第十七軍団《トリリア》 - アルカナアリアwiki

　エルニア帝国において十七番目に編成された正規軍団。一応西マジョリアに駐屯していたが、あまり一部地域の守護を目的とした軍団ではなかった。その役割は主に新技術、新戦術の試験であり、実践投入する前の試金石として活躍していた。そのため規模、戦力共に小さい部類ではあったが柔軟性に長け、好奇心の強い人物が多かった。
　エルニア帝国によって開発された様々な新技術、新戦術の試金石となることを目的として設立された。その目的通りテストのための軍団として相応の成果を出すことができていた。ノルザンツの大逆においては忠誠派に属するも、あくまでも試験軍団であるため大逆派相手に大きな戦果を挙げることはできなかった。アルカナ団蜂起においては無秩序に反乱した奴隷たちに奇襲され、大逆時の消耗も相まって大きな損害を受ける。そこで当時軍事への転用を期待されていたホムンクルスを埋め合わせ兼試験の為に投入されることとなる。ホムンクルスを導入した第十七軍団はアルカナ団相手にいくつも戦果を挙げ、ホムンクルスの有用性をエルニア帝国に示すことに成功した。しかしホムンクルスは所詮埋め合わせであったため、アルカナ団と戦ってるうちに徐々に追い詰められる。最終的にはアルカナ団に押し切られ、ホムンクルスは埋め合わせには使えても主戦力には適当でないことを示した。