登録日:2012/04/30(月) 14:41:53
更新日:2025/07/07 Mon 22:14:52
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概要
ドラゴン系、神滅具
初めて発現した際は同系統の下位神器『龍の手(トゥワイス・クリティカル)』だと思われたが、堕天使レイナーレに一矢報いたいイッセーの思いに呼応し本来の力を覚醒させた。
原作では赤龍帝の紋章が浮かび上がったがアニメでは形状を大幅に変化させる演出になっている。
『持ち主の思いに応える』という神器の特性から、少しずつ性能が強化されている。
能力
その基本効果は「能力の倍加」。
人間界の10秒ごとに力を二倍にする倍加能力を持つ。
ただし、そのままだと一度の行動で使い切ってしまうため、どこかで倍加を止める必要がある。
効果そのものは青天井だが、使い手のキャパシティを越えると、リバウンドで強烈な負担がかかる。
「トラックに積載量以上の荷物を積むと動けなくなるのと同じ」とは
リアスの弁。
平成後期のライダー装備のようによく喋る。
倍加した時の掛け声。
これで何回倍加したかわかる親切設計。
倍加がキャパシティを越えた時。
倍加のストップ。
倍加を譲渡した時。
力を透過した時。
赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)
イッセーの勝利への渇望から発現した第二の能力。
蓄積した倍加効果を自分以外へ譲渡する。
遠距離でも狙いをつけて飛ばすことができ、また人に限らず物にも譲渡できるため使い勝手がいい。
二人に譲渡する場合、倍率が二割落ちるが合計値で考えるとそこまでデメリットとも言えない。
- アスカロンに譲渡して竜殺しの力を高める
- 相手に制御しきれない程のパワーを譲渡して混乱させる
など、イッセーの奇策によって様々な効果を発揮している。
赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)
『赤龍帝の籠手』の禁手(バランス・ブレイカー)。
全身を覆う龍を模したプレートアーマー。
一気にパワーが増大する上、いつでも倍化を行えるために一瞬で限界まで倍加し、使用又は譲渡することが可能。
頑強さも相当で、部分的に破壊されても再構築が可能。
またこの状態ならドライグの制御で、龍の翼を使った飛行が可能。
本来禁手は「強い意志」「切っ掛け」そして「それらを引き寄せる類稀な運」が必要となるが、イッセーの場合は
ライザー・フェニックスに一泡吹かせたいという思いからドライグと取引し、片腕を代償に引き出した。
最初は短い時間しか使えず、発動にも時間が必要だったが、修練と激しい戦いの中でそれも改善。
現在では決戦にこの姿で臨むのがデフォルトになっている。
白龍皇の籠手(ディバイディング・ギア)
白龍皇の宝玉を取り込んだことで誕生した右手の籠手。
本来相反する存在であるアルビオンの半減能力を使うことができる。
ただし負担が異常に大きいのと、発動は一か八かの大博打になるため、現状は使用厳禁。
覇龍(ジャガーノート・ドライブ)
赤龍帝の力を一時的に、完全開放した状態。
使えば生命力を著しく削り、最悪死ぬ。
完全に破壊衝動に呑まれ、周囲を一切合財破壊し尽くす。
その根源は死んでいった歴代所有者たちの残留思念が持つ怨嗟であり呪い。
当代の所有者を自分たちのもとへ引きずりおろそうとしていた。
イッセーの場合、
アーシアがシャルバ・ベルゼブブに殺されたと思った怒りによって、不完全に発動。
宝玉から滅茶苦茶に腕やら翼やらの生えた怪物の姿で暴れまわり、解除した時には生命力の大半を消耗していた。
必殺技は胸部に内蔵された超威力のビーム兵器『ロンギヌス・スマッシャー』。
また、イッセーの場合『
停止世界の邪眼』や『白龍皇の光翼』も使うことができる。
赤龍帝の三叉成駒(イリーガル・ムーブ・トリアイナ)
魔王アジュカ・ベルゼブブの調整によってドライグの力と『悪魔の駒』が融合し完成した能力。
略称トリアイナ。
この能力に目覚めたことにより『王』の承認なしでもプローモーションが可能となった。
- ショルダーキャノンを背負う『僧侶』・龍牙の僧侶(ウェルシュ・ブラスター・ビショップ)
- 装甲をパージし速度を上げる『騎士』・龍星の騎士(ウェルシュ・ソニックブースト・ナイト)
- 逆に攻撃と防御を増す『戦車』・龍剛の戦車(ウェルシュ・ドラゴニック・ルーク)
の三形態に任意で昇格可能。
しかし各々長所が突出している分弱点も明確で、形態移行コンボは体力の消耗も激しい。
フォームチェンジの宿命か、後述の真女王を平常でも使えるようになった結果、使用頻度が激減してしまった。
真紅の赫龍帝(カーディナル・クリムゾン・プロモーション)
破壊に溺れた先代たちの呪詛を否定し、未来を開く王道の誓いを立てたことで発動した、真『女王』昇格形態。
「パワー」「スピード」「チャージタイム」の全てにおいてトリアイナを上回る。
