MIDI CC

MIDI CC


MIDI CCは、8系統のノブ、MIDIチャンネル指定、ラベリングなど、実用的な機能が揃っており、音楽制作やライブパフォーマンスの幅を広げるMIDIデバイスです。


概要

主な特徴
外部機器やプラグインのコントロール
MIDI CCデバイスは、MIDI CC信号を使って外部MIDI機器やソフトウェア音源のさまざまなパラメーター(例:モジュレーション、ボリューム、パン、サステインなど)を制御できます。
8系統のノブによるCC割り当て
デバイス内には8つのノブがあり、それぞれにMIDI CCナンバー(0~127)を割り当てることができます。
ノブを操作することで対応するCC信号が出力されます。
MIDIチャンネルの設定
各ノブごとに送信するMIDIチャンネルを設定できるため、複数の外部機器やマルチティンバー音源の個別制御が可能です。
ノブごとのラベリング
各ノブの下にテキストを入力できる欄があり、どのパラメーターをコントロールしているかを分かりやすく表示できます。
オン/オフ系CCのサポート
例えばサステイン(CC#64)のようなオン/オフ型コントロールにも対応し、0~63でオフ、64以上でオンという標準的なMIDI仕様に準拠しています。
柔軟な配置
MIDI CCデバイスはNote FXスロットや、HW InstrumentHW FXの直前に配置して使うことができます。
プラグイン音源をコントロールしたい場合はプラグインの前に挿入するだけで利用可能です。
使い分けのポイント
  • オートメーションエディタでMIDI CCを書き込む方法もありますが、MIDI CCデバイスはリアルタイムでノブを操作して外部/内部音源をコントロールしたい場合に便利です
  • 複数のパラメーターを一括で操作したいときや、ライブパフォーマンスでの即時コントロールにも適しています

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最終更新:2025年05月20日 10:23