「・・・そ、そんな舐めたんなら、多分もう大丈夫じゃない?」
私の足の間で、もぞもぞと頭を動かす千聖に問いかけてみる。
「・・・」
「ねえ、聞いてる?ちしゃと」
「ん・・・」
顔を上げたその表情。目がトロンと半開きになっていて、口元がだらしなく開いて、すごく・・・エッチな感じがする。
バカちしゃとじゃ見せてくれないであろうその顔つき。紅潮したほっぺたが色っぽくて、もしかして私もあんな顔してるのかな、なんて思ってしまった。
「あまり、気持ちがよくなかったかしら」
「えっ」
ノロノロと腰を起こした千聖は、私の顔の前まで歩み寄ってきて、ほっぺたを軽く撫でてきた。
「ごめんなさいね、私では舞さんに、愉しんでいただくことができないのかしら」
「あー、そ、そうじゃないんだけど、舞も初めてだし、なんか緊張してわけわかんなくなってるっていうか」
千聖が落ち込んでしまっている。
べつに、千聖が悪いわけじゃなくて・・・てか、誰が悪いんじゃなくて、いろいろ、混乱とか・・・ああもう、どうにかしろよギョカイ!
私の手を握ってるなっちゃんに視線を送る。
「キュフフ、なら千聖、やり方変えてみたらいいんじゃない?」
「まあ・・・どういうことかしら?」
「だからぁ」
私を置いてけぼりにして、二人は内緒話に花を咲かせる。
しばらくすると、さっきよりも顔を赤くした千聖が、「あの・・・舞さん」と小さな声で呼びかけてきた。
「ん?」
「あの・・・その、私のこと、その、きらいに、な、ならないでくださいね」
「な、なんで?てか、なn」
会話を続けようとした私の肩を、なっちゃんが若干乱暴にベッドに押し付ける。
抗議するまもなく、な、な、なんと、ち、ちしゃとのおしりが、ぺったんこのおけつが、私の顔面に迫ってきていた。
「でええええ」
1. 無理。回避するでしゅ
2. ちしゃとの動きにならうでしゅ
3.チャイムが鳴る。誰か来たでしゅ
685
2→3でお願いします
あわわわ・・・こんなことをするとは思わなかった。
幸い、どっかり腰を下ろすようなことはせず、体を浮かせてくれてはいるんだけど、目の前に、ちしゃとのあそこが。
自分のだって、マジマジ観察したことなんてないのに、他人のそれを見せつけられるという、ありえない状況。
「舞さん・・・あの」
「えっ!あ、大丈夫です!てか、あ、あんまあれだね!はえてないね、ちしゃと!フヒヒ!」
――ああ、何言ってんだ私!バカか!
「もー、ムードが台無しケロ、舞ちゃん」
「うっさいな!なっちゃんがいる時点ですでに台無しだから!」
キュフンと黙らせ、もう一度千聖のそこを見た私は、やっと千聖の意図を理解した。
「あー・・・えっと、舞も、舐めればいいのかな」
「・・・・・・あ、あの、お嫌でなければ」
「や、やじゃないんだけど、うまくできるかわかんないけど、うーん・・・」
その場所に口を近づけて、おそるおそる舌を出してみる。
テクニックなんて当然知らないし、余計なことをして、痛い思いをさせたりはしたくないし・・・
どうしたもんかと、ただ機械的にチロチロやっていたら、おもむろに、自分の下半身がぐいっと持ち上がったのがわかった。
「えっ?えっ??」
「・・・あの、私、背が低いから、届かなくて、ごめんなさい、舞さん」
太ももに、2つ以上の手の感触を覚える。・・・どうやら、万能アシスタントのギョカイ氏が、私の腰をつかんで、足をガッと広げているらしい。
「ちょっと、なっちゃん!」
「まーまー、怒らないの、キュフフフ」
「舞さん・・・それでは、私も」
私もって?
