v8 Hat
v8 Hatは、伝説的なRoland TR-808のハイハット(クローズド/オープン)サウンドを現代的に再解釈した
Hatデバイスです。
808系の太く抜けの良いハイハットサウンドをベースにしつつ、Bitwig独自の拡張パラメータで幅広い音作りが可能です。
概要
v8 Hatは、808系ハイハットのサウンドを現代的に再設計し、細かなパラメータで自由度の高い音作りができるBitwig標準のハイハットシンセです。
リズムトラックの定番から個性的なサウンドまで、幅広く活用できます。
主な特徴・パラメータ
- Tune
- ±1オクターブの範囲でピッチを調整できます。半音単位の数値調整や、マイクロピッチ表現にも対応しています
- Keytrackingモードを有効にすれば、演奏したノートに完全追従するピッチコントロールも可能です
- Decay
- サウンドの長さ(減衰時間)を調整します。クローズドからオープンまで幅広いハットサウンドを作れます
- Color
- Noise
- ノイズ成分の量を調整し、よりザラついた質感やアタック感を追加できます
- Dirt
- サウンドに「経年劣化」や「グリット感」を加えるパラメータで、ヴィンテージ感や味わいを演出します
- Consistent Sound(サウンド一貫性)トグル
- オフにすると毎回微妙に異なるサウンド(ランダム性)を、オンにすると完全に同じサウンドを出力します
- リズムの安定感や機械的な質感をコントロールできます
- Velocity Sensitivity
- FX Chain
- デバイスの出力後にBitwigのエフェクトやプラグインを追加できるFXチェーンを内蔵しています
- Output Level
- 全体の出力レベルを調整します(FXチェーンの後段)
- サウンドの特徴
- Roland TR-808のハイハットらしい、メタリックで抜けの良いサウンドがベース
- パラメータ操作で現代的な音色や個性的なハイハットも作成可能
- サウンドの再現性(Consistent Sound)やランダム性のコントロールが可能
- 他のハイハットデバイスとの違い
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最終更新:2025年05月02日 21:00