HW FX
HW FXは、入出力の柔軟な設定、遅延補正、内部エフェクトとの併用など、現代的なハイブリッド制作環境に最適な機能を備えた
HardWareデバイスです。
概要
主な特徴
- 外部ハードウェアエフェクターとの統合
- オーディオ信号を一度オーディオインターフェースの出力から外部エフェクターに送り、処理後の音をインターフェースの入力からBitwigに戻すルーティングを簡単に構築できます。
- 入出力チャンネルの柔軟な設定
- オーディオインターフェースのどの出力・入力チャンネルを使うかをデバイス内で自由に指定できます。
- これにより、複数の外部エフェクターや複雑なルーティングにも対応可能です。
- レイテンシー(遅延)補正機能
- 外部機器との間で発生するレイテンシーを自動的に測定・補正する機能を搭載。
- ソフトウェア内のエフェクトと同じタイミングで外部エフェクトの音をミックスできます。
- Bitwig内エフェクトとの併用
- HW FXの前後にBitwig内蔵やVSTエフェクトを自由に挿入でき、外部エフェクトと内部エフェクトをシームレスに組み合わせたクリエイティブなサウンドデザインが可能です。
- オートメーションやモジュレーションとの連携
- Bitwigのオートメーションやモジュレーション機能を使い、HW FXを含むエフェクトチェーン全体をダイナミックにコントロールできます。
- 利用シーン例
- アナログリバーブやビンテージディレイなど、ソフトウェアでは再現しにくい質感の外部エフェクターをBitwigのプロジェクト内で積極的に活用したい場合
- 複数の外部エフェクターを切り替えて使いたい場合や、内部エフェクトと組み合わせて独自のエフェクトチェーンを作りたい場合
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最終更新:2025年05月20日 10:24