考える間もなく、再び私のその場所に、吐息がかかる。
「わああ」
なにこれ、なにこれ。こんなの、ありなの?
千聖が私の上にのっかって、私が千聖のそこを舐めて、千聖もわたしの・・・
「うう、」
なんだか、さっき“それ”をされていた時より、自分の体が敏感になっている気がする。
千聖の唇が、ある同じ個所をかすめるたびに、おなかがびくんと跳ねる。
私もそれを、すればいいのかな?
頭の位置を移動させては、千聖のあそこにちゅっちゅっとキスをしてみる。
「んんっ、ふ・・・」
鼻にかかった声がいやらしい。
「んく・・・」
自分の唇からも、変な声が出る。怖いけど、気持ち良くて、恥ずかしくて、色々な感情が混ざり合って、頭の芯がしびれたみたいになる。
――ぴんぽーん♪♪
その時だった。
いきなり、部屋のチャイムが鳴って、私たち全員の動きが止まる。
興奮状態だった頭が冷えていく。
「チェーン・・・」
「だ、大丈夫!鍵もかかってる!」
※選択は数字とアルファベットを組み合わせてください
1. ちしゃとが出る
2. 舞がでましゅ
3. ギョカイ出ろよオラァ
A. 舞美ちゃんがいた
B. 愛理がいた
C.その他(名前指定でお願いします)
689
3Bで
690
3Aですかね
「・・・出て、なっちゃん」
「あ、あたし?」
「だって舞たち、こんなだよ。出れるわけないじゃん」
足でドアの方向にしっしっとやると、ブツブツ言いながらもなっちゃんは玄関へ歩いて行った。
「舞さん・・・」
「大丈夫だよ、ちしゃと、舞がいるから」
二人でシーツにくるまって固唾をのむ。
どうしよう、スタッフさんやマネージャーさんだったら。
別に怒られはしないと思うけど・・・てか、そもそもバレてないよね?そんなにうるさくしてたつもりはないし。だけど、それなら、いったい誰がなんのために・・・
「あの、今ナカジマと岡井と萩原が使ってますけど・・・」
なっちゃんが扉の前で応対している。
「あのー、どちらさまで、え?な、なん?なんで?え?・・・いや、いいけど」
急に騒ぎ出すなっちゃん。
「誰?」
私の声は、チェーンを外す音とタイミングがきっちりあっていたようで、届かなかったらしい。
続いて鍵を開けた気配を感じる。
「お邪魔しまーす♪」
「チョ、チョトマテクダサイ!」
なっちゃんの制止の声は一歩遅く、その人はふにゃふにゃした変な動きのまま、ベッドまで一直線に走ってきた。
「ケッケッケ♪」
「あ、愛理・・・」
1. うるさいから注意しに来たよ!
