荻山葵

登録日:2011/08/01(月) 13:28:29
更新日:2024/12/03 Tue 12:11:50
所要時間:約 6 分で読めます




ばかっ、すけべっ! なんで眼逸らさないのよっ!



ロウきゅーぶ!ヒロイン(?)の一人。



Aoi Ogiyama

身長:163cm
誕生日:1/9
血液型:O
胸囲:Dの一族?(噂の域を出ないため早急に検証を要する)
クラス:1年3組
cv.伊藤かな恵



昴の幼なじみで10年同じ学校という間柄。ちなみにうち9年はクラスも同じだった。


勝気な印象のある顔立ちに活きの良いポニーテール、すらりと長い脚が特徴の健康優良美少女。
163cmというそれなりに高めの身長で、彼女も昴と同じく生粋のバスケ馬鹿(褒め言葉)。しかし七芝に進学してからはバスケ部に入部していない。



見た目と同じ、いやそれ以上にアグレッシブな性格で、昴や一成などにはすぐ手が出る。
が、実は不慮の事態にはめっぽう弱くパニックを起こしやすいという、地味にはた迷惑なところがある。

何気にぬいぐるみ集めが趣味という女の子らしい面も。
また根が真面目でついでつい世話を焼いてしまう姉御肌タイプ。親友の柿園・御庄司もからかいつつも葵のことは慕っている。



ネット上で彼女のことを「わさび」と呼ぶ人がいるが、名前から「荻」の字を取ると「山葵」になるため。
当然嫌う人もいるので空気は読みましょう。




以下ネタバレ














本人は否定するが昴に惚れているのは確定的に明らか。

七芝でバスケ部に入らなかったのは、昴のマネージャーとして今度こそ全国に行かせてあげたいと思ったから。
当の男子バスケ部が休部になってからは昴や一成、万里、あと柿園と御庄司も呼んでの同好会に加入している。


なのに昴本人が妙に放課後コソコソしたり、急に年下女子の扱いに手馴れていた事を訝しみ、テスト前に昴を尾行した結果、
とうとう昴と慧心女バスの関係を知ることに。

最初はまぁ、ある程度の自重を昴に言いつける程度だったが、愛莉の臆病克服もかねた水泳練習を見てしまい、とうとうプッツンきてしまう。
とにかく力づくで連れて帰ろうとするも、昴にいてほしい、それと遊びと評されたことに反発した五人に阻まれ、昴を賭けたバスケ勝負をすることに。

もっとも葵は途中から五人が昴の全国出場にとって障害になるか、それともやる気を高めるのに必要かを測るつもりになり、
事実試合中にもかかわらずアドバイスを出したりもしていた。


それからは女バスとも打ち解け、みんなのお姉さん的ポジションに就任。特に愛莉は強く憧れている。
ただその一方で、紗季あたりには智花の障害として若干危険視されてもいたり。
あと、夏合宿で残った時に偶然知り合った夏陽や同じポジションだった万里とも仲がいい。



一線から退いている現状本人がプレーすることは滅多にないが、ポジションはセンター。
ただこれは中学時代に葵より背の高い選手がいなかったためで、実際の資質があるのはフォワード。

センターとしては普段の足技と打って変わって、状況を判断し的確なショットを放つヨーロピアンスタイルを目指したが、
上背の足りなさから完成にはいたらず、現在その夢は愛莉に託されている。

得意技はフェイダウェイ(後ろ跳び)シュート。
自分よりも上背のある選手とマッチアップすることが多かったため、背の高い相手を抜くために編み出した。
…実はフェイダウェイには「後ろに跳ぶという一動作が加わるためリバウンドに遅れてしまう」というセンターとしては致命的なデメリットがあるのだが、
葵はそもそもセンター同士でぶつかるリバウンド争いでは不利になってしまうため、リバウンドを犠牲にした、本当に苦肉の策として編み出したのだろう。

また、長年の付き合いから昴とのコンビプレーは抜群。


さらに今では5年生の自称・真女バスのコーチも引き受けて昴とは指導者としても張り合い始めている。




さて、かように本来ならメインヒロイン級の役所にいるべき葵だが、
昴が超鈍感なのとバスケ馬鹿であること、さらに智花の存在が大きすぎて読者からは当て馬、噛ませの烙印を押されている。
それと登場してすぐに空気を読まない行動を取ったり、昴のロリコン疑惑から暴走したりであまりいい印象がなかったのも大きい。

ただ本人は昴に頑張って欲しいためで悪気はないし、子供たちにも意地悪したいわけでもない。むしろ選手として成長を期待している。


柿園、御庄司はカップルとして認識しているし、女バスの五人も息の合い具合に嫉妬することも。


8巻にて、商品は山分けの約束で街の福引の特賞『秋の京都旅行ペアチケット』を引き当ててしまう。
しかも偶然にも慧心の修学旅行と同じ宿泊先で、満室のためツインワンルームで寝泊りすることに。

普段の恩返しもかねて葵に気をかける昴に心ときめかせる姿は誰が見ても乙女。


清水の上にあることと縁結びで有名な地主神社でのおみくじも悪くない結果だった様子。


最後を真帆に持って行かれた感はあるが、昴×葵派にはこれからが期待されるところといった結果に終わった。






追記・修正よろしく

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2024年12月03日 12:11