湊斗光

登録日:2010/06/17(木) 19:59:01
更新日:2020/01/30 Thu 14:52:37
所要時間:約 6 分で読めます






「景明、お前の悲しみを拭ってやろう」


装甲悪鬼村正-FullMetel Daemon MURAMASA-』の登場人物。
(CV:九条信乃)

湊斗家の実子であり景明さんにとっては義理の妹。武芸において天賦の歳がありその実力は景明さんをして「控えめに言って才能の桁が一つ違う」と言わせるほど。
兄離れが出来ず朝は共に家を出て景明さんを見送り、夜になると迎えに行くという妹キャラの鑑のような御方。
礼儀正しくどんな相手にも敬意を払い、無礼はするのもされるのも嫌う。
親しい景明さんにも久しぶりに会う時には時候の挨拶から入るほど。
美人であり武芸百般に通じて礼儀正しい姿は乙女を白い花の修羅道に落とすほどのフェロモンを発するが、本人は景明一筋であり朝方から告白しにきた女生徒を
「体位(タイ)が曲がっておるわ!」

と一蹴、続いて首の下腹部の究極許せん物体で景明を誘惑しようとする陸上部を長足術で追いかけるなど、多少暴力的ではあるが楽しい毎日を送るどこにでもいる少女だった。

以下、ネタバレ






「天下に武を布くはこの光の宿星!」

銀の劔冑を装甲し見たもの全てを殺戮する天象、銀星号の仕手。
二年前、鉱毒病を患った光は廃人となり手足は枯れ枝のように痩せ細り発作による吐血や自傷行為によって日に日に衰弱していった。
しかし、景明の奮闘によりドイツの医師メンゲレ博士を迎え一時的に回復した際に湊斗本家により無理やり巫女(かんなぎ)の儀を執り行わせられる。
そのときふとしたきっかけで二世村正と帯刀の儀を交わし回復する。
その後、街が山賊たちの襲撃に晒されると知るや祭具殿の鍵を開け村正で対抗しようとして湊斗統と対峙するも、統が「光は本当にそこにいるのか?」という不可解な疑念を抱いた隙に統を一蹴。
二世村正を装甲し山賊たちと町人を歌で狂わせ殺戮し、村正の戒律を利用して景明に統を殺させた。これは村正の戒律により自分で統を殺すと景明も殺さざるをえない為。
本来なら誰に対しても敵意を抱かず、武の定めとしてしか人を殺さない光が唯一、敵意を持ってしまうのが統だったから。
その後は何処かへ消え去り、銀星号として各地で殺戮を行う。




各章での顛末。

【英雄編】
一条を連れ悪だけを滅ぼすという偽善に染まり村正の戒律を理解しなかった景明に激怒し、ただ怒っただけで正宗と一条を一蹴。それまで以上の速さで殺戮を行い、関東に甚大な被害を及ぼす。
村正の戒律を理解した景明と対決、景明が自身の身体を利用して放った電磁抜刀により死亡する。

【復讐編】
普陀楽城襲撃中にGHQの新兵器【鍛造雷弾】の投下をうけ、威力減殺したものの本人は劍冑と融和してしまい最後は同田貫の炎によって燃え盛る大鳥邸と共に灰となった。



以下、さらにネタバレ

【魔王編】
大将領足利護氏に「覇」を問うため八幡宮を襲撃、足利護氏の答えに怒りパンチ一発でどこかにぶっ飛ばす。
足利護氏暗殺のために居合わせた景明と対峙し、景明は英雄編同様自身の身体を撃ちだす電磁抜刀を放つが…あるかないかの小さな傷をつけるだけに終わり、本領を発揮した光の【飢餓虚空・魔王星(ブラックホール・フェアリーズ)】によって重傷を負う。
その後、同じように茶々丸の屋敷に逗留することになった景明と再会する。

以下、ネタバレ








光の鉱毒病は治っていなかった、それどころ以前にも増して悪化し最新の医療技術を持ってしても日々の延命が精一杯であり長くもつ体ではなかった。
景明達が見た光はただの廃人であり人外境の力を奮う銀星号のそれではなかった。
こんな病人が元気に出歩き、あまつさえ装甲してあのような殺戮に及ぶなど誰が想像できようか?
茶々丸によると脳波を測定したところ銀星号として活動している光は眠っており、廃人としての光は起きている状態にあるという。
それが意味するのはつまり銀星号としての光は光にとっての夢、行き過ぎた夢遊病のようなものだという(この曖昧な状態故に統は観を行った際に光に疑念を抱いた)。
天然の無想剣ならぬ夢想剣が光を銀星号たらしめている真実だった。
光自身、それを理解しており銀星号としての自分は夢であってもそれは自分自身の真に強い願いであるため、銀星号として進むことを止めない。
そして残り僅かな命を持って武の大道を往き、【父】をこの世界から奪い返すことが光の唯一の望みだった。
しかし、景明は余命僅かな光を救うため。
茶々丸は神をこの世に顕すために鍛造雷弾と飢餓虚空による破壊によって地下に眠る神を地上に引きづりだすことを計画し結果としてそれは成功、神の力を得た光はそれを持って天下布武を掲げ神の力で人類全てを銀星号と同じ存在にし、それら全てと闘い勝利することで神の座へ至ると宣言する。
しかし、その目の前に景明は立ちはだかり光を殺すため最後の闘いに挑む。

地球を超え、を割り劍冑は機能停止しても尚、光は止まらす満身創痍のまま成層圏からの【魔剣・天座失墜】によって手に入らない景明を地球もろとも破壊しようとしたが、景明の【魔剣・装甲悪鬼】により自分が愛されていたことを証明され光の彼方に消えていった……







以下、最重要ネタバレ





湊斗光は湊斗景明の娘である。

これは、従軍中に男性機能を失た明撓の代わりに薬で理性を失った景明が統と性交渉したため。
一条や香奈枝のHシーンのときにうっすら出てくる女性の裸は統。
故に光の求める父は明撓ではなく景明であるため、本来は父と呼ぶべき明撓になんの干渉もしないのはそのため。
常識に縛られ、自分を妹としてしか見てくれない景明に自分を娘として愛して欲しいが為に光は銀星号となりこの世の常識や倫理を破壊し【光以外になにもない世界】を創るため、人類全てと闘い勝利し神となることで景明に自分を娘として認めさせる為に光は一連の行為に及んだ。



愛して欲しい、愛している。
ただ、それだけの一途を伝えたいがために彼らの物語はあった。





…………そう、か……

……は……

はっ……ははは!

善悪、相殺

そうだ、この掟が

愛の実在を証明する

……ふっ……ふふ…………

やはり、あった

ここに……あった

愛は、あった!

ならば――良し!

光は……望みを叶えた……!

この手に取り戻した

絆を

……良い……

……良い夢で……あった…………







追記・修正は愛の実在を証明してからお願いします。

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