2. 社会勉強のために来ました♪
3.仲間に入れてもらいに来たよ♪
693
1!!!www
694
まあ愛理だと確かに2と3は有り得なさそうなので
1で
695
この流れは舞美ちゃんまで続きそうry
696
あんまりカオスなのはちょっとw
いくら恋愛と縁遠いところで生活しているとはいえ、この状況で何があったかわからないほどアホでもなかろう。
だけど愛理は何事もなかったかのように、その丸っこい目で、私たちを交互に見比べたあと、にっこりと笑った。
「ケッケッケ」
「はは・・・」
そして、私の方に顔をずいっと近づけてくる。
「あのね、明日早朝ロケがあるのね」
「う、うん」
「あと、学校の試験が近いから、宿泊所借りて勉強してたのね」
「なるほどですね・・・」
「そしたら、隣の部屋・・・あー、だからこの部屋ね。こっからギシギシギシッてすごい音して、舞となっきぃが騒ぐのが聞こえてぇ」
「ご、ごめん・・・」
「スタッフさんに様子を見てもらおうと思ったんだけど、直接私が来てよかったみたい。ケッケッケ」
「あの、愛理」
「千聖は大丈夫だよー?千聖の声は聞こえてないからね」
――ひええ・・お嬢様ちしゃとに甘いのに定評のある愛理ちゃん、さすがの仕打ちでしゅね。
「もうちょっとボリューム押さえてくれたら、私は特に言うことはないから安心してね。それでは皆様、おやすみなさいませ。ケッケッケ」
私たちを凍り付かせたまま、愛理はさわやかに微笑む。
1. ちしゃとに何かささやいて帰っていく
2. ちしゃとにおやすみのチューとやらをして帰っていく
3. どこかに電話しながら帰っていく
698
1でしゅね
699
1で
それもブラック愛理モードでw
700
1だなw
701
>>699
エレコがいいこと言った
一人一人の顔をじーっと見ながら帰る途中、愛理は千聖の耳にそっと唇を寄せた。
「・・・ね、・・・そう。ケッケッケ」
「あ、あの、フガフガ」
そのまなざしは完全にブラックさん。チャームポイントの八重歯が牙に見えるような邪悪なオーラ。
何を囁いたかわからないけれど、何かを吹き込まれた可憐なお嬢様ちしゃとは、瞳を揺らしてうつむいてしまった。
「ではでは、おやすみなされ、皆の衆!ケッケッケ」
バタンと扉の閉まる音がして、3人同時にため息をついた。
「・・・すべてが終わったかと思ったケロ」
「なっちゃんはもうすでにいろいろ終わってるから安心して」
「しどい!」
醜い言い争いを続ける私たちの横で、依然千聖は黙り込んでいる。
いったい、愛理に何を言われたというのか。
「ちしゃと…きょうはもうやめとく?」
「いえ、あの、そうではなくて、あの、どういったらいいのか、私」
(次から視点変えます)
数字とアルファベットでお願いします
1. ばかちしゃとに戻る
2. お嬢様のまま
A. 愛理に「私の時と同じようにすれば、舞も気持ちよくなるよ」と言われた
B. なっきぃがさみしそうにしてるよ、と言われた
703
1Bか2Aか迷いますが…
1Bだと舞様が不憫な気がするから2Aにしよう
704
ブラック愛理がAを言ったと考えたら戦慄したw 絶対Aだwww
1と2の選択は他の人に任せた
705
うむ2Aで
* * * * *
まさか、愛理がお隣のお部屋にいたなんて。
“千聖の声は聞こえていない”そういってくださったけれど、きっと心の弱い私を気遣ってくれているのだろう。考えるだけで、はしたない自分がみっともなくて、涙が出そうになる。
だけど、愛理は続けてこう言っていた。
“私の時と同じようにすれば、舞も気持ちよくなるよ”
愛理の時・・・。つまり、もっと大胆に、欲望を押さえずに、舞さんに接していいという意味なのだろうか。
舞さんはこういった行為をするのは初めてだと言っていたし、私は舞さんを怖がらせたくはない(元の明るい千聖もそうだと思う、舞さんを傷つけるのが何よりも嫌なはず)。
だから、本当に慎重に接してきたのだけれど、どうもあまり、舞さんは快感を得てはいないようだった。
きっと、愛理が言っているのは、そういうことなのだと思う。
なぜ、室内を見ただけで、愛理がそれを感じ取ったのかはわからないけれど・・・、彼女の言うことだから、間違いはないだろう。
