HW CV Out
HW CV Outは、Bitwig Studioから外部モジュラーシンセ等にピッチCVを出力するための、シンプルかつ柔軟な
HardWareデバイスです。
Bitwigの強力なモジュレーション機能と組み合わせることで、DAWとハードウェア・モジュラーのシームレスな連携が可能となります。
概要
主な特徴
- CV(Pitch)専用の出力デバイス
- HW CV Outは「ピッチ(Pitch)」のCV信号のみを出力するデバイスです。
- ゲートやトリガー信号は出力しません。
- オーディオインターフェイスの出力ポート選択
- 出力先となるオーディオインターフェイスのアナログアウト端子をプルダウンメニューから選択できます。
- AC/DCカップリングの切り替え
- 接続する外部機器やインターフェイスの仕様に合わせて、ACまたはDCカップリングを選択可能です。
- 通常はDCを推奨しますが、サウンドのニュアンスや用途によってACも選択できます。
- スムージング機能(グライド)
- ピッチの変化を滑らかにする「スムージング」ノブを搭載。
- これにより、例えばステップシーケンスの急激なピッチ変化を滑らかにし、グライド効果を得ることができます。
- モジュレーション対応
- Bitwigのモジュレーションシステムを活用し、LFOやエンベロープ、シーケンサーなど様々なモジュレーターを割り当ててCV信号を生成・変調できます。
- シンプルな操作性
- デバイス自体は非常にシンプルな構成で、ピッチの出力とスムージング程度のパラメータのみ。直感的に扱えます。
- 利用例・補足
- モジュラーシンセのVCO(オシレーター)やVCF(フィルター)など、CVで制御可能なモジュールをBitwigから直接コントロールできます
- DCカップリング対応のオーディオインターフェイスが必要です(例:ES-8など)
- HW CV Outはピッチのみなので、ゲートやトリガーが必要な場合は「HW CV Instrument」など他のデバイスを併用します
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最終更新:2025年05月21日 10:52