ラトゥーニ・スゥボータ

登録日:2010/06/12(土) 02:12:09
更新日:2025/06/05 Thu 12:05:31
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私も、やってみる……!



スーパーロボット大戦シリーズ』に登場する人物。



□ラトゥーニ・スゥボータ

年齢:14歳
身長:147cm
体重:不明
主な搭乗機:
ビルトラプター
フェアリオン・タイプS
声優:平井理子
戦闘曲:真鍮の真心/Fairy Dang-Sing

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*1

□概要

パーソナルトルーパーパイロット特殊訓練場、通称スクールの元生徒。
紫色の髪が特徴的な少女。
愛称はラト。

スクール時代のクラスは「ラトゥーニ(真鍮)」であり、コードは「ラトゥーニ11」。
そのクラス名が彼女の名前の由来であり、本名は不明。
外見は華奢な少女だが、スクールによって過酷な訓練や薬物投与を施された為、PTの操縦技能や身体能力は非常に高い。
しかしスクールの生活に彼女の精神は耐えられず、極度の対人恐怖症を発症してしまい、使い物にならなくなったとして捨てられてしまう。
野に放り出された所をガーネット・サンデイとジャーダ・ベネルディに拾われ、彼らの下で生活するようになる。
ラトゥーニの名字である「スゥボータ(ロシア語で土曜日の意)」は、ガーネットの名字「サンデイ(英語で日曜日の意)」とジャーダの名字「ベネルディ(イタリア語で金曜日の意)」の間として名付けられたもの。
二人と共に暮らす事で徐々に健全な心を取り戻していくが、
作中で廃人ゲーマーことテンザン・ナカジマにその出自を罵倒された際の反応から、未だに彼女の心の傷が深い事がうかがえる。
しかしその時、テンザンに対して本気で怒ったリュウセイ・ダテに、深い感謝と好意を抱くようになった。
また、リュウセイと共に周囲の人々とも打ち解けてゆき、終盤では対人恐怖症をほとんど克服している。

リクセント公国のシャイン・ハウゼン王女には非常に気に入られており、彼女に振り回される事は多いながらも親友としての間柄を築いている。
また、その際に眼鏡を外したゴスロリファッションを披露、これが周囲に受けた為、GBA版では以降は彼女の基本ファッションとなった。
PS2のOGsではたまにイベントでゴスロリ姿を披露するが、基本は眼鏡。何故だ…

出撃時もヘルメットに標準仕様のパイスーだったのが不評だったのか、アニメジ・インスペクターではフェアリオン登場に合わせて、シャイン王女とお揃いのゴスロリ風スーツを着用するようになった。
いいぞ、もっとやれ…

途中で参入したマイ・コバヤシとはリュウセイを巡る上での恋敵ではあるが、互いに共通する境遇の為か仲は良い。

ラトゥーニのリュウセイ好きは相当な物で、マイとの合体攻撃やコンビネーションに嫉妬するならともかく、リュウセイが「惚れた」ロボットであるヴァルシオーネやアンジュルグに対しても嫉妬心を抱く事があった。
また、彼女は戦闘時にリュウセイ病を発症する事があり、「リュウセイキィィィィック!」やら「フェアリィィィィ・スパァァァァァク!」やら、キャラ崩壊を起こしたとしか思えないセリフを発する事がある。
これは極度のロボヲタであるリュウセイの真似らしいが、明らかにセンスがない
……まあ、ぶっつけで「武神装攻!ダイゼンガー!」とか「天上天下、念動爆砕剣!」とか「魔法剣、エーテルちゃぶ台返し!」とか言っちゃう人々が周囲に多いので、影響を受けるのは無理もないかもしれない……

「OG2」以降は新生した特殊戦技教導隊に所属。
……しかしバルトールに攫われたりなんだり、あまりいい目は見ていない。

上記のリュウセイ病を手軽に見たい人には「OG外伝」をオススメする。
外伝には戦闘デモを自由に見れる為、ちょっと壊れた彼女を堪能できるだろう。
まあ、動画サイトにも転がってはいるだろうが……

スクールのメンバーには格別の想いを抱いているようで、アラド・バランガゼオラ・シュバイツァーが合流した際は大いに喜んだ。
「姉様」と慕っていたオウカ・ナギサも救うべく奮闘したが、彼女とは悲しい別れを迎える事となった……
でもきっとまだ死んでないって!出番あるって!