「ちしゃと?」
私に初めてをゆだねてくれた舞さんのお気持ちを、無下にするわけにはいかない。
「舞さん、私、あの、もう少し、舞さんのこと」
「う、うん」
舞さんのかわいらしい大きな目。小さな唇。私の手で、その華奢なお体をもう少し温めて差し上げたい。
そう思うと、私の体まで、火照りを帯びてくるようだ。
愛理としたこと。それを脳裏に思い浮かべる。
1. じっくりキスしながら、体を触りあう
2. さっきのシックスむにゃむにゃの続き(HARDな感じケロ)
3. 指を入れてみてから考える
710
トイレ思い出すなあ
3
711
3でw
712
2も捨てがたいけどなぁ
「舞さん、私、舞さんに、気持ちよくなっていただきたと思うの」
「うん・・・」
少し怯えたような舞さんのお顔が、普段のはつらつとしたご様子とは違っていて、守って差し上げたいような不思議な気持ちを覚える。
「ですから、あの・・・最初は少し、痛みを伴うかもしれないけれど、千聖が知っていることを、舞さんのお体に伝えたいと思うのだけれど」
「い、痛いの?舞痛いのは苦手なの」
「その、個人差のあることですから・・・ただ、その、千聖がえりかさんや、愛理、それから舞美さんと触れ合ったときは」
「ち、千聖!」
「え?」
早貴さんが、あわてた声で私の名前を呼ぶ
なにか、いけないことを言ってしまったのだろうか。どうも私は、どこか配慮に欠けるところがあるらしい。傍らにいた舞さんのお顔も心なしか曇って見える。
「あの、」
そして、唐突に、舞さんが胸に顔を寄せてきた。
「きゃんっ」
「・・・他の誰かの話なんか、しないでよ」
「舞さん・・・」
幼い子のように顔を埋める仕草とその拗ねたお口ぶりがかわいらしくて、思わず頭を撫でてしまう。
やきもちを、やいていらっしゃるのだろうか。私は大好きな皆さんと覚えたことを、大好きな舞さんにもお分けしたかったのだけれど、それは口に出すべきではなかったのかもしれない。
「・・・まーまー、今のは聞かなかったことにして、千聖が舞にしてあげたいことをしてみよう?」
「早貴さん」
不穏な空気を感じ取った早貴さんが、明るい声で仕切ってくださる。
「ほら、舞も拗ねないでー」
「うっさいな、ギョカイのくせに」
そういいながらも、舞さんの表情は柔らかい。
仲直り、というほどのことでもないけれど、私と舞さんも、どちらともなく顔を近づけて、軽く口づけを交わして微笑み合った。
「・・・それで、あの、舞さん。
千聖の指を、埋めてもいいかしら」
舞さんの顔がこわばる。
「・・・やっぱ、それ、だよね」
「ええ。さっき、唇で触れたから、その・・・受け入れてくださる準備はできていると思うのだけれど」
少しの沈黙の後、舞さんは無言でうなずいた。
「・・・舞、千聖のこと信じてるから」
「舞さん・・・」
その言葉の重みは、じわじわと胸に響いて、舞さんへの愛しさへと変化していく。
優しく、しっかりと愛してさしあげたい。そんな思いがこみあげてきて、私は舞さんの細い肩を抱きしめて、ゆっくりとベッドへと誘った。
「あ・・・」
指で触れた舞さんのそこは、十分に湿り気を帯びている。
この状態なら、きっと大丈夫だろう。私は自分の人差し指を軽く唇で食んで、舞さんの中へゆっくりと潜らせた。
「っ・・・」
舞さんがじっと目を閉じて、体を震わせている。
「痛い・・・ですか?」
首を横に振る。
「わかんない・・・痛くない、けど、なんか、どうしたら、いいのか」
「まあ・・・」
1. 口づけで、怖さを取り除いて差し上げる
2. 上の方をさすって差し上げる
3. ゆっくりと動かしてみる
716
まぁ普通は1だよね
でも2も捨てがたいし
717
作者です
今日で完結の予定でしたがたくさんの方にご参加いただいてネチネチ書いてしまい終わらない予感が・・・
0時を回ったので今回はここまでとさせてください!
本日もありがとうございました
黒愛理ちゃん降臨などアイデアたくさんいただけて楽しかったです
次回は来週同じ時間開催できたらと思います
また告知をさせていただきます
ではおやすみなさいませ!
最終更新:2013年11月17日 21:25