・修正してみようぜ!」
- コンバット越前w -- 名無しさん (2013-12-27 17:32:27)
- かーちゃんビーフンにピーマン入れんといて。なぁなーて。 -- 名無しさん (2013-12-27 17:47:14)
- 小麦麺とは、また別の美味しさですよね -- 閲覧者 (2014-02-26 21:31:49)
- 中華一番に登場したイカスミビーフンを食べてみたい -- 名無しさん (2015-01-11 12:42:48)
- どこぞのシェフは、スパゲッティでビーフンをつくってみせたそうな・・・ -- 名無しさん (2015-12-03 10:59:59)
- 給食でご飯のおかずがビーフンだったことがあるが、米だらけじゃないか…。栄養士さんホントにちゃんと考えたの? -- 名無しさん (2017-09-18 14:17:06)
- ↑焼きそばパンの米バージョンと考えれば… -- 名無しさん (2020-06-18 10:20:30)
- いーあるさんすー焼きビーフン。うーるーちーぱー焼きビーフン -- 名無しさん (2022-03-08 21:50:45)
- 食パンに挟んでもおいしい -- 名無しさん (2025-01-05 13:30:42)
最終更新:2025年01月05日 15:29