プレシア・ゼノサキスアルフィミィに次ぐスパロボ界三人目のロリキャラにして、スパロボで一番有名なロリキャラ。
当初こそ軍服に眼鏡という冴えない風貌だったが、前述したゴスロリファッションになってからは人気が爆発し、シャイン王女とコンビを組んでフェアリオンを駆るようになってからは更に人気が増大している。
また、単なる趣味キャラではなく後述するが普通に強い上にレギュラーキャラである事も彼女の人気を後押しした。
当然ながら、多くの同人誌や同人CG等で紳士諸君にエロスと萌えを提供している。
初出は「OG」。一応「α」シリーズにも設定は存在するが未登場。
アニメ「ディバイン・ウォーズ」では彼女に対するスタッフのが垣間見れる。

□パイロットとして
実はOGシリーズ全体で見てもかなり強力なポテンシャルを持っている。
防御こそ非常に低いが、回避と命中が非常に高いので運動性に優れる機体に乗せれば攻撃を避けまくる。
特殊技能「天才」(気力制限無しで命中・回避・クリティカル率に+20%の補正がかかる)を持つ数少ないパイロットでもあり、専用機のフェアリオンが回避特化なのも相まって非常に頼もしい。
そして格闘・射撃も高水準にまとまっており、OG1では一応射撃寄りだが格闘メインで立ち回っても普通に強い。OG2からはフェアリオンの存在もあって格闘にある程度寄ったが射撃メインでも以下略。
精神コマンドも無駄がなく、メイン戦力として使わない場合でも「再動」でサポートに回ることもできる。援護攻撃・援護防御も完備しており本当に隙がない。
一応成長タイプは大器晩成型(OG2より)であり序盤のステータスの伸びは悪いが、元から高めなのであまり気にならない。

欠点としては念動力者ではないので、総じて回避に優れるSRX計画の機体では真価を発揮できないことが挙げられる。ART-1辺りは似合いそうなのだが……
OG1のR-GUNについては念動フィールドが使えなくなる以外には運用上の問題はなく、彼女を乗せても高い性能を発揮できる。

また、OG1・OG2共にデフォルトの機体が非常に弱いのも難点。
OG1は戦闘機であり、回避は高いが火力はないに等しく活躍させ辛い。OG2は量産型ヒュッケバインMK-IIであり性能面に多大な不安を抱える。
つまり彼女の真価を発揮させようとするなら乗り換えシステムをフル活用する必要があるのだが、目線の見えない眼鏡をかけている時は本当にモブキャラっぽく描写されているので強い機体を宛がうという発想になり辛い。
リュウセイ編でゴスロリ姿になって慌ててヒュッケバイン009辺りに乗せてその強さに気付いた紳士の方もいらっしゃるのではないだろうか。
一応、リュウセイから引き継いだビルトラプターが彼女の専用機として定義されており、OGSのOG2シナリオでもラプターに乗せることはできる(ただしデフォルト機体はあくまで量産型ヒュッケなので強制出撃ステージではこれに乗ってしまう)。
「第二次OG」ではビルトラプターが改修されようやく彼女のデフォルト機体として定着するようになった。

OG1では普段のイメージに反して「突撃」を覚えるので、ラプターよりも特性を活かせる機体が他にあるので探してみるのも面白い。
先述したR-GUN、ヒュッケバインMK-II、彼女と因縁深いヴァルシオン改辺りが筆頭か。
防御は低いが回避能力が非常に高いのでスーパー系機体でも問題なく運用でき、何ならグルンガスト弐式辺りでも普通に活躍できたりする。
OG2ではフェアリオン入手までの機体のパンチ力不足に悩まされる。OGSならラプターでもいいが、思い切ってアーマリオン辺りを借りるのも手。一応源流は同じリオンシリーズだし。
「第二次OG」以降はビルトラプター・シュナーベル(とフェアリオン)だけでも最後まで戦い抜けるが、勿論他の機体に乗せてみてもよい。


□搭乗機

●F-28メッサー
戦闘機。PTの配備が進んでいなかったので仕方なくこれに乗っているという感じだが、後でラプターに乗ることを考えると説得力はある(漫画版ではこの経験から、リュウセイにラプターのフライヤーモード運用を手助けしている)。
火力は最底辺だが回避能力は高く、同じくメッサーに乗っている二人に比べて明らかに回避率が高いことに気づいたプレイヤーもいたことだろう。

