MIDI Program Change

MIDI Program Change


MIDI Program Changeデバイスは、直感的な操作性と細かなバンク・プログラム指定、クリックノイズ対策機能など、外部MIDI機器の音色切り替えに特化した柔軟な設計が特徴のMIDIデバイスです。
ハードウェア音源やプラグインの制御をDAWから一元管理したい場合に非常に有用です。


概要

主な特徴
基本機能
  • MIDI Program Changeメッセージをプロジェクトのロード時、または手動で「Send」ボタンを押すことで送信できます
  • 使用するMIDIチャンネルを指定可能です
  • バンクセレクト(MSB/LSB)もサポートしており、CC#0(MSB)およびCC#32(LSB)を使った2バイトバンクチェンジが可能です。各バンクのOn/Offも個別に設定できます
  • プログラムナンバー(音色番号)は0~127の範囲で指定します
操作性とオプション
  • auto load:有効にするとプログラムナンバーを変更した際に自動でプログラムチェンジ信号を送信します。無効時は「send」ボタンを押して手動送信します
  • Anti Click:有効にすると、プログラムチェンジ信号送信時に出るクリックノイズを防ぐため、デバイスチェーンの出力を可変ディケイ(0.1ms~250ms)でフェードアウトしてからMIDIメッセージを送信できます
  • Scopedオプション:ネストされたチェーン内のデバイスだけにプログラムチェンジやバンクセレクトを送信することも可能です
連携と応用
  • 外部ハードウェア音源やアナログシンセ、マスターキーボードなど、MIDIプログラムチェンジに対応した機器の音色切り替えに便利です
  • HW InstrumentMIDI CCと組み合わせて使うことで、柔軟なMIDIコントロールが可能です
  • プラグイン音源や内部デバイスにも適用できますが、主に外部MIDI機器の制御が想定されています
設置場所
  • MIDI Program Changeデバイスは、Note FXスロットやHW FX/HW Instrumentの直前(左)など、MIDI信号を送りたい場所に自由に配置できます

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最終更新:2025年05月20日 21:53