デフォルトスキン |
当たり判定(v1.26以後) |
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当たり判定(v1.25以前) |
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マシンの車輪として使われるブロック
ステータス
パラメータ名 |
値 |
ID |
2 |
通称 |
ホイール、タイヤ |
英語名 |
Motor Wheel |
質量 |
1 |
空気抵抗 |
0.2 |
回転抵抗 |
0 |
HP |
4 |
根元強度 |
55000 |
頭強度 |
- |
根元曲げ強度 |
55000 |
頭曲げ強度 |
- |
静止摩擦係数 |
0.6 |
動摩擦係数 |
0.6 |
弾性 |
0 |
オブジェクト間の摩擦処理 |
最大 |
オブジェクト間の衝突処理 |
平均 |
破壊属性 |
負荷、衝撃、燃焼、凍結 |
一体化(ウッドパネル) |
× |
一体化(鉄プレート) |
× |
回転速度(等倍) |
99.00rpm (10.36rad/s) |
入力キー |
初期値 |
効果 |
正回転 |
↑ |
矢印方向に回転する |
逆回転 |
↓ |
矢印の逆方向に回転する |
設定 |
定義域 |
初期値 |
説明 |
自動 |
TRUE/FALSE |
FALSE |
キーを押さなくても正方向に回転するかどうか |
トグルモード |
TRUE/FALSE |
FALSE |
回転をトグル方式にするかどうか |
自動ブレーキ |
TRUE/FALSE |
TRUE |
回転キーを離した時に空転するかどうか |
スピード |
0倍~2倍 |
1倍 |
回転キーを押した場合の回転速度 |
加速 |
0.1倍~∞倍 |
∞倍 |
キーを押してから設定したスピードに至るまでの加速度 |
基本情報
ブロックの縦方向を軸に回転するブロック。
ステアリングブロックよりも等速でのスピードが速く、連続回転させるのに向く。反面、
ステアリングヒンジと異なり角度の指定ができない。
v1.25以前の見た目は円形だが、実際の当たり判定は直方体を重ね合わせた多角形の形状をしている。そのため、平地でホイールを使った車両を走らせても跳ねてしまうことがある。v1.26よりコライダーが単一で従来より丸みを帯びたコライダーに変更され、平地でも跳ねづらくなった。また、現代のようにゴムによる衝撃や振動の吸収効果は無いため、荒れた地形では振動が直に響く。この点は中世クオリティなので仕方がないのだろう。
回転の方向(矢印)は、ブロックにカーソルを合わせてFキーで反対向きにできる。
正回転キーと逆回転キーを同時に押した場合は正回転が優先される。
加速度はNoBounds modを使っても0.1より小さくならない。
類似ブロックとの比較
同様の機能を持つブロックとして
動力中型歯車が挙げられる。動力中型歯車は根元/頭接続が強固である点で動力ホイールに勝るが、当たり判定が大きく干渉しやすいという点では劣る。他にも様々な差異があり、具体的な使用場面を考えないならば単純な優劣は付け難い。
また、
動力大型ホイールも名前の通り同様の機能を持つ。こちらは当たり判定の点で動力ホイールよりも差異が大きく、単純な交換が成立しづらい。
ステアリングブロック(およびステアリングヒンジ)とは前述の通り回転速度が異なるが、角度を固定するかどうかについても異なる。ホイールはキーを押していない状態でも車輪に力を加えれば回転するが、ステアリングブロックはその角度を保とうとする。そのため、複数の回転体の角度を同期させることが必要なマシンではステアリングブロックに軍配が上がる。
使い方
最も多く使用される場面は当然ながら車両の車輪としてであろう。キャンペーン攻略等で簡単な車両を作る時に、
ステアリングヒンジと共に用いられ重宝される。
以下、
構造図鑑に掲載されている使い方を中心に紹介する。
リアクションホイール
ブレースが接続されたホイールを回し、ホイールが回る方向とは逆方向のトルクをマシン本体にかけることで、マシンの姿勢を変化させる。
少ないブロック数ながら1つの軸に対してかなり正確に姿勢を変化させることができる優秀な構造であり、Besiegeにおける姿勢制御方式としては最もメジャーで使いやすいと言って過言ではないだろう。
ホイールの他にもコグや
ドリルを用いても同じことができるが、接続強度やコンパクトさからホイールとコグの採用がメジャーである。
リアクションホイールは1つの軸に対してのみトルクを発生させるため、
角度計スタビライザーの出力に用いる構造として適している。
スケーリングが可能な環境(mod independent環境)ではブロックの元々の大きさがあまり意味をなさなくなってくるため、ほとんどの場面において頑丈なコグにブレースキューブを置いた構造が採用される。
ジャイロスタビライザー
ジャイロ効果を用いてマシンの回転を抑える構造。
マシン本体と上述のリアクションホイールの構造との間に無動力の回転ブロックを設置することで、ジャイロ効果を得つつマシン本体が回転しないようにする。
ホイールの他にコグ、ドリル、
サーキュラーソーなどを用いても同じことができる。頑丈なコグや、回転をオフにできない代わりにスピードが2倍近くあるサーキュラーソーは用途に応じて使い分けたい。
プロペラエンジン
連続回転によってプロペラを回し、推力を獲得する構造。
飛行部員はホイールを車輪ではなくエンジンとして用いることがほとんど。
プロペラの設置方法等によって細かな種類があるが、プロペラを回すブロックはほぼホイール、コグ、サーキュラーソーのうちのいずれかないしそれらの組み合わせである。ブロックの大きさや回転の強さ等で使用するブロックを選択しよう。
空力操舵(回転体を固定する方式)
ヒンジに設置した動力ホイールを敢えてマシン本体と接続し、歪みの力によってヒンジを回す。いわゆるフライバイホイール、FBW。
ステアリングヒンジの自動戻り機能が登場してからはあまり使用されなくなった。
関連項目
最終更新:2024年06月15日 09:32