●量産型ゲシュペンストMk-II
イルムのお下がり。
ただし回避性能はメッサーより落ちており、優秀な換装武器もこの時点では少ないので無理に乗せ換えずにガーネットかジャーダを乗せるというのも手。

●ビルトラプター
リュウセイのお下がりだが、経緯が経緯なだけにOGS以降はこれを大切にしていることを示唆している。
OG1では「突撃」を覚えるのでアンダー・キャノンとの相性がそこまで良くはなく、終盤はややパンチ力不足になるが徹底的に改造すれば十分活躍は可能。
GBA版のOG2では登場しなかったが、OGsではOG2シナリオに無事続投。ただしデフォルト機体扱いされていない。

●量産型ヒュッケバインMk-II
OG2での初期機体、及び教導隊配属時の搭乗機。
GBA版OG2の序盤では強制乗り換えしていた影響でOGsのOG2シナリオでも序盤は復活したビルトラプターをガン無視してこれに強制乗り換えしていた事は有名。

フェアリオン・タイプS
ラトゥーニの代名詞にして、プロジェクトTD裏の遺産。
シャイン王女との合体攻撃にスタッフの愛を見る。
プレシアといい、スタッフにはロリコンが多いのか?
あからさまにぶっかけを誘うカットインがエロス。
アニメでもカットインが再現され、ボーカルまでついた。
高性能だが設定上あくまでリクセント公国の所有物のため、毎度の如くシャインが合流しないと使えないのが玉に瑕。
ちなみにOG2ではリュウセイに隣接しているとステータス補正が得られるので、同じくライに隣接していると補正が得られるシャイン王女共々SRXの周りを飛び回ることになるだろう。絵面も似合う。

●ビルトラプター・シュナーベル
第2次OG」にて突然登場した改良版ビルトラプター。
何とか計画とかそういうのも一切なくマジで唐突に登場しプレイヤーを驚かせた。
フェアリオンが前述の通りシャイン王女が居ないと使えないので、そうでないときのラトゥーニの専用機として明確に設定されたといえる(無論他のパイロットも乗れる)。
テスラ・ドライブを装備したことで人型形態でも飛行可能になり、フライヤーモードの機動性が大幅に上がった。ブレイク・フィールドによる突撃戦法も可能となっている。
パンチ力不足についてもラトゥーニ自身が考えたであろう新モーションパターン「ラプター・シュナーベル」にて解消されており、フェアリオン解禁後も状況次第ではこちらを使う選択肢が十分残されている。
第2次OGでは終盤になると「1発は耐えられる」ラプターの方が生存性が上がる傾向にあり猶更。


□類縁

リュウセイ・ダテ
ロボヲタにして、二人のロリから想いを寄せられるリア充
だがスパロボ界じゃ二番目だ。
そしてラトにあまりにも重い影響を与えてしまった罪深き男。まぁ元から素質はあったんだろうけど

オウカ・ナギサ
姉様。
ラトゥーニを溺愛していたが、その心理をアギラの糞婆に利用されてしまった。
まだ死んでないって!出番あるって!

●シャイン・ハウゼン
親友。
お転婆王女だが、彼女のお陰で超音速の妖精が誕生した。
ちなみにOGS以降ラトがかけている目線の見える眼鏡はシャイン王女のプレゼント。
寺田P曰く本当は最初から眼鏡っ子にしたかったらしいが、OG1時代のグラフィックでは解像度の問題で難しかったらしくOGS以降でようやく実現したとのこと。

●マイ・コバヤシ
元レb(デッドエンドシュート!
……アヤの妹。
リュウセイ関係では恋敵だが、仲は良い。

●ジャーダ・ベネルディ&ガーネット・サンデイ
ラトゥーニを拾い、彼女にとって大きな救いになったカップル。
OG1の戦乱終結後に結婚して軍を退役したらしい。

●アラド・バランガ&ゼオラ・シュバイツァー
スクールの同期(ただしクラスはラトゥーニの方が上)。
アラドに呆れながらも良き友人として接している。
ゼオラからは年下の女の子ということで可愛がられていたが、そのせいで敵として対峙したときにはゼオラの精神が著しく不安定になってしまう。
アラド共々無事再会を果たしてからは強い絆で結ばれるようになった。


パターン、アニヲタWiki……
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最終更新:2025年06月05日 12:05

*1 出典:https://wiki.dengekionline.com/srw-x/サポートユニット一覧/ラトゥーニ・スゥボータ、2020年4月5日閲覧 電撃ONLINE公式 スパクロ攻略まとめwikiより