当初不安定で使いこなせていなかったが、イッセーのパワーアップに次ぐパワーアップにより、現在では通常形態扱いになっている。
鎧の色は赤より「深い紅」愛する女性の髪と同じ色となる 。
『超巨大禁手』
肉体を新調して、真龍とある意味で同じ体となったことで、実現したグレートレッドとの合体。
禁手状態で、グレートレッドのサイズに巨大化した姿となった。
この形態における『ロンギヌス・スマッシャー』はグレートレッドの力を借りているため、ルシファー眷属でもまともなダメージを与えられなかった超獣鬼(ジャバウォック)を跡形もなく消し去った。
12巻
あとがきによると「今回だけの特別仕様」であり、三章の最後、前後編の後編を飾るに相応しい姿を出したかったとのこと。
アスカロン
竜殺しの聖剣。
三勢力の和平の際、天界より譲渡された。
A×A(アポカリュプス・アンサーアームズ)
真ハイスクールD×D3〈
修学旅行のサンシャワー〉にて登場した新形態。
兵藤一誠の使い魔である『龍帝丸』と「合体(龍神化状態の尾に)」すると発動する形態。
この形態では不完全であるが「真なる赤龍神帝(アポカリュプス・ドラゴン)」グレートレッドの力が使用できる。
特に呪文を唱える必要はないがシーグヴァイラの趣味により、「無・限・合・体ッ! インフィニティ・ゴォォォォォォオオオオッ!」と叫ばなければならない。
ちなみにこの言葉を唱えるとシーグヴァイラが《発・動・承・認ッッ!》と返してくれる(兵藤一誠は恥ずかしいらしい)。
この形態の音声は『Answer(アンサー)』。
トリアイナのような形態変化がある。
- Revelation Barrier(レベレーション バリアー)
龍帝丸のボディから出現する強固な
バリア。
原初の神タルタロスの攻撃すら効かない。
- Revelation All Range Blaster(レベレーション オール レンジ ブラスター)
龍帝丸のボディの各所から砲口が出現し極大なオーラ砲撃を撃てる。
原初の神であるタルタロスの防御魔方陣らしきものを容易く砕くほどの高い威力。
- Revelation Blade(レベレーション ブレード)
近接戦の攻撃手段である形態。
龍帝丸の上下部から二本ずつアームが現れ、その先端から『アポカリュプス・アスカロン(兵藤一誠が名付けた)』と言うオーラを纏った刃が伸びる。
龍神化でもドライグを出現させることができたが、A×Aでも出現できるようになった。
さらに強くなった兵藤一誠。
龍帝丸が不完全なためまだまだ強くなれそうだ。
今後に期待したい。
追記・修正よろしく
- 中の人繋がりだけど、これでもし「他人(未成年)の心を武器にする力」だったらどうなっていただろうか…欝話になりそうな予感が… -- 名無しさん (2013-08-04 01:17:39)
- 女王を超える更なる強化形態とか出そうだな 新しい肉体のスペックは未だ未知数だし -- 名無しさん (2013-09-07 18:05:46)
- 出来れば龍化的な技が良いな‥タンニーンを尊敬してるイッセーだし、ドラゴンに変身出来たら精神崩壊を起こしかけてるドライグに恩返し出来るかも知れないしね。 -- 名無しさん (2013-09-08 12:09:24)
- まぁ未だ真紅を使いこなせてないらしいし、デフォで真紅状態になれるようになったら進化するかもね -- 名無しさん (2013-09-08 15:10:59)
- ファンネルを割と使いこなしている -- 名無しさん (2014-03-22 22:09:10)
- 怒りの日的に言うと求道型か? -- 名無しさん (2014-05-22 23:50:31)
- オーフィスが波旬になるのか… -- 名無しさん (2014-11-12 12:16:55)
- いつかライダーキックを決めてくれると少なからず信じてます -- 名無しさん (2015-01-20 05:40:06)
- 覇龍で使った停止能力も透過能力みたいにドライグの持っていた能力なんかね -- 名無しさん (2015-01-20 08:57:03)
- いや、これの覇龍は力を借りる力もあるからギャスバーの力を勝手に借りて使っただけ -- 名無しさん (2015-01-20 09:05:20)
- 誰か飛龍も能力に追加してくれ -- 名無しさん (2015-02-11 15:50:38)
- 赤龍帝の籠手「Cyclone! Joker!」 -- 名無しさん (2015-05-20 22:59:48)
- 摩訶不思議な神通力 -- 名無しさん (2015-08-09 14:18:57)
- 使い手が強くなれば選択肢も大幅に増えるという王道の神器 -- 名無しさん (2015-11-19 00:01:44)
- 分かりやすく説明するとサポートもできる限界の無い界王拳みたいな感じの能力 -- 名無しさん (2020-01-18 10:01:51)
最終更新:2025年07月07